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2024年7月から8月までに購入して読んだ本です。今年はお盆休暇が長かったので、たくさん読むことができました。仕事、ブログ作成、本読み、本屋・古本屋巡り、睡眠で一日が終わる毎日です。この8月で私は59歳になりました。60歳の再雇用になれば、小遣いが減って本を買えなくなると思うので、この1年間に色々と対応を考えたいと思います。(なお、北斎漫画1,2,3は、以前持っていた本を古本屋に売却していました。ところがテレビで葛飾北斎に興味がある博士ちゃんの番組があり、博士ちゃんがオランダ、イギリスに行って北斎研究者と話をする所を見ると、やはり資料として手元にあった方が良いと考えて、今回再び買いました)ー-------↓ Sports Grafic Number 週刊文春2024年8月31日「ナンバー」臨時増刊号パリ五輪完全保存版 熱狂の記憶/文芸春秋。 ↓ サンデー毎日2024年8月31日増刊 パリオリンピック2024全記録/毎日新聞出版。↓ シティ・ポップ文化論/日高良祐編著/フィルムアート社↓ 絵画で読む『失われた時を求めて』/吉川一義著/中公新書/中央公論新社↓ The Travel Diaries of Albert Einstein アインシュタインの旅行日記 日本・パレスチナ・スペイン/アルバート・アインシュタイン[著]/ゼエブ・ローゼングランツ[編]/畔上司[訳]/思想社文庫/思想社↓ 池上彰の宗教がわかれば世界が見える/池上彰/文春新書/文芸春秋↓ 20歳の自分に教えたいイスラム世界/池上彰/SB新書/SBクリエイティブ↓ クマにあったらどうするか アイヌ民族最後の狩人 姉崎等/語り手・姉崎等/聞き書き・片山龍峰/ちくま文庫/筑摩書房↓ 私はなぜ80歳でエベレストを目指すのか/三浦雄一郎/小学館101新書/小学館↓ テント泊登山の基本テクニック/高橋庄太郎/ヤマケイ新書/山と渓谷社↓ 山と高原地図58 2024年版 石鎚・四国剣山 東赤石山・三峯・四国山地横断トレイル ↓ 司馬遼太郎の時代 歴史と大衆教養主義/福間良明著/中公新書/中央公論新社↓ 日本百銘菓/中尾隆之/NHK出版新書/NHK出版↓ 妙な線路大研究 東京編/竹内正浩/実業之日本社↓ 線路を楽しむ鉄道学/今尾恵介/講談社現代新書/講談社↓ 廃線紀行ーもうひとつの鉄道旅/梯久美子/中公新書/中央公論新社↓ ふしぎな国道/佐藤健太郎/講談社現代新書/講談社↓ 中世の東海道をゆく 京から鎌倉へ、旅路の風景/榎原雅治著/中公新書/中央公論新社↓ 健康が歩いてやってくる! 五街道ウォークのすすめ 東海道・中山道・甲州街道・日光街道・奥州街道/八木牧夫/山と渓谷社↓ ドナルト・キーンの東京下町日記/ドナルド・キーン/東京新聞↓ セーラが町にやってきた/清野由美/プレジデント社↓ 昆虫はもっとすごい/丸山宋利、養老孟司、中瀬悠太/光文社新書/光文社↓ 定点写真でめぐる東京と日本の町並み 昭和・平成・令和から厳選412/二村高史/青春新書/青春出版社↓ 写真が語る満州国/太平洋戦争研究会/ちくま新書/筑摩書房↓ 土門拳 強く美しいもの 日本美探訪/土門拳/小学館文庫/小学館↓ 美の世界旅行/岡本太郎/新潮文庫/新潮社↓ 作詞入門 阿久式ヒット・ソングの技法/阿久悠/岩波現代文庫/岩波書店↓ 忌野日記/忌野清志郎/新潮文庫/新潮社↓ 日本百霊山 伝承と神話でたどる日本人の心の山/とよだ時/ヤマケイ新書/山と渓谷社↓ 北斎漫画1 江戸百態/青幻社↓ 北斎漫画2 森羅万象/青幻社↓ 北斎漫画3 奇想天外/青幻社↓ 訪ねてみよう!日本の戦争遺産/安島太佳由/角川SSC新書/角川SSコミュニケーションズ↓ 日本の空母100年/内藤博文/河出書房新社↓ 零戦と戦艦大和 仕組み大百科/零戦・戦艦研究会/宝島SUGO!文庫/宝島社↓ MASTERキートン番外編 キートン動物記/原作・勝鹿北星+浦沢直樹・作画/小学館↓ 恋するアニメヒロインイッキ読み99/フタバシャの大百科/双葉社↓ 写真と資料で読む三丁目の夕日の時代 東京タワー編/小学館↓ 銀河鉄道999 永遠の謎メーテル 別冊宝島1564/宝島社↓ 泥まみれの虎 宮崎駿の妄想ノート/宮崎駿/大日本絵画↓ 風立ちぬ 宮崎駿の妄想カムバック/宮崎駿/大日本絵画↓ 山と渓谷 2024年8月号 スリルと展望の北アルプス岩稜案内/山と渓谷社↓ PEAKS 2024年9月号 特集 北アルプス山小屋大全2024/ADDIX↓ 天文ガイド 2024年8月号/誠文堂新光社↓ 月刊星ナビ 2024年8月号/アストロアーツ↓ 天文ガイド 2024年9月号/誠文堂新光社↓ 星ナビ 2024年9月号/アストロアーツ↓ 日経ビジネス 2024年8月12日、19日合併号/日経BP↓ 日経ビジネス 2024年9月2日号/日経BP↓ the Japan times alpha 2024年7月5日、7月12日、7月19日、7月26日↓ the Japan times alpha 2024年8月2日、8月9日、8月16日、8月23日↓ the Japan times alpha 2024年8月30日、9月6日合併号
2024.08.31
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私が小学2年生の時、学校から家に帰ると、部屋に偕成社ジュニア版日本文学名作選60巻が置いてあったのでびっくりしました。私が読むであろうと母親が勝手に購入したものです。当時は時間がいくらでもあったので、名作選を全巻繰り返して読みましたが、内容が難しいものもあり、なぜこのような小説を書いたのかわからない内容もありました。特に田宮虎彦さんの小説「足摺岬」は難解で、小学生の私には著者の意図が読み取れませんでした。それでも学生時代は、全巻を何度も読んでいました。私が社会人になり家を出た後、親が広島から山口に引っ越した時、全巻60冊は親が処分しました。すっかり名作選のことを忘れていたのですが、30代の頃、子供を連れて最寄りの図書館に行くと、例の名作選が置いてあったので、とても懐かしく、早速田宮虎彦さんの「足摺岬」を読んでみました。すると内容が理解できたことに驚きました。他の名作選も読み直しましたが、人生経験が増えると、作者の気持ちを推測する力が増した感じでした。仕事が忙しくなり名作選の事は再び忘れていたのですが、60歳が見える歳になり、急に「足摺岬」を読みたくなり図書館に行くと、偕成社ジュニア版日本文学名作選は石森延男さんの「コタンの口笛」を除き、全て廃棄されているとのことでした。「コタンの口笛」も開架されておらず、閉架書庫から取り出していただきました。このような名作選は今では需要がないのかと思い、残念でした。小学生の時、親が勝手に買った偕成社ジュニア版日本文学名作選60巻ですが、若い頃によくわからず読んでいたものの、結局社会人になって日本文学を読む機会もありませんでした。ところがこの歳になってみると、本のタイトルや作者名を知っているだけでなく、中身もしっかり読んだということが、自分の心の財産になっていることに気が付きました。色々な本を読んでいると日本文学についての記載があり、自分も読んでいるので内容が理解できます。私が爺さんになって時間があっても、多分全部読む意欲が湧かないのではないかと思います。この歳になって、母親に感謝する次第です。