【楊家将(上)(下)】【血涙(上)(下)】北方謙三
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【内容情報】(「BOOK」データベースより)
中国で、「三国志」を超える壮大な歴史ロマンとして人気の「楊家将」。日本では翻訳すら出ていなかったこの物語だが、舞台は10世紀末の中国である。宋に帰順した軍閥・楊家は、領土を北から脅かす遼と対峙するため、北辺の守りについていた。建国の苦悩のなか、伝説の英雄・楊業と息子たちの熱き闘いが始まる。衝撃の登場を果たし、第38回吉川英治文学賞に輝いた北方『楊家将』、待望の文庫化。(「楊家将」上巻より)
先日読み終わった 「水滸伝」
。
本来なら、続編の「楊令伝」に進む所なのですが、お友達からある情報を頂きました。
「楊令伝」の前に「楊家将」と「血涙」を読んでおくと、ニヤリとできるとの事(笑)
そうか!私も「楊令伝」でニヤリとしたい!
…との事で、ちょっと寄り道しよ~程度の気持ちでこの4冊を手にしたのでした
これまた面白すぎなのです。
どうしてくれよう、北方さん!!今年のベスト本は北方さん一色じゃないか!!
でも仕方がない。自分の気持ちに正直になりましょう…この作品も王冠を付けちゃいます。
吉川英治文学賞を受賞していたのですね。それも納得の面白さでした~
≪オススメPoint≫ とにかく熱い 漢達の戦い どうしようもなく切ない
舞台は10世紀末の中国。
宋に帰順した軍人・楊業と、7人の息子達の戦いを描いた作品です。
鷹揚に構えた楊業、この男の器はとんでもなく大きいです。本当に格好良い父親!
そしてそれぞれに個性的な7人の息子達もまた、魅力的なのです~
頼れるお兄ちゃんである 延平
を始め、どこか心に闇を持った 四郎
、
茫洋とした雰囲気を持つ 六郎
や、どこまでも突っ走る直球勝負の 七郎
。
7人もいると描き分けが難しそうなものですが、、、
まぁ「水滸伝」の108人の好漢達を描き分けた北方さんですもの、心配は無用でした(笑)
そして楊家軍と戦う事になる、遼の耶律休哥にも抗い難い魅力がありました。
「三国志」や「水滸伝」でもそうでしたが、北方さんの描く物語には勧善懲悪など存在しない。
どちらの側も、自分達の信念を貫いて戦っているんだもの。
だからこそ、ふたつの間で板挟みになる石幻果は並々ならぬ苦悩があっただろうな…
正直「血涙」の展開は、あまりにも辛すぎます。
何故こんな事になったんだろう
悲しくてどこか割り切れない気持ちもあったのですが、
素晴らしく格好良い漢達の生き様を見る事ができて、大満足の4冊でした!!
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