カケラ紡ぎ

2007/05/22
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カテゴリ: 学校
この話は俺と同じ高校だった友達Sとの少し昔の話である。
何故この話をHPに書こうと思ったのか、それは俺が夏にSに逢いに行くからだ。
Sと逢うのは久しぶりでかなりワクワクしているので思わず日記に書いてしまう。



俺には友達は居なかった。
でもある自習の時間。
号で1年だけ残され隣の号であるSとその仲間達が俺に話しかけてくれた。
「ヴィジュアル系すき?」Sの第一声だった。
俺は「V系はあまり知らないけどゴスパンしてるよ」っと言ったら何故か意気投合
その後ずっと行動をともにすることになった。

お風呂も一緒に入るようになって
色々服についてや地元の話をしては盛り上がった。
馬鹿みたいにくだらないことでも笑ったりして
ほんとあの時の俺はキラキラしてたと思う。

消灯後、夜中の3時くらいにもう先輩も眠ってしまって
フロアで2人といつも一緒にいるグループでお菓子を食べながらくっちゃべって
メェルを打ったりひそひそ声で話したりして
いい思い出しか残っていない。

俺には高校に入るまで『友達』がよくわからなかった。
完全寮生活の全寮制高校に入ってからそれが序所に解るようになった。
「ああ友達ってこういうんだ。」って毎日の夜中の密談が楽しくて仕方がなかった。

その後の思い出といったらろくなものが残っていないのだが
最後の最後、本当に最後は俺とSはまともに口をきかないまま俺はその学校を去ることになった。

でも祖父の墓参りの時に近くの公民館で
部活の練習をしているとSからメェルをもらったので父にその公民館まで行ってもらった。
久しぶりに逢うのでドキドキしてしかたがなかった。

久しぶりに見たSは部活動に真剣に育んでいて。
俺はホッとした。

久しぶりに逢ったと思ったらいきなりドロップキックですかコノヤロー
っと思いつつも「逢いたかったぜ」と笑いながら公民館の裏でしゃべってた。



ここまでがSとのリアルで逢った思い出の最後だ。
その後Sとはメェルやら電話やらで色々連絡を取り合っている。

今年の夏にはSが住む土地に行く予定だ。





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Last updated  2007/05/22 06:47:53 PM
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