むーのブログ

ほーき、ほーきと考えていたら徒歩1分の伊勢丹のビルの中の無印にお洒落な柄が取れるタイプを発見。庭ぼーきとは違うがベランダ用にいいな。

先端もデッキやモップにも替えられるって便利～。その昔時々Tシャツなど買ったが電化製品や家具もスタイリッシュだ。収納棚もいいのがあるな。

ついでにSALEの毛布なども買って帰る。MUJIカフェも当初わんが駄目だったのにわんこOKにテラス席がなっていた！

むーと久々にお散歩に行ったら中庭に綺麗な木の灯りが沢山♪三井の賃貸マンションとクイーンズ伊勢丹と言うスーパー、ドラッグストア、無印などが入る。

元々長い間、清水建設の古い広大な社宅跡地だったのが、うちが引っ越してきて間も無く「近隣説明会」なるモノが何度も開かれた。この界隈は区でも有数の景観が綺麗な住宅地として保護されている。そこに、容積率や建蔽率が、幹線に一部面している為、高いマンションが建つと分り、近隣は猛反発だった。私も折角いい所に引っ越して来たのに、、と反対派に名を連ねて活動した。話し合いに2年、建設から2年かかった。

１３F建と言う計画を知ったとき、くらくらした。敷地が広大な為容積率・建蔽率もクリアし可能なのだ。高さ制限の点だけが突っ込むポイントだった。我が家に直接被害は無いのだが一種低層の宅地が続く先に突然聳え立つ要塞のようなイメージで想像を絶した。既存の住宅地に対して南向きな為、日照も遮らない為法に照らすと建ててもいいという結論。話し合いの段階で、目隠しの白いパネルをベランダに低いマンションや住宅の為につける事、伊勢丹の出入り口は住宅地側に設けない事、店舗は地域にふさわしい品格のあるお店である事（安売りスーパーや深夜まで開くビデオ屋なども駄目）、営業時間は遅くとも22時まで、緑地部分や歩道を広く設け、近隣にも提供する事、、、などかなり細かく要望を出し、さすが大手ゼネコンと伊勢丹さんはかなりの譲歩でほぼこちらの要望どおりになった。ただマンションの階数を７Fまでにすべし、は駄目だったが。

反対はしたが高級賃貸としてライトアップされ、中庭の緑地なども地域のイメージUPに確実になっている。こうして都市は変わって行くのだが80年も前からの住民がいる地域でもあり、港区や渋谷区ほど意識も進んで無く世田谷区は特にマンション建築は大変な地域と聞く。

環境や建物の質の良さからか、この三井には欧米人も多く、インター帰りの子女が歌を口ずさんで通り過ぎるのを見ると「おー、この田舎も変わったわ」と。そして老犬の貴重なお散歩緑地としてとても有難い。だがお向かいのお宅は「ビル風がまともに吹くんですよ」と言っておられた。

確かに角地に行くと風が強い。六本木ヒルズや丸の内を歩くと分るが高い建物の間は風の対流が起きるのでやや風のある日などそこは強風となる。

説明会にも出席せずこの平和な環境が出来上がったと勘違いする知らん顔の住民もいる。意見・主張はしかるべくタイミングで法的にきちんとしないと弱者である近隣住民への配慮など生まれない。「皆で街を綺麗にしよう」って感覚は今の30台のママには希薄。自分ちは綺麗にしてても道路は絶対掃いたりはしない、、、。（人によるが）社宅には桜の落ち葉当番まであったので知らん顔して隣に落ち葉を固める方には驚くし気取っていてもお里が知れる。誰も見てないとここそ人の真価が問われると思うなあ～。

担当部署が管理してるのに当番だけは無くならなかった。門当番、階段当番、焼却炉当番など若い頃は「ザ・社宅」って感じで面倒だったがあの鍛えられた経験は自分に取って良かった。社宅上がりの方は空気が読めるしマナーがいいと感じる。・・・ってNYのセントラルパークで見た風でごーっと寄せて吸い上げるあのアメリカ的マシーン。あれがあれば良いわけよねっ？？

叔父の葬儀でご住職が思い出話をしていたが昭和2年に叔父が世田谷に家を建てたとき周りは畑ばかりでぽつんと一軒だけだったそうだ。

地方の旧家だけでなく東京にも80年、100年とそこに根付いた家や人達がいて日本人のルーツは農耕民族なのだ。

私はまだトータル13年ほどだが不思議とここが自分の居場所だと感じる。青春時代から15年暮らした地元は何故かずっといる場所じゃない気がしていた。風光明媚でいい所だがその土地に縁が深いか否かは大きな力で決められているのかも。江戸の町よ、これからも宜しく！JINを観てると私のご先祖か前世もこの中にいたのでは、、と思うのだ。

むーちゃんは見えないので下を確認しつつよいしょとお散歩に出る。若い頃はフライングして他所のお父さんをお迎えにかっ飛んだ俊足だったが。笑