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Aug 25, 2004
帰ってくるのか?おねえ!!
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ここ3ヶ月ほどおねえはパソコンもせずに、やっていたことがある。ノートに字を書き連ねる作業を、地味に。
何故新聞紙かと言うと、おねえは消しゴムを沢山使う、間違え王者だからだ。その日の作業終わりには新聞紙を丸めてポイ。一発で机の上が綺麗になるという、おねえの生活の知恵なのだ。
さて、シャーペンを持ったはいいがすぐに字を書くでもなく、そのままじっとしている。
宙を見たり、だらしなく口を開いたり。
そんな無駄に見える時間を過ごして、やっと、シャーペンは動き始めた。・・・とすぐに、動きは止まり。
「あ~」とか
「だ~!!」とか擬音ばかり発し。一向にシャーペンは動く気配を見せない。かと思うと、ダーッとノート何枚も書きなぐる時もある。
一体おねえは何をやっているのか。
「読み書きできるから、小説も書けるもん。」
おねえの勘違い小説人生は、中学3年生の時に始まった。
たった1人のクラスメイトが読者だった。続きを毎日楽しみにしてくれた。
書くこと。そして、読んでくれる人がいること。その楽しさに目覚めた。
けれど高校2年生あたりから、書かなくなった。書くよりも、人のを読んだ方が面白かったからだ。
そのすぐ後に、同人誌という自費出版のような本を売り買いする
「即売会」というのがあることを知り、最初はお手伝いで。そして、その場の勢いで本を作って売るようになる。
とある仲の良い男の子2人が、何てことない1日を過ごす話。
今から思えば本当に何てことない話で。でもその時はもう必死で、小説を書いてワープロを打った。印刷屋さんに頼んで綺麗な本に仕上げて貰った初めての記念の本。人生最初に作った自分で書いたお話の本。書いた枚数もそれまでの人生で一番長かった。
そのあと、某TM NETWORKに転んで友人と2人、マンガ本を出し。中にみじかい話を書いた。
そのあとは、文章みたいな走り書きは書いてはいたものの。物語を綴ってはいない。ここ10年余り。
大胆にも某ナ〇ト(某じゃないって)の小説本を出そうと決めたなんて。
馬鹿じゃないの?よく考えなよ、最近全然書いてないじゃない。
今のおねえなら、冷静になって言うことができる。でも3ヶ月前のおねえには、その判断は出来なかった。
汗まみれになりながら、出来る範囲の精一杯を、ノートに書きなぐった。
友人にも沢山助けてもらった。
すごくキュートだったりそしてかっこよかったりする、もったいないくらい、良い絵も、無理言って描いてもらった。
熱情がないと、出来ないこと。
夏いっぱいかけて、形にした3冊。
下書きが出来た時には、「私ってやれば出来るやん!」と小躍りしていた。
熱情のせいで、見えないこと。
自分という波に溺れて、まわりを見ていなかった。自分の中の才能とか可能性とか呼ばれる部分に目を向けられるようになったのは、本が完成してからだ。
書いてから赤ペン校正する間、何度も読んでいるもの。文章も覚えているくらい。
けれど、本という形になってからもう1度読み返すと、おねえはいてもたってもいられない状態になってしまった。
恥ずかしい。どうしよう、これ。やり直せるなら、全部書き直ししたかった。内容ももちろんだが、文章がとにかく稚拙だった。
胃が痛い。吐き気もする。
とにかく、自信がない。こんなのは、人に買っていただくものじゃないかもしれない。
頭がグルグル回った。こんな気持ちは初めてだった。過去に本を売りに行く時には感じなかった気持ち。どの本よりも今回のは、出来が悪い気がした。
体の不調は、久々に参加する即売会に緊張しているせいだと思いたかったが、そうでないのは自分が良く分っている。
意思貧弱なおねえは、行くのをやめたいと思った。実際、友人に泣き言のメールも打った。
けれど行くのを中止することが出来ないのは、おねえも分っている。おねえだけの参加ではない。前々からこの日をずっと楽しみにしている友人の入場券も、おねえが預かっている。本を販売するという形で参加するのは、売る場所を申し込んだ者の義務だ。
とにかく、行った。前日は眠れなかった。睡眠不足だと必ず乗り物に酔うおねえは案の定、行きの車で猛烈に車酔いした。
売り場では冷静な状態を保とうと努めたけれど、気持ちは人の本を売っている売り子状態だった。隣の席のお兄さんと、お喋りばかりしていた。とにかく、意識を本に置いておきたくなかった。
失礼な話だ。買ってくれた人もいるのに、本当に申し訳ない話だ。
お客さんにお金を貰いながら、自信の無いものを手渡す自分が情けなかった。
帰りの車で、大はしゃぎした。もう、あの本を見なくていい。その開放感だった。
家に帰りその日に手に入れたよそ様の、本のページから溢れる情熱と才能を前に、とうとうおねえは立てなくなった。
私なんかが書く意味が無い。もうみんな私より立派なものを、書いている。
頭が、前よりもっとグルングルン回っていた。
どうしよう。3冊のうち1冊は途中で終わっている形なので、冬に全部書いて出す、と言ってしまっているのだ。でもこんな気持ちじゃあもう、書けない。
ノートとペンを捨てて、どこかへ行った方が楽になる。
おねえはそう思った。ホントに、強く思った。
実際、傍観者の方が楽しい。気が楽だ。責任も無い。面白いものを面白いと素直に感じたら、それだけでいい。でもおねえは3ヶ月前、傍観者の道を歩くのを辞めたのだ。それは自分の意思だ。
この3ヶ月ホントに楽しかった。大変なことも沢山あったけれど、どの時期を思い返しても楽しかった事ばかりだ。
楽しい事が来ると次はその反対が来るというのは陰陽の法則。
楽し過ぎた反動か、今はとても辛い。
物事には当たって砕けろというが、おねえは本当に砕けてしまっていた。
そして今、
砕けたカケラが頭の中で、おねえを苦しませる。
悲しいかな、またペンを握りたくなるのだ。
新しいノートを、広げたくなるのだ。
あちこちに散らばったカケラを拾い集め、おねえは書かずにはいられない。苦しいのに。辛いのに。
何故か楽しいのだ。
帰ってこなけりゃいいのに。おねえのいる場所なんて、無いとハッキリ分ったのに。
辛くて苦しくて、頭グルングルンになるのが分っているのに。
おねえは、ホントの馬鹿だ。
____________________________
なまえ王国、長い間留守にするのは慣れているとはいえ
今回はもう、なまえ王国もやめてしまおうかと思うくらい追いこまれました。最後に、今の気持ちを書いておこう。長々と上の文を書いた後に。
書くという行為は、自身にとって心の涙なのかもしれないと
改めて再確認しました。書くことで、かなり楽になれました。
それくらい、今回の本が出来てからの日々は辛かった。
もう、本は出さないかもしれません。でも。
文章は書いていくと思います。幸いにも、程度の差こそあれ
「読み書き」が出来る能力があるのですから。でもその「差」が、今回私を落ちこませる問題の原因なんですが。
浮いたり落ちこんだりしても離れられないもの。
何なんだろう、これって。
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Last updated Jan 17, 2005 11:35:45 PM
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