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2014.08.27

【ラジオ書き起こし】「Dear Friends」 B'z稲葉さん「Singing Bird」Part1

カテゴリ：ラジオ B'z

2014年5月20日(火)　放送局名　　パーソナリティは坂本美雨 (みう) さん

「Part2」「Part3」

坂本　この方に来ていただけるとは本当に、あの、まだビックリしております。今日のゲストは、稲葉浩志さんです。
稲葉　こんにちはっ。
坂本　こんにちは～。
稲葉　よろしくお願いしまーす。
坂本　はじめまして。
稲葉　そうですね。
坂本　よろしくお願いします。
稲葉　よろしくお願いします。

坂本　先日、「Dear Friends」には、B'zの松本孝弘さん、来てくださいまして。
稲葉　はい。
坂本　ソロアルバムを持ってきてくださったんですけど。
稲葉　そうですか、はい。
坂本　稲葉さんもソロアルバムが。
稲葉　そうです、はい。

稲葉　 …はい。
坂本　明日、ですね。
稲葉　そうですね。
坂本　 5月21日に、 「Singing Bird」 という。
稲葉　はい。
坂本　タイトルのアルバムが発売になります。
稲葉　そうです、はい。
坂本　今日、もうフライングゲット日ということで。
稲葉　そうですね、はい(笑)
坂本　レコード店に走られている方も多いと思うんですけれども、5枚目のソロアルバムとなりますね。
稲葉　そうですね。

坂本　 「Singing Bird」 というタイトルが、まずとってもすてきだなと。
稲葉　そうですか。よかったです。
坂本　はい。稲葉さんにピッタリ、なんですけれども。
稲葉　はい。
坂本　この、鳥のイメージというのはずーっと、アルバムを作っているあいだ持たれていたんですか？

稲葉　そう、ですね。まあ、作業、してたときが、まあ、もちろん、歌うときとかは、あの～、音入れるときはわりと午後が多かったんですけども、それ以外でその、言葉をこう、まとめたりとか、アイデアを考え、てたりするときが、まあ、午前帯の時間が多くてですねえ。
坂本　うん。
稲葉　でまあ、思い返せばわりとこう…、作業のBGMがまあ、鳥の鳴き声だったかなー、みたいな。

稲葉　ことを思って、その、まあ、鳥の鳴き声もまあ、いろいろあって、その…、「危ないぞ」とかね、あの、求愛だったりとかなんかいろいろ、詳しくは分からないですけどあるじゃないですか。
坂本　はい。

稲葉　まあ、だから、それもなんか、自分もそういう、こま…、誰でもいいんですけど、まあ、誰かが聞いたときに、その、こう…、意味があったり、するような歌だといいなあと、いう思いをまあ、こめて。はい。
坂本　なるほどお。
稲葉　はい。

坂本　鳥の鳴き声がする時間帯ということは、かなり、朝早くから作業してらっしゃるんですね。
稲葉　 …そうですねえ。あ、午前中ですね。でもまあ、暗いうちからっていう感じじゃないですけど。
坂本　はい。
稲葉　はい。
坂本　確かに鳥たちは、人間からすると歌うように鳴いてますけど。
稲葉　うーん。

稲葉　どうなんでしょうねえ。いろいろ、ちゃんと聞くと、いろんな種類の鳴き声、ありますよね。

坂本　このアルバムは、言葉をとても大事にして作られたとお聞きしたんですけれども。

稲葉　そう…、ですね。今回はあの～、ふだんまあ、自分がこう、思ってるようなこととか、それこそその、午前に散歩とか、してるときに思いついたこととかを、その～、いわゆるそういう、電話のメモとかに、もう、打ち込みまくって。その、歌詞を書こうっていうことじゃなくて。
坂本　はい。

稲葉　ふだんもう、ほんとに自分が思いついた、言葉、を、まあ、時にはこう日記みたいな形だったりとか、その～、ほんのワンフレーズだったりとか、もうそのときによって、ま、歌詞ということじゃないんで、ほんとに自由な形で、書いたものが、どんどんどんどん…、もうあの、増えていって。
坂本　はい。

稲葉　まあ、そのなかで自分がこう、うん。まあ、「これは」って思ったもの、に関して、その、メロディーを付けて、でーまあ、曲としてこう肉付けして…、って完成させたという、感じで作っていきましたね。

坂本　ふだんからそういう、歌詞を書かなきゃと、締切が迫っていなくても。
稲葉　ええ。
坂本　何かアイデアをそうやって書き留められてるんですか？
稲葉　あの、自然に出てきたときはそうですね。
坂本　うーん。
稲葉　うん。

坂本　いつも詞が先なんですか？
稲葉　あーの、B'z、というバンドでやるときは曲が先なんですね、全部。
坂本　あ、そうなんですか。

稲葉　はい。ほぼ100％。なので、曲があって、メロディー、もうあるので、それに合わせて言葉をはめていくという、感じなんですけど。だからまあ、そういう縛りがあって作る、のとまた、今回みたいに完全に言葉が先っていうのと、また全然、やり方、違いますけども、今回はとっても、あの、おもしろかったです、やってて。
坂本　うーん。
稲葉　はい。

坂本　詞が先だと、書きたいことというのもより自由になると思うんですけれども。
稲葉　そうですねえ。
坂本　今回も解き放たれたというか(笑)、ありますか？

稲葉　だからまあ、アルバム通しての、あの、テーマとかがあんまないんですよね。
坂本　あー、そうか。
稲葉　ええ、ええ。
坂本　 B'zのときは、松本さんとかなりコンセプトとか、お話し合われて。
稲葉　うーん、それも最近、あんまないんですけど(笑)
坂本　あ、そうなんだ。

稲葉　ええ(笑)　わりとそれも自由にはやってるんですけど、ただまあ、曲～がもうあるので、そのまあ、あ、いわゆる枠みたいなもんですよね。
坂本　うんうん。
稲葉　それに対して、あの…、やっぱ臨機応変で、多少、変えたりはしていけますけど、そのなかにはめていくという…、やり方なので、曲が先の場合は。
坂本　うん。

稲葉　今回もう、言葉があってもう、この、これに合わせてこう、なんか、あの…、メロディーをくっつけてくっての。もうほんとにだから、子どもでも、やりそうな感じ。
坂本　はい。
稲葉　そういう、作業でしたねえ。

坂本　詞先の場合は、言葉の、「これが正しい」っていう完成形を自分で付けるというか、見つけるのが大変かなと思うんですけども。
稲葉　 …そうです…、メロディーがあってそこに言葉だと、これ歌いたいんだけど、このイントネーションになるとなんかちょっとイマイチ、みたいなことって起きるじゃないですか。
坂本　はい。

稲葉　でも今回は、この言葉が…、譲れないところはそこに合わせてメロディー、みたいな、ことができるので、そういう意味では、結果、的には、あの、使ってる言葉のバリエーションはけっこう、広がったかなとは思いますね。

松本さん「New Horizon」でゲスト出演「Dear Friends」
「Part1」「Part2」「Part3」

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