29.黄昏流星群



今日はヒサビサにまんが道。
なぜなら、昨日久々に風呂で読んだら、
やっぱオモシレエってことになったから。
ってことで、HERE WE GO。

黄昏流星群@弘兼憲史

現在進行形で今も連載中。
最強伝説・黒沢などと同じビッグコミック系。
いまも続いてるから、
この時点で、クラシック確定ってのは
いいずらいもんだが、
この漫画については、
そろそろ言い切っていいだろう。

どんな漫画かっていえば、
基本は短編。
といっても、
1話完結ってことじゃなくて、
コミックでいえば、
たまに1冊全部のときもあったりするが、
基本的には、1冊に2話~3話程度収録されとる。

内容的には、
中高年のLOVE。
人生の黄昏時にきらりと光る流れ星ってこと。
とにかくクソすげえ。
50歳とか60歳とかの
おっさんとおばさんの愕然の恋物語。
むごいっていうか、
REALなセックスシーンとかあったりする。

それに、絵的にも間違いない。
以前、藤井隆がなんかのテレビで、

「黄昏流星群の中年女の裸はまじでリアル」

と言っていたが、まさにそのとおり。
シワの感じとか、たるみ具合とかクソリアル。
って、俺が熟女趣味みてえやねえか。
あくまで想像。

っていうか、
ここまでよむと、
結構えぐい、エロ漫画LIKEなノリを想像してしまうかもしれんが、
そんなことはない。

基本は純愛。

まじでまっすぐすぎる恋。
いくつになっても、恋をしていたい、って感じ。

王道の話としては、
映画化(ビデオ化?)もされた

「星のレストラン」

ってのがある。
あとは、宮本武蔵をテーマにした
まさしく「ヒロカネ先生らしい」作品など。
クラシックは多い。

たしかにおもしれえのはいろいろあるんだが、
俺的に、まじでこれしかねえってのが1話ある。
昨日は、タマタマそれを読んだから、
今日の書き殴りにつながったってブツ。

「七夕七年会」@8巻
黄昏

この話はマジでやべえ。
これくらいの純愛ってのにあこがれる。
先日、ソウヤがモテ談義の際に出したパンチライン

「俺は、愛を信じとる」@ソウヤ

に相通ずるものがある。
っていうか、
真顔でよく三十路のオッサンが、
そんな台詞を吐けるもんよ。
やはりソウヤは恐ろしい男。

話をもどして、七夕。
別れた男女が、
7年に1度だけ会う、
とかそういう話。
29歳で別れてから、今回が3度目。
つまり21年後が、舞台だ。

あんまり書いても、
今後読む人にとって、もうしわけないので、
やめておくが、とにかく読むしかねえ。

とにもかくにも、
涙なくしては読めん。

人生の上で、
何の仕事をするかってのも大事だが、
誰と結婚するかってのがもっと大事なハズ。
おっさんとかが、割り切って
生活のパートナー、などといったりもするが、
俺的には、現状ではありえん。
愛だ恋だを上手に使い分ける(@イメージダウン)
SKILLはまだ持ってねえ。
そういうのは、
ウエキュウ(@地元)とかがもってそうやな。
アイツは心も体もばら売り(@イメージダウン)できるタイプよ。

っていうか、
ジョンレノンや尾崎豊がそうだったように、
最後に行き着くところは、
「愛」かもしれんよ、まじで。

まあ、そんなことはどうでもいい。
今回説明した七夕~のほかも
結構おもしれえので、
暇なときに、ちゃらっと買ってみてもいいはず。
短編なんで、前後は関係なく買えるしね。

