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2015年04月20日
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カテゴリ: 業界ネタ
自民党が「酒の安売り」の規制を盛り込んだ、酒税法改正案を議員立法で提出するという。


そのニュースを聞いて、一瞬わが耳を疑った。
10年くらい前ならともかく、何をいまさらそんなこと言ってんの!? って感じだ。

確かに酒の安売りは、一般消費者には分からないかもしれないが、かなり異常なのは確かだ。
特に缶ビールなど、スーパーあたりで売られてる価格なんてのは、
私達一般酒販店が問屋から仕入れるよりもはるかに安いくらいだから。

ただ、今これを多少是正したところで、今までスーパーで買ってたお客さんが今後、
一般酒販店で買うようになるかといえば、もちろんそんなことはない。

’90~’00年代に酒販免許の緩和が進み、量販店などにどんどん免許が下りるようになって、

今頃「町の酒屋を守る」などというお題目が出て来ること自体、筋違いもはなはだしい。

そもそも本当に「町の酒屋を守る」ということなら、その要請の出どころはどこなのか?
普通に考えれば酒屋の組合だろうが、小売酒販組合には今やそのような力はない。
となるとどこか他のところからの要請があったとしか思えない。

考えてみると、この法案が通って得をするのは誰だろう?
それはもう、安売り渦中にある大手量販店を置いて他に無い。

安売りなんていうのは恐ろしいもので、一旦値段を下げるとそれを元に戻すのは至難の業だ。
しかも同業他社がお互いしのぎを削る中では、おいそれと引くことはできない。
要するに典型的な“消耗戦”なのである。

どの業者も価格を、採算の取れるある程度のところまで戻したいと思っているだろうが、
同業他社の動向や消費者の目を気にすると、なかなか思うようにはならない。


そう、どう考えてもこれは、大手量販店保護を目的にした法律改正だとしか考えられない。
それを「街の酒屋を守るため」などと言われているのは、完全にダシにされてるとしか思えない。
まったく舐められたものだ。

あえて言うと私自身、この法改正についてはまったく他人事として受け取っている。
価格面以外であえて“選ばれる理由”が備わってないと、街の酒屋は生き残っていけないし、





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最終更新日  2015年04月21日 00時53分14秒
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