■第三位:レモンハート by 古谷三敏 酒を提供する仕事をするなら、このマンガはハズせない!!ですね、K田さん? BARレモンハートを舞台に、毎回、人情と世界各国の酒を巧みにストーリーに織り込みながら、酒と音楽と人とが組合わさった空間の素敵さを紹介してくれる。ドラマ化されていてもちっともおかしくない秀逸なストーリーで、しかもお酒の知識も増える上質なまんが。お酒に関するうんちく満点!!読んだことない方はぜひ。
■第二位:ドラゴンボール by 鳥山明 言わずと知れたドラゴンボール、悟空がちっこい時がイイ。大きくなってからは登場人物が増え過ぎ、敵がどんどん味方になってしまう。天津飯やピッコロはいいとして、18号やベジータが仲間ってのはどうか?ベジータなんかブルマと結婚?しちゃうし???ま、いいんだけどね。いやそうじゃなくて、レッドリボン軍と戦ってたころの方がオモロかった。
■第一位:パイナップル・アーミー by 浦沢直樹 「YAWARA」なんて府抜けたおじょうさん柔道家まんがを書いていた作者と同一とは思えないくらい骨太な硬派な漢のためのまんが。傭兵あがりの戦闘インストラクター「ジェド・豪士」をめぐるストーリー。単発で完結する話だが、毎回、設定もテーマもいろいろで内容も濃く深い。「MASTERキートン」や「MONSTER」の前にくるオマージュ的な作品か。戦闘インストラクター「ジェド・豪士」のもとにくる様々な依頼(じいちゃん/ばあちゃんからの依頼が多いような気もするが)を巡るエピソード。随所に散りばめられたマニアックなネタ(小麦粉による粉塵爆発など、小麦粉が爆弾になるって知ってた?)が男の子のハートをわしづかみ。トイレに本棚をつけたら間違いなく常備しておくべきクラシックなまんがだ。 たまに、金髪のヤワラちゃん(ジャネット)が出てくるが、この人はキャラが毎回同じような顔なのでしょうがない。