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2013年01月29日
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テーマ: ニュース(96643)
カテゴリ: 何かヘンだぞ
大阪市立桜宮高校の教師体罰問題、そしてそれに対する橋下市長の対応、
これらにまつわるあれやこれやの報道に、日々繰り広げられている。
私にもいろいろと考えさせられるところがあったが、ただ報道が過熱するにつれ、
論点がどんどんぼやけていっているような気もしている。



改めて問題を整理してみると.....バスケットボール部のキャプテンが、
顧問の教師の体罰に耐えかねて自殺した.....単純に言えばそういうことだ。
ここでまずやらなければいけないことは、当事者と周辺の人物に対する事情聴取、
そこから事件の全容を明らかにすることだと思う。
その上で当該教師に対する処分を下す。


このような事件が起こった背景について、深く掘り下げていかなければいけない。



そこにはまず第1に、指導者の指導力の欠如、というものがあろう。
真に優れた資質を持った指導者ならば、体罰に頼らずとも、子供たちに結果を残させることができるはずだ。
桑田真澄氏もインタビューの中で言っていたが、体罰とは「絶対服従」という前提の下で行われる暴力であり、
その中身に正当性があるかどうかにかかわらず、それは“卑怯”以外の何物でもないはず。
にもかかわらずそれに頼ってしまうのは、指導力不足と言われても仕方ないのではないか。

そして第2に、いわゆる「勝利至上主義」、そしてそれを実現させる指導者への過度の依存があろう。
実績を上げた教師に対して、学校関係者や保護者がモノ申すことができない、という現実がありはしないか。
そしてそのあとに、学校の体質、ひいてはいわゆる「体育会系」体質、ということが問題になってくる。

そう考えていくと、これはもう桜宮高校だけの問題ではなく、全国の学校すべてに関わってくることだ。
現実に学校現場での体罰というものが、幅広く行われているということは、十分に想像できることだ。


自分が若いころ受けた体罰をポジティブに捉えると、彼が指導者になった時に同じような体罰を行う、というわけだ。



まずは今一度体罰の全面的禁止を再確認し、行ったことが明るみになった場合は
いかなる場合であっても、程度の軽重を問わず厳正に処罰する。

そして「体罰は悪」ということについてのコンセンサスを、教師、生徒、保護者の間で共有することだ。
今まででもタテマエの上では禁止されていたものの、


そんな空気を一掃する意味でも、公立校では教師の一校の在任期間に上限を定めることだ。
部活動で輝かしい実績を上げた教師は、とかく同じ学校に長期間居座る傾向があるが、
それをしてしまうと、ヘンにカリスマ性が醸成されてしまいかねないからだ。

また教師から古臭い体育会系体質を抜き去る意味でも、常に最新のメンタルコーチングの理論の習得を義務付ける。
新しいものと古いもののはたしてどちらがいいのか、という議論も起こるかもしれないが、
体罰を使わずに済む可能性が少しでも大きいなら、迷わず取り入れるべきだ。
第一、スポーツ先進国といわれるところで、いまだに体罰に頼っている国など、聞いたことがない。



どちらにしても時間の掛かることには違いないだろう。
しかし教育なんてそもそも、そんなすぐに結果が現れてくるようなものではないのではないか。

「入試の中止」や「教員の総入れ替え」といった、一見唐突で小手先の施策を打ち出した橋下市長も、
おそらくそのあたりのことは考えているに違いない。
しかしこのところのマスコミ報道は、彼の言ったことの単なる是非に矮小化されてしまっていて、
あまり問題の本質を突いていると言えない。
それが少々残念だ。





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最終更新日  2013年01月30日 00時12分46秒
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Re:体罰問題の核心とは?(01/29)  
noahnoahnoah  さん
マスコミにだまされています。あれは「体罰」ではないですよ。
自殺した生徒は罰を受けなくてはいけないような悪いことはしていなかったそうですから。
苦痛と恐怖で生徒を支配するための虐待行為であり、ただ見せしめのために暴力をふるわれていたようです。
家畜以下の存在として子供が扱われているわけですが、異常に体育会系が大好きなマスコミは、「体罰」問題として扱って欲しいみたいです。

学校で教師や他の生徒に虐待を受けても自殺しないようにするための対策をうつべきだと思います。
大人も同じですが、組織性の虐待などのストレスで心の病気になってしまうと、本人からは何も言えなくなってしまいますので、信頼のおける外部機関による定期的かつ強制的な調査やカウンセリングで救ってあげる必要があると考えます。
外部機関が監視していれば、モンスターの発生も抑えられるでしょう。
(2013年02月06日 12時47分19秒)

Re:体罰問題の核心とは?(01/29)  
ぴかぴ さん
こんにちは!

親の立場としては、ものすごくショッキングな事件でした。マスコミはいつも「体罰」という言葉を使いますが「暴力」でいいのではないかと思いましたよ。
それと、暴力がダメなのは勿論ですが、自殺もいけないと、しっかり教えた方がいいかとも思いました。子どもの自殺なんて切な過ぎる。何も悪いことなどしていないし、何かができなくてもまだまだ可能性があるわけだし。せめて逃げることができてたらなと。親御さんのことを考えると辛いです。

それとこの事件は大阪だったので、果たしてどのあたりまで報道されるかなと思っていたのですが、その後、柔道の体罰問題が出てきて、なんとなく消えかけな気がします。穿った考え方ですが、消したかったのかなとも思いました。
柔道の場合はコーチや連盟の資質の問題ですが、高校の場合は教育の問題で、コレをごっちゃにしてはいけませんよね。

それと、この事件が橋下さんがいたということで、良い意味でも悪い意味でも、公になって騒がれたのは良かったです。以前だったら多分マスコミも市教委もウヤムヤにしたと思う。最後までぎっちり報道して暴力追放の啓蒙になったら…マスコミもそのくらいの役に立って欲しいです。

(2013年02月10日 15時42分11秒)

Re[1]:体罰問題の核心とは?(01/29)  
noahnoahnoahさん、こんばんは。

別にだまされてるなんて思っちゃいませんよ(笑)。
こういった「暴力行為」も含めたうえで体罰を問題化しないと、必ず“多少の”体罰は必要なのでは、という肯定論が出てきますが、どこで線を引く、なんてこともできないし、運用されずに終わってしまうのがオチです。
マスコミが特に体育会系大好きだとは思いませんが、問題を表面的に取り上げて、特定の論点に矮小化するのは好きみたいですね。
外部機関の監視もある意味有効だと思いますが、あくまでも対処療法であって、問題の根本をほじくり出す施策をもっと他に考えないといけないと思います。

(2013年02月13日 00時17分56秒)

Re[1]:体罰問題の核心とは?(01/29)  
ぴかぴさん、こんばんは。

おっしゃる通り、橋下市長の発言でがぜん注目が集まった、ということは言えると思います。
私もすべての事例を記憶しているわけではありませんが、教育委が通り一遍の会見を開くだけで、自治体首長が表に出てくることはあまりなかったですからね。

体罰だけでなく、いじめやその他の問題に関してもそうだと思いますが、学校がその存在を素直に認めることからしか、始まっていかないようにも思います。
隠すのではなく公にして、その上でその対処方法について学校なり教員を評価するようなシステムにしないと、この先何も変わっていかないようにも思えます。

(2013年02月13日 00時22分21秒)

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