■長渕ライブ@桜島■


ヨーソロー(@キャプテン)。調子は?

行ってきた。
長渕剛オールナイトライブ@桜島。
7万5千の大観衆。
夜の9時半過ぎに始まって、
翌朝の6時半過ぎまで。
とにかく半端がどこにもねえ。隙がねえ。
「良かった、とかいう言葉であらわしたら失礼」(@オオニシ)
と言われているように、まじで生半可なものじゃなかった。
だから、俺らのライブ後の感想といえば、
「やりたい放題やってくれたのぉ、長渕も」
「恐ろしい男よ、長渕は」
「長渕が、本気で殺しにきた」
「圧巻という言葉でも満足いかん」
「なんなんか、これは…」…etc。
と、とにかくスゲエとかヤベエとかの次元じゃない。
感動、感涙、矜持、激震、激昂、、、、いろんなことがあった。
飛ばされっぱなし(@ジブ)のオールナイト。
一緒に歌い上げるので、声はガラガラ。
この夏1番の、いや今年1番のイベント。
もはやこの時点でマチガイナくLEGEND確定。
桜島コンサートが決まった時点で、
始まる前からCLASSIC確定(@士郎)だったといても
過言でありえるはずがない。
ほかに誰ができるんか、としかいいようがねえ。
正直、どんだけ言葉を駆使しても、
この思いは表現できないだろう。
が、意地で書くしかねえ。
書かんわけにはいかん。書かんことにはじまらん。
ってことで、ライブレポート@長渕。たぶん数日にわたる。
ブチカマシット(@ジブ)2004。
早速書かせていただく。

とりあえず、ライブ前日の金曜日から。
どうやって桜島(@鹿児島)まで行くんか会議@俺宅。
参加が確定してたナガツカは、
福岡在住ってことで、この会議には不参加。
「任せますよ」(@ナガツカ)とのこと。
ミヤ、SRに関しては、
お笑い素人大会に参加するか否か、
ってのが決まってなかったため、
「俺らのことは除いて考えてくれ」@SR
とのこと。
ってことで俺、タケオ、オオニシの3人。
事故などを考えると、
自分の車を出したくねえってのと、
帰りの運転はまじできついやろう、
ってことで、電車にするか、
って方向で話が進みつつあったが、
新幹線は予約でいっぱいとの情報もあり、
ならレンタカーで行こう、ってことに。
集合は10時@モセキ駅に確定。
その後、
翌日のライブの予習&テンションをあげるため、
意地のカラオケ2時間@男3人。
長渕オンリー。
ライブの肝になるであろう「桜島」って曲を何度も復習。
この曲はまじであがる。
で、いろいろな曲を歌っていたが、
やはり長渕の曲はクソ恐ろしいのが多々ある。
「なんでこんな歌をつくるんか、長渕は。
クソ恐ろしいとしか言いようがねえ」(@オオニシ)。
なんだかんだで1時過ぎに帰宅。

ライブ当日。
俺的には寝過ごし、9時半に起床。
バタバタで準備をし、オオニシに電話。9時50分。
まだ寝てたようだ。
「俺は5分で準備して、5分で駅につけるから大丈夫」@オオニシ
とのこと。
俺はほぼ10時に駅に到着。
すぐにタケオを発見。
オオニシは全く来る様子がねえ。
40分の遅刻。
これはいつものモセキ連中のパターン。
が、今日だけはダラダラするわけにいかんから、
オオニシに徹底的にいやみを言う&タクシー代を払わせる。
で、レンタカー屋へ。
が、2軒回るもどこもいっぱいいっぱい。車がねえ。
そのごろ、SR&ミヤ組がこっちの様子を探ってくる。
はっきり結論は出てない状況での探り。
あの二人を待っていたら、
もっと遅くなるのは火を見るよりも明らか。
「行くとしても、そっちはそっちで勝手に行ってくれ」@俺
2人を待とうするオオニシと俺の激論が続く。
で、3件目のレンタカー屋。
遂に1台確保。5人乗り。
これで行くしかねえやろって思っていたが、
ミヤが車(@7人乗り)をだすからってことで、
結局、ミヤの車で全員が行くことに。
レンタはキャンセル。
レンタ屋のオッサンはくそおこっとるが「知るか」で一掃。
で、やっとそろった。俺、オオニシ、タケオ、SR、ミヤ。
この時点で12時過ぎ。鹿児島へGO。
途中、福岡でナガツカを拾う。これで完全集結。
車内は兎にも角にも長渕一色。
一曲目が何かをかけるか、などのクソ濃い会話。
CAPTAIN OF THE SHIPはやると思うか、など。
タケオはとにかく「情熱」をするかどうかを気にしとる。
この曲はタケオのテーマ。
にしてもこの曲はスゲー。
サビは「情熱」の連呼。圧巻。
オオニシ&SRは「MYSELF」を熱望の様子。
「ライブではほとんどせんぞ」@ミヤ
にマジでクソ焦った表情。
その後ところどころにオオニシが、
伝家の宝刀「タヌキ」
(@過去日記「タヌキ論」)をぶちかます。
俺的には、高校時代のマイメン、K太郎が行くのを
知っていたので、メールで現在の状況確認。
K太郎は既に桜島に到着とのこと。
フェリーでクソ待たされたとの情報も入手。
「急がんとやばいぞ」(@K太郎)。
っていうかこのK太郎。
好きな歌手が長渕、尾崎、浜田省吾というクソ古いタイプ。
が、意地でHIPHOPなどを抑えてくる。MR.呉服屋。
ほかにはミヤが、
ナガツカに自分の息を嗅がせてニヤリ。
ナガツカは年下なため、
勝手に息クサ勝負の審判が確定。
とにかくオオニシの息がクソくせえ。
歯周病との噂。もしくはモノホンの歯槽膿漏。
まじで勘弁してくれ。
途中、オオニシがすぐにトイレに行きたがるので、
何度もパーキングAREAへ。
すると明らかに長渕FANって感じの奴らが徐々に増えてくる。
格好がまじでクソスゲエ。
背中にクソでかい字で1文字
「侍」
とかいた奴なんかがクソおる。
ライブTシャツの奴も多かったが、
ノースリーブ AKA フレンチTシャツ率がクソ高い。
また最近の長渕の影響か、腕がクソ太い奴もかなりおった。
っていうか、今回のライブに対する熱烈FANの気合は半端ねえ。
公式サイト(http://www.nagabuchi.or.jp/index2.html)には
寄せられたメッセージが掲載されているのだが、
まじでどれも半端ねえ。

「剛!桜島ライブ名古屋から一人で行くぞ!
ジムで身体を鍛えたからオールナイトに耐えれるはず。
4~5年ぶりのライブ。
声が嗄れるまで、腕が上がらなくなるまで拳をあげるぞ。
精神的に病んだ時間を一気に取り戻すぞ!
剛が本気なら一観客(20年間のファン)も本気で挑む!」

まじでスゲエ。ファンの鏡か。
そうこうするうちに、
長渕ライブのバスツアーのバスとバッティング@パーキング。
スゲーのがゾロゾロ。
こうなったら、俺らもアピールするしかねえってことで、
カーステレオから、爆音で「とんぼ」。
当然、クソ見てくる&ニヤリ。
なかでも圧巻なのは、
頭をそり上げたスゲーサングラスの
ヤクザLIKEなおっさんが、
クソうれしそうに、俺らに向かって
ガッツポーズっていうか、
気合の入ったこぶしを振り上げるポーズ。
当然俺らも、エールの交換。
マジでニヤニヤ。っていうか決まった。

なんにせよ、
とにかく鹿児島は遠い。
運転はミヤ→SRのリレー。
俺とオオニシは運転が下手というダメだしをくらい、
運転をさせてもらえない。なんかそれはっ。
それはそれで楽なのでOKだが。

途中、鹿児島に取引先の業者がいるSRが、
桜島フェリーの場所や駐車場の状況などを聞くために
意地の電話。
なら、その業者のオッサンがいい人で、
自宅の駐車場を貸してくれる上に、
そこからフェリー乗り場まで送ってくれることに。感謝。
で、なんとかかんとか到着@フェリー乗り場。
とりあえず腹ごしらえってことで、近くにあったラーメン屋。
入るやいなやクソくせえ。
ほとんどの奴が、首に巻いていたタオルで口を覆う始末。
あんまり臭いので、いったん入るも逃げ出る。
で、次もラーメン屋。
クソまずかった。
俺などはこのあと体調が激崩れ。
食ったラーメンを吐いた挙句、下痢。
まじで最悪の状況。
が、吐いたのが正解だった。
その後、徐々に回復。ピークを持ってきた。
到着@桜島。午後8時過ぎ。
ライブのスタートは予定では9時から。
フェリー乗り場からあるくこと30分。
途中、長渕グッズなどを見たが、
まじでくそすげえのがクソある。
桜島キーホルダー。
小さい穴があって、そこを覗き込むと、
上半身はだかの長渕の写真。
1000円。
どんな奴がなんの目的で買ううんか、まじで。
が、ほとんどが売り切れ状態。
やはり半端がねえな、長渕FANは。
で、会場。
やっとついた会場。
まじでクソでかい。球場2個分くらいか。
なんでも長渕自身がこの日のために、
自腹で整備したらしい。
っていうか、とにかく人がクソおる。
これが7万5000人かってところ。
俺らはGエリア。
まあ、真ん中よりちょっと後ってところ。
とりあえず、自分らのエリアに場所を確保。
やはり押しているのか、
9時になってもスタートしない。
9時半を過ぎたころ突然電気が消えた。
ライブの始まりだ。

続きはまた明日。

※当HPのおすすめ日記、
SATORIZM@78の方に、
ニヤケエピソード等がありますので、
そちらの方も激チェキで。
っていうか、
明日からの本格ライブレポートは、
WHATSMAN+SATORIZMの合作。
つまり、まさかの復活「PBK」。
目が離せないって言われとる。


****************:
#2

ヘイッ・ホー・ヘイッ・ホー(@三匹の侍)。
PBKつっこみ担当SR(@78) ON DA 楽天日記。
そして、PBKのボケ担当
WHATSMAN(@NNN) 激撃する A~Z KEY。
まだまだ続く長渕剛ライブレポート。

今日からはまさかの合作日記。
SATORIZM+WHATSMANのPBK STEELO
JUST LIKE ヒロカネ先生+矢島正雄先生の
人間交差点スタイル。ヒューマンスクランブルSHIT。
はずすわけがねえ。
激チェキだ。

のっけからぶっ飛ばされる。
「しょっぱなからBLOW YA MIND」(@AU)
とはまさにこのこと。
開始時間が30分くらい遅れて照明が落ちたところに
始まりの合図(@ソウスク)こと「花火」があがる。
まぁこの辺は想像できることだが、
その花火がハンパない。
もぅ終わりだろう、もぅいいだろう、
を完全に超えてくる。
繰り返し繰り返しあがる花火。
まじでしつこい。
ちょっとした花火大会クラスの量。
打点の低い花火の繰り返し。
ちょっと派手なのが始まって、
「あぁこれで終わりか」と思ったらまた始まる。
「残酷なまでに手を抜かないのが悪い癖(@BOSS)
っていわれとる」(@オオニシ)
まさしく。
ここから、もう既に半端ないライブが始まっていた。
最後の最後にくそ打点の高い花火の連続。
怒涛の畳み掛け。「クソ恐ろしいッ」だ。
これには俺も参ったよ(@勝海舟)。
最後は確実に締めてくる。
万が一にもはずさない@YURA。

ようやく花火が終わり、ほっとするのもつかの間、
ヘリコプターが飛び出す。
「ゼッタイ、長渕はヘリから飛び降りてくる」(@ナガツカ)。
そんなわけがねえ。みらい少年コナンか。
と思いきや、
「確かに」(@ミヤ)の相槌。
「はぁ?」(@SR+W心の声)
「BE-BOPでヒロシが空から降ってくる登場がある。
「ドハデーッ」ってやつよ」(@ミヤ)。
それはねえやろ。たしかにドハデではあるが。
っていうか、なんでビーバップなんか。
まあ、この辺は今年三十路世代。しょうがねえ。
ミヤの予想とは裏腹に、
ヘリは旋回しただけ、どっかに行った。

ポカーンっとしている俺らをあざ笑うかのように、
突然、巨大ビジョンにはハーレーに乗り込む長渕の姿。
「くぉぉぉぉぉ!!」
渋い、渋すぎる、ん?渋いのか?本当の渋いのか?
俺らの感情お構い無しに
ハーレーで桜島を疾走する長渕の映像が続く。
渋いんかどうかしらんが、スゲー顔をする。
この辺はおれらも「ニヤリモード」全開。
映像が急にリアルに切り替わる。
実際にハーレーに乗った長渕が映し出される。
会場内の通路をハーレーに乗ってステージへ。
まじでなんかこれはっ。
完全に長渕の世界。
すげぇとしかいいようのない登場。
まじでいい意味で期待を裏切らない。
俺ら的にもテンションボコ上がり。
オオニシなんかはこの時点で右手を拳を天に突き上げ、
左手は腰に当てて、得意のポーズ。
JUST LIKE 「我が人生一片の悔いなし」(@ラオウ)。
眼に涙をいっぱいに溜めて
「つよしーー!会いたかったぞぉぉ!!」(@オオニシ)の叫び。

