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2002.7.
「いつかおとなになるあなたとともに暮らす日々のきらめき・少女とお母さんの12の物語・心にぶらさげておきたくなる、やさしいおまもりのような物語です。」(帯より)
ぱらぱらめくるとシンプルでユーモラスで色のきれいなほんわりした絵。温かい語り口に思わず買ってしまった。
私生活でも仕事生活でも現実を見すぎている私にとっては、これはイメージであって、生活はこんなに牧歌的なものではないわ…などとひねくれてみてしまいそうなのだが…
でも、子どもたちと過ごす日々はどんなに慌しくても、やはりユーモラスでどこか心温まる。時々、しゃにむに日々是決戦している大人が拍子ぬけするようなファンタジ―もあるのが実感。まさにそのエッセンスがこの本には封じ込められているのだ。ここでは大人であるお母さんのほうもどこかおっとりしているけれど。
本文の後の「日常を庇護する」という梨木香歩の書評もするどい。「こういう物語で、幸福の在処を再認識する。そういう時代に、私たちは生きている」だって。そう、幸福なのかどうなのか時々わからなくなってしまうのだが、実はこんなに幸福なんだなあ。
「きれいな色とことば」新潮文庫 おーなり由子
「毎日が色鮮やかになるようにー色とりどりのビーズのようなエッセイ集」(帯より)
絵が気にいってから、またこんなフレーズのエッセイ集を見つけたので買ってしまった。
色・色・色がきれい。そして日常のさりげないものや出来事が詩的につづられている。
ながめているだけで、詩的?な気分…絵本のような味わい。
世のなかのいろいろなものをていねいに見つめると、こんな文章も書けるのかも。
鮮やかなのに癒してくれる本だ。
「そこに僕がいた」 新潮文庫 辻仁成
いつも熱くてほろにがいような青いような子ども時代や青春時代をはらみつつ…というこの人の感じの原点になるエッセイだ。皮肉っぽく言ってしまえば、自己陶酔的で正面きって冒険や青春などと言われるとひいてしまうところだが。素直に読めば、懐かしい感覚やときめきがよみがえってなかなか楽しい。
「サヨナライツカ」 幻冬舎文庫 辻仁成
「冷静と情熱のあいだ」「ニュートンの林檎」に続いて読んだものだが、この人の小説はついパターン化してしまいたくなる。
誠実だけどちょっとふがいない感じの男性がひととき愛しあった永遠に強烈な印象をあたえる女性のことを忘れられない…というメインテーマ。
この小説では、女性のほうが老い、朽ちてしまうところまで書かれていたが。
(前2つの小説では、女性は再会するとなんと前より美しいくらいになっている!)
愛しあった日々以上に別れてから思う日々のことを書き綴っていく。
会えなくなってから愛すること、愛しあうということとどう違うのか?
愛する気持ちが通い合うとはどういうことか?
永遠に残る愛とは?
単純だがそういうことをぼんやり考えさせられる。
日頃はあんまり考えないけれどね。
「私は世界でただ一人の男性に愛されたこと、愛し抜かれたことを何より誇りに思って生を全うできるなら、それほど素晴らしい人生はないと思うのよ」(沓子の言葉より)
あとがきにもあるが、おりしもこの小説を地でいく辻様、結婚生活を続けながら、愛し愛され抜く男女の姿もこれから書いていって欲しい。これは皮肉ではなく、本当に私、期待をかけている、そういう小説が読んでみたい!
つかのまの非日常だから輝く日々というのは真理だと思うけれど、永遠の愛を謳うなら、それで終わってはあまりにむなしい。
「幻の男」 文春文庫 夏樹静子
夏樹静子の作品はまだあまり読んでいないので、核心をつかんでいないという感じはするが…この本は佐賀と熱海を舞台とした異色のミステリー集ということだが、表題作が一番印象強かった。作者より主人公にミステリーをしかけられた、してやられたという感じで、そう思わせる書き方が作者自身のすごいところなんだろう。
「花を捨てる女」 新潮文庫 夏樹静子
女性や家族がらみの推理短編集。「家族写真」がおもしろかった。
すれちがいで、家族の気持ちをあぶりだして問いかけてくるものがあった。
「三通の遺言」も主人公の女性の命を賭した夫への愛の検証が印象的だった。
ここでもミステリーをまたしかけられたんだけれど。
「なくさないで」 祥伝社文庫 新津きよみ
昔なくしたものが突然送りつけられてくることから始まり、恐怖におとしいれられていく主婦の物語。女性の日常生活をリアルに描き、読みやすい。最後の種明かしはあまり印象に残らなかったが、なくしたものがモチーフになるというのにはすごく興味が、持てた。
「EAT & LOVE」 光文社文庫 横森理香
男と女の恋模様と食べ物の連作集。
「食べることは人間の基本。いつでも美味しい、ちゃんとしたものを食べることが、いい人生を作る」
年を重ねるごとに、また家族がいるとよけい日々感じることだが…それが、恋する人たちの小説の中にうたわれているのが新鮮!
愛する、食べるということは人間にとっての根源的なエネルギーの源で人生そのものになっていくのね。
要所要所におりこまれる食べ物の鮮やかな描写。死も食で彩られ、生きた人生をねぎらわれた。
体当たりだけどさめた目でせつなくて痛々しい人生のいろんなドラマが描かれていてとてもおもしろかった。
「OUT」 講談社文庫 桐生夏生
「柔らかな頬」を読んで感激し、この作品にも期待したのだが。がっかりだった。なぜ評価が高いのかわからない。
途中までは、乾いた筆致、やりどころのない日常生活がリアルに描かれ、ああこの感じ…と、どんどん読み進めていたのだが…
2つ目の殺人を行うところから、自分なりに持ったテーマがそれていったというのか。意表をつかれただけか。
でも、私としては夫殺しをもっと掘り下げて欲しかった。
道徳的な意義だけでなく、人間の存在や関係について、自己について弥生やそのほかの人にももっと悩んで欲しかった。そして変わったり、変わらなかったりも。
それではありきたりなのか?現実はこんなものだと逆説的に書かれているわけ?
作者はいったいこの作品で何を訴えたかったのか。
人間の描き方も類型的だ。弥生が殺人に至ったところは納得させられるものがあったが、殺人後はあれくらいが現実ということか?深く考えもせずふわふわと。
邦子はブスでかっこつけのお金に目のくらむとことんばかな女。最後も犬死で。
邦子には邦子のよさはないのか?
雅子やヨシエはほんとにいそうだけれど。
佐竹の女を殺人の瞬間感じた生や愛というのも、最後に雅子との格闘の中で高揚して描かれているが、とってつけたような感じで残念だ。
私の読み方が悪いのか?この作品はどこがどうよいのかわからない。教えて欲しい。
こんなふうにOUTしたってなあ…って感じだ。
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