あれ
からもう半年!
4/18稿「春うららを寛ぐ…大開口の現代風(?)縁側~日本の家の真骨頂」
あのときの思いと同様のことを、今またこの季節になってこの家に感じます。
今年の夏、むちゃくちゃ暑かった!
そういえば去年の夏には、こんな 投稿
をしていたのが思い出されます・・・。
2024.8.6稿「伝統構法の家は猛暑日にエアコンなし?!…無垢材・土壁・和瓦葺~機械空調に頼らず」
ところが今年の夏は更に暑さが増して、
年賀状
に載せたセカンドハウスで1週間の半分ほど暮らしていました。
1/1稿「賀正…the実家~#伝統構法#木組み#無垢材#土壁#自然素材#木と土壁の家・・・」
なので、夏をスッ飛ばして今回の投稿となりました。
ということで、あまりにも暑かった夏。10月になっても30℃を下回らない異常!
けれど今日10/9の枚方の最高気温は27℃ほど。快晴、日本晴。爽やかな秋の風がそよぎます。
1964年から1999年までは10月10日が「体育の日」だったのにふさわしい日和。
ようやくの秋を感じて、全開放の我が家!
玄関土間からリビングまでは、部屋のようであり部屋でないような、あいまい空間。
玄関を開け放っておくと千本格子の建具越しに爽やかな風が入ってきます。
たった2畳あまりの床ですが、4畳半?って広がりを感じさせてくれます。
いや、本三和土の土間を経て屋外と繋がる中間領域で、それ以上の開放感です。
その開放感を得るために、玄関との仕切り建具は、完全に引き込めるようにしました。
天井も玄関まで続いて見えて、木組みが美しいです。
外に向かって開かれたこの空間は、あたかも広縁のようです。
1間幅の上がり框、1間半幅の無垢杉本名栗式台。
ゆったり腰掛けて、風と光に浸ることができます。
そうしていても、奥のリビングとは千本格子の建具で遮られ、
風は通っても視線はあまり通りません。
不意のお客には、古民家の縁側のように、ここで腰掛けて対応することができます。
ここに腰掛けると、前は半間あまりしかありません。
でも、土間もポーチも一体的に同じ本三和土で、窮屈さは感じません。
ここでちょっとした日曜大工作業などもしています。
とはいえ、まだ虫のシーズンは終わっていません。
そんなときは網戸を閉めます。ロックすると、不意に外から開けられることはありません。
銀黒マジックネットのお陰で、中はほとんど見えません。
【公式】 網戸用 張替ネット 銀黒マジックネット #20 91cmx2m 銀/黒 網戸張替用防虫ネット アミド用防虫網目かくし 日中のプライバシー保護 室内からはスッキリ【代引き対象】 【ダイオブランド】
通りからは、ポーチ前の千本格子が、更に視線を遮ります。
4年目後半に入り、日光と雨で色合いが変化し、いい味わいになってきました。
玄関だけでなく、もちろんリビングも、大開放!
この、外に開かれた屋内と屋外の境界があいまいな家の構造は、
平安時代の寝殿造り以来の、千年続いた日本の家の真骨頂と言えるでしょう。
南側に僅かに空けられた猫の額ほどの空間。
庭というほどもありませんが、大切な光と風の通り道。
植えた覚えがないのに勝手に生えている芙蓉。
去年はカイガラムシの被害で咲くどころか丸裸になってしまいましたが、
今年はせっせと除去したお陰でこれからたくさん咲きそうです!
大都市近郊の住宅街。建坪30坪ほどの小さな伝統構法の家。
窓を開け放っていると、校区の小学校から運動会の練習の音が聞こえてきます。
ご近所さんの声や犬の声も・・・。秋の昼下がり、昔ながらの暮らしです。
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