長渕FANといえば、ミヤのイメージが強いが、
実際はそうではない。
オオニシの部屋のふすまをみれば一目瞭然。
ふすまにマジックで
長渕の曲名がボコボコに書きなぐり。
「順子」「トンボ」「泣いてチンピラ」「昭和」...etc。
とにかくふすま中、あますところなくボコ書き。
挙句は、長渕がCMでいった言葉、
「BODYがどうしたっ」
とまで書きなぐるSKILL。
「なんかおまえはッ」っていうか、
まじで長渕がクソ好きなんやろう。

これは全くの余談ではあるが、
オオニシの部屋はクソ汚ねえ。
俺がクソ焦ったのは、散髪の場面。
金のねえオオニシは友達に髪の毛を切ってもらっていた。
場所はオオニシの部屋。
髪の毛を切るときって新聞紙などを下に引くのが当然。
が、オオニシを常識のものさしで測ったら痛い目に会う。
布団の上でそのまま、断髪。
落ちた髪の毛を手でちょっと払って、掃除完了。
まじで圧巻。
その上、いまだになぞなのが、空き缶を集めるSKILL。
壁際に空き缶がずらり。
まじで意味が分からん。
これはマジで実話。クソ恐ろしい男よ、オオニシは。

話を戻そう。
遂にライブがスタート。
「ここが俺の生まれた場所です。
ようこそ、鹿児島へ。
俺がくたばるか、お前らがくたばるか、どっちかだ!
あの桜島が太陽を引きずり出すまでやっていいか?」(剛)。
ミヤ的にはここはかなり「キマッタ」らしい。
マチガイネエ。

1曲目「勇気の花」は
ミヤが予想していた通りだったので
行きの車で予習済み。

2曲目「泣いてチンピラ」、
3曲目「孤独なハート」でエンジンもあったまった。
特に2曲目の「泣いてチンピラ」は
以前も書いたように、藤原達也もクソ好きな一曲。
歌詞が半端ねえ。
タイトル的に、チンピラに泣かされてきたのかと思いきや
「チンピラになりて~ぇ」って歌。
まじでどんな歌なんかっ。
チンピラは誰でもなれると思っていたが、
そうではないのだろう。
三曲目は往年のFANにはたまらん。

そして4曲目。
いきなりの口ずさみ。
「ウーウーウーウーウウウウー」。
当然、会場全体が野口五郎。カァーって奴。
言わずもがな「とんぼ」AKA 清原のテーマ。
まさかこんなに早い段階で来るとは思わなかったので
これで俺らもボコ上がり。
肩を組んでの大合唱。
しまいには後ろのカップルも円陣の中に入ってきて、
みんなで拳を振りあげて大合唱。
くそ上がった。

立て続けに「情熱」AKA タケオのテーマ。
さびは「情熱情熱情熱」の繰り返し。
途中、「怖くなってきたよー」をタケオが絶唱。
まじでスゲー曲。

そして6曲目「激愛」。
これはルーツ(@NNN)とアベ(@不動産屋)
の伝説のコンビ名。
俺(W)が満を持して命名。
っていうか、そもそも「激愛」ってスゲー言葉。
この辺の言語感覚も長渕ならではだろう。

で、7曲目。
まじでキマッタ。「逆流」。
クソクラシック。
「19でこの歌つくったけど、今も変わらねーや。へへへ」@剛

軽く歌詞を紹介しとく。

***************

竹馬で歩くように 今はまだぎこちないが  
先ずはここから足を踏み出し        
飾り言葉を 投げ捨てて          
「若いくせに!」なんて言わせたくない   

奴がブーツのボタンを はずしていよう   
奴が他人(ひと)の生きざま 馬鹿にしようとも
一歩前の この道を行かなければ      
だって僕は僕を失う為に生きてきたんじゃない

****************

「一歩前に向かって歩いていこうぜ」(@剛)。
この男はまじでモノホンだ。

8曲目「おいらの家まで」。
「フォーク界のアイドルって言われてた頃の曲だよ。
まだ髪が長くてね」(@剛)
っていうか、この曲はお約束。

「機嫌直して」(@剛)
「ツヨシーッ」(@客)
「来いよ来いよ、おいらのうちまで~」(@剛)

タケオがクソでかい声でほえ上げるSKILL。
まじでウルセーッ(@ルー)。

9曲目「夏祭り」(@弾き語り)
10曲目「ひざまくら」(@弾き語り)
この辺で少し落とすノリ。
で油断してたら、物スゲーBOMB。

11曲目「お家に帰ろう」
クソ圧巻。
2004バージョン。
歌詞を変えてきた。
はっきりと全てを聞き取れたわけではないが、
内容がまじではんぱねえ。
「明日、小泉さんちにいって
核爆弾の作り方を習おう」
とかそんなノリ。
金正日がどうしたとか、
フセイン、ブッシュがどうした
とかそんな内容。
この男はまじで分かってらっしゃる。
マジでおそろしい。
っていうか、MR.やりたい放題。
HARDCOREとはなんたるかってことだ。

12曲目「ファイティングポーズ」
13曲目「くそったれの人生」
この辺も王道だ。

そして、遂に出た。
お約束の名曲。14曲目。
「勇次」
俺ら的には、バタバタだったので、
クラッカーを買いそびれる不始末。
まじで、情けねえ(@とんねるず)。
が、肩を組んで共にとんぼを歌った
後のカップルが、
クラッカーを意地の差し入れ。
三つもらって、俺、SR、ミヤが何とか死守。
激鉄を落とすだけ。「ガーンッ」。
まじでキマッタ。

曲が終わった頃、
ミヤがナガツカを引きつれて、トイレへ。

ミヤ&ナガツカがトイレに行きだすと、
歌いだしのが「ライセンス」。15曲目。
「ここでライセンスを歌う剛はすげー」(@ナガツカ)
と感動してるとき一人のファンが登場。
そのファン、第一声から半端ねえ。
「鏡どこにありますか?」@FAN
つづけざまに
「友達多いですか?」@FAN
聞くと、女探しにきたから、髪をセットしたいとの事。
ぽか~ん@ミヤ&ナガツカ。
その後、長渕に関する質問をするも、
その都度、
「女が欲しい」「うまく話せない」
「どうしたらいいですか?」の返し。
風貌といえば、
ロン毛でキャップ、
カッターシャツに
下は絞るタイプのだぼだぼしたジャージ。
「まじでなんかこいつはっ」(@ミヤ胸中)
まじでとっつかまったって感じだろう。
ナガツカは遠くからミヤの知り合いと思い、見(ケン)。
ミヤはこういう奴が好きだから会話を続行。
終いには
「オンナを紹介してくれるなら、
おれ鹿児島やけど、下関まで行きます」@FAN。
まじでなんなんか、こいつは。
その時、第一部の締めとなる曲がかかりだしたそうだ。

第一部のラスト。
「幸せになろうよ」。
年末の紅白で歌ったことでおなじみの王道。
が、普通のバージョンじゃねえ。
トリビュートREMIXって奴。
そう、つまりやってきたぞ。
誰かって言えば、鼻息荒いシマウマ。
ZEEBRA THE ILL SKILL カミナ。
ほかにも、般若(@妄想族)やLISA(@元M-FLO)なども登場。
くそあせった。まじであせった。
もちろん登場して欲しかったんだが、
往年の長渕ファンのことを考えると
恐らく登場させないだろうってのが俺の予想。
そんなことはマジで「関係ねぇ」(@ルー)ってことだ。
近くのコアな長渕ファンは
「あいつ誰だ?」って感じで怒ってる奴らもいたが、
そんなもんは関係ないだろう。

これでボコ上がり。
ジブラが7万5千人の前で完全に存在感を魅せ付ける。
怒濤のコール&レスポンス。
マジで「鼻息荒い縞馬」だった。
ジブラ自身も満足っていうか、興奮したはず。
なんせ7万5000人。

そもそも
俺らが日本語ラップにはまった頃にクソ聞いたのが
「空からの力」@キングギドラ。
最近のはあんまり聞いてねえが、
俺はジブラはきらいじゃねえ。
中高生のころ聞いていた長渕と、
それ以後聞いていたHIPHOPが
この桜島で、まさかの融合。
感慨深いとはまさにこのこと。
また、般若も「妄想族だ!バカヤロー」
ったかんじで、にらみを利かしてたし。
悪くねえ。まじでピースだ。

兎にも角にも、これは上がった。
「幸せになろうよ」自体
今の俺(SR)にはかなり来る曲。
そこにジブラ、般若登場となるとマジで上がるしかない。
第一部はマジで決まった。
くそ上がった。歌詞もいいしね。

この後の休憩ではそれぞれ現状の
「カミングアウト」的な語りまで始まる始末。
完全に「シャベリバ(@NHK)三十路バージョン」。
お互いに腹のそこから、本音を漏らす。
マジで壁がなくなった。
日本人独特の「恥ずかしさ」みたいなのなんか
どっかに吹っ飛ばされた。
この後の中盤、終盤での一人一人の大合唱、
「つよしーーー!!」コールへと繋がっていく。

こっから1時間少々の休憩へ。

まぁそんな感じで第一部は終わり。
続きは明日。

第1部.21時35分~0時19分

1、勇気の花
2、泣いてチンピラ
3、孤独なハート
4、とんぼ
5、情熱
6、激愛
7、逆流(弾き語り)
8、俺らの家まで(弾き語り)
9、夏祭り(弾き語り)
10、ひざまくら(弾き語り)
11、お家へかえろう’04
12、ファイティングポーズ
13、くそったれの人生
14、勇次
15、LICENSE
16、しあわせになろうよ’04(長渕剛&All Cast feat.ZEEBRA)

**********************
#3

WHATSMAN&SR 御打 PC。

今日も勿の論(@DABO)で、
長渕剛ライブ@桜島のレビュー。
当然PBK(W+SR)の合作STEELO
今回は第2部。激チェキだ。

第1部のラスト、
「幸せになろうよ」はまじで圧巻だった。
その後のマジTALKは昨日の日記で上げたとおり。
オオニシなんかは拳を天高く突き上げたままで
「うぉぉぉ、つよしぃぃぃ!!」
と叫び続ける始末。
気が触れたとした言いようがない。
1時間くらの休憩後第2幕がスタート。

開始早々「ウォホホッ」(@剛)。
そう、クソ恐ろしいあの曲。
そう「JAPAN」。
まじでクソスゲー選曲をしてきやがった。
当然のように、ボコ上がり。
まじで決まる、この曲。
横を見るとオオニシがすげーガッツポーズ。
しかも両手。ダブルで突き上げる。
顔は満面の笑み。拳は勿論拳骨スタイル。
俺のほうを見て親指ぶったてての
クソニヤリアピール。

「俺はただただ拳を上に突き上げるだけよ」@オオニシ

まじで知るかっなのだが、
俺もJAPANが好きなので、
ニヤリ返し LIKE エールの交換。キマッタ。
休憩の間、俺(SR)はミヤ、ナガツカと
会場上のほうの岩場akaごつごつした貴様の上で語っていた。
照明が落ちていきなりの「JAPAN」
やりやがった。まじで決めやがった。
疲れも吹っ飛ばされた。
俺(SR)も即効会場に帰ることにし、
ミヤ、ナガツカを残して会場へ。
歌詞を軽く上げとこう。

**************

強い者と戦う時は ただただひたすら自分を信じればいい
弱い者に真実を語る時は 少しだけ気をつけろ
裏目裏目に 愛が転がる

誰かの弱さを引き上げたいなどと
うぬぼれた己の 恥を知ったなら
夕陽が青春をまっさかさまにずり堕ちて行く前に
事実をどてっ腹で受け止めろ

oh Japan! Where are you going?
oh Japan! What are you doing?
俺たち この先どこへ 流れていくんだろう
oh Japan! Where are you going?
oh Japan! What are you doing?
だけど 俺はこの国で 生まれ 育ってきた

****************

日本の行く末を案じたこの歌。
悪いわけがねえ。
そしてその流れで、次曲。

「静かなるアフガン」。二曲目。
「この曲はどこの放送局でも放送してくれない。
本当に意味が分からない」(@剛)
内容が過激すぎるってことで、
放送を規制されているとのこと。
全く過激でもなんでもねえ。
なんで放送しねえのか。
まあ、問題になるであろう歌詞を上げとこう。
この辺のことを歌うトップアーティストを
長渕以外で見たことがねぇ。
*******************

