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2005年09月05日
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カテゴリ: 業界ネタ
(........昨日からのつづき)

問題は清酒・焼酎の720ml瓶だ。

店頭で見ていただければよく解るのだが、このサイズの瓶は同じ容量とはいえ、
商品によって形状や色・質感などがてんでバラバラだ。
オーソドックスな形の茶色瓶も使われているが、そこから色を変え、形も変え、
すりガラス瓶にしたりというように、商品に応じて様々なバリエーションが生まれた。
いわばそれらは蔵元の「こだわり」の産物でもある。

もちろん前に書いたように、空瓶の規格が揃わなければ回収→再利用は無理なわけだから、
業界こぞってこのサイズの瓶の再利用を推し進めようとすれば、必然的に蔵元の

これらの瓶の再利用が実現するかどうかは、ある意味蔵元がこだわりを捨てられるか
どうかにかかっているのかもしれない。

でも考えてみれば、1.8L瓶に関してはもともと一部の商品を除けばどこの蔵元でも、
オーソドックスな規格瓶を今まで使い続けているわけだから、720ml瓶でも
同じようにやろうと思えば出来ないことはないはずだ。
どうしても差別化したいなら、ラベルなどの工夫ですればいいだろう。
あくまで肝心なのは中身なのだから。

そういえば清酒業界では今から10数年ほど前に、やはり同じような発想で
統一のリターナブル瓶を作ろうということになり、実際に500mlの瓶が作られ、
一部のメーカーで使用されたことがあった。

ただこれは結果的にはほとんど広まらなかった。

今ではほとんど見かけなくなってしまった。

失敗の要因として考えられるのは、
まず第一に500mlという容量の中途半端さ(清酒の場合、主流は720mlだ)、
それから色(当時としてはちょっと奇抜なイエローグリーン)、
そして最も大きな要因は回収ルートが設定されてなかったことだ。


業界としてはこの時の反省を踏まえて、出来るだけ早い時期に小瓶のリユースに向けた
取り組みを始めてほしいものだ。
720mlの容量でUVカットのブルー瓶(焼酎なら茶色か黒あたりかな)を使えば、
それほど抵抗もないと思うのだが。

とりあえず流通経路の整った大手メーカーから始めて、何とか軌道に乗るように
努力していってもらいたいと思う。
現状を考えると可能性の乏しい話かもしれないが、それほどまでに酒販店段階での空瓶処理が、
非常に重荷になっているということなのだから。





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最終更新日  2005年09月05日 17時45分14秒
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