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2004.10.01
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2日目は、CDLの代表、Dr.牛島日出男さんの講座。


牛島さんが、語られたエピソードで面白かった話を二つ。
一つは、日産でセールスマンをしていた時、一年間に369台売ったことがあるという。どうやって売っていたかというと、牛島さんによれば、“客と喧嘩して売っていた”という。
こんな話だった。
昭和30年ころのある日、東通工という会社の客から、車を買いたいといって呼ばれた。
熱心に話を聞いてくれる。
それから訪問するたびに、資料や他社との比較とか何か宿題があって、次にはそれを持っていく。
何回か行くうち、牛島さんはもういい加減イヤになってきた。

「いったいあんたは車を買うのか買わないのか。はっきりしろ。私は一生懸命これまで説明してきたが、私をからかっているのか?」と言ったそうだ。
すると相手は
「オーやっと、本気になって話したなあ。そう君が言うのを待っていたんだ!」といってニコニコして契約書にサインをしてくれた。サインは“MORITA”と‥!

もう一つ、新宿のホームレスとの出会い。
ある日、新宿駅で、色の黒いホームレスを見かけた.
牛島さんは
「ホ-最近はホームレスも国際化して外人もいるんだなあ。」と思って寝ていたそのホームレスの顔を覗き込んだのだという。
するとホームレスは「オレは見せ物じゃない!」と怒ったそうだ。
「オー日本人か。それにしても汚いなあ。風呂に行って来いよ。」と言ってズボンのポケットからお金を取り出すと3000円あったので、それを渡そうとした。
「オレは乞食じゃない。ホームレスだ。金は要らない」
何回か押し問答になったが、牛島さんも


何日かたって、駅で、後ろから肩をたたかれた。
見ると、「おつり!」とお金を差し出した男がいる。
よく見ると、色白の誰かわからない。
「何だどうした?」と聞くと風呂に行ってきたと言うあのホームレスだった。
「お釣りはいいよ。お前さん酒好きか?オレも大好きだ。チョット上で飲むか?」とレストランに連れて行った。


風呂から出てきれいになった自分の顔を鏡で見ていたら、鏡に急に自分の女房の顔が映ったのだそうだ。
8年間もまったく音信不通にしていた。
いてもたってもたまらず風呂屋の番台で電話をかけた。
奥さんはびっくりしたが、たいそう喜んだという。

「すぐに帰って来て」といわれ、汽車賃を得ようと働き出したところだという。
ところが、ホームレス時代?と違って働くと腹が減る、1日1500円は食べ物にかかる。
すると一日1000円残すのがやっとで、まだ帰れないんだという話を聞いたのだそうだ。
牛島さんは、今度は背広の財布から3万円を取り出し、
「これですぐ故郷に帰れ。ただしこの金はやらんぞ。貸すんだ。」といいながら‥・

しばらくたって山形から牛島さんに「さくらんぼ」が届いたそうだ。
「僕はさくらんぼ大好き」と微笑んだ。

牛島さんが言いたかったことは、
”モノを売るということは、その商品を売るのではなく、自分を売るということ。”

”いかに人は「行動すること」が大事かと言うこと。”
だったのだろう。

人が行動すると必ず、なにかが起こる。
それは、連鎖する。
手をこまねいていないで、さあ、良いと思ったことは、どんどん行動に移さなくちゃということのようだった。

牛島さん自身、剣道2段・柔道2段・空手2段と合わせて武道6段の偉丈夫。体も大きい方だ。
そんな方が穏やかに、どちらかというとボソボソと話される。
同伴していらした68歳の奥様は、会場の隅で、71歳の夫の話を、初めて聞く人と同じようにうなずきながら聞いていらっしゃった。
その横顔は、穏やかに微笑んでいた。

後半の参加型の研修で、面白い気づきがあった。
内容は省略するが、そこでの私の得た気づきは、

“「情報」は天下の回りもの。自分に必要ないと思ったらどんどん別の人に渡していくべきだ、そうすると必要な人の所で、その「情報」はきっと生きる”というものだ。

「WINWIN」の考え方を人は、なかなか取れない。
自分が何でも囲ってしまい、独り占めしたいのだ。
周りは欲しいと思ってもみんなは何もいえない、いわない、今の社会では。

「情報」だけでなく「お金」も同じで、必要な分だけとったら、どんどん周囲に回すべきだと思うのだけど、誰もまだ、私には、お金まわして来ないんだなあ、これが!

鹿児島の、musamejiの2日間、ホンのさわりでした。





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最終更新日  2004.10.01 18:58:13
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