今日はこんなもんで。

ピース&1LOVE

++++++++++++++++++

TYGHTBOOOM73号。

「黄昏流星群」。偶然とは恐ろしい。
ドキっとさせ(@S-style)てくるな、あんたは。>W

クソなことに、今、
オレが寝る前に読み直しよるやつも、
まさにそれ。「黄昏流星群」。
稀に見る中年男女の恋愛バイブル。
確か、既にクラシック入りしとるはず。

っていうか、おまえ、こんだけの大作を
よくさらっとアゲてくるね。>モセキの韻踏み野郎(@ドン)
まあいい。

基本的に今までのところ22巻まで出とる。
この調子でいけば、
「人間交差点」の巻数を超えてくる勢い。

っていうか、
昔から弘兼先生は中年モノがクソ得意。
「ハローハリネズミ」のクラシック、
「ほんの40年」(@バラの花)のあたりは
圧巻of圧巻。
まさに中年クラシックの先駆け。
思わず、クライマックスの
2~3ページ前から読み直して、
ページのかた隅に描かれとる
新聞屋のおばさんを見つけ出し、

「かっーー。ここにおばさんをわからんように
こそっと描かせとるか、神様よ。」(@ダン氏)

と再確認(@ATKTBNNNWSK)するばかりよ。
っていうか、
WHATSMANは、この話を
さも自分の知り合いの話のように巧みに人に話す。
あれは、マジで口の天才かもしれん。
まあいい。

オレ的に印象深いのは、
15巻?やったと思うが、
WHATSMANも上に記している、
「宮本武蔵」の話。
「お~い竜馬」以来の連続3回読みを出した。
(3回読み=よくできた本などを初めて読んだとき、
面白すぎてまた最初から+2回読み直すスタイル
冗談ではなく、お~い竜馬全23巻を連続3回読んだ。)

内容的には、
弘兼得意のタイムスリップを出してくる。

* タイムスリップに関しては、

「ハローハリネズミ」23巻、
グレさんのオヤジの話がやはり、
一等賞(@TWIGY)。
(銀行の階段(@広島)のピカでできた人影は、
グレさんのオヤジの影。また、グレの母親が
ハリネズミにクソ優(@AU)しい。こそっと、
包帯に壱拾円札を入れてくれたりする。)
とにかく、読んだほうがいい。
ちなみにグレ(@赤塚探偵事務所)は、
島耕作シリーズでもクソ活躍する
オーバーグランドな存在。
ノリで言ったら、ちょっと違うが
「大甲子園」(@水島)とかのノリか。
いや、「闘将ラーメンマン」とか
「ぼくは岬太郎」とかか?
これも主人公じゃないんで、ちょっと違う。
それなら「探偵 小暮久作」見たいな
タイトルにならんといかん。
まあいい。

とにかく、「宮本武蔵」@23巻は
激チェキやろう。
話もうまくできとるし、
武蔵の女嫌いの解釈もうまく描いとる。
最後、母親と子どもが話している

「鑑定では偽者だけど、これは本物よ。」(@母親)

「剣道がやってみたい」(@子ども)

あたりは、

「マジでうまく書いてくるな、このおっさんは。」(@AU胸中)

としか、いいようがねえ。

「弘兼らしい」(@W)とWHATSが書いとったが、
そのあたりの歴史モノも
「ハロー張り寝ず視(@オリジナル)」で確認できる。
「竜馬暗殺」の解釈あたりは賛否が分かれるところだが、
面白い書き方をしとるのは確か。
が、あれはないやろうと思うが。
あれじゃ、中岡(@土佐)がムゴ過ぎる。
っていうか、
「ハリネズミ」の方も、
当然質がクソ高いのでぜひ購入を。

「マンガは自分で買ってこそ、
初めて自分のモノになる」(@UZI(@マンガ大学学長))

みたいな事を昔雑誌で読んだが、
確かに一理ある。
オレ的には、基本的に
同じマンガを何回も読むタイプで、
当然それぞれの回で読み方が変わってくる。
勝手に作者の意図に反するような、
クソ深読みをする時もあるが、それはそれ(@不屈闘志)。
まったく問題ない。勝手に楽しむだけよ。

黄昏流星群は、基本的に短編なんで、
マジでどっから読んでも全然いける。
100(@BOOKOFF)などで見かけたら、
即買いやろう。

まあ、こんな感じで。
AU



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