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2007年05月25日
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カテゴリ: 業界ネタ
先日、あるワインインポーターの営業の方と話をしていたときのこと。
話が、ネットショップのことに及んだ。

ご存知のように今やワインといえば、ネットショップ業界の中でも非常に注目されているカテゴリーのひとつで、
有名店の中には、ひとつの商品を数百本単位で売ったりする店もあると聞く。

そういった商品の中に、たまに当店でも扱っている商品も見受けられたりするのだが、
コレがまたかなり安い値が付けられているのだ。
まあおそらく仕入れる単位もケタが違うんだろうから、
仕入れ価格もウチあたりとはかなり開きがあるだろうことは、容易に推察される。

で、件のインポーターの商品にもそれに該当するものがあり、私は少々嫌味をこめて、

やっぱり数がまとまるとおたくもかなり安く卸してるんだろうね。」と振ってみた。

するとその営業マン曰くは、
「いや、ウチは納入単位がどれだけ大きくなろうとも、まったく値段は安くしていない」とのこと。
最初はちょっと眉唾モノの答えだな、と思っていたものの、話を聞いていると納得。
こういう派手な売れ方というのは、インポーターも大喜びかと思いきや、実はあまり嬉しくないのだそうだ。

ひとつの商品がポーンッとブレイクすると、インポーターは在庫を切らしてしまう。
あまりの人気に追加輸入のリクエストの声が高くなり、ようやっと追加発注したはいいが、
荷物が到着するころになるともうすっかり熱も冷めてしまっている、そういったことが往々にしてあるらしい。

またもともと地道な人気の続いていた商品が、ある日突然ネットショップの影響でブレイクしたとする。
しばらくの間はそれこそ面白いように売れるが、その波が引いた後がまた悲惨。
以前の人気もどこ吹く風、すっかり「落ち目の三流品」の如くに成り下がってしまうというのだ。


長期間に渡って堅実な売れ方をすることが、商売上はもっとも理想的なわけだが、
時折起こるネットショップの「ブレイク現象」が結果的にインポーターを振り回すことになる、ということだ。
まったく、たくさん売れるのも良し悪しだな。





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最終更新日  2007年05月27日 21時12分25秒
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Re:迷惑なブレイク  
なるほどですね~。
ブレイクってのはやっぱりある意味「迷惑」なんだってよくわかる事例ですね。
何事も堅実にってのが、大切なんですね。
安売りがいいとは僕も全く思わないし、逆に異常に高い価格なのもどうかと思います。

僕は、お酒に対しての愛情がない酒屋さんとかは嫌いです。
逆に、お酒には愛情と誇りは溢れてるんだけど、お客に対して愛情を感じない酒屋さんもあるんだなぁ(笑)。

ネットで人気が出てる焼酎からは手を引くことが多いのは、そう言った事に引っ掻き回されたくないんです。そう言う意味でネットでの人気度チェックは欠かしません(笑)。 (2007年05月25日 22時10分28秒)

Re:Re:迷惑なブレイク(05/25)  
エイクマン6954さん、こんばんは。

>何事も堅実にってのが、大切なんですね。
>安売りがいいとは僕も全く思わないし、逆に異常に高い価格なのもどうかと思います。

やっぱりあらゆるモノには、必ずそれに見合った「適正価格」というものがあると思うんですよ。
で、それを大幅に上回ったり、あるいは下回ったりしているものについては、何らかのカラクリ、もしくは裏事情が存在するわけです。
その「適正価格」というのを見極めるのも、ある意味難しいことかもしれませんが、そういう目を日々養っていきたいもんですよね。

>僕は、お酒に対しての愛情がない酒屋さんとかは嫌いです。
>逆に、お酒には愛情と誇りは溢れてるんだけど、お客に対して愛情を感じない酒屋さんもあるんだなぁ(笑)。

たまにありますね(笑)。
お酒への愛情が嵩じて、かえってお客さんのことがないがしろになっているお店が。
悪気は無いんでしょうけど、我々酒屋は誰のお金で生活させていただいてるのかといえば、答えは明白ですもんね。

>ネットで人気が出てる焼酎からは手を引くことが多いのは、そう言った事に引っ掻き回されたくないんです。そう言う意味でネットでの人気度チェックは欠かしません(笑)。

そういえばいまどきは、ビールや大手メーカーの商品などは地元の酒屋で仕入れて、プレミア焼酎などの希少な商品はネット販売で調達するという、そんなタイプのお店が結構ありますね。
我々としては、もう勝手にやって、って感じで見てますけど、これも顧客の欲求に応えるため、という釈明には苦笑せざるを得ませんね(笑)。

(2007年05月26日 00時50分59秒)

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