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2004年04月16日
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カテゴリ: スポーツの話
長嶋茂雄・全日本代表監督が退院し、現在リハビリを行っているそうだ。


あえて長嶋ファンの批判を承知の上で書かせていただくと、
代表監督は誰か別の方に交替するべきだと思う。
じゃあ他に誰がいるの、といわれるかもしれないが、
後釜は誰か、という以前の問題として、本番まであと4ヶ月しかない
この時期に、未だリハビリ中で体を動かしたりしゃべったりすることも
思うように出来ないような人が代表監督でいるということが、
そもそも納得いかないハナシだ。


練習メニュー作成、合宿の段取り、或いは対戦相手の戦力分析など、
やることは枚挙に暇がないはずだ。
そういったことは担当コーチらがやるから、というのでは通らない。
現実に責任者が状態を把握しながら判断していく必要がある。

長嶋氏には他の人にないカリスマ性がある、
だから監督を交替する訳にはいかない、という人も多い。
しかし「カリスマ性」というものは、野球(しかもプロ)の監督を
やる上で果たして必ずしも必要なものなんだろうか?
もしそうだとしたら、長島氏が監督在任中のジャイアンツの
あの体たらくは何だったんだろう?
オリンピックで勝つためには、どうしても長嶋氏のあの切れ味鋭い


ここまで書いて理論的にもハッキリした。
未だカラダが万全でなく、采配にも疑問の残るお方が、
いくらカリスマ性を有しているとはいえ、本番前の大事な
準備期間にも顔を出せず、本番駆け込みセーフで采配を振るう、
というのはいくらなんでも無理な話だ。

うるさいぐらい論じられてきたはずなのに、
これでは何もならないではないか。

ここまで書いてきたことは、本音ではスタッフもファンも
み~んな良く分かっていることだと思うよ。
じゃあどうしてそれでもなおみんな長嶋氏に代表監督をやらせようとするかというと、
それは長嶋氏が「神聖ニシテ犯スベカラザル」存在だからなのだ。
要は長嶋氏不要論など唱えようものなら、世間が黙っちゃいない、
という空気があるからじゃないのかなあ。
それに今まで長嶋氏ひとりに「おんぶにだっこ」状態だった、
日本のプロ野球界。
長嶋氏しか頼るものがない、というのもまた真実だろう。
確かに偉大なプレーヤーだったということは疑うべくもないが、
それをことさら球界の「宝」として有難がる風潮(特にマスコミ)は大いに疑問だ。
これをいい機会として、日本のプロ野球界を、長嶋氏の呪縛
(ちょっと言い方が変かもしれないが)から解き放ってみてはどうだろうか?

断っておくが、何も私は長嶋氏が嫌いなわけじゃない。
長嶋氏には早く復活して欲しいと思うが、代表監督の人事というのは、
それはそれであくまで冷静に判断されるべきものであって、
五輪で勝つことが命題である以上、たとえファンの声援が長嶋氏をプッシュしても、
現時点で考えられる最良の選択(希望的観測などではなく)をして欲しいというだけだ。
とにかく「まず長嶋ありき」という考え方は、
チームにとっても、彼本人にとっても、ひいては野球界全体にとっても、
決してプラスにはならないと思うよ。





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最終更新日  2004年04月16日 23時28分23秒
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