確かにそうだけど、元ネタもこの順番で聞くんだよねぇ。
元ネタだとお父さんなんてハナから出てきもしないし…
これでも頑張ってお父さんを登場させたんだよ?(笑)

<追記>とりあえず一行挿入してみた…
(2007.02.28 06:31:58)

続・ぐだぐだな日々

続・ぐだぐだな日々

2007.02.27
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カテゴリ: 怖い話
今回はこの手の話が苦手な人の為に「肝となる部分」は反転して記入します。
以下でちょっと練習してみますか?
以下の◎から△までドラッグしてみて下さい。



こんな感じで隠して書き込みます。
読めてますよね?




大丈夫でしょうか。こんな感じで要所要所で隠します。
どんな事が書かれているのか想像しながら読むのも面白いかも?

これから書き記す話は学生時代に聞いた話で、比較的有名な話です。
途中で知っていると気付いた場合は、おさらい感覚でお読み下さい。




この話の主人公は女性。名前を「由貴」といいます。
裕福な家庭に育ち何不自由のない生活を送っていました。

19歳の時、2つ年上の「浩之」という21歳の恋人ができました。
大学の英会話サークルで知り合い、気の合った2人は自然と恋人の関係に…

幸せだった2人でしたが、浩之の海外留学をキッカケに破局を迎えます。
浩之が日本との遠距離恋愛に、たったの1ヶ月も気持ちが持たなかったのです。

2人の関係は終わりを迎えましたが、由貴には大きな変化が起こっていました。
由貴は浩之の子供を身ごもってしまっていたのです。


既に別れた男性との子とはいえ、この世に生まれた1つの命を消してしまう
「胎ろす」という行為、由貴としては全く考えられませんでした。

しかし由貴の両親は厳しい人であり、相談しても胎ろすよう説得されるのが




親には語学留学と嘘をつき出産、大学を卒業するまでは保育所に預けてでも
なんとか親の助けを借りずに育てていこう、というものでした。




それからの由貴の毎日はそれはそれは大変なものでした。

出産の為に貯金を使い果たした由貴は、子供の為にアルバイトを始めました。
一日中子供を託児所に預け、授業の無い日やお休みの日は子供と一緒に過ごす生活。


体に無理が出るのも時間の問題であり、そんな生活は数ヶ月ともちませんでした。
由貴はとうとうノイローゼになり、現状を維持することが難しくなってきました。
そんな心身ともに疲れきった由貴の下した判断は驚くべきものでした…



子供を捨ててしまおう。
なんと由貴は駅のコインロッカーに生後数ヶ月の子供を捨てる決断をしました…





そして決行の日、由貴は大量の酒を飲み、乗ったことのない電車に乗り、
見知らぬ土地の見知らぬ駅、そんな場所を由貴は自然と選んでいました。

帰り道、由貴の頭の中では緑色のコインロッカーを閉める瞬間の映像だけが
くり返しくり返し駆け巡っていました…


ふと気がつくと、由貴は病院のベッドの上にいました。
「ここはどこだろう?どうして私はこんなところにいるのだろう?」
いくら考えても全く思い出せません。それどころか自分の名前さえ…

由貴は帰り道、信号を無視して横断歩道を渡り交通事故にあっていたのです。
その事故のショックで記憶を失っていました。

入院生活は長いものとなり、3年の月日が流れていきました。
名前や家族は認識できるようになったものの、記憶の一部はいまだに消えたまま。
あの事件のことも…


25歳になった由貴は社会復帰を果たしました。
保険の外交員となり、色々な場所を飛び回るようになりました。

そんなある日、たまたま訪れた駅で由貴の体に変化が起こります。
そう、例のあの事件の駅に偶然来てしまったのです。

荷物の多くなった由貴はお客様の元へ訪れる前に荷物を預けておこうと
駅のコインロッカーのある場所へ来ました。

荷物をロッカーへ入れ、扉を閉めようとした時です。
強烈な頭痛が由貴を襲い、頭の中を何かがグルグル回っています。
頭を抱え込んだ由貴はその場にしゃがみこんでしまいました。

ようやく痛みが治まり、ふと顔を上げると目の前に小さな女の子がいます。
黙ったまま由貴のことをジッと見つめている3歳くらいの女の子。

我に返った由貴は平静を装い、少女に話しかけます。

 由貴「ごめんね、お姉ちゃんもう大丈夫だから。」
 少女「…」
 由貴「あれ?お姉ちゃんのこと心配してくれてたんじゃないのか(笑)」

そういうと少女は小さな声で泣き出しました。

 由貴「どうしたの?」
 少女「え~ん、え~ん…」

 由貴「どこか痛いの?」
 少女「え~ん、え~ん…」

 由貴「迷子にでもなっちゃったのかな?」
 少女「え~ん、え~ん…」

周りを見渡すが母親らしき姿が無い。

 由貴「誰と一緒に来たのかなぁ?」
 少女「え~ん、え~ん…」

 由貴「お父さんは?」



少女「ひ、ひ…」



 由貴「ん?お父さんは?」



少女「え~ん、ひっくひっく…」



 由貴「あらら困ったなぁ、お母さんは?」


「お前だよ!!」



******************************************************************

そうです、これはよくある「おどかしオチ」の怖い話だったんです(汗)
なんとかして文面で再現できないかと、苦心の結果がこれです…
色々な新しい切り口で遊べないかと(笑)

怖い話だけど、オチの為に冒頭で文字反転の説明とか入れる必要があって
明るいイメージになってしまうので、できるだけ長い文章にして少しでも
物語に入り込ませて、そして元ネタを知ってる人にも可能な限り気付かれないように
工夫する為にちょっと現代風に脚色したりしてオリジナリティを出そうとした結果、
あまりにも興味深い読み物風になってしまったのでせっかくのオチも生きずに
これっぽっちも怖い話じゃなくなっちゃいましたね…

長々とお付き合いありがとうございます。
ぶっちゃけ、どうですかねこれ?

遠慮なくご意見お聞かせ下さいませ…





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Last updated  2007.02.28 06:28:57
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これって・・・  
komo さん
どうしても不自然だよね?
お父さんを先に聞くって絶対ありえない
だったら・・・
お父さんがコインロッカーに入れたことにした方が良いのでは?
と思ってしまう・・・ (2007.02.27 23:37:28)

Komoさんへ  
mura1105  さん

Re:これはもしかして幽霊?(02/27)  
cocolo さん
怖いょ・・・(^д^;
反転ワザ、むらスゴーイ♪ (2007.02.28 13:22:38)

cocoloさんへ  
mura1105  さん
初コメントですね。ありがと~!
おおおっ!いいリアクションっす!嬉しいっす!
いつまでもそんなピュアな気持ちを失わないで下さい(笑)
(2007.03.02 03:34:35)

ぉお!!(゚ロ゚屮)屮  
さと☆ さん
最後まで怖い話ってきづかなかった^^;でもこの反転わざすご~~い!って!それに関心してしまった(*゜∇゜*)ゞエヘヘ☆ (2007.03.10 08:20:05)

Re:これはもしかして幽霊?(02/27)  
せん さん
普通にぞっとした ビビリ屋 せんです。
ガクガク(((;゜Д゜)))ブルブル (2007.03.28 19:02:03)

おさとさんへ  
Mura さん
ちょっと物語色を強くしすぎたかもねぇ(汗)
(2007.04.03 10:24:36)

せんさんへ  
Mura さん
これでビビッたのか・・・どんだけ~
(2007.04.03 10:25:27)

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