海の向こうじゃ 戦争がおっ発(ぱじ)まった
人が人を殺し合ってる
アメリカが育てたテロリスト
ビンラディンがモグラになっちまってる

ブッシュはでっかい星条旗を背に
ハリウッド映画のシナリオをすげかえる
悪と戦うヒーロー
アフガンの空 黒いカラスに化けた

ほら また 戦争かい
ほら また 戦争かい
戦争に人道(みち)などありゃしねぇ
戦争に正義もくそもありゃしねぇ

*******************

この曲を作ったとき、
長渕は若いアーティストに対して
「ROCKだなんだいっている若い奴らが、
なんでこの問題を題材に歌をつくらねえのか。
全くわからねえ」(@剛)
といった内容のコメントをしたらしい。
が、何かのきっかけで、
キングギドラの「911」を聞いたらしい。
それを機に、ジブラと長渕が意気投合。
前述の「幸せになろうよ」につながったらしい。
熱い奴らはやっぱつながるのか。

3曲目。「ガンジス」。
クラシック中のクラシック。
涙がでるぞ、まじで。
収録アルバムに
評論家らしき湯川礼子っておばさんが
レビューを書いているのだが、それは激チェキ。
なんでも湯川がコネを持っているらしく、
ダライラマに会える手はずをつけたらしい。
が、長渕はそんなものは会わずに帰郷。
それをきいて湯川は激怒したが、
ガンジスを聞いて納得。
涙を流し、何度も繰り返し聞いたそうだ。
まじで「なんかこれはっ」のエピソード。
ちなみに湯川はブルーススプリングスティーンが
くそすきらしい。
まじで「知るかっ」だ。
ちなみに長渕のブルーススプリングスティーン評は
「やっぱ世界を相手にしている奴は違うよ」。
どうでもいい。
まあ、とにかくこれは名曲。
「名も知らぬ死人たちよ
あなたのように死ぬまで強くいきよう」
ってところ。
なくしかねえ。

4曲目。スタンス。
これはたぶん新曲くせえ。
俺的にははじめて聞いた。

ちょっととばして、7曲目。
ナガツカがまちにまった「順子」。
ナガツカ的にはすげーガッツポーズ。
何でこの曲が一番すきなのかはなぞ。
多分、今恋に落ちているらしいから、
その子の名が順子なのだろう。
まじでしるかっ!だ。
しかものりのりで肩まで組んでくる始末。

そして次が「KEEP ON FIGHTING」。
長渕いわく
「俺もついにRAPしちまったよ」
とのことだが、
RAPでもなんでもねえ。
いつもと変わらん。
「チクショーっ」@剛
など吠え上げる曲。
で、この曲の終盤からが
俺らにとってまじで肝となる。

オッ、オッっとこぶしを突き上げつつ、
JEEPに乗り込む長渕。
そのJEEPが動き出した。
通路をゆっくりと走り出す。
もしやっ@W+SR胸中
来た、来やがった。
そう、俺らのGエリアのまん前。
当然走って前のほうへ。
肉眼ではっきり表情が見える。
約10メートル先に剛。
まじできまったとしかいいようがない。
そこに特設ステージらしきものがあり、
そこに駆け上がる長渕。
この時点で俺らは完全にぶっとばされた。
「ニヤリ」なんてしてる状況じゃなくなった。

そしてギターを抱えた。
「いつかの少年」。
クラシック。
まじでしびれる1曲っていわとる。
俺ら全員がものすげーガッツポーズ。
まじで決まった。
長渕の少年時代の背景が絡み合った名曲。

*******************

俺にとって鹿児島はいつも泣いてた
ひ弱で不親切で邪険な街だった
親父とお袋は泥にまみれ銭をうらやみ
そのド真中で俺は打ち震えていた

俺の人生はどこから始まり
いったどこで終わってしまうんだろう
突き動かされるあのときのまま
そう、いつかの少年みたいに

*******************

聞いた話だが長渕の少年時代。
親父は警察官だが、生真面目だけ。
どんどん下のやつらに追い越される。
出世ができんタイプ。
その鬱憤を家庭で晴らす。
完全なドメスティックバイオレンス AKA DV。
で、殴られた母ちゃんは
家の外で泣く毎日。
長渕はかあちゃんがくそすき。
ライセンスやこおろぎの歌にも通ずるはず。(@ミヤ談)

そしてまだ残る剛。
次はこれも名曲。
「きばいやんせ」。
鹿児島弁で徹底的に歌い上げる。
おれらはなんて言っているかよくわからんが、
とにもかくにもきばいやんせってこと。
がんばれってことだ。

そして前のステージに戻るかと思ったら、
さらにもう1曲。
奇跡。神が降りてきたとしかいいようがない。

剛「どーしてもみんなと歌いたい曲があるんだ。
唄っていいか??」

悪いわけがねぇ。
剛、頼むから俺らにも歌わしてくれ。
なんと、その曲は

「MYSELF」。

KING OF CLASSIC。
王道中の王道。
寂しがり屋のバイブル。
まじで泣くしかねえ。
っていうか、この曲を一番聴きたかった。
WもSRもオオニシも。
まじで手に手をとりあってがっちり握手@3人。
しびれるとかの次元じゃねえ。
目の前でMYSELF。
この時点で、このライブは伝説になった。

語り伝えられてこそ伝説だが、
そんな定義など吹き飛ばすほどの事件。
まちがいなくLEGEND確定だ。
曲説明に関しては、一枚のレコ@NNN
のJEEPで上げているの参照してくれ。
とにもかくにも、さびを一緒に熱唱。
オオニシの声ばかりが聞こえてくる。

「だから真っ直ぐ、真っ直ぐ、もっとますっぐ生きて
ぇ、、、」

オオニシのライブを見に来たわけじゃねえ。
声がくそでかい。長渕ではなくて、
オオニシのマイセルフをきいたようなもの。
まじでかんべんしてくれ。
まあ、オオニシのこの曲に対する思いは
半端ねえから、しょうがない。

