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2008年11月18日
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テーマ: Jazz(2004)
カテゴリ: JAZZ
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答えは。。
「はいぃ!ドトー○コーヒのカプチーノは最高!!」

で、、なくてぇ、、先週の金曜日の日に新潟の百々徹トリオのジャズフラシュライブ行ってきました。
何故か、、この日、突然夕方から九時まで独りッキリだったのです。。。(爆)
ただし。。1セットだけ。。本当なら失礼ですよねぇ。。百々さん、関係者皆さん、、本当にすみません。m(__)m

でも、前回、来日したときもいけなくて(バークリー卒でニューヨークに在住)、是非是非、生で聴いてみたかったのです。「DODO」って、アルバム聴いたときから、このピアノを生で聴きたいなぁ、って思ったんだもん。。
今回も無理だなぁ、、って、思っていたのですが、このワンチャンスを生かすことにしました。

よくネ、、凄く簡単に、、白いピアノ、黒いピアノって言うでしょう?え?言わない??

幾何学模様をちりばめたような無機質でシリアスだけどと研ぎ澄まされて氷のように美しい部分と、その氷がうっすらととけ買ったような、、濡れ濡れに光り輝くロマンチシズム&リリシズム、、クールで居ながら感情の発露でを感じる微妙な温度。
演奏でも作曲でも両方のバランスが、、非常に絶妙。
そして、たんたんとした中に、タンタンとしたユーモアを持ち合わせ、めちゃ凄いことしてるのに思わず笑ってしまう。。。不可思議さ。

今回は、自主レーベルから新譜がでた発売記念ツアー!
よくぞ、、新潟ヘ!いえいえ、、ようこそ、新潟ヘ!
先ずは4曲新譜から。アルバムの並びと同じ順で、モンクの幽霊が足音鳴らすポルターガイストJust You Just Me。ニューヨークの先端に居るピアニストのエッジの効いた感覚。
単純なパターンをリズミカルに執拗に繰り返していくWaWaWaWa。
だけど、とっても動きのある演奏で、私の目の前にゴチャゴチャ小人が現れてなんだかユーモラス。
どうにか、専属契約とりたい「ドトールコーヒ」への愛を歌ったお洒落なDo You Like Cappuccino?
安ヵ川さんの楽しいそうなピチカートのソロも素敵。ドラムも切れ味良い!
ここまでは、現代の若者らしいちょっと感覚で非常に都会的で、知的なムード満載。

透明度が一気にまし、心の痛い部分に共振してくる。
ゆったりとベースの弓弾きも効果的に、薄いシルクの布を重ねるように、、フレーズを繰り返し、感情を高めていく。。
私の中でも次第に抑えきれない感情の嵐となる。。
思わず目が潤んでしまった程翻弄されちゃっいました。

と、スタンダードを2曲。饒舌で、ちょっと抽象的シリアス攻撃的なAll The Things You Are。

秋の色合いのような深い音色が魅力的なベースソロ。。

1セット目のおしまいは、やはり新譜からオリジナルでAir。
魅力的で大きくうねるベースのボーイングにのせて、何処まで翼を広げようとするピアノ。
二つのラインは大きく絡みながらも安易に交わることのなく進行していきます。
それらに引っ張りあげられるように聴いてる人間の視線も高くなっていく感じ。
なんだか、本当に天に向かって吸い上げられてしまいそうな吸引力。
成層圏はすぐそこ。。素晴らしい。。。

大喝采。はい、もっと沢山観客が居たらよかったのになぁ。。
でも、いっぱい拍手しました!

と、残念ながら、ここでメンバー紹介&演奏となり、私の時間は。。おしまい。
まだ、買っていなかった新譜を購入して、くつろいでいる百々さんに無理矢理サインをして貰いました。
おまけに、年齢制限を無視して、握手もして貰った。いかん。。握手代、、500円払うの、、忘れた。
あ、両手で握っちゃったから、1000円か。。。。

メンバー
百々 徹 (p) 、安ヵ川 大樹 (b) 、中村 雄二郎 (ds)


今日、こんなアルバム聴いていましたぁ。

Do You Like Cappuccino? /Toru Dodo
多彩な曲と豊かな感性。
目に見えないものを音にして表現してくれる類い希なる才能。
アルバムを聴いてると胸の奥からわき上がる感情を抑えることができません。
笑ったり、泣いたり、、歌いたくなったり、ステップ踏みたくなったり。。
ちょっと、乾いた日々に、百々流潤いをどうぞぉ。


モンクの幽霊が現れる逆転の発想1。
ちっちゃな小人に脇腹をくすぐられるような2。
お洒落で洗練されたタイトル曲。
胸が締め付けられる美しさ哀しさボーイングが心を揺らす4。
ドラマッチックで壮大な砂の惑星デューン(笑)5。
突然過去の時間からラジオに混信してしまった、、時をかける6。
踊ってみましょう7。ダイナミックに疾走する8。
現在過去未来、、時間を越えた愛。。9。
最後は、ボーイングにのせて何処までも飛躍していく10。。
ボーナストラックは、お楽しみ♪

1曲で、壮大なドラマを観た気分になること請け合いの4,5,10で、きっと彼を応援したくなる。
冬が近づき、私の鬱は始まりつつあったのですが、、浮かんだ涙で薄まりました。
頭にグルグルしてるのは2曲目 WaWaWaWaと最後のAir。
対局をなすようなこの2曲が交互に浮かんできては、「ドドドドドドォォォ」って叫んでます。はい。


1. Just You Just Me
2. WaWaWaWa
3. Do You Like Cappuccino?
4. My Love Song
5. The Sahara
6. 見上げてごらん夜空の星を
7. ArubaburA
8. Manhattan Volcano
9. In a Sentimental Mood
10. Air
11. Unoression of Aiki(bonus track)
百々 徹 (p)
中村泰史 (b) #1,(elb)#2
ジョセフ・ルポール (b) #3,5,7,8,9,10
ロドニー・グリーン (ds)
デヴィッド・エッガー (cello) #4,10
おススメしちゃう。。
ライブと新譜で改めて感じたこと。
やはり、、、百々さんって、なんだか、宇宙人みたい。
でも、この宇宙人、日の○を振って凱旋しないけど、とても日本を愛してる。
ほらほら、、見上げてくださいませ。
宇宙の果てから、青い地球の小さな島国に沢山の愛情をそそいでくれちゃってるから。


♪♪ Cherry Jazz Club ♪♪

先日お話しした、「Cherry Jazz Club」では、何と。。2曲もかけてくださったそうです。
Star Eyes とSail Awayです。Sail Awayって、いつ聴いても良い曲だよねぇ。。
本当に、太っ腹な吉川ナオミさまです。
どうやら、ちっちなこやぎのコメントとかも読み上げてくださったようです。
再放送も含めて、放送は終わりました。
吉川ナオミさま!本当にありがとうございました!

今週は、寒くて、冷たい雨も降るし、、雷も。。
あぁ。。
では、退散!






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最終更新日  2008年11月18日 17時53分52秒


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