ー--------------↓ 偕成社ジュニア版日本文学名作選。石森延男さんの「コタンの口笛」。↓ 原作を全文収載=小、中学生向当用漢字・新かなづかい使用/注・解説つき明治から現代にいたる文豪の名作、及び、ひろく世の感動を集めた作品の中から、若い読者にふさわしい作品を精選。全国学校図書館協議会選定 1・7巻は必読図書。↓ 1)次郎物語(第一部)下村湖人、2)わんぱく時代 佐藤春夫、3)野菊の墓 佐藤佐千夫↓ 4)坊っちゃん 夏目漱石、5)二十四の瞳 壷井栄、6)羅生門・トロッコ 芥川龍之介↓ 7)しろばんば 井上靖、8)路傍の石 山本有三、9)熊犬物語 戸川幸夫、10)走れメロス・女生徒 太宰治↓ 11)ビルマの竪琴 竹山道雄、12)伊豆の踊子 川端康成、13)怪談 小泉八雲、14)山椒大夫・高瀬舟 森鴎外↓ 15)友情 武者小路実篤、16)ジョン万次郎漂流記 井伏鱒二、17)小さき者へ・生まれ出ずる悩み 有島武郎、18)末っ子物語 尾崎一雄↓ 19)吾輩は猫である(上)夏目漱石、20)吾輩は猫である(下)夏目漱石、21)次郎物語(第二部)下村湖人、22)真実一路 山本有三↓ 23)地獄変・六の宮の姫君 芥川龍之介、24)子供の四季 坪田譲治、25)恩讐の彼方に 菊池寛、26)母のない子と子のない母と 壷井栄↓ 27)ゆうれい船(上)大佛次郎、28)ゆうれい船(下)大佛次郎、29)悦ちゃん 獅子文六、30)武蔵野 国木田独歩↓ 31)次郎物語(第三部)下村湖人、32)三四郎 夏目漱石、33)コタンの口笛(第一部)石森延男、34)コタンの口笛(第二部)石森延男↓ 35)女中っ子 由紀しげ子、36)落城・小さな赤い花 田宮虎彦、37)藪の中・河童 芥川龍之介、38)哀しき少年 野上彌生子↓ 39)次郎物語(第四部)下村湖人、40)次郎物語(第五部)下村湖、41)こころ 夏目漱石、42)出家とその弟子 倉田百三↓ 43)愛と死 武者小路実篤、44)一握の砂・悲しき玩具 石川啄木、45)放浪記 林芙美子、46)パリに死す 芹沢光治良↓ 47)智恵子抄 高村光太郎、48)風立ちぬ・菜穂子 堀辰雄、49)青年・雁 森鴎外、50)天平の甍↓ 51)たけくらべ 樋口一葉、52)桜の実の熟する時 島崎藤村、53)鞍馬天狗〔角兵衛獅子の巻〕大佛次郎、54)性に目覚める頃 室生犀星↓ 55)姉妹 畔柳二美、56)草枕 夏目漱石、57)忘れ残りの記 吉川英治、58)福翁自伝 福沢諭吉↓ 59)舞姫 森鴎外、60)愛の詩集 編・解説 鈴木亨
2024.08.30
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2024年5月から6月までに買って読んだ本です。定年になると年収が大幅に下がることを見据えて、今年から購入する本、雑誌の数を大幅に少なくしようと思っていましたが、面白そうな本が多く、中々減らすことができません。睡眠時間を削って本を読んでいる毎日です。ブログを書く時間も中々取れません。ーーーーーーーーーーーーー↓ ガメラ監督日記 完全版/金子修介/小学館↓ 昭和の青春 日本を動かした世代の原動力/池上彰/講談社現代新書/講談社↓ 世界は経営でできている/岩尾俊兵/講談社現代新書/講談社↓ ロジカルダイエット 3カ月で「勝手に痩せる体」になる/清水忍/幻冬舎新書/幻冬舎↓ 定点写真で見る東京今昔/鷹野晃/光文社新書/光文社↓ 磯田道史と日本史を語ろう/磯田道史/文春新書/文藝春秋↓ オホーツク核要塞 歴史と衛星画像で読み解くロシアの極東軍事戦略/小泉悠/朝日新書/朝日新聞出版↓ バッタを倒しにアフリカへ/前野ウルド浩太郎/光文社新書/光文社↓ ゼロから12ヵ国語マスターした私の 最強の外国語習得法/Kazu Languages/SB新書/SBクリエイティブ↓ 神戸、書いてどうなるのか/安田謙一/ちくま文庫/筑摩書房↓ 青春の東京地図/泉麻人/ちくま文庫/筑摩書房↓ 地図を探偵する/今尾恵介/ちくま文庫/筑摩書房↓ 鉄道でゆく凸凹地形の旅/今尾恵介/朝日新書/朝日新聞出版↓ 俺は100歳まで生きると決めた/加山雄三/新潮新書/新潮社↓ ヤマザキマリ 壁とともに生きる わたしと「安部公房」/NHK出版新書/NHK出版↓ 日本プラモデル60年史/小林昇/文春新書/文藝春秋/↓ 車窓の山旅 中央線から見える山/山村正光/じっぴコンパクト文庫/実業之日本社↓ 百年前を世界一周 写真で巡る憧れの都市の今昔物語/村山秀太郎/ビジュアルだいわ文庫/大和書房↓ とびきりお茶目な英文学入門/テランス・ディックス【著】/尾崎寔【訳】/ちくま文庫/筑摩書房↓ 奴隷のしつけ方/マルクス・シドニウス・ファルクス【著】/ジェリー・トナー【解説】/橘明美【訳】/ちくま文庫/筑摩書房↓ 朝鮮と古代日本文化/座談会 司馬遼太郎・上田正昭・金達寿編/中公文庫/中央公論社↓ 自分がおじいさんになるということ/勢古浩爾/思想社文庫/思想社↓ 老後の資金がありません/坂谷美雨/中公文庫/中央公論新社↓ 定額制夫のこづかい万歳~月額2万千円の金欠ライフ~ Vol. 7 /吉本浩二/講談社↓ 地球の歩き方 異世界(パラレルワールド)の歩き方/Gakken↓ 月刊星ナビ 2024年7月号/アストロアーツ/KADOKAWA↓ 山と渓谷 2024年6月号 夏山特別号 アルプス名ルート100/山と渓谷社↓ 山と渓谷 2024年7月号 全国夏の日帰り名山/山と渓谷社↓ 芸術新潮 2024年6月号 特集 安彦良和 アニメの快楽、マンガの叡智/新潮社↓ 昭和40年男 2024年6月号 俺たちが愛した昭和洋画/HEITAGE↓ サライ 2024年7月号 外国人が愛したニッポン/小学館↓ サライ 2024年7月号 別冊付録 三丁目の夕日 夏の思い出編/西岸良平/小学館↓ 日経ビジネス 2024年5月20日号↓ 日経ビジネス 2024年6月3日号↓ 日経ビジネス 2024年6月10日号↓ 日経ビジネス 2024年6月17日号↓ 日経ビジネス 2024年6月24日号↓ 日経ビジネス 2024年7月1日号↓ the Japan times alpha 2024年5月3日、5月10日、5月17日、5月24日↓ the Japan times alpha 2024年5月31日&6月7日、6月14日、6月21日、6月28日
2024.07.03
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カラスに関する本ですが、私の本棚にある本と、最近図書館で借りて読んだ本をそれぞれ紹介します。ーーーーーーーーーー【私の本棚にある、カラスに関する本】↓ カラス屋、カラスを食べる 動物行動学者の愛と大ぼうけん/松原始/幻冬舎新書/幻冬舎↓ カラスは飼えるか/松原始/新潮文庫/新潮社↓ カラス飼っちゃいました/犬養ヒロ/ぶんか社↓ 都会の鳥の生態学 カラス、ツバメ、スズメ、水鳥、猛禽の栄枯盛衰/唐沢孝一/中公新書/中央公論新社↓ 巣を作るため、ハンガーを失敬して飛んでいくカラス。↓ カラー版 身近な鳥のすごい食生活/唐沢孝一/イースト新書/イースト・プレス↓ 身近な鳥のふしぎ 庭に来る鳥から街中、水辺、野山の鳥まで、魅惑的なさえずりと生態を楽しもう/細川博昭/サイエンス・アイ新書/ソフトバンク・クリエイティブーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー【最近、図書館で借りて読んだ、カラスに関する本】↓ カラスのお宅拝見!/宮崎学/新潮社↓ カラスの教科書/松原始/雷鳥社↓ カラスはなぜ東京が好きなのか/松田道生/挿画 水谷高英/平凡社↓ 世界一賢いカラスの科学/ジョン・マーズラフ/トニー・エンジェル/訳:東郷えりか/河出書房新社
