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2024.07.21
カテゴリ： カテゴリ未分類
＃長崎県警島原警察署は地裁が警察案件だと判断して当初の担当者が署として受理し解決すると約束した事を解決せずに2裁判官を依願退官に追い込んだ事と僕と老親に大損害を与えた事を償って下さい
読者の皆様方。
前回分「 長崎県警と長崎地裁に削除させられたブログ記事の復活です（２）～自らの証言が終わった後も傍聴を続けた県警科捜研のＨ職員。 | 悩める裁判員経験者・似蛭田妖のブログ - 楽天ブログ (rakuten.co.jp) 」からの続きでございます。
第３回は、2020年１０月１３日分 です。どうぞ。
僕は無罪論、冤罪論を理解できるから死ぬほど辛いのです。（2）
裁判員裁判の評議では、まず有罪とするか無罪とするかについて侃々諤々の議論をして、話し合いで結論がでなければ、最終的に評決〈多数決）で決めることとなります。
無罪であれば、話し合いは終わりです。でも有罪の場合は、さらに量刑についても議論することとなります。
被告人の自白や事件の目撃者、秘密の暴露による凶器の発見などの直接証拠がない、対馬放火殺人事件のような事件は有罪無罪の判断が難しいというのが、裁判員裁判が始まる前の有罪論者・無罪論者に共通する認識でした。
弁護側が第三者による作出の可能性があると主張した間接証拠のみで有罪無罪を判断することが難解なことは、有罪論者ですら認めるところでした。
裁判官裁判員の合議体による有罪無罪の最終的な結論を出すまでには、検察側弁護側が主張し、主尋問と反対尋問で全ての証人に語らせたことに加え、裁判所に提出された全ての資料を基によく熟考して議論します。
そして、最後、各自が次の４つのポイントを吟味します。
（１）被告人の犯人性を証明することになるプラス要因
（２）被告人の犯人性を証明することにならないマイナス要因
（３）被告人が犯人でないことを証明することになるプラス要因
（４）被告人が犯人でないことを証明することにならないマイナス要因
しかし、（１）～（４）を検討して有罪かもしれないと思っても尚、被告人を有罪とするには合理的に疑いが残り、気が進まないというのであれば、それは有罪の心証が形成されたとは言えないので、その場合は無罪としなければなりません。
人が人を裁くということは、大変なことです。
冤罪は絶対に作ってはなりません。
だから、裁判員裁判では被告人を有罪にするために、こんなに幾つものハードルが用意されているのです。
対馬放火殺人事件の判決理由を傍聴された方はお分かりになった通り、この事件は直接証拠がないため、被告人（受刑者）を不利にする間接証拠をいくつか寄せ集め、被告人（受刑者）が犯人であることが推認されるという論法で有罪にしています。
この裁判員裁判の判決後、有罪論者と無罪論者の両方からなる多くの識者は、次のように言っていました。
「被告人（受刑者）を有利にする直接証拠若しくは間接証拠が法廷に出されなかったから、裁判官と裁判員の合議体は被告人（受刑者）を有罪とするには合理的に疑いが残るという心証を得ることが出来なかったのだ。だから有罪にせざるを得なかった」
ところで、もし、僕がこの対馬放火殺人事件の裁判員裁判の判決後、今日に至るまでに知った複数の新事実を、つまり、警察・検察が裁判所に隠していた複数の事情を、裁判員裁判の最中に６名の正裁判員と４名の補充裁判員が知っていたら、一審判決はどうなっていただろうかと考えると、僕は胸が張り裂けそうになって、辛くて辛くて堪らなくなるのです。
平成３０年３月２７日の判決後、僕を含む裁判員６名（正裁判員２名、補充裁判員４名）は記者会見に応じましたが、記者の質問に対して、６名全員が「心理的な負担が大きかった」と答えました。
既述の通り、某新聞社をはじめとする一定数のメディア関係の人達は、この心理的負担の原因は、有罪無罪の判断が難しく、裁判員の多くは無罪を主張したのに、裁判官から有罪にするように説得を受けて反対できなかったからだと見ています。
