短編の魅力


「葡萄物語」読んで、今は阿刀田高の「短編小説のレシピ」
読んでいる。
 短編小説の手法、からくりから可能性や独自性など
謳い、魅力満載である。
 短編小説、かねてより、私も興味ありまして。
短編には長編にない魅力や可能性があると思う。

 人生や人間のこわさ、すばらしさをあるときは鋭くどっきりと
えぐりだし、あるときはほんわりそこはかとなく感じさせる。
 ミステリアスだったり、ユーモラスだったり。
 ほんのいっときの本の世界へのワープでインパクトは鮮烈だ。
ストーリーが凝縮されながらも、紐解くと無限に広がっていく。
コンパクトな中に果てしない宇宙がある。

 私も短編紹介の連載ものみたいな企画考えているのだけれど。
(大げさな…まあ言わせといてください)
短編なら、紹介読んで興味持ったら、すぐ読めるので
意見交換の楽しみも広がるような気がするし。

 珠玉の短編ってほんとあるものだ。
 時にマイナーなもので素敵なのを読むと、掘り出し物見っけ!
発掘した!なんて思ってしまう。

 さて短編紹介の題名はなぜか、(少し理由あるけれど)
「プチ・フールとお茶の時間」とかそんな感じ。


                       2002.11.28日記より




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