2024.06.30
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私が持っている「ジョジョの奇妙な冒険」コミックスは、1~63巻です。第1部「ファントムブラッド」、第2部「戦闘潮流」、第3部「スターダストクルセイダース」、第4部「ダイヤモンドは砕けない」、第5部「黄金の嵐」までです。これ以降も、第6部「ストーンオーシャン(全17巻)」、第7部「STEEL BALL RUN(全24巻)」、第8部「ジョジョリオン(全27巻)」も発売されていますが、本の置き場所が無い状態なので購入していません。本棚を整理して、老後に買い足していけたらと思います。学生の時に、少年ジャンプを買って読んでいました。人物にそなわる能力「幽波紋(スタンド)」で、知恵を出しながら戦う話に引き込まれました。シンガポールが舞台の話では、敵の「幽波紋(スタンド)」がまさかの物体だったことに驚き、ものすごく印象に残っていました。その後社会人になって、初めての海外勤務がシンガポールでした。シンガポール沖やマラッカ海峡を進む船舶をみながら、あのマンガのスタンドを思い出しました。ーーーーーーーーーーーー「ジョジョの奇妙な冒険」コミックス 1~63巻です。表紙を見るだけでも楽しいです。
2024.06.07
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2023年9月9日付 朝日新聞朝刊 けいざい+ 「地球の歩き方」V字回復(下)(和気真也記者)の切り抜きをファイルに保管しており、「地球の歩き方 ジョジョの奇妙な冒険」の記載があったので、一部を紹介します。地球の歩き方出版編集室長の由良暁世は漫画好きで、2歳年上の兄の影響もあり、小学生で週刊少年ジャンプを読み始めた。お気に入りの漫画があった。不思議な能力に目覚めた主人公たちが数奇な運命にいざなわれ、世界各国を旅しながら宿敵と戦う冒険物語。荒木飛呂彦の「ジョジョの奇妙な冒険」だ。旅好きが高じて入社。コロナ下の移動制限などで窮地にあった2021年春、思い切って提案した。「ジョジョとコラボしたい」企画書を書き、ジャンプを発行する集英社に自ら持ち込んだ。ちょうどジョジョは翌2022年に35周年を迎える。「地球の歩き方の蓄積と掛け合わせ、新たな魅力を引き出したい」と説いて回った。集英社側も興味を示し、コラボが決まった。2021年秋、制作が始まる。由良は移動中も読める電子版のジョジョシリーズを1巻から丹念に読み返した。主人公らが躍動する舞台を追いながら、編成を考えた。作品には、実在する土地やモデルとなった建物などが多く登場する。それらを「歩き方」らしく、歴史や交通情報とともに紹介した。~完成した「地球の歩き方 ジョジョの奇妙な冒険」は、ファンなら思わずハートが震える内容に仕上がった。物語を彩るグルメ情報、冒険のようなトラブル時の対処法、主人公の行程を参考にした旅行プラン。旅の相棒にしたい登場人物や、人物にそなわる能力「幽波紋(スタンド)」の紹介など遊び心も満載だ。「ファンがにやりとしてくれるエピソードや場面を織り交ぜつつ、いずれコロナが収束して再び人々が旅に出る時に活用できる実用書を目指した」と由良は話す。2022年7月に発行すると、注文が殺到。この月の売り上げは初めてコロナ禍前の水準を取り戻し、V字回復を記録した。計17万部が売れる大ヒット作になった。ーーーーーーーーーーー私の本棚にある、「ジョジョの奇妙な冒険」関連の本も、併せて紹介します。ーーーーーーーーーーー↓ 地球の歩き方 ジョジョの奇妙な冒険/学研プラス/2022年7月26日 初版第1刷発行ーーーーーーー↓ 2023年9月9日付 朝日新聞朝刊 けいざい+ 「地球の歩き方」V字回復(下)(和気真也記者)ーーーーーーーーーーーー↓ (P7)地球の歩き方 ジョジョの奇妙な冒険/学研プラスシリーズ紹介第1部 ファントムブラッド ジャンプコミックス 1~5巻第2部 戦闘潮流 ジャンプコミックス 5~12巻第3部 スターダストクルセイダース ジャンプコミックス 12~29巻第4部 ダイヤモンドは砕けない ジャンプコミックス 29~47巻第5部 黄金の嵐 ジャンプコミックス 47~63巻第6部 ストーンオーシャン ジャンプコミックス 全17巻第7部 STEEL BALL RUN ジャンプコミックス 全24巻第8部 ジョジョリオン ジャンプコミックス 全27巻ーーーーーーーーーーーーーー私の本棚にある、「ジョジョの奇妙な冒険」関連の本。↓ ジョジョの奇妙な冒険 1巻~63巻/荒木飛呂彦/ジャンプコミックス 集英社↓ 荒木飛呂彦の漫画術/荒木飛呂彦/集英社新書/集英社↓ 荒木飛呂彦の超偏愛!映画の掟/荒木飛呂彦/集英社新書/集英社↓ 荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論/荒木飛呂彦/集英社新書/集英社 ↓ 美術手帳 2012年11月号/美術出版社
2024.06.06
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「地球の歩き方」で有名なダイヤモンド・ビッグ社が、2023年5月に倒産し、学研グループに譲渡されました。その後、「地球の歩き方」が復活した理由について、2023年9月8日付 朝日新聞朝刊 けいざい+ 「地球の歩き方」V字回復(上)記者:和気真也 に記載されており、内容が面白かったのでファイルしています。記事の一部を紹介します。2021年4月、地球の歩き方の売り上げがコロナ禍前より95%減った。社長の新井邦弘は「何かやらなきゃ」と焦った。わずか4カ月前に社長に就任。1979年の創刊から発行してきたダイヤモンド・ビッグ社(今年:2023年5月に倒産)が窮状に耐えられず学研グループに事業を譲渡。学研で海外戦略に携わっていた新井に白羽の矢が立った。「1年延期された東京五輪が開かれるころには、旅行需要も戻るだろう」。引き受けた時はそう思った。だが、期待に反し、状況は良くならなかった。海外取材にも行けない。そもそも、感染防止策の移動制限で旅行のニーズがなかった。新井はあがいた。引き継いだリソースに打開の芽はないか。目にとまったのが、事業継承前に出た「地球の歩き方 東京」だった。シリーズ初の国内版は、五輪イヤーを意識した企画。東京の最新注目スポットから老舗の甘味処の紹介、新選組ゆかりの地散策や満員電車の乗り方指南のコラムまで、大まじめに網羅した「歩き方」らしいタッチが反響を呼んだ。国内ガイド本は競合が多い。本格参入すれば後発になる。だが、荒井は国内版に活路を見た。京都、沖縄、北海道に続き、千葉や埼玉などを次々に発行。かなりエリアを絞った「多摩地域」も出した。読者の声を分析して新井は気づいた。「ガイド本は本来、知らない土地を知るために買うものだが、地球の歩き方の場合、『地元愛』で買われている」。土地の歴史コラムや口コミが充実し、地元を再発見する読者が多いのだ。新井はもともと学研の編集者だ。最初に担当したのが超常現象やUFO(未確認飛行物体)を取り上げるオカルト雑誌の「ムー」。地球の歩き方の社長に就いてすぐ、東京・御徒町にあるムー編集部を訪れた。後輩たちと雑談し、「何か一緒に出来たら面白いね」と言って帰った。後日、後輩から電話があった。「本気で考えませんか」異色のコラボ本、「地球の歩き方 ムー」の制作が始まった。~狙いは当たる。約1年後の2022年2月に発売。初版の3万部はあっというまに完売した。増刷し、これまでに計13万部が売れた。5万部で成功とされる旅行ガイドとしては異例だ。ーーーーーーーーーーー私も「地球の歩き方 ムー異世界の歩き方」を購入して読みましたが、P200~201「マリアが姿を現すという奇跡の舞台 聖母顕現の3大聖地」とか、P266~267「狂気をはらんだ逸話によって生み出された吸血鬼のモデルとゆかりの地」に興味が湧きました。聖母顕現の舞台の1つであるポルトガルのファティマは、3つの予言で有名な場所で、一度行ってみたいと思っていました。ルーマニアのドラキュラ城については、私がオランダで勤務していた時、会社の先輩が出張でルーマニアに行き、ドラキュラ城に泊まったと言って自慢していたので、うらやましく思っていました。ーーーーーーーーーーーーーーーーー↓ 地球の歩き方 異世界(パラレルワールド)の歩き方 超古代文明 オーパーツ 聖地 UFO UMAGakken /2022年2月22日初版第1刷発行 2022年10月17日 第8刷発行↓ P200~201「マリアが姿を現すという奇跡の舞台 聖母顕現の3大聖地」↓ P266~267「狂気をはらんだ逸話によって生み出された吸血鬼のモデルとゆかりの地」ーーーーーーーーー2023年9月8日付 朝日新聞朝刊 けいざい+ 「地球の歩き方」V字回復(上)記者:和気真也
2024.06.05
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私が海外に行ったのは、社会人になってすぐの1990年9月、台湾経由のシンガポールが初めてでした。シンガポール生活の後に1991年4月からオランダ赴任になり、1995年から再びシンガポール勤務となりました。約6年間の海外生活の中で、「地球の歩き方」を初めとして複数のガイドブックを購入しては、色々な地域を訪れました。帰国してからも、家族でドライブに行ったり、海外に行ったりで、ガイドブックのお世話になりました。私の本棚の奥に保管していた古いガイドブックを掲載します。表紙を見ると、とても懐かしい感じです。海外に遊びに行っていた時は、ガイドブックも見ましたが、その地域の事が書いてある新書、歴史書などを持参しました。現地ではVVVなど観光案内所やホテルで情報収集し、そこで頂いたパンフレットは、田舎の倉庫にまとめています。ーーーーーーーーーーー私の本棚の奥から出した「地球の歩き方」などのガイドブック。ーーーーーーーーーーーーーー地球の歩き方 (1) ヨーロッパ ’1990~1991年版/ 1979年9月10日初版発行 1990年6月10日 ’90~’91年版発行 /ダイヤモンド・ビッグ社ーーーーーーー↓ 海外旅MOOK 2 ヨーロッパ 1990年11月初版発行/昭文社ーーーーーーーーー↓ 旅に出たくなる地図 世界編 最新版/1991年1月10日発行/帝国書院ーーーーーーーーーーーーーー↓ 地球の歩き方 (10) ヨーロッパのいなか ’1995~1996年版/ 1994年11月1日発行 /ダイヤモンド・ビッグ社ーーーーーーーーーーーーーー↓ 地球の歩き方 (A01) ヨーロッパ ’2012~2013年版/ 2012年6月1日 改訂第34版第1刷発行 /ダイヤモンド・ビッグ社ーーーーーーーーーーーーーー↓ 地球の歩き方(45)オランダ ベルギー ルクセンブルグ ’1992~1993年版/ 1992年1月10日発行 /ダイヤモンド・ビッグ社ーーーーーーーーーーーーーー↓ 地球の歩き方(13) フランス ’1992~1993年版/ 1992年4月1日 1992年8月20日 改訂第2版発行 /ダイヤモンド・ビッグ社ーーーーーーーーーーーーーー↓ 地球の歩き方(56) ヨーロッパ鉄道の旅マニュアル ’1991~1992年版/ 1991年2月1日発行 /ダイヤモンド・ビッグ社ーーーーーーーーーーーーーー↓ 地球の歩き方(62) ヨーロッパアルプスを歩く ’1991~1992年版/1991年5月10日発行 /ダイヤモンド・ビッグ社ーーーーーーーーーブルーガイド・ワールド(9)ドイツ /1992年5月1日 第2改訂版第1刷発行/実業之日本社ーーーーーーーーーエリアガイド 123 ドイツ /1994年3月第7版発行/昭文社ーーーーーーーー↓ タビトモ 欧州02 ロンドン /改訂2版2011年9月1日/JTBパブリッシングーーーーーーーー↓ ブルーガイド海外版 パリ ヴェウサイユ、シャルトル、シャンディイ、モン・サン・ミッシェル、ロワールの城 /1990年7月2日 第5改訂版第一刷発行/実業之日本社 ーーーーーーーーーブルーガイド・ワールド(15)オランダ ベルギー ルクセンブルグ /1991年8月8日 第5改訂版第2刷発行/実業之日本社ーーーーーーーーーJTBのポケットガイド 134 ヨーロッパ (イギリス、フランス、イタリア、ドイツ、オーストリア、スイス、オランダ、ベルギー、ギリシア、スペイン、ポルトガル/ 1993年10月1日 12版発行/JTB 日本交通公社出版事業局ーーーーーーーーーーJTBのフリーダム(20)東ヨーロッパ 自由自在/1992年1月1日初版発行)ーーーーーーーーーJTBのポケットガイド 131 ヨーロッパ東部 (チェコ・スロバキア、ハンガリー、ポーランド、ルーマニア、ブルガリア、ユーゴスラビア、アルバニア、ベルリン、ウィーン/ 1991年10月1日 初版発行、1992年10月1日 改訂2版/JTB 日本交通公社出版事業局ーーーーーーーーーーーJTBのMOOK マイ・パスポート 東欧 ベルリン ウィーン / 1991年1月1日初版発行/JTB 日本交通公社出版事業局ーーーーーーーーーブルーガイド・ワールド(26)北欧 /1991年7月15日 第3改訂版第1刷発行/実業之日本社ーーーーーーーーーブルーガイド・ワールド(16)ヨーロッパ・アルプス /1991年12月10日 第4改訂版第1刷発行/実業之日本社ーーーーーーーーーJTBのポケットガイド 105 スイス (ジュネーヴ、シャモニ、ローザンヌ、ベルン、バーゼル、グリンデルヴァルト、インターラーケン、ルツェルン、チューリッヒ、ツェルマット、サン・モリッツ、リヒテンシュタイン公国、ルガノ、ロカルノ/ 1991年4月1日 初版発行、1992年3月10日 改訂2版/JTB 日本交通公社出版事業局ーーーーーーーーーブルーガイド・ワールド(11)スイス /1992年7月25日 第3改訂版第1刷発行/実業之日本社ーーーーーーーーーJTBのポケットガイド 104 イタリア (ローマ、ナポリ、ポンペイ、カプリ、フィレンツェ、ピサ、アッシジ、ラベンナ、ベネチア、リド、ベローナ、ドロミティ峡谷、ミラノ、トリノ、リビエラ、ジェノバ、シチリア島、サルデーニア島/ 1987年3月20日 初版発行、1992年1月1日 改訂6版/JTB 日本交通公社出版事業局ーーーーーーーーーJTBのポケットガイド 122 シンガポール (シンガポール、シティマップ、モデルコース、レストラン、ショッピング、エンターテイメント、ホテル、旅の情報/ 1994年7月1日 5版発行 /JTB 日本交通公社出版事業局ーーーーーーーーーJTBのポケットガイド 155 マレーシア(クアラルンプール、マラッカ、ペナン、西海岸、ランかウイ島、東海岸、コタバル、マレー半島南部・高原リゾート、ディオマン島、東マレーシア、クチン、ブルネイ、バンタル・スリ・ブカワン、マレー半島の国際列車/ 1994年9月1日 2版発行 /JTB 日本交通公社出版事業局ーーーーーーーーーーーーーー↓ 地球の歩き方 (12) タイ ’1995~1996年版/1995年2月20日発行 改訂第6版/ダイヤモンド・ビッグ社ーーーーーーーーーJTBのポケットガイド 156 タイ(バンコク、アユタヤ、パタヤ、コラート、ピマーイ、チェンマイ、チェンライ、プーケット、サムイ島、絵ときガイド・タイ/ 1994年8月1日 2版発行 /JTB 日本交通公社出版事業局ーーーーーーーーーJTBのポケットガイド 127 ニュージーランド(オークランド、ロトルア、ハミルトン、ワイトモ、ノースランド、タウポ湖、ウエリントン、クライストチャーチ、クイーンズタウン、ワナカ、マウント・クック、ウエストコースト、フィヨルドランド、ダニーデン/ 1995年10月1日 初版発行 /JTB 日本交通公社出版事業局ーーーーーーーーーーJTBのフリーダム(4)アメリカ 自由自在/ 1988年7月5日初版発行 1991年10月1日 改訂4版ーーーーーーーーーブルーガイド・ワールド(20)ニューヨーク アメリカ東部 /1992年5月1日 第10改訂版第1刷発行/実業之日本社ーーーーーーーーーるるぶ情報版 B4 イギリス2011年4月1日初版発行 /JTBパブリッシングーーーーーーーーーるるぶ情報版 A5 上海’12~’132012年3月1日初版発行 /JTBパブリッシングーーーーーーーーーるるぶ情報版 A4 香港・マカオ’132012年7月1日初版発行 /JTBパブリッシングーーーーーーーーーるるぶ情報版 A12 シンガポール’142013年4月1日初版発行 /JTBパブリッシングーーーーーーーーーーーーーー↓ 地球の歩き方 (D02) 上海 杭州 蘇州 2019~2020年版/1995年4月1日初版発行 2019年8月7日改訂第25版第1刷発行/ダイヤモンド・ビッグ社ーーーーーーーーー日本国内ーーーーーーーーー週末小さな旅 関東周辺 紅葉名所と渓谷の散歩道’04~’05 2004年10月10日発行 /成美堂出版ーーーーーーーーーまっぷるマガジン 群馬 2007年4月15日発行 /昭文社ーーーーーまっぷるマガジン ベストドライブ関東 2007年5月1日発行 /昭文社ーーーーーーーーーるるぶ情報版 中部59 通巻3492号 るるぶナビ 信州ドライブ2008年3月1日初版発行 /JTBパブリッシングーーーーーーーーーるるぶ情報版 東北7 通巻3493号 福島’092008年4月1日初版発行 /JTBパブリッシングーーーーーーーーーまっぷる 京都・奈良 2010年8月15日発行 /昭文社ーーーーーーーーーるるぶ情報版 九州7 通巻3978号 鹿児島’112010年11月1日初版発行 /JTBパブリッシングーーーーーーーーーまっぷるマガジン 東北 2011年4月15日発行 /昭文社ーーーーーーーーーまっぷるマガジン 九州ベストプラン2013年7月15日発行 /昭文社ーーーーーーーーーまっぷる 超詳細!東京さんぽ地図 2013年10月15日発行 /昭文社ーーーーーーーーーるるぶ情報版 中部27 通巻4917号 北陸新幹線で行こう! 金沢、富山2016年3月1日初版発行 /JTBパブリッシングーーーーーーーーーるるぶ情報版 中部4 通巻4846号 新潟 佐渡’222021年5月1日初版発行 /JTBパブリッシングーーーーーーーーーーーーーーーーー↓ 旅行ガイドブック以外にも、海外の資料本を持っている。
2024.06.04
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「地球の歩き方」の歩き方/山口さやか・山口誠/新潮社 を読んでいると、旅行ガイドブックで大変有名な「地球の歩き方」がどのようなきっかけで作られ、どのように部数を増やしてきたかがよく分かります。また、1970年代から旅行の形がどんどん変わってきたことも理解できます。本の序章で、「地球の歩き方」について簡単な紹介があるので、一部を記載します。(p8)初めて「地球の歩き方」が書店に並んだのは、1979年9月だった。しかし、その本当の誕生日は、もう少し前にさかのぼるという。「地球の歩き方」を創刊した4人(安松清、西川敏晴、藤田昭雄、後藤勇)に聞けば、その胎動は1970年代の初年には、すでに始まっていた。~大阪万博(1970年)はその後も続き、当時の日本の人口の半数を超える6200万人もの来場者を集めて9月13日に閉幕した。2か月後の11月25日には、三島由紀夫が「楯の会」の会員4人と市ヶ谷の自衛隊施設に立て籠もり、クーデターを呼びかけた後に割腹自殺した。1970年代の初年は、語るべきこと、語れることが多い年だった。その時安松清は、ダイヤモンド・ビッグ社が刊行する女性雑誌『Let's』の創刊編集長で、6歳年下の西川敏晴は、同社に就職が内定したばかりの大学4年生だった。経済系出版社の老舗であるダイヤモンド社の子会社として、1969年に新設されたばかりのダイヤモンド・ビッグ社は、なぜか60年代安保の元闘士たちが要職に就く、それだけに実験的な活動を好む、若い会社だった。(p10)入社前に時々、会社へ遊びに来ていた西川は、大学卒業を目前に控えた1970年12月、安松に「行ってきます」と声をかけて、海外旅行へ旅立った。西川は横浜港からソ連のナホトカへ船で渡り、シベリア鉄道でヨーロッパに入った。ユースホステルの相部屋(ドミトリー)を泊まり歩き、欧米のバックパッカーたちと出会い、海外旅行の魅力に取りつかれた彼は、陸路でバックパッカーの聖地・インドへ向かい、そしてアジアをめぐって3月31日の深夜に帰国した。ヒッピーの「制服」、アフガンコートに身を包んで。髪を切る間もなく、翌日の入社式に出席した西川について、「ヒッピー風の、変わった奴だった。新入社員の研修のあいだ、ずっと居眠りをしていた」と、同期入社の藤田昭雄は記憶している。入社後の西川は、折を見て安松の席へ遊びに来た。年齢の差以上に、話し方も姿格好も異なる二人だったが、話題は尽きなかった。あるとき西川は、旅の途中で手に入れた本を安松に見せた。ヨーロッパを旅する欧米の若者たちに絶大な人気を博していたガイドブック、アーサー・フロンマーの『ヨーロッパ1日5ドルの旅(Europe on 5 Dollars a day)』だった。西川はユースホステルで知り合ったアメリカ人の旅行者から、その本を見せてもらった。各地の安い食堂やホテルの情報が満載された分厚いガイドブックに衝撃を受けた西川は、アメリカ人が寝る前にそれを借り、相部屋のベッドの中で一晩中、貪り読んだ。のちに彼は、パリの書店で自分のフロンマーを入手した。「こういう本、日本でも作れたらいいですよね」そう西川がつぶやいたとき、いつもニコニコ笑顔で話す後輩に、安松は言った。「それを毎日、毎日、言い続けることだよ。そうすれば、きっと夢は叶うから」西川にとって、すでに自分の雑誌を創っている安松は夢を叶えた人であり、その人が言う<ことば>は、心に響いた。それで、ずっと言い続けた。(p11)1971年の夏、安松は初の海外旅行へ出かけることになった。会社が彼に、日本航空の世界一周旅行券と、数か月分の旅費を与えてくれた。表向きは、充電期間と海外取材を兼ねた「ご褒美」だった。羽田空港で社長ほか上司に見送られ、アメリカ行きの飛行機に搭乗した安松は、ヒッピー・カルチャーが爛熟期を迎えていたカリフォルニアに到着すると、脳天を打ち抜かれた。そこには『an・an』も『non-no』もなかった。むしろ『Let's』が憧れた、アメリカンなもので満ち溢れていた。(p12)安松が初めて海外に出た1971年、日本の海外旅行者は961,135人であり、それは総人口の1%以下だった。そのうち観光目的の海外旅行者に限れば、搭乗員に連れられて団体で移動するパッケージ・ツアーの参加者が大半であり、宿も交通手段も予約せず、ひとりで何か月も歩き回る日本人は、ごく稀だった。そんな安松の旅は、行く先々で思わぬ出会いがあり、新鮮な発見と、素直な驚きの連続だった。そうして、日本に帰りたくないなぁと思い続けた旅の終わりのころ、「あ、会社に帰っても席がないのかもしれない」と、気づいてしまった。予感は的中し、安松が育ててきた『Let's』は、彼の留守中に休刊が決まっていた。一年前の西川と同じように長髪姿で帰国した安松は、編集部の自席を失ったかわりに、形のないものを得ていた。海外旅行は、理屈抜きで面白い。しかも情報と工夫する気持ちさえあれば、誰でも安く長く海外を歩くことができる。そんな確信と情熱を胸に帰ってきた安松は、今度は自分が「言い続ける」番になった。ボクらの旅を、みんなへ。やがて「ボクら」は、4人になった。後藤勇は、カタカナ交じりの独特な話し方をする異国風の九州男児で、その営業力を買われて大阪支社から合流した。藤田昭雄は冷静沈着な理論派で、西川と同期入社ながら子持ちの妻帯者らしい手堅い実務能力を発揮して、メンバーを支えた。そうして後藤と藤田に西川を加えた3人の仲間を得た安松は、旅行会社を巻き込んで、若者たちが自由に海外を歩く新しいスタイルの旅行企画に乗り出した。1973年の秋だった。出版社が海外旅行を売るという、4人組の実験的な活動は、やがて一つの実を結んだ。最初のそれは、旅行を申し込んでくれた若者たちへ無料で配布する、おまけの小冊子だった。だがそれは1970年代の地表に芽を出すと、多くの若者からたくさんの栄養を与えられ、見る間に大木へ育っていった。ガイドブック「地球の歩き方」の誕生である。ーーーーーーーーーーーー↓「地球の歩き方」の歩き方/山口さやか・山口誠/新潮社↓ 山口さやかさん、山口誠さんの紹介。ーーーーーーー↓ p7 序章 ボクらの旅を、みんなへ安松清氏と西川敏晴氏が旅した1971年のアーサー・フロンマー『ヨーロッパ1日5ドルの旅(左)西川氏が旅の途中で入手したアフガンコート。1970年代のヒッピーの「制服」だった(右)ーーーーーーーー↓ p15 第1章 「自由旅行」の原石DST (ダイヤモンド・ビッグ社の「ダイヤモンド・スチューデント友の会」)参加者に配られたバッジ(左)と1974年のDST参加者の文集(右)第一回「自由旅行」の体験記が詰まっている。のちに「地球の歩き方」の原型の一つになった。ーーーーーーーー↓ p53 第2章 「自由」を仕掛ける1976年に制作された非売品「地球の歩き方」ヨーロッパ編(左)とアメリカ編(右)ーーーーーーーー↓ p79 第3章 「地球の歩き方」の創刊1979年に初めて市販された「地球の歩き方」ヨーロッパ編(左)とアメリカ編(右)ーーーーーーーー↓ p114 第4章 みんなで作るガイドブックインド・ネパールの初版(1981年)「地球の歩き方」の評価を定めた第三作。ーーーーーーーー↓ p145 第5章 シリーズ化への道中国自由旅行編(第2版、1985年、左)と、同署に記載された旅行説明会の広告(右)ーーーーーーーー↓ p177 第6章 プラザ合意の波に乗ってタヒチ・フィジー・ニューカレドニア・南太平洋の島々編の初版(1987年・左)と唯一の「サイン入り」あとがき(右)ーーーーーーーー↓ p211 第7章 トップシェアの孤独幻の国「チトワン」編(1993年)映画「卒業旅行」の小道具として製作された。ーーーーーーーー↓ p237 第8章 世代交代のとき「地球の歩き方マガジン」創刊準備号(1990年)個人旅行の専門誌として画期的な特集を組んだ。ーーーーーーーー↓ p269 終章 新しい歩き方へヨーロッパ編のリニューアル前(1988・89年版、左)とリニューアル後(2003・04年版、右)の表紙。ーーーーーーーー↓ p295 附 もう一つの歩き方 表紙の30年日出嶋昭男氏が愛するクライスラー・ビルを描いたニューヨーク編(1989・90年版)
2024.06.03
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私が小さい頃から、「ドラえもん(藤子・F・不二雄)」が雑誌に掲載されており、よく読んでいました。「ドラえもん 第1巻/藤子・F・不二雄/てんとう虫コミックス/小学館」も持っていますが、その第一話は「未来の国からはるばると」で、のび太の机の引き出しから、未来から来た猫型ロボットであるドラえもんが出てきます。のび太の孫の孫であるセワシも現れ、のび太の将来をまとめたアルバムを見せます。その将来の写真にのび太はショックを受けますが、セワシとドラえもんはその悪い運命を変えるために未来から来たと言いました。当時読んだ雑誌の中で、次のようなドラえもん誕生秘話が書いてありました。藤子・F・不二雄さんこと藤本弘さんですが、新連載の締め切りが迫る中、キャラクターが決まりませんでした。締め切り日になり、たまたま「猫」と「起き上がりこぼし人形」を見て、その二つを組み合わせて「ドラえもん」を思いついたそうです。私も友達も、ずっとその話を信じてきたのですが、「まいっちんぐマチコ先生」で有名な漫画家のえびはら武司さんが「藤子スタジオ アシスタント日記 まいっちんぐマンガ道 ドラえもん達との思い出編/えびはら武司/竹書房」を出され、p31~35で「ドラえもんに関わる1冊の本」として、ドラえもんのきっかけはSF小説「夏への扉(ロバート・A・ハインライン)1956年発表」であり、猫と起き上がりこぼしの組み合わせの話は、子供達が喜ぶような誕生秘話として作り話であったことが記されています。私は「夏への扉 The Doo into Summe /新訳版/ロバート・A・ハインライン (Robet A.Heinlein)/小尾芙佐(おびふさ)/早川書房/2009年8月10日初版発行」を、何回も読みました。本のカバーには次の記載があります。ぼくが飼っている猫のピートは、冬になると”夏への扉”を探しはじめる。家にたくさんあるドアのどれかが夏に通じていると信じているからだ。そして、ぼくもまた、ピートと同じように”夏への扉”を探していた。最愛の恋人と親友に裏切られ、仕事を失い、生命から二番目に大切な発明さえも奪われてしまったぼくの心が、真冬の空のように凍てついてしまったからだ。失意の日々を送っているぼくにも、ピートが信じる”夏への扉”は見つかるのだろうか。そんなぼくの心をとらえたものとはー。巨匠ハインラインが描く、希望にみちあふれた未来予想図。【著者紹介】ロバート・A・ハインライン1907年アメリカ・ミズーリ州生まれ。1939年に「生命線」でデビューののち、次々と作品を発表。『宇宙の戦士』、『月は無慈悲な夜の女王』など数々の名作を生みだした。1988年没。代表作である本書は、明るい未来への希望と人類への信頼、そして猫への愛がこめられた。珠玉のエンターテインメント。その人気は日本でも非常に高く、発表後、数巡年たったいまでも多くのひとびとに親しまれている。「夏への扉」を読むと、コールとスリープやタイムトラベルの話が出てきますが、私が一番印象に残ったのが、恋愛の部分でした。最後の最後には、自分の思い通りの恋愛に結びつき、ハッピーエンドで終わる安心した読後感がありました。この本は本当に面白かったので、読まれていない方にはお勧めです。「ハヤカワ文庫SF総解説2000/早川書房編集部・編/早川書房」を持っています。本のカバーには次の記載があります。1970年8月に刊行が開始された文庫レーベル、早川文庫SF。2015年に通関2000番に到達したことを記念した特別企画として1番『さすらいのスターウルフ』から2000番の『ソラリス』まで、番号順にすべての読みどころと意義をSF作家・評論家が徹底解説。(SFマガジン)紙上で展開された大型特集が1冊の単行本で登場!この本のp108で、345番 1979年5月「夏への扉/ロバート・A・ハインライン」の紹介があります。森晶麿氏の解説を紹介します。もしも恋愛を恋愛以上に尊いものに変える魔法がこの世に存在するとしたら、それは未来ではないたろうか。本書『夏への扉』が僕を熱狂させたのは、この魔法によるところが大きい。これほどまでに未来を強く信じる物語を僕は知らない。タイムトラベルものという形式に作者ハインラインが込めた澄んだ情熱は、恋愛という泡沫(うたかた)を崇高な愛に昇華するのだ。もう一度、もう一度ー。裏切りに遭いながらも主人公ダニエルは、未来が今より素晴らしいことをつねに疑わず、愛する人と結ばれる未来を思い描いて跳躍する。夏への扉を開け、飼い猫ピートの要求に背中を押されて、泡沫は確かな輪郭を得る。本書は、未来が恋愛の瑞々しい隣人だと教えてくれる極上のSF恋愛小説だ。(森晶麿)ーーーーーーーーーーーーーーー↓「ドラえもん 第1巻/藤子・F・不二雄/てんとう虫コミックス/小学館」↓ 第一話は「未来の国からはるばると」ーーーーーーーーーーーーーーー↓「藤子スタジオ アシスタント日記 まいっちんぐマンガ道 ドラえもん達との思い出編/えびはら武司/竹書房」。p31~35 「ドラえもんに関わる1冊の本」。↓ 「夏への扉 The Doo into Summe :ロバート・A・ハインライン (Robet A.Heinlein)」が、ドラえもんのアイデアとなった本。↓ 子供達を楽しませるために作られたドラえもん誕生秘話。ーーーーーーーーーーーーーー↓ 私は「夏への扉 The Doo into Summe /新訳版/ロバート・A・ハインライン (Robet A.Heinlein)/小尾芙佐(おびふさ)/早川書房/2009年8月10日初版発行」を何回も読んだ。ーーーーーーーーーーーー↓「ハヤカワ文庫SF総解説2000/早川書房編集部・編/早川書房」↓ p108で、345番 1979年5月「夏への扉/ロバート・A・ハインライン」の紹介。森晶麿氏の解説
2024.06.02
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2022年6月19日(日)付、朝日新聞朝刊の「GLOBE」に、ロシア軍事研究者の小泉悠(こいずみゆう)さんの紹介があり、内容が興味深かったのでファイルに保管しています。「挫折と確執 その先に見つけた転職(宮地ゆう・文 GLOBE編集部、相場郁朗・写真 映像編集部)」の記事ですが、一部を紹介します。小泉とロシアの接点をたどると、不思議な縁が浮かぶ。父方の祖父はシベリヤ抑留の経験者だった。祖父は帰国後、千葉県柏市の米軍基地(現・海上自衛隊下総航空基地)で軍属の職を得て、一家は基地にほど近い松戸市に居を構えた。古い住宅街と団地、梨畑が混在する土地で、小泉は児童書の挿絵を描くイラストレーターの母と、中学の社会科教員の父のもとに生まれた。2歳下にはホルン奏者になった妹がいる。基地は自衛隊のP3C哨戒機の乗組員養成所で、いつも頭上にはP3Cが飛んでいた。ロシアと米軍と自衛隊。小泉の進む道は、このころすでに作られていたかに見える。幼いころから集団生活が苦手で、教師嫌い。学校から帰ると寝込むほどだった。P3Cのエンジン音に耳を澄ませて授業をやりすごすうち、音だけで機種が分かるようになった。居場所は近所の図書館とプラモデル屋だった。市民センターの図書館で片っ端から本を読み、中でも軍事本や戦記ものに夢中になった。プラモデル屋に軍艦を見せに行くと、基地の自衛隊員らが「ここは違っているよ」と構造を教えてくれた。中学・高校は「先生が放っておいてくれるから」と美術部に入り、油絵でロケットを描いていた。「かっこいい」だけだった戦闘機や軍艦に意味を持たせてくれたのは、中学のとき出会った軍事評論家・江畑謙介の本だ。戦闘機がどう使われ、どんな政治的な意味を持つのか。断片的な情報をつないで全体像を描く面白さを教えられた。やがて関心は日本の軍事だけでなく、外国の軍隊、ロシア軍へと広がっていく。~「軍事オタク」へとまっしぐらの息子を複雑な思いで見ていたのは両親だ。二人とも反核・反戦運動に熱心で、母親は毎夏、市民センターの2階で有志と原爆展を開いていたほどだ。ところが、階下の図書館では、息子が軍事本を読みあさり軍艦のプラモデルを作って自衛隊員と遊んでいる。「両親とはさんざんもめました」。だが、両親との確執は、いまに至る小泉の素地を作ることになる。意見の違う相手といかに対話し、納得してもらうのか。「今でも日本の安全保障について考える時には、まず両親の顔が浮かぶ。あの人たちをどう説得すればいいかと、まず考えるわけです」ロシアの軍事研究をしたいと漠然と思いながら早稲田大学に進学し、修士課程に進んだ。だが、軍事の細部から大きな図を描くのが得意な小泉にとって、国際関係論に必須の国際秩序論や法哲学などは興味の対象外だった。論文は評価されず、研究者の道はあきらめた。仕方なく就職活動を始めたものの、ことごとく不採用。ようやく電機メーカーで営業の仕事を得たが、上司から連日ミスを叱責され、1年で辞めた。「僕は何をやってもだめ。できることはもう何も残っていない」。絶望感だけが深まった。定職はなくなったが、軍事雑誌向けの原稿を書くことは楽しかった。「物書きは天職だ」と確信したが、これで食べていけるとも思えなかった。ある日、元ウズベキスタン大使の河東哲夫から突然電話がかかってきた。「一度会わないか」。河東は外務省を辞めて評論家として活動していたが、小泉が軍事雑誌に書くものを読んでいた。「事実関係を丹念に拾い出すだけでなく、それが意味することを概念化する力があった。他の書き手とはちょっと違っていたんです」。都内のホテルで食事をしながら「大学ではアカデミックな研究ができなかった」と打ち明けた小泉に、河東は言った。「アカデミックでない研究をやればいいじゃないか」2009年、河東の推薦で外務省国際情報統括官組織の専門分析員になった。ロシアの軍事関係の分析レポートを書くと周囲に褒められ、少しずつ自信が付いた。その後、若手研究者をロシアに送る交流事業に応募し、同年12月、モスクワへ。ロシア軍の基地を見学し、ロシア政府・軍関係者、研究者など多くの知己を得た。ーーーーーーーーー2022年6月19日(日)付、朝日新聞朝刊の「GLOBE」。ロシア軍事研究者の小泉悠(こいずみゆう)さんの紹介ーーーーーーーーーーー私の本棚にある、小泉悠さんの本です。↓ ロシア点描 まちかどから見えるプーチン帝国の素顔/小泉悠/PHP研究所↓ 現代ロシアの軍事戦略/小泉悠/ちくま新書/筑摩書房↓ ウクライナ戦争/小泉悠/ちくま新書/筑摩書房↓ 終わらない戦争/小泉悠/文春新書/文藝春秋↓ オホーツク核要塞/小泉悠/朝日新書/朝日新聞出版
2024.06.01
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2024年5月18日、神保町のパサージュ3号店の中を拝見しました。棚ごとに一人店主として本を出品されており、こだわりのある棚を順番に眺めていくと、私の知らない分野の本が沢山置かれており、刺激を大いに受けました。2024年3月5日付朝日新聞には、次のように紹介されています。「棚主」の「推し本」に出会う神保町にシェア型書店開店 仏文学者・鹿島茂さん企画著名作家が出す棚も本の街、東京・神保町に仏文学者の鹿島茂さん(74)がプロデュースしたシェア型書店が今月1日、オープンした。壁に並ぶ書棚の区画ごとに「棚主」がいて、新品、中古本などをそれぞれの「推し本」を並べ、自由な値付けで売るという仕組みだ。著名作家も棚主になっている。店名は「PASSAGE SOLIDA(パサージュ ソリダ)」。1棚当たり月額5500円から販売されており、客の目につきやすいかどうかなど、場所などの条件に応じて価格が異なる。本が売れると、15%の手数料を差し引いた85%が棚主にバックされる。入会金1万3200円が別途必要だ。訪れた客は興味のある棚主の「推し本」を手に取り、買うことが出来る。それぞれの棚にはQRコードがついており、その場で買わなくても後にウェブ上で購入し、宅配してもらうことも可能だ。目を引くのは、壁一面に広がる白い本棚との対比が美しいアーチ状の青い天井、パリのパサージュ(通り抜ける道)や、フランスの詩人マラメルの世界観をイメージした内装は、仏文学者である鹿島さんならではの空間に仕上がった。書店を運営する「ALL EVIEWS(オールレビューズ)」によると、2年前に神保町のすずらん通りでオープンした1号店「PASSAGE by ALL EVIEWS(パサージュ バイ オールレビューズ)」が本好きの間で話題となった。「棚主になりたい」という申し込みが殺到し、人気の棚では抽選倍率が30~40倍にもなった。由井緑郎(ろくろう)社長(41)は「特に週末は多くの若いお客さんが来店し、店や上階のカフェはクラブのようになった」と語る。今回は、その勢いに乗ってオープンした「3号店」になる。すでに直木賞作家の角田光代さんら人気作家も棚主になっている。ただ、まっ白な本棚にはまだ空きが目立ち、棚主を募集中だという。(森下香枝)ーーーーーーーーー↓2024年5月18日 パサージュ3号店。ーーーーーーーーーーーー↓ 2024年6月8日。私が一番気になった棚。ーーーーーーーーーーーーーーー2024年3月5日付朝日新聞。
2024.05.30
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2024年1月27日、神保町交差点近くで、「パサージュ3号店」の内装工事が行われていました。下記の案内があり、オープンしたら見に行こうと思いました。「フランス文学者・鹿島茂プロデュースの共同型書店3号店が2024年1月にNEW OPEN!500棚?!なら、自分で本屋になっちゃえばいいじゃん!月額5,500(税込)から本屋になれます。」「PASSAGE by ALL EVIEWS とは世界一の本の街・神保町すずらん通りに2022年3月にオープンした、一棚一棚に店主がいる共同型書店です。それぞれの書棚には、フランスの実在の通り名がつけられ、店主のこだわりが詰まった棚はもちろん、書評アーカイブサイト「ALL EVIEWS」の参加書評家たちが選んだ本が並ぶ棚も所狭しと現れます。プロデュースは仏文学者・鹿島茂。さながらパリのパサージュのような上質な空間で、あなたも書店をはじめてみませんか?本を愛する方でしたら、どなたでも出店可能です。」ーーーーーーーーーーー神保町交差点まで来たら、神保町白山通りの「タクト」に行きます。河合奈保子さんを含め、80年代の歌謡曲の関連グッズがないかチェックします。ーーーーーーーーーーー↓ 神保町交差点近くの「パサージュ3号店」看板。↓ 2024年1月27日 パサージュ3号店 内装工事中。ーーーーーーーーーーーー↓ 神保町の「タクト」。↓ 河合奈保子さん関連の棚。
2024.05.29
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2024年5月14日付の朝日新聞朝刊を読んでいると、1面の「折々のことば/鷲田清一さん」で、歴史家・磯田道史(いそだみちふみ)さんの事が紹介されており、内容がとても印象に残ったので、何回も繰り返して読みました。答えが分かっている問題をひたすら解く勉強とは別に、答えはないのだけれど、納得するまで知りたいことを自分でひたすら調べて考えていく勉強があります。好きな事を突き詰めていく事は、もはや勉強ではなく、道楽の世界かもしれません。ーーーーーーーーーーーー「せえ見い(ほら見ろ)。子供のほうがかしけー(賢い)がな」 磯田道史の父のちに歴史家となる磯田少年は、塾での勉強が嫌ですぐ抜け出す。親に理由を訊かれ、「僕、自動販売機になりそうです」と訴える。口に問題をポンと入れると答えがコロンと出てくる。「こんなのしちゃいけない」と。そこへ思いがけぬ父の助け舟。これで知りたいことを調べる道楽としての勉強の道が開けた。NHKテレビの番組「インタビュー ここから(2024年5月4日)から。(2024・5・14 3085回)ーーーーーーーーーーーーーそれから、私の本棚にある磯田道史さんの本を紹介します。ーーーーーーーーー2024年5月14日・朝日新聞朝刊、1面の「折々のことば/鷲田精一さん」。ーーーーーーーーーーーーー私の本棚にある磯田道史さんの本を紹介します。↓ 武士の家計簿「加賀藩御算用者」の幕末維新」/磯田道史/新潮新書/新潮社ーーーーーーーーーーーーーー↓ 無私の日本人/磯田道史/文春文庫/文藝春秋映画「殿、利息でござる」映画化。ーーーーーーーーーーーー↓ 歴史の楽しみ方 忍者・合戦・幕末史に学ぶ/磯田道史/中公新書/中央公論新書ーーーーーーーーーーーー↓ 天災から日本史を読みなおす 先人に学ぶ防災/磯田道史/中公新書/中央公論新書ーーーーーーーーーーーー↓ 日本史の内幕 戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで/磯田道史/中公新書/中央公論新書ーーーーーーーーーーーー↓ 「司馬遼太郎」で学ぶ日本史/磯田道史/NHK出版新書/NHK出版ーーーーーーーーーーーー↓ 日本史の探偵手帳/磯田道史/文春文庫/文藝春秋ーーーーーーーーーーーー↓ 殿様の通信簿/磯田道史/新潮文庫/新潮社ーーーーーーーーーーーー↓ 日本人の叡智/磯田道史/新潮新書/新潮社ーーーーーーーーーーーー↓ 日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで/磯田道史/中公新書/中央公論新書ーーーーーーーーーーーー↓ 徳川