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2008年04月02日
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テーマ: たわごと(27646)
カテゴリ: 何かヘンだぞ
先月末でガソリン税の暫定税率が期限切れを迎えたことを受けて、

昨日や今日あたりは、その様子をマスメディアがレポートしているのが目に付いたが、
その際に「赤字覚悟で」というフレーズが、お約束のように使われている。

なるほど、今のガソリンスタンドの現状を表すのに、これほどしっくり響く言葉は無いかもしれない。
しかしメディアがこの言葉を使えば使うほど、この言葉が独り歩きを始めているように感じるのは、私だけだろうか?

ガソリンは安ければ安いに越したことは無い、消費者としては当然の感覚だ。
そして消費者の代弁者たる「錦の御旗」を振りかざすマスメディアは、もちろんそういった感覚を後押しする。
だから「赤字覚悟」という言葉の乱用はともすれば、

逆に赤字を恐れてガソリン価格を下げない小売店を、相対的にネガティブに映し出してしまう。

言うまでもなく商売というのは、儲けがあって初めて成り立つもので、
「儲け度外視」などという商売は基本的に有り得ない。
まあ「損して得取れ」という考え方もアリだから、
ここで価格を下げる下げないというのは、あくまでもその店主の経営判断によるだろう。
しかしそこに必要以上にマスメディアの監視の目が介入すると、
その判断も適正に下すことが出来なくなってしまうのではないか。

今朝観ていたテレビ番組でも、
レポーターがガソリンスタンドが乱立している通りに出て、定点観測するといったレポートをしていたが、
放送している間にもガソリンの価格はみるみる変わっていく。
そして、「その番組を観てガソリンを買いに来た」というお客のことを、嬉々として伝えているのである。


報道だから事実を伝えるのは大事なことだ。
しかし、たとえ恣意的でないとしても、特定の言葉を調子に乗って使うことで、
視聴者に偏ったイメージを植えつけてしまう可能性がありはしないだろうか?
値下げに踏み切ったスタンドにしても、経営的に如何ほどの苦労を背負い込んでいるか分かったものではないのだから、
「赤字覚悟」などという美辞麗句を安易に使って美化しては、失礼というものだろう。


この問題が切羽詰るまで放置していたことはともかく、
月初からのガソリン価格の下落を当然見越していたはずなのに、スタンド側に何らフォローする気配が無い。
中小の小売業者を見捨てるつもりなのだろうか?





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最終更新日  2008年04月02日 22時16分06秒
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