マイメン達が県外に旅立つ時の送別会では
カラオケの終盤で必ずオオニシが歌うっていわれとる歌。
最近ではもっぱらオオニシも流行の歌を歌うらしい。

「オオニシもくらげになっちまった」(@マイメン達)
っていわれとる。

とにかく、吠え上げていた。
当然俺らも吠え上げる。
鳥肌@W+SR+オオニシ。

で次。巡恋歌。
往年のFANにはたまらん一曲。
これも目の前で見れたことが奇跡だ。
「好きです、好きです、心から」
ってやつ。名曲。

まだいるぞ、長渕が目の前に。
「こおろぎの歌」。
母さんの歌だ。
まじでなける。
俺(W)的には自分のかあちゃんを思い出した。
巡るよ、思いが。
まじでなきそうだ。やべえ。

で次の「一匹の侍」
の途中で、前に戻っていった。

まじでGエリアでよかった。
生だ、生。生ツヨシだ。
本当に来た甲斐があった。

長渕が俺らの目の前にいる間の
タケオの目は完全に「恋」する目。
声にならない声を振り絞って

「つよしぃぃ、ありがとぅぅぅ!!」

と叫び続けていた。
この時は殺し屋タケオも束の間の休息。

で、前に戻って15曲目。
ご存知「乾杯」。
当然決まる。

そして、つなぐように「マリア」
これで第二幕の閉め。

まあ、とにかく
マイセルフ@目の前
ってのが、第二幕。
まじで興奮&感動&鳥肌
ってところ。
俺(SR)的には完全に
「蛇ににらまれた蛙」状態。
マジでしびれた。
マイセルフは泣くしかない1曲。

俺自身(SR)なんらかの「答え」を
持って帰りたいライブだったが、
そんなことは「とんでもない」って感じ。
結局「全部自分だろ?」ってこと。

兎に角
「くぉぉぉっっっ!!」の第2部だった。

もう3時過ぎ。
まだまだライブは続いていく。

第2部.1時33分~3時51分
1JAPAN
2静かなるアフガン
3ガンジス
4STANCE
5春待気流
6海
7順子
8Keep On Fighting
9いつかの少年
10気張いやんせ
11Myself
12巡恋歌
13コオロギの唄
14一匹の侍
15乾杯
16マリア

*******************:
#4

遂に第3部@長渕桜島ライブ。
今日も書くのみ。
SR from モセキ78。
WHATSMAN レペゼン NATURAL9NATION(@TENJIN親不孝)
PBK(SR+W)Coming At Ya。
引き続きPBKの合作だっ。心して読んでくれ。

既に4時過ぎ。
俺らもかなりグロッキーモード。
くそ眠たい。
その場に座り込んで半分寝かかったとこに
長渕再登場。第三部の幕開けだ。

「女よ、GOMEN」が1曲目。
これもお約束の振り付けがある。
サビの「女よ、ごめんごめん」
の部分で両手を天高く上げて、
ごめんのポーズ。
7万人がやるとマジで圧巻。
俺らも意地でGOMENポーズでぶっきめ。
特に俺(SR)は
ここ最近「あやまりっぱなし」なんで、
この振り付けに熱がこもっとったっていわれとる。
が、タケオも負けてねえ。
「ゴメン、ゴメン」の腕の振りがクソ鋭い。
とにかくシャープ。
しかもサビを歌っている口元がクソとんがる。
スネオ(@ドラえもん)が乗り移ったって言われとる。
ミヤの「ゴメンゴメン」はスナップをクソ利かすタイプ。
まあ、どうでもいい。
今度B前田で歌うしかねぇな@SR。
テンポも良く上がる曲。

2曲目、出た。
「電信柱にひっかけた夢」
アルバム「JEEP」収録のクラシック。
俺(SR)のテーマっていわれとる曲。
東京から故郷へ帰る話。
そんなわけがねぇ。
でも俺(SR)的にもかなり好きな曲。
「酒が飲めないので、食パンをかじる」ところが
俺(SR)によく似とるって言われとる。
っていうか俺(W)も好き。
詳しくは一枚のレコ@NNNHPの
JEEP@長渕を参照。

そして立て続けに3曲目。
出ました、「STAY DREAM」
くそ熱い曲。
長渕自身、音楽性に悩み死を決意して
鹿児島に帰った時に出来たってゆー歌。

*******************

死んじまいたいほどの苦しみ悲しみ
そんなものの一つや二つ
だれもがここ、あそこに背負い込んでるも
腰を下ろし、ふさぎこんでも
答えはNothing

*******************

マジで熱い歌詞。間違いない。
お約束の
「もうこれ以上先へは進めない」
の後に長渕がフリーズ(止まる)がくそ長かった。
フリーズしている間中ファンは
「つよしぃぃ!!」
と叫び続ける。
そこで「例えば、挫折が、、、」と続く。
なんかそれはっ、の瞬間。
それもこれもこの時点でつっこむ余裕すら
無い程俺らも持っていかれとる。
サビを大合唱するだけ。

********************

その痩せこけた頬のままで
果てしない迷路の中を
人はみんな、手探りしてでも
STAY STAY DREAM

********************

ちなみにWは現在痩せこけた頬の男っていわれとる。
ネバーチェンジのアルバムがくそ好きなので
そのジャケの長渕をくそ意識。
古いタイプのレイバンをこよなく愛する男だ。
まぁ、どーでもいいが。

っていうか、この曲は
BODY@チョコレートのCMソング。クソ古い話。
オオニシなどは待ってましたとばかりに
「BODYがどうしたーっ」@オオニシ
の雄たけび。
周りのファンに対して、
「俺はしっとるぞ」的なアピール。
だてに部屋のふすまに
「BODYがどうしたッ」と書いているわけじゃねえ。
っていうか、
「なんかおまえはっ」としかいいようがねえ。

4曲目飛ばして5曲目
「東京青春朝焼物語」

「今日から俺 東京の人になる
のこのこと来ちまったけど」

って感じの唄。
新しい町で生きていく決意表明。
長渕は完全にレペゼン鹿児島スタイルなんだが、
東京に対する思いは半端ないように感じる。
結構歌の中にも多い。
俺(SR)はこの唄が結構好きだ。

で、6曲目「明日へ向かって」
これもいい歌。上がる1曲。
特にオオニシ、Wは上がりすぎて
「ナイス・マイフレンド」って歌詞の部分で
俺らの方に振り向いて指差す始末。
マジで意味が解らんが、
朝まで徹夜して気が触れたんだろうってことで
俺(SR)も軽く流しといた。
っていうか、
これはNHKかなんかの素人大会で、
ブッ決めた変な奴が、この曲を歌い、
同じ部分で
会場を指差したのを真似たって言われとる(@W談)。
とにもかくにも
「ヒントはお前の足元に転がっている」
ってことだ。ヤノンセン?