＃長崎県警島原警察署は地裁が警察案件だと判断して当初の担当者が署として受理し解決すると約束した事を解決せずに2裁判官を依願退官に追い込んだ事と僕と老親に大損害を与えた事を償って下さい
読者の皆様方。
前回分「 長崎県警と長崎地裁に削除させられたブログ記事の復活です（２）～自らの証言が終わった後も傍聴を続けた県警科捜研のＨ職員。 | 悩める裁判員経験者・似蛭田妖のブログ - 楽天ブログ (rakuten.co.jp) 」からの続きでございます。
第３回は、2020年１０月１３日分 です。どうぞ。
僕は無罪論、冤罪論を理解できるから死ぬほど辛いのです。（2）
裁判員裁判の評議では、まず有罪とするか無罪とするかについて侃々諤々の議論をして、話し合いで結論がでなければ、最終的に評決〈多数決）で決めることとなります。
無罪であれば、話し合いは終わりです。でも有罪の場合は、さらに量刑についても議論することとなります。
被告人の自白や事件の目撃者、秘密の暴露による凶器の発見などの直接証拠がない、対馬放火殺人事件のような事件は有罪無罪の判断が難しいというのが、裁判員裁判が始まる前の有罪論者・無罪論者に共通する認識でした。
弁護側が第三者による作出の可能性があると主張した間接証拠のみで有罪無罪を判断することが難解なことは、有罪論者ですら認めるところでした。
裁判官裁判員の合議体による有罪無罪の最終的な結論を出すまでには、検察側弁護側が主張し、主尋問と反対尋問で全ての証人に語らせたことに加え、裁判所に提出された全ての資料を基によく熟考して議論します。
そして、最後、各自が次の４つのポイントを吟味します。
（１）被告人の犯人性を証明することになるプラス要因
（２）被告人の犯人性を証明することにならないマイナス要因
（３）被告人が犯人でないことを証明することになるプラス要因
（４）被告人が犯人でないことを証明することにならないマイナス要因
しかし、（１）～（４）を検討して有罪かもしれないと思っても尚、被告人を有罪とするには合理的に疑いが残り、気が進まないというのであれば、それは有罪の心証が形成されたとは言えないので、その場合は無罪としなければなりません。
人が人を裁くということは、大変なことです。
冤罪は絶対に作ってはなりません。
だから、裁判員裁判では被告人を有罪にするために、こんなに幾つものハードルが用意されているのです。
対馬放火殺人事件の判決理由を傍聴された方はお分かりになった通り、この事件は直接証拠がないため、被告人（受刑者）を不利にする間接証拠をいくつか寄せ集め、被告人（受刑者）が犯人であることが推認されるという論法で有罪にしています。
この裁判員裁判の判決後、有罪論者と無罪論者の両方からなる多くの識者は、次のように言っていました。
「被告人（受刑者）を有利にする直接証拠若しくは間接証拠が法廷に出されなかったから、裁判官と裁判員の合議体は被告人（受刑者）を有罪とするには合理的に疑いが残るという心証を得ることが出来なかったのだ。だから有罪にせざるを得なかった」
ところで、もし、僕がこの対馬放火殺人事件の裁判員裁判の判決後、今日に至るまでに知った複数の新事実を、つまり、警察・検察が裁判所に隠していた複数の事情を、裁判員裁判の最中に６名の正裁判員と４名の補充裁判員が知っていたら、一審判決はどうなっていただろうかと考えると、僕は胸が張り裂けそうになって、辛くて辛くて堪らなくなるのです。
平成３０年３月２７日の判決後、僕を含む裁判員６名（正裁判員２名、補充裁判員４名）は記者会見に応じましたが、記者の質問に対して、６名全員が「心理的な負担が大きかった」と答えました。
既述の通り、某新聞社をはじめとする一定数のメディア関係の人達は、この心理的負担の原因は、有罪無罪の判断が難しく、裁判員の多くは無罪を主張したのに、裁判官から有罪にするように説得を受けて反対できなかったからだと見ています。
＃長崎県警島原警察署は地裁が警察案件だと判断して当初の担当者が署として受理し解決すると約束した事を解決せずに2裁判官を依願退官に追い込んだ事と僕と老親に大損害を与えた事を償って下さい
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