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2007年10月31日
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カテゴリ: 業界ネタ
毎年春と秋の2回、限定発売される 『赤霧島』

ご存知も方も多いかもしれないが、
『霧島』というブランド(今では黒麹モノの『黒霧島』の方が圧倒的によく売れているが)で
長年焼酎を造り続けてきた蔵元が、『ムラサキマサリ』というちょっと特殊な芋を使用して造ったもので、
とにかく数が少ないがゆえに、我々のところにも思うように入ってこない。

我々のところには数多くのお客さんからのリクエストがあるものの、
入荷については卸店サイドでの「割り当て」になっているので、もちろん需要を満たすだけの入荷は期待できず、
やむなくお客さんに対しても「割り当て」をせざるを得なくなるのだ。


しかし今回は、今までに比べてお客さんからのオファーが少ない。
オファーが多ければそれだけお断りすることも多いわけだから、
そういう意味では少なけりゃ「助かる」ことには違いないが、ちょっと腑に落ちないでいた。

しかし先日、何となくそのわけが分かった。
コンビニで軒並み売られているのだ。

いや、コンビニで酒類を扱う店が多くなってきたことなど重々承知しているから、それ自体どうこう言うつもりはないが、
それでも今までは『赤霧島』のような特殊な商品は、あまり店頭で見かけることはなかった。
それが今年はどこのチェーンのコンビニに行っても、たいてい6本ずつ置いてあったりするから、
つまり売れる売れないに関わらず、一律に6本(=1ケース)ずつ配下されているとみることが出来る。

しかしどうもコンビニでそう売れてるようにも見えない。
実際私がよく行くある店など、最初に見たときとその5日後に見たときも、本数は変わっていない、

そういえばこの蔵元の『黒霧島』という商品が一時品薄になって、
我々のところへも出荷規制が掛かって思うように入ってこなかったときも、
コンビニには普段通りに売られていたことがあったっけ。

要はコンビニのような全国チェーンに対しては、どうしても一律に商品供給しなければならないし、
断れば他のレギュラー商品の扱いにも影響が出かねないから、

それはそれで商売上ある意味必然だから仕方が無い。

ただ単純に考えて、我々のように欲しいというお客に対してお断わりしているようなところは無視して、
売れるか売れないか分からないようなチェーン店に商品に回っているという、需給のいびつな面を見せ付けられると、
どうにも納得のいかない部分があるのだ。

それにもっと困るのは、私が「商品が入らなくて......」とお断りしたお客さんが、
コンビニでその商品を見かけて、「あの野郎、本当は隠し持ってやがったな!」などと、
あらぬ誤解を受けることだ。
そんなつまらぬことで店の信用を落としたくは無いし、何とか考えてもらいたいものだ。





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最終更新日  2007年10月31日 17時43分11秒
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