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2004年11月16日
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カテゴリ: 業界ネタ
今日は中小企業家同友会の「経営研究集会」に参加する。
私の参加した分科会の報告者は、この会の代表理事でもある、
『宮崎本店』さんという地酒の蔵元の宮崎社長だ。

この『宮崎本店』さんという蔵元は、この地域の蔵元の間では「異端」で通っているらしい
(あくまでご本人が言われたことだが......参考までに)。
「異端」というと聞こえは悪いが、要は「先進的」ということなのだ。
特に清酒業界自体が古い体質から脱却できていないから、時代がついてきていない、というべきか。

例えばここは「ISO・9001」を取得しているのだが、全国の酒蔵の中では第1号だし、
また「ISO・14001」に至っては清酒業界では全国でまだここだけなのだ。

それだけでなく「顧客満足」の考え方が全社員にキッチリと共有されているし、
「経営理念」も成文化されているだけでなく、ここの製品のラベルにもしっかりと印刷されていたりするのだ。
しかもその発案者が一介の女子社員だというから驚きだ!

ちょっと世間での評判が上がったからといって、すぐにテングになってしまうどこかの蔵元とは大違いだ。

ただ宮崎社長も、単に「異端」と呼ばれるのにはちょっと抵抗があるとのことで、
酒造り自体は伝統産業でもあり、奇をてらうことなく「正統派」を貫いているとのこと。
つまり製造手法は「正統派」、経営手法は「異端」ということなのだろう。
まあ「異端」とはいえ、時代が追いついてくればそれは「異端」でなくなる。
いつの時代でもパイオニアたるものは、常に異端児扱いされてきたわけだからね。

そしてこれはわれわれ小売の側の業界にも当てはまる。
酒販業界というのも古い体質を引きずっているところだけに、

例えばちょっと変わった売り方をするところが出てくると、すぐに「変わり者」呼ばわりをするところがある。
初期のディスカウンター然り、特定の酒類に特化した専門店然り、出始めの頃のネットショップ然り..........。

ただそうやって「変わり者」呼ばわりされた者たちが、結果的には市場の表舞台を
大きく占めることになったわけだから、結局は「変わり者」でもなんでもなかったわけで、
古い考えを引きずる他の店が時代の変化の予兆を察知できなかっただけのことなのだ。


「異端児」「変わり者」という呼ばれ方をすることは、商売人にとっては名誉なことなのかもしれないな。
もちろんお客の支持を得るためには、「正統派」であることが前提になるのだろうが。
「正統派・異端系」目指して頑張ろう!





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最終更新日  2004年11月16日 21時26分49秒
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