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2011年11月02日
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カテゴリ: 体外受精

手術後、痛みで目を覚ました。 も~ホントに痛くて痛くてたまらんかった。

旦那の話やと、目を覚ます前に、凄く痛がってたので、看護婦さんが痛み止めを打ってくれた

みたいやけど、も~ホントに痛くて、ちょっと体を動かすのも痛くてたまらんかった。

お腹を切る手術なんて始めてやったし、怖かった。

その後は、痛みをこらえながらトイレに行ったり、体を動かしたりした。

痛みがだいぶ弱まった頃、ふと新生児室を見たくなった。

ただ純粋に沢山の赤ちゃんを見たいと思った。

車椅子で、自分の病室から新生児室に向かった。

沢山の赤ちゃんを目にしてわぁ~かわいいと素直に思った。

でも、そのすぐ後に、涙がこぼれた。

頭では、大丈夫だって思っとたのに、心が大丈夫じゃなかったみたい。

涙を誰にも見られたくなかった。 そそくさと自分の病室に戻り、 一人泣いた。

私の赤ちゃんはどこ? 

どうして私の赤ちゃんは・・・?

あの中に私の赤ちゃんはおらん。

赤ちゃんの泣き声を聞くのも辛かった。

手術後は個室やったけど、料金の事もあるけん、何日かして大部屋に移った。

これは精神的にかなりしんどかった。

一人は、婦人科で入院しとる年配のおばさんやったけど、その他は出産間近のお腹の大きい

妊婦さんか出産後のお母さん。 大きいお腹を見るのも辛かったし、診察で赤ちゃんの心音が

聞こえる度に胸がキューっとなって苦しかった。 

同室の出産を終えた人からは、「そちらは帝王切開だったの?」 なんて聞かれたり、「いつ

生まれたの?」 「男の子?女の子?」なんて聞かれたり、めっちゃ笑顔で話しかけて来る。 

辛すぎて、ベットの周りにある仕切りカーテンをずっと締めたままで、なるべく他の人と会わない 

ようにした。

それでも、この入院生活を乗り越えられたのは、お義母さんと旦那のおかげ。

お義母さんは、毎日片道2時間かけてお見舞いに来てくれた。 いっぱいいろんな話をした。

旦那が仕事終わって来るまでおってくれた。 旦那が来ると「じゃあ帰るね。また明日来るよ。」

っと言って帰って行く。 私がなるべく一人にならんようにしてくれて。 

いっぱい励ましてくれたし、慰めてもくれたし。 何よりも傍におってくれる事が嬉しかった。

ホントにありがたかった。

今でも感謝してる。 お義母さん。 ありがとう

こうして無事に入院生活が終わった。






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Last updated  2011年11月04日 19時41分38秒
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