みゅうにゃん お散歩日記

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2025年08月25日
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https://www.facebook.com/photo?fbid=1157952959713783&set=a.468494701992949

空からの訪問者が拡声器を通して地上の群衆にむけて話しはじめた。
 「この惑星のみなさん、きょうの記念すべき行事は、宇宙からの建設的なインスピレーションの力を受けています。それはあなたがたのハートのいちばんすばらしい部分に影響をあたえ、未来をすくうための戦いを推進させました。あなたがたは自分たちのエゴイズムや無知や不信や暴力を克服しました。これは”宇宙親交世界”に仲間入りできる証でもあります。
 これからはもう未来に、あなたがたの前に、苦悩は待っていません。宇宙の調和と合致した、愛によって統治されるシステムづくりができるよう、豊かな科学や精神上の知識をすべてあなたがたに提供しましょう。そうするためにわれわれはきたのです……」
 人々は幸せいっぱいの表情でだき合ったり、驚嘆したり、円盤のほうに両手を大きくひろげたりしている。
 そのあまりにも感動的な場面を前にして、ビンカは人目もはばからず、大声を出して泣きはじめた。
 ぼくは胸につきあげてくるつよい感動をなんとかおさえ、アミにひとつの質問をした。
 「どうして、ここにいるひとたちは、空とぶ円盤の出現にまったく恐怖心をいだいていないの?」
 アミは笑って答えた。
 「とてもかんたんなことだよ。前もって情報は知らされていたんだ、この惑星にいるわれわれの仲間によってね。

 ビンカは目の前にくりひろげられていた兄弟愛的な光景に感動してさけんだ。
 「わたし、あそこに行きたい! お願い、アミ、つれていって……」
 アミはそれを聞いて笑って言った。
 「ぼくになにを注文しているのかまるでわかっていないようだね。いいかい、この映像はずっとむかしのことであって、このできごとが起きているときには、きみたちの世界では、まだ文字すら生まれていなかったんだよ」

「もどってきたアミ 小さな宇宙人」、第14章 羊皮紙とふたつの可能性、p242~244





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最終更新日  2025年08月25日 07時00分17秒
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