次の「LANIKAI」はレゲエタッチの曲で
時間帯的にいい感じ。
日が昇り始め、周りの景色も最高。
普通に上がった。
サビの「LANIKAI」のところを
「サクラジマ」に変えてて、
当然俺らの気分も上がる。
いい気分になったところで、出た。

8曲目。今回のライブの肝。
そのまま、ずばりのタイトル。
「桜島」。
あえて2バース目を上げる。

*************

錦江湾に陽が昇り
命の雫が金色に燃え始める
水平線から無言の息吹よ
薩州薩摩の荒くれ 俺らぼっけ者

俺は桟橋から
桜島フェリーに乗り
山よ、岩肌よ、ゴツゴツのおまえ
貴様にいだかれ俺は眠る

燃えて上がるは オハラハー 桜島
丸に十の字の帆を立て薩摩の風が吹く

歴史の雨に、風に、嵐に、雷雨に打たれ
なおもいどみかかる島よ、岩肌よ、情熱の顔を出す

****************

前の方には「丸に十の字」の旗を振る輩もいた。
にしても、この曲は決まる。
桜島で「桜島」を聞く。そして陽が昇りだす。
これ以上ないっていうシチュエーション。
まじで贅沢の限り。
何たる至福のとき。キマッタ。
これにはさすがに、みんながみんなガッツポーズ。
終盤の長渕のシャウトも半端なかった。
感動。くそ上がった。

9曲目「なんの矛盾もない」に突入。
これがラストソングだって予想通りのラスト。
俺らは帰りのフェリーが2時間待ちとかになるのが
恐ろしかったので一番後ろまで
下がってこの曲を聴くことにした。
歌うまでの間のトークが圧巻。
泣きながら長渕が桜島にピースを送っていた。
男泣きとは何たるかって奴。
「俺、涙出てるよ。お前ら最高だなーっ。
ここは、俺たちの約束の地だ。
生涯忘れないぜ。ありがとう桜島」(@長渕)

ちなみにこれはK太郎のテーマ。
「焼ける 焼ける 焼け焦げる
俺たちの情熱に何の矛盾もない」
ってところがクソ好き。
高校の机に彫刻刀で彫り上げるSKILL。
まじでなんかお前はッ。

出口付近でこの曲を聴き終わって、
帰ろうとしたところ、
「死ぬまで歌うぞ」的な発言の後、
イントロが始まった。
まさかとは思うが、
このオールナイトライブのラストで
長渕自身体力的な問題で封印せざるを
得なかったあの曲を出すわけがねぇって
ことで帰る準備。
もし「あの曲」だったら、
会場に戻って聞こう、
って話てたところでイントロが始まった。
そうあの曲だ。
最後の最後にあの曲だ。
何度でも言うぞ(@マミーD)。
あの歌を最後の最後に出してきた。
愕然のイントロ。
「ヨーソロー」
耳を疑うとはまさにこのこと。
そう、これ以上は説明不要(@S2K)のクラシック。

「Captain of the Ship」

うぉぉぉぉぉぉぉ!!!!
ここで出すかぁぁぁ。
本当にこの男はスゲエ。鳥肌AKAサムイボがボコ立ち。
マジで手抜き一切なしの
ライブのラストにふさわしい曲だ。
すげぇ。マジですげぇ。
俺らはいっせいに走り出した。
まるで金八先生が加藤を乗せた
警察のバスを追いかける場面のように。

ちなみにSRは焦りすぎてずっこけ。
豪快にこけた。
リレーの選手(@運動会)がカーブを曲がるとき、
腕をグルグル回した挙句、ずっこけるノリ。
まじで半端ねえコケ。
にも関わらずこけてないふりでニヤリ。
が、残念なことに足をすりむいて血だらけ。
こうなったら認めるしかねえってことで、
すりむいて血を流している足元を指差し、
「真っ赤に燃え滾るあのときの情熱はここだーッ」(@SR)
と、まさかの「情熱」を替え歌。
まじで半端ねえスキル。
その後は、得意のイッコク堂LIKEなブツブツ。

「あれ、おかしいのぉ…。
なんでこけたんかのぉ・・・。
オオニシが足を引っ掛けたんかのぉぉ。
っていうか、情熱は俺の足かのぉ。
俺んちの前の信号も赤色やったけど、
あそこが情熱かのぉぉ。
いや、わかった。
俺が大学の時にはいとった
ドクターマーチンの赤い靴こそが、情熱かもしれん…。
なんで俺はあの靴があんなに好きやったんかのぉぉ。
なんであの靴の裏はゴムなんかのぉぉ…。
それにしてもあの靴は、
真っ白いオーバーオールにあうけんのぉぉぉ。
何でかのぉぉ・・・。おかしいのぉぉ…。
オオニシの赤いロングコートも情熱かも知れんのぉぉ。
ウエキュウのコンバースの★は、
ピンクやから、さすがに情熱じゃねえかもしれんが、
AUの赤のカンゴールのハットは情熱かもしれんのぉぉ。
でもあのハットはカンゴールかと思いきや、
よくみたらゴンゴールって書いとるけえのぉぉ。
絵もカンガルーじゃくて、
ゴン中山がボールをけりよるしのぉぉ。
なんでかのぉぉぉ。
あぁぁぁ、訳がわからんくなってきたぁぁ。」(@SR)
とにかくしつこい。
まじで勘弁してくれッ(@W胸中)。

その後、SR得意の虚言
「今、フットボールアワーの後藤がおったぞーっ」@SR
なども飛び出したが、
俺らはキャプテンに必死でそれどころじゃねえ。
にしても、まじでこの曲はキマる。
最後の吠えを一部だけあげさせていただこう。

**************

もっと心で話してくれ! 
もっと本当のことを聞かせてくれ!
怖がらず ためらわず 腐らず ひるまず
自分を信じて自分を愛して
決して逃げるな 逃げるな 
お前がやれ お前がやれ お前が舵を取れ
死んでるのか 生きてるのか 
そんな腐った目で人間を見るのをやめろ
生きてくれ!生きてくれ!生きてくれ! 
お前の血はお前のために流れている
人間だ! 人間だ! たかだか俺もお前も人間だ!
決して奢るな! 決して高ぶるな! 決して自惚れるな!
一歩ずつ一歩ずつ確かな道を
お前がどうするかだ! お前がどう動くかだ! 
お前がどうするかだ! お前がどう動くかだ!

