チョギ マリャ ネガ イッチャナ

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2023.02.03
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テーマ: 葬儀(204)
カテゴリ: 日常生活
入院療養中の伯父が享年88にて亡くなったとの報せが入り、通夜と告別式に参列することになった。

まず行うことは職場への休暇届け出で、通夜の日は午後半日、告別式の日は丸一日となる。市内なのでクルマだと実家から20〜30分ほどの移動でしかないが、18時の通夜ギリギリに飛び込むわけにもいかない。そして通夜当日。実家で母と合流し地下鉄で移動。セレモニーホール最寄駅からはタクシーで800円前後。

知った顔知らない顔を含め、一族が揃っている。故人の勤務先からの出席はこの場のお焼香に限っていたようで、翌日の告別式を含め親族中心で進められた。通夜振舞いをいただく。パンデミック最盛期にはこんなことなどできなかったことだろう。ここに泊まるのは喪主施主はじめ若干名で、我々はタクシーと地下鉄を乗り継いで実家に戻る。この日は実家泊。

翌朝。猛烈な吹雪だ。この日は母がタクシー乗り場付近で財布を拾うというハプニングあり。遅れるわけにもいかないのでそのまま会場入りし、財布はセレモニーホールスタッフが後刻交番に届けてくれた。この日も親族中心。通夜だけの人もいれば告別式だけの人もいる。出棺前にお棺の中を花で埋める。故人の姿を拝める最後の時だ。火葬場に向かうバスのトランクルームにお棺が入るようになっていて、親族は故人と一緒に移動する。吹雪は強くなったり弱くなったり。

里塚の火葬場に到着。火葬炉にお棺が入るまでを見届けて親族控室へ。ここで弁当を食べて焼き上がりを待つ。1時間半以上かかって呼ばれ、火葬炉から出てきた遺骨を迎える。親族は割り箸で骨を骨壷に入れる人と、入れられた骨をスリコギのような物で砕く人とで役割分担する。やがて壷の蓋が被せられ、壷を施主が持つ。バスに戻る。故人は往路と違ってキャビンの中にいる。

セレモニーホールに戻ると清めの塩をいただき、自分で振り掛ける。繰り上げ法要を終えたら解散となる。親族同士挨拶を交わし散ってゆく。吹雪はこの時が最盛期かと思えるくらい強烈で、タクシー呼び出しが懸念されたが、さほど手間取らずに連絡がついた。地下鉄駅には向かわず実家に直行してもらう。3千円弱だった。

フルコースで参列したのは父の時以来である。あの時は施主だったので見えた風景はかなり違っていた。まだコロナ禍なので生前は面会もままならなかったが、パンデミックの頃はこうした様々なルーティンができなかったはずなので、少しだけ世の中が変わったことを意識する。そして故人の冥福を祈る( -人-)i~

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最終更新日  2023.02.11 12:56:37
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