2011年01月の記事
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ダイイング・アイ 東野圭吾
文庫: 408ページ 出版社: 光文社 (2011/1/12) 「あの女」がちょっと気持ち悪いですね。 一年半前に女性を車で撥ねて死亡させていまった夫に仕返しをされた慎介。 だが、その夫は何者かに殺されたか、自殺していた。 その男に頭を殴られ殺されそうになったが、命は取り留めたが記憶が少し曖昧になった。女性を撥ねてしまった時のことも曖昧だった。 第二の車、同棲中の女の失踪が絡んでいて･･･。【送料無料】ダイイ...価格：700円（税込、送料別）
January 31, 2011
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とろける、とろける 唯川恵
文庫: 293ページ 出版社: 新潮社 (2010/10) 内容（「BOOK」データベースより）恥ずかしいことなんて何もない。彼となら、何でもできる―。幸福な家庭を守りたいのに、気の遠くなるほどの快感とオーガズムを与えてくれる男と出会ってしまった女。運命の相手を探すため、様々な男と身体を重ねていく女。誰にも知られずに秘密の恋人と痺れるようなセックスを楽しむ女。甘やかで、底知れない性愛の深みに堕ちていく女たちを描く、官能に満ちあふれた九つの物語。 女性作家さんの書く恋愛ものの短編って、たいてい面白いですね。 特に唯川さんのはいいかも。 男には書けない、女性ならではの発想がいきてますね。 【送料無料】とける...価格：460円（税込、送料別）
January 19, 2011
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魔女の盟約 大沢在昌
文庫: 559ページ 出版社: 文藝春秋 (2011/01) 内容（「BOOK」データベースより）過去と決別すべく“地獄島”を壊滅させ、釜山に潜伏していた水原は、殺人事件に巻き込まれるが、危ういところを上海から来た女警官・白理に救われる。白は家族を殺した黄に復讐すべく、水原に協力を依頼するが―。日中韓を舞台に、巨大な組織に立ち向かう女性たちを壮大なスケールで描く、『魔女の笑窪』の続編。 今回の舞台は韓国から中国上海へと移し、後半は東京に帰る。 水原のキャラクターがいまいち好きになれないこともあり、物語にのめりこめませんでしたね。魔女の盟約 (文春文庫) (文庫...価格：780円（税込、送料別）
January 18, 2011
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魔女の笑窪 大沢在昌
文庫: 419ページ 出版社: 文藝春秋 (2009/5/8) そういえばこれ、買った時に途中で読むのが嫌になってしまい、どうせ続編がそのうち出るし、その時にまた読もうと思い放置してありました。 このシリーズは女主人公のキャラがちょっとね･･･。 暴力団専門の保険ってのが出てきましたが「服役保険」を扱っている人って本当にいるんでしょうかね。 入りそう？な人、または入りそうな人を舎弟にもっている場合、入った時の家族の面倒などでお金がかかる為、保険をかけておくらしい。【送料無料】魔...価格：660円（税込、送料別）
January 18, 2011
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あの頃の誰か 東野圭吾
文庫: 328ページ 出版社: 光文社 (2011/1/12) バブル景気の時代に書いたものや「ワケあり」な作品を集めた短編集。 そうはいってもさすがは東野圭吾さん、という内容ですね。昭和の匂いがぷんぷんしますけどね。（笑） あとがきにもありましたが「さよなら『お父さん』」から『秘密』が生まれたようです。◎シャレードがいっぱい 「全」と「A」という文字が絡んだ、遺言状を巡る一編。◎レイコと玲子 多重人格の少女を使って、夫を殺させたのだが…。◎再生魔術の女 妹を殺した男を突き止めるため、姉が考え出したのは養女を作ることだった…。◎さよなら『お父さん』 飛行機事故に遭ってしまった妻と娘だったが、助かった娘に妻の意識が乗り移り…。 『秘密』を短くした一編。◎名探偵登場 秘密の抜け道に催眠術説と、密室殺人の真実はいったい…。◎女も虎も 殿様の女に手を出し刑罰を与えられることになった。 ３つの扉の内ひとつだけ開けることができ、その中身によって今後の人生が決まる。 その中身は女と虎ともうひとつは謎の扉だった…。◎眠りたい死にたくない 猿ぐつわをされ、手足にはガムテープをされて、バケツを反対にした上に立たされている状況だったが、なぜそうなったのか思い出せず…。◎二十年目の約束 子供を作らないことを前提に結婚を要求した男。その過去には小学生時代の苦い経験が関係しており…。あの頃の誰か (文庫) (文庫) ...価格：620円（税込、送料別）
January 17, 2011
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キスより優しい殺人 小池真理子
文庫: 250ページ 出版社: 徳間書店 (1999/03) 内容（「BOOK」データベースより）父の経営するバードショップにやって来た赤い口紅の女は、僕の五官を痙攣させる魔力を持っていた。翌日、カナリヤを屋敷に届けた時、柏木園子というその美貌の人妻は、「カナリヤの鳥かごがベランダに出ている時に来て」と、僕を誘惑した。僕はそれから毎日屋敷の前をうろつき、園子との濃密なひとときに夢中になる。だが彼女の目的は他にあった…(表題作)。直木賞作家が綴る、日常の恐怖十五篇。 1989年の作品。懐かしい時代ですね。 えー！と思わず言っちゃいそうな結末のショート短編含む15編。キスより優し...価格：520円（税込、送料別）
January 17, 2011
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雪の絶唱 森村誠一
