家づくり…大阪で伝統構法!:石場建て/木組み/土壁工法 ~今さら?マイホーム新築

家づくり…大阪で伝統構法!:石場建て/木組み/土壁工法 ~今さら?マイホーム新築

2020年12月11日
XML
カテゴリ: 内装・照明
外構が進んで、12/9(木)に見ると、門灯が設置されていました。
・・・といっても、「門」があるわけではなく、
完全オープン外構なので、表札(まだ無い)と郵便受の組み込まれた塀みたいなもの。
・・・その灯りを何と呼ぶ? 表札灯?

ともあれ、これで屋内外の照明が全て揃ったので、日暮れに点けてみました。


家の全景。我ながら、なかなかいい!


玄関ポーチ。
「いま帰ってきたよ。」「おかえり!」・・・ホッとする感じを、灯りで演出してみました。
この玄関ポーチ灯、​ 和風の市販品 ​はいくらでもあるのですが、
大庇や縦格子の木組みそのもの全体として照明器具に見立てようと、
結局は自作してしまいました。


と言っても、簡単なつくり・・・。
この家をつくったときに余った木を棟梁から分けてもらって、
レセップソケットと10w型LED電球を2つ向き合わせに組み合わせただけのもの。
眩しくないように、光源ができるだけ直に目に入らないように工夫しました。

器具の製作は、ホームセンターで普通に買えるものばかりだし、1000円もかかっていません。
また故障する部分が無いので、電球の寿命(30000時間)がきても2つで1500円ほどと経済的です。
消費電力は電球1個当たりたった1.4wだし、24時間365日点けっぱなしにするつもりです。

勝手口灯は、明暗人感センサーの付いたものにしました。
普段は要らないけれど、必要な時にはそこそこの明るさが必要だからです。
ネット通販で超安価なものもありますが、電気技師さんに言わせると
国産のメーカー物の方が後あと絶対にいい!とのおススメで、​ オーデリック ​のものにしました。

「和」の家を目指したわけではなく、石場建て伝統構法と言っても数寄屋建築ではないのですが、
やはり縦格子から漏れる灯りは、「和」を醸し出します。



11/28稿 ​や​ 12/5稿 ​でも少し紹介してありますが、
基本コンセプトは、玄関ポーチ灯と同じです。

玄関内はただ、壁付けレセップソケットに10w型LED電球だけ、
ニッチは百均のLED豆球0.5w×2というだけで、
24時間365日点けっぱなしの常夜灯。
前の道を通りかかると、玄関に仄かに温かく明かりが灯ってるのが見えるという演出。

もちろん人が出入りするときは、別に玄関灯が人感センサーで明るく照らすようになっています。

居間(リビングルーム)は、普段くつろぐときは、
これまた自作の間接照明器具(但し20w型LED電球×2)だけを点けます。
​​
(1階の居間)


(2階の居間)

玄関ポーチ灯と同じ構造の間接照明。電球1個当たり2.0wで220lm。
くつろいだりテレビを見るぐらいなら、これくらいの薄明かりだけで十分。
照明器具が主張しないぶん、木組みの美しさが際立って、かえって広く感じられます。
もちろん必要なときには、別の照明を点ければ明るくできますが、それは追って別稿で。

2階の洗面台。ここも照明器具をさんざん悩んで、結局は
壁付けレセップソケットだけ設置してもらって、LED電球だけにしました。

これ、シルバーボール電球といって、前には光を出さず根元だけ照らす変わり種!
前に立っても全く眩しくありません。

だいたい日本の家は、照明が明るすぎるんですよね。
天井の蛍光灯の白い光(シーリングライト)が昼間のように煌々と照らしている。
けれど、これって無粋だと思いませんか?

妻が眩しいのが苦手なので、
欧米の家のように照明をグッと落として設計してみました。

​​(STAR TREK エンタープライズ艦長ピカードの家)​​

すると逆にかえって「和」が強調されることになったようにも思えます。
燈火(ともしび)のような明かり。
火皿・燭台・行燈・・・
(参照:​ さまざまな江戸のあかり ​~けいはんな小さな博物館)

そして、これもお気に入り。
吹抜け格子から漏れる明かり。

2階から1階へ。

1階から2階へ。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2020年12月17日 22時31分38秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

カテゴリ

サイド自由欄

三線サークルの活動を、大阪・枚方でやっています。
沖縄民謡・唄三線のボランティア演奏も承っています。
【ひらかた三線愛好会】
http://hirakata34aikoukai.ti-da.net/
お気軽にお問合せください。
コンゴウ:kongou2002@gmail.com
Facebook:コンゴウ マツムラ
日常着は和装…平日は作務衣、休日は着物。

プロフィール

kongou2002

kongou2002

カレンダー


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: