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2005年01月07日
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カテゴリ: 業界ネタ
アサヒビールがいよいよ『第3のビール』に参入するそうだ。


『第3のビール』とは言わずと知れた、ビールでも発泡酒でもない、
サッポロ『ドラフトワン』に代表される、税制の盲点を突いて酒税額を低く抑えた、いわば『節税ビール』だ。
サッポロ『ドラフトワン』が予想以上の大ヒットになったことに刺激されて、追随するのだろう。

ただこのカテゴリーの酒税率を上げるのどうのと、昨年末スッタモンダした経緯がある。
そのあたり今後の展開もまだまだ流動的だというのに、
今この時期に参入するというのもどんなもんなんだろう?
もしビール・発泡酒・第3のビールの酒税率がイーブンに揃えられたら、
発泡酒や第3のビールは存在意義を失ってしまうと思うのだが。


アサヒビールにとっては魅力的だということなんだろう。
今現在ビールで圧倒的なシェアを誇っているのだから、もっと悠然と構えていればいいのに。

まあ確かに第3のビールなどに対する消費者のニーズというのはもはや無視できないんだろうし、
ニーズがあるからこそ対応するのだ、というメーカーの姿勢もある意味当然かもしれないが、
そもそもこういった廉価モノのビール類のニーズというのは消費者の側から沸き起こったものじゃなく、
結局はメーカー側の「売らんかな主義」によって“創り出された”ものだ。

せっかく今回のビールメーカーのリベート廃止によって、利益を生み出していける下地が整ったというのに、
商品自体がより単価の低いものにシフトして行っては何にもならない。
それをシェアトップのメーカーが進んでやろうとしているのには、どうも納得がいかない。

結局当分ビール業界はこのまま「質より量」の路線を突き進むんだろうな。
もはや国産大手ビールメーカーに“高品質の”“旨い”ビールを求めるのはムリか。





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最終更新日  2005年01月07日 20時22分29秒
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