*****************

「生きて生きて生きまくれ」@剛
ってことだ。
力をもらうしかねえ。
ちなみにこの曲、普通に13分ある。
歌の部分は6分程度だが、
上記のような叫びが7分。クソ恐ろしい。
で、この日のライブでは、
なんと20分間やったらしい。
そして、俺らはこの曲を聴きながら、
家路へ向かった。

最初から最後までぶっ飛ばされっぱなしのライブだった。
ラストのキャプテンにはマジで
「参りました」と言うしかねぇ。

ヒロ@GITTさんの情報によると、
Captain of the shipのあと、ツヨシコールが起これば
ホールドユアラストチャンス、ヘラヘラ&不明の3曲を
歌う準備があったらしい。

まじでかぁぁぁ。まあ、しゃねえや。

にしても、
伝説の瞬間はマジで一瞬にして終わった。
正直帰りはクタクタ。
余韻もくそも無い状態だった。

明日のエピローグは各自で。
ピース。

第3部・4時45分~6時30分

1、女よ、GOMEN
2、電信柱にひっかけた夢
3、STAY DREAM
4、Good-Bye青春
5、東京青春朝焼物語
6、明日へ向かって
7、LANIKAI(桜島Ver)
8、桜島
9、何の矛盾もない
10、Captain of the Ship

********************
#5

WHATSMAN@下関。
イエー。調子は?

長渕ライブ@桜島の最終章。
今日まで、4回にわたりつづってきた。
HIPHOPと全く関係ないかもしれんが、
黙々と書かねばならんときがある。
#2~#4まではSR@78と、初の合作日記。
少しでも、ライブの感動が伝われば幸いだ。

今回のライブ。
実際のところ、
俺も誘われたから行った訳で、
自分から率先的に行ったわけではない。
たまには王道のマイメンたちと
騒ぎに行くのもいいかなってノリ。
確かに、中高生のころは聞いてたけど、
それ以後は、アルバムが出たら、
人に借りたりすることがある程度で、
そこまでの気合はなかった。
ライブビデオを借りたりもしたが、
感動するって言うより、
「なんかこの踊りはっ」
ってかんじで、完全なニヤリモードで見てた。
遠くから、ニヤニヤしてるって感じだ。
で、行ってライブが始まるまでも同様。
ライブに来ている奴らの格好とかを見ては
ニヤニヤしてたわけだ。
バイクで出てきたときなんかは、
まじでクソ笑ってたし。

が、歌が始まって、マジで焦った。
175センチ前後のオッサンが、
7万5000人の心を完全に掌握しとる。
特に背がでかいわけでも、
羽が生えているわけでもねえ。ただのオッサン。
そのオッサンの一挙手一投足に観客が反応する。
まさにMOVE THE CROWD。
本気でスゲエと思った。
画面で見てるときよりも、
ライブ中盤で、10メートルくらい前に来た際に
肉眼で見て、それをより一層思った。
まじで普通のオッサン。筋肉はすげえが。
パワーがまじで半端ねえ。
単純に拳を上げて騒ぐ歌もあってけど、
どてっぱらに染み入る歌もあった。
客層的には、まさに老若男女。
チンピラ風情からB-BOYやGAL、
まさに老人って感じの爺さんや婆さんもいたし、
子ども連れの夫婦もいたりした。
まあ、ほとんどは俺らくらいの男だろうけど。
これは俺の偏見かもしれんが、
30くらいになって、
ある程度社会にもまれ、
世の中のことが分かるようになったなった奴らの
心を揺さぶるってのはスゲエことと思う。
あんなオッサンがいるという事実。
そこに、まじでパワーをもらった。
「何でもできそうな気になった」(@オオニシ)
マチガイネエ。
俺とあのおっさんとの差はなんだ。
才能か?
それもあるかもしれないが、
どれだけそこに熱く(厚く)張れるかの差かもしれない。
やればできるかもしれんし、
やってもできんかもしれん。
が、やってみないとわからねえ。
やるしかねえ。やるなら今しかねえ(@西新宿)。
あんな風に熱く生きていきてえ。

なんだかんだ言いつつ、
俺らは根っこの部分が熱いんだろう。

具体的なライブの内容については、
伴奏が長いとか、
拳上げが長いとか、
歌をじっくり聞かす雰囲気を作れてないとか、
いろいろな感想があるようだけど、
俺はあれで十分良かった。
たしかに、後奏が長くて、
そのほとんどの曲で、拳上げ。
「セイッ、セイッ」のノリ。
「全部これやねえか」とも思った。
後奏を短くしたら、
最低でもあと10曲はいけたとも思う。
また、じっくり聞けた歌は、
静かなるアフガン、こおろぎの歌、
ライセンス、夏まつり、何の矛盾もない
くらいだった。
けど、俺にはあれでよかった。
ずっとしんみりやられたら、引いたかも。
企画自体、お祭的だと俺は感じてたし。
まあ、昔のライブでは手拍子している客に
「静かにして、じっくり聴いてくれ」(@剛)
って言ってたらしいけどね。
そういうライブもいいけど、
今回みてえなのも悪くねえ。
長渕は長渕だ。
にしてもクソ踊った。クソ騒いだ。
最近はあんまり人のライブとか見ても
へぇぇって感じで、
遠巻きに眺めてたけど、
今回はまじ騒いだ@精神&体&血。
10年くらいに前、二十歳の頃、
はじめてジブラやDやデブラージなどを
みたときのように騒いだ。

約9時間にわたるライブ。
いい思い出になったとかっていうより、
前へ進むための何かをつかんだ。
前に行くしかねえやろ>SR

この日のDVDがマチガイナク出るだろうから、
確実に2枚買いするしかねえな。>NICE MY FRIENDS
っていうか、
たまには集まって飲みましょう>目を閉じたらいる人たち
とにもかくにも、行って本当に良かった。

=感謝=

下関、福岡、鹿児島、
桜島、桜島フェリー、九州自動車道、
ランクル@ミヤ、バスツアーの人々、各パーキング
鹿児島の買取業者の方、
BYE-BYE、HOLD YOUR LAST CHANCE、
STAY DREAM、ライセンス、JEEP、
昭和、家族、CAPTAIN OF THE SHIP,
ふざけんじゃねえ、KEEP ON FIGHTINGその他全てのアルバム、
「MYSELF」、「いつかの少年」その他歌った全曲、
オオニシ、ミヤ、タケオ@文洋クルー
ナガツカ@若手、SATORIZM(@PBK)&俺の体と思考、
桜島ライブに参加した7万5000人全て、
そして、長渕”FIGHTING”剛

**************



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