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ガラパゴスの絶滅カメ 生存か
11月23日 13時53分
南米のガラパゴス諸島に生息する希少なゾウガメの一種で、ことし6月に最後の1頭が死に絶滅したとみられていたピンタゾウガメは、遺伝子の一部が同じゾウガメが別の島で見つかり、一転して生存の可能性が指摘されています。
ガラパゴス諸島には、それぞれの島に甲羅の形などが異なる違う種類のゾウガメが生息していて、このうちピンタ島の「ピンタゾウガメ」は、「ロンサムジョージ」の愛称で呼ばれた最後の1頭がことし6月に死に、絶滅したとみられていました。
しかし、研究チームがピンタ島からおよそ60キロ離れた別の島で、ゾウガメおよそ1700頭の血液を分析したところ、このうち17頭にピンタゾウガメの遺伝子の一部が見つかったということです。
このうち5頭は推定年齢が20歳未満の子どもだということで、研究者は「子どもたちの父親か母親が純血種のピンタゾウガメとしてまだ生存しているかも知れない」と話しており、絶滅したとされていたゾウガメは一転して、生存の可能性が指摘されています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121123/k10013712571000.html
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