27.魔少年BT


とはいえ、ショートショート@星新一。

魔少年ビーティー@荒木飛呂彦
BT

全1巻。
古本屋などでは、
よく100円のコーナーで目にする。
とはいえ、
クラシックやろう。

作者は王道、荒木先生。
ジョジョの奇妙な冒険で
クッソおなじみ。
その荒木先生のデビュー作。
たしか、二作目が「バオー来訪者」だったはず。

内容は、短編集。6話程度。

で、内容。
アマゾンにはこうある。

++++++++++++++++++++

ありとあらゆる手品やトリックを
自由自在に使いこなす不思議な転校生・ビーティー。
友人の公一と魔少年・ビーティーが
体験する様々な怪事件に、
数々の奇抜なトリックが登場する。

++++++++++++++++++++

荒木先生いわく、
「名探偵シャーロック・ホームズ」へのオマージュ的作品
らしい。

ビーティーってのは、イニシャル。
つまり、B.T.ってこと。

バンバ・ツヨシ

とかなんやろう。
もしくは、

ツル・ボンド

とかかもしれん。

なんにせよ、イニシャルで呼ぶSTEELO。
名前をあえて隠すことで、
ヤバさを演出しとるんやろう。

公一いわく、BTは

「社会的 ダイナマイト一触即発的 良心罪悪感ゼロ的
猛毒セリフ的 悪魔的 計算頭脳的 今世紀最大的 犯罪少年」

らしい。

なんかそれはっ。
まあ、なんでもええけど。

つうか、
主人公は、BTのダチの公一
って言った方がええかもしれん。
この公一の語りで物語が始まっていくしな。

で、このビーティー。
デビュー作とはいえ、
荒木氏独特のエグさというか、
泥臭さみたいなのはすでにプンプン。
特に、狂った人間を描いたシーンなどは、
まじでこの人ならでは。

つうか、
個人的に、「ジョジョ」はクラシックの王道と認識しているが、
そのジョジョにつながる雰囲気がすでにクソある。
トリックをつかったり、
すげえ心理戦をしたり、
って感じはまさにジョジョ。
まだまだ荒削りって感じはあるんだろうが、
原点的作品といっていいやろう。

ってことで、
ジョジョ好きは読むべし。

実際は、ジョジョについて、
バシーッと書きたいが、
そんな時間も気力もないので、
今日はBTってくらい。

まあ、1冊100円@古本屋なので、
ぜひってことよ。

まとまりもくそもねえが、
きょうは、これで。

ピース。


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