2010.02.21
カテゴリ： 推理小説
「！？」
首藤は、事件現場に到着し、死体が消えたことに再び驚愕した。
「ちょっと、一！」
肩で息をしながら後から琴音が追ってきた。
「母さん、警察を呼んで！」
「え？」
「今ここで、黒木さんが定金さんを殴るのが見えたんだ！」
警察はすぐに到着した。
「ここから向こうを見たとき、黒木さんが定金さんを殴っているのが見えたんです」
「冗談じゃない！ 何で私が定金を……」
「では、その時間のアリバイはありますか？」
「それは……」
武村が訊くと、黒木は言葉を詰まらせた。
「ひ、一人でテレビを見てましたよ……自分の部屋で」
「ふむ……」
「ちょっと、ワインセラーを見せてもらいましょう」
武村が言った。
「あ、いや……」
黒木が吃った。
「どうかしましたか？」
「はぁ……」
首藤は、黒木の態度に違和感を持った。
「ピピッ」
「どうぞ」
ワインセラーの扉が開いた。中には、何百本ものワインが収納されていた。
黒木が言った。
(特になし、か……)
首藤は思った。
「すみません。暫く調べさせてもらって構わないでしょうか？」
「ええ……オートロックなので、気をつけて下さいね。では私は、パーティーに戻っていますので」
黒木は、余裕の笑みを見せながら去って行った。
「……さて、首藤。どうする？」
「僕もここだと思っていたんですが……あっ」
首藤の持っていたペンが床に落ち、階段をコロコロと転がって行った。
「……ん？」
武村が呟いた。
「向こうに……扉があるな」
首藤は、事件現場に到着し、死体が消えたことに再び驚愕した。
「ちょっと、一！」
肩で息をしながら後から琴音が追ってきた。
「母さん、警察を呼んで！」
「え？」
「今ここで、黒木さんが定金さんを殴るのが見えたんだ！」
警察はすぐに到着した。
「ここから向こうを見たとき、黒木さんが定金さんを殴っているのが見えたんです」
「冗談じゃない！ 何で私が定金を……」
「では、その時間のアリバイはありますか？」
「それは……」
武村が訊くと、黒木は言葉を詰まらせた。
「ひ、一人でテレビを見てましたよ……自分の部屋で」
「ふむ……」
「ちょっと、ワインセラーを見せてもらいましょう」
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「どうかしましたか？」
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(特になし、か……)
首藤は思った。
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「……さて、首藤。どうする？」
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「……ん？」
武村が呟いた。
「向こうに……扉があるな」
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コメント失礼します☆
masashi25
さん
ブログ覗かせてもらいましたm(__)m
もし差し支えなければ見に来て下さい♪
http://ameblo.jp/sapurimania/
マメ知識とかも書いてます！
http://sapuri.shop-pro.jp/
ちなみに愛用してるお店です☆
いつの間にか常連になってました(笑) (2010.03.16 05:55:59)
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Re:コメント失礼します☆
松田統
さん
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