第1章 いい食べ物・悪い食べ物?


玄米菜食・マクロビオティック・ナチュラルハイジーン・
千坂式・陰陽料理・穀物菜食などなど・・・。

そして、やはり素材にもこだわりたくなります。
低・減・無農薬の野菜や果物・有機栽培・
オーガニック認定食品・抗生剤など無投薬の牛、豚、鶏肉
近海の魚・安全な養殖法で育てられた魚貝類・
国産の無漂白小麦・などなど・・・。

農薬や化学肥料、ポストハーベストや遺伝子組み替え、
添加物の害、複合汚染など、真実を知れば知るほど、
食の素材に対するチェックも厳しくなり、
こだわりたくなってくるものです。

でも、ちょっと待って!
世間に多く流通している、農薬のかかった野菜や
抗生剤やホルモン剤を投与されて育った豚の気持ちに
なってみると・・・きっとそんな育てられ方、
したくなかったよね。

そう思うと、なんだかふつーのスーパーに並べられている
食品に対して、悪しき視線を浴びせていた自分にも
疑問が湧いてきたのです。

それからは、いわゆるナチュラルではない食品に
対しても、嫌悪感を感じないようになりました。
やっぱり食べる時は「ありがとう、頂きます」です。

そんな気持ちで調理したら、なんと美味しくなるんですよぉ!
是非、ぜひ試して見てください☆

自然食をしても、それを受け入れられない家族や
友人との関係がスムーズにいかなくなる時があります。

本来、人とのコミュニケーションにおいても大切な
ごはんを食べる、おやつを食べる、という行為も
すっきりと楽しめなくなる人もいます。

それって、いい食事、食べ物にこだわることよりも
大切なことを逃していることになりませんか??

例えば、子どもの通う幼稚園や学校のお母さん同士の
関係も、「自分の食のこだわり」から一歩脱却してみたら、
意外に楽しんで飛び込めるのではないかしら?

確かに、価値観の似ている人と一緒にいるほうが
楽に感じますが、異なる価値観の人からいろいろ
気づきを与えてもらえることも多いです。

食べることって、自然食にこだわることよりも
もっともっと大きな価値を含んでいる行為だと
思いませんか?

自然食、というカテゴリー、ちょこっと
外して、新しい世界を感じて見てはいかがでしょう??



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