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2010年08月19日
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テーマ: 少年野球(741)
カテゴリ: スポーツの話
テレビで高校野球を観ていると、「ジャンケンで勝った●●高校が後攻めです」と言っているのを耳にする。

ということに気付いたとき、ある思い出が頭の中に蘇ってきた。



ムスコが小学校の学童野球をやっていた頃、先攻後攻をキャプテン同士のジャンケンで決めていたが、
実はこのジャンケンに強いか弱いか、というのが極めて重要で、極端な場合だと、
ジャンケンの勝敗が決勝トーナメント(以下、決勝T)進出を左右するケースもあったりした。
にわかに信じ難い話かもしれないが、実際に息子のいたチームが
それで決勝T行きを決めたことがあったのだから、本当のハナシだ。



話は少々ややこしくなるが、当時のこの地区の学童野球の大会では、

その順位の決め手となるのが、
(1)勝ち点、(2)勝利数、(3)直接対決の結果、(4)得失点差、(5)総得点、という順番だ。
ちなみに「勝ち点」は、勝ち=2点、引き分け=1点、負け=0点で計算する。

だいたいは勝ち点だけで決まるが、例えば4位と5位が全く同じ星取り状態なら、
(1)と(2)の数では全く並ぶことになるので、当該チームの直接対決で勝った方が4位になる。
しかしこれも「引き分け」というケースがある。
そうなった場合に「得失点差」の出番が来る。



さてここでちょっと話は変わるが、学童野球というのは通常7回までで終わる。
コールドゲームの適用もあり、最も早いのでは「3回で10点差」というケースがある。
そして両チームの実力差がかなり開いてる場合は、当然その「3回コールド」になる場合が多いが、
その時強い方のチームが仮に1イニングに5点ずつ取って、相手には1点も与えない、と想定しよう。


しかしもし後攻ならば、3回表に弱い方のチームが0点に終わった時点で「コールド成立」となるので、
強い方のチームには3回の裏の攻撃は回ってこなくなり、得点も5点×2回=10点どまりになる。
この差は大きい。
得失点差で他チームとの比較になった場合、これが決め手になることも往々にしてある。

私たちのチームも、あるとき3回コールドで勝った試合で、3回表に一挙12点を取った。

結局これが決め手となってギリギリで4位に滑り込んだのだ。
ちなみに得失点差で5位に甘んじたチームは、私たちがコールド勝ちしたのと同じ相手に対し、
同じく3回コールドで勝ったものの、後攻めだったために得点が少なかったのだ。

だから自分たちよりも著しく格下のチームと試合をするときには、必ず先攻を取れ、
というのは鉄則になっているのだ。
それにはジャンケンに強くないといけない、というわけだ。



さて翻って当時キャプテンを拝命していたわが長男だが、これがジャンケンにはからしき弱く、
先攻後攻を決めるジャンケンには結構プレッシャーが掛かっていた、とも後から聞いた。
ときにはジャンケンをするときだけ他の者に変わってもらったりしたこともあるらしいから、
まったくたかがジャンケンと言って侮ってはいけないのである。





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最終更新日  2010年08月19日 17時11分08秒
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