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2012年06月02日

最近のテレビの新製品を見て

カテゴリ：ＡＶ

スマートテレビは日本で成功するのか？

当面、テレビを買い替える機会がないので、テレビの新製品に全く興味がなくなったな。

最近の新製品で、高画質化に関しては、

三菱、赤色レーザー+LEDの55型「レーザーテレビ」 -AV Watch

三菱は、色純度の高い赤色レーザーと、LEDが得意な緑、青はシアン色LEDを組み合わせたバックライトで、色の再現性を向上させたという。

パナソニック、最高画質プラズマテレビ「VIERA ZT5」 -AV Watch

パナソニック、新開発パネルの液晶VIERA最上位「WT5」 -AV Watch

パナソニックは、プラズマパネル自体のコントラストを向上させたうえ、信号処理を30ビットに拡大した。ただ、生きるのは、ブルーレイぐらいしかない。
液晶テレビは、新開発の4倍速駆動対応IPSαパネルを採用。確かIPSパネルは、応答速度の問題で、4倍速駆動が難しいという話を聞いていたので、それがようやく解決したのかも。

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東芝は、4K2K解像度のテレビの新型。先代は、2Dでは4K2Kだが、裸眼3Dテレビとしても使え、その場合は、720Pの解像度になるという不思議なテレビで、どうやらそれを実現するために特殊な画素配置の変態的な液晶パネルだったようなのだ。
今回、裸眼3Dを諦め、2Dの4K2K専用となったことで、2D画質は大幅に改善されたはずだ。
一方、普及機は、ゴルフモードという、アニメーモード以上にマイナーなどうでも改良。

各社とも、ゴルフに特化したり、接続する自社レコーダーに特化したり、ひどいネット動画を多少なりともましにしたりと、本質的な高画質化といえる改良は少なく、今の液晶テレビやプラズマテレビでは、高画質化は、もうやるところないのかな、と思ってしまうな。

サムスンなどの有機ELや、ソニーのLEDテレビやヘッドマウントディスプレイあたりが、今後期待したいところだが、どうなるやら。

三菱電機、Bluetooth/BD/HDD搭載の液晶TV「MDR3」 -AV Watch

機能面では、三菱が、Bluetoothを搭載し、スマフォなどの音楽をテレビで聞ける機能が新しい。個人的には、テレビの音を、Bluetoothヘッドホンで聴ける機能の方が欲しかったな。
パナソニックも、Bluetoothを搭載するが、こちらは、3Dメガネ専用のようだ。他の用途にも使えるようにすればいいのにな。

録画機能に関しても、3チューナーでダブル録画＋BDドライブなんてのが、ハイエンドでは当たり前になり、もはや大多数の人には、独立したレコーダーなんて不要な感じになってきたな。

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ネット機能は、最近日本市場に意欲的なLGが、頑張っているな。
パナソニックのビエラコネクトも、テレビを見ながら、TwitterなどのSNSを見るアプリがリリースされたり、ニコニコ動画のアプリが出るみたいだ。
ただ、こうしたアプリを作るベンダーから見れば、各社ばらばらの開発環境で、頑張って作る気になるものだろうか？
メーカーが頑張って自社でアプリを作るのでは限界があり、様々なソフトベンダーが儲かるからと、どんどんアプリを作ってくれるエコシステムを作らないと、すぐに行きづまる気がしてならない。