文庫: 347ページ 出版社: 光文社 (2010/11/11) 作家生活45年、筆者自選の傑作短編集。◎雪の絶唱 会社と家庭にばれずに部下と浮気を続けてきたが、とうとう女が妊娠してしまった。 今後のことを話し合うべく高山に旅行がてら行くのだが…。◎喪中欠礼 一通の喪中通知から２件の殺人事件が判明する…。◎祖母 為女の犯罪 98歳で死んだ祖母は孫にあることを隠しており…。◎花刑 借金地獄の男が金貸しの婆さん宅へ忍び込んで、金を奪い殺してしまおうかとマンションに行くと、何者かに先を越されていた。 犯人は意外にも身近な人物であった…。◎連鎖寄生眷属 死体を山に埋めている最中にクマに襲われた。 かろうじて難を逃れ、熊を退治して死体と一緒に埋めてしまうことにした。 だが、そのクマには研究の為の発信機が取り付けられており…。◎神の怒色 少女を誘拐して身代金を要求しようと思った矢先、その母親は何者かに殺されてしまい…。【送料無料】...価格：650円（税込、送料別）
January 12, 2011
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九月が永遠に続けば 沼田まほかる
文庫: 495ページ 出版社: 新潮社 (2008/1/29) 内容（「BOOK」データベースより）高校生の一人息子の失踪にはじまり、佐知子の周囲で次々と不幸が起こる。愛人の事故死、別れた夫・雄一郎の娘の自殺。息子の行方を必死に探すうちに見え隠れしてきた、雄一郎とその後妻の忌まわしい過去が、佐知子の恐怖を増幅する。悪夢のような時間の果てに、出口はあるのか―。人の心の底まで続く深い闇、その暗さと異様な美しさをあらわに描いて読書界を震撼させたサスペンス長編。 バツイチの佐知子が教習所の若い教官と関係を持ったその日の夜、高校生の一人息子が失踪した。 ごみ出しを頼んだまま何ももたずいなくなったので、事件に巻き込まれた可能性が大きかったのだが…。 序盤の雰囲気は良かったのですが、精神病や暗い過去、異母兄妹。中盤からはちょっとグロい感じの内容になっていきました。【送料無料】九月が永...価格：660円（税込、送料別）
January 11, 2011
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ダンス・ダンス・ダンス（下） 村上春樹
文庫: 416ページ 出版社: 講談社 (2004/10/15) 内容（「BOOK」データベースより）美しい耳の彼女と共に、星形の斑紋を背中に持っているという一頭の羊と“鼠”の行方を追って、北海道奥地の牧場にたどりついた僕を、恐ろしい事実が待ち受けていた。一九八二年秋、僕たちの旅は終わる。すべてを失った僕の、ラスト・アドベンチャー。村上春樹の青春三部作完結編。野間文芸新人賞受賞作。 今回のは字数が多いので読むのに時間が掛りましたね。ダンス・ダンス・ダ...価格：680円（税込、送料別）
January 10, 2011
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ダンス・ダンス・ダンス（上） 村上春樹
文庫: 424ページ 出版社: 講談社 (2004/10/15) 内容（「BOOK」データベースより）『羊をめぐる冒険』から四年、激しく雪の降りしきる札幌の街から「僕」の新しい冒険が始まる。奇妙で複雑なダンス・ステップを踏みながら「僕」はその暗く危険な運命の迷路をすり抜けていく。七〇年代の魂の遍歴を辿った著者が八〇年代を舞台に、新たな価値を求めて闇と光の交錯を鮮やかに描きあげた話題作。ダンス・ダンス・ダ...価格：680円（税込、送料別）
January 10, 2011
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猫鳴り 沼田まほかる
文庫: 216ページ 出版社: 双葉社 (2010/9/16) 内容（「BOOK」データベースより）ようやく授かった子供を流産し、哀しみとともに暮らす中年夫婦のもとに一匹の仔猫が現れた。モンと名付けられた猫は、飼い主の夫婦や心に闇を抱えた少年に対して、不思議な存在感で寄り添う。まるで、すべてを見透かしているかのように。そして20年の歳月が過ぎ、モンは最期の日々を迎えていた…。「死」を厳かに受けいれ、命の限り生きる姿に熱いものがこみあげる。母親の賛成が得られずに、近所の小学生の女の子が捨てた子猫を飼うことになった信枝夫妻。大工の夫はすぐに猫用の扉を作った。子猫も可愛いけど、ちょっと風変わりな小学生の女の子アヤメちゃんがまた可愛いですね。猫の生涯を綴った作品は、どうしても可哀そうでたまらない終わり方になってしまいますね。【送料無料】...価格：550円（税込、送料別）
January 6, 2011
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輝く夜 百田尚樹
文庫: 224ページ 出版社: 講談社 (2010/11/12) いやぁ～今年も明けましたね。（笑） 本年も宜しくお願いいたします。m(_ _)m 新年から当りの作品に出会えました。 以前に読んだ「永遠の０」の方の短編集。 とっても「素敵」な短編集でした。 筆者は「希望のある小説を書きたい」がモットーということ。（解説で触れていました） まさにその通りの一冊ですね。◎魔法の万年筆 クリスマスイブに７年勤めた会社からリストラされた恵子。 道端で親切にしてあげたホームレスに貰った「願いが叶う鉛筆」は本当に彼女を幸せにするのだった。◎猫 派遣先の社長が食事に誘ってくれ、契約後もウチにきてくれないかと言われ、家まで送ってもらい玄関先に出てきた飼い猫を見たとたん…。◎ケーキ 20歳の若さで末期がんに侵されてしまったしまった女性だったが、奇跡の回復を果たし…。◎タクシー 酔っ払って乗ったタクシーの中で、いまだに忘れられない男の話をしてしまい…。◎サンタクロース 人生に行き詰っている時に牧師さんに助けられた話。輝く夜 (講談社文庫) (文庫)...価格：500円（税込、送料別）
January 4, 2011
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