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2004年04月30日
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カテゴリ: お酒の話
今日、某本格焼酎メーカーの営業マンが来店したので、
今後のイモ焼酎の見通しについて話を聞いた。

いうまでもなく今イモ焼酎は空前のブームの真っ只中にあって、慢性的な
品不足に陥っており、特に大手メーカーを中心に出荷規制が行われている中、
われわれの方にもなかなか商品が入荷しないという現状だ。

当初はサツマイモの収穫される9月頃には何とか、という見込みが
出たこともあったが、考えてみれば収穫、即、出荷が出来るわけじゃない。

だいたい新酒として出荷できるのが来年の1月ぐらいだということだ。

しかもすべての焼酎が新酒として出荷されるわけではない。

しかも今後のストック分のことも考えると、やはり少しずつしか出荷できない。

結局慢性的な品不足は、今の需要がしぼんでいかない限りは解消されないのだ。

でもひとつ感心しているのは、この空前のイモ焼酎ブームにもかかわらず、
蔵元やイモの生産農家に全く浮ついた姿勢が見られないことだ。

小売店の立場にしてみれば、原料イモにせよ焼酎にせよ少しでも増産してくれた方が、
今の供給不足を少しでも緩和することが出来るのは確かだが、
そこはかつてのバブルの痛い教訓がしっかりと生かされていて、
農家も蔵元も安易な増産には走らないのだと思う。

ブームなんてのはホントに当てにならないものだからね。彼らの判断は正しいと思う。

でもその陰では痛ましい事件もあるらしい。

イモの生産者と焼酎の蔵元の仲介役である「仲買人」と呼ばれる人たちがいるのだが、

仲買人が、その責任を感じて自殺したということだ(それも一人ではなく複数人!)。

人を幸福にするためのお酒が造られるその陰で、
不幸を背負い込む人間が存在するというのは、なんともやりきれない。





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最終更新日  2004年04月30日 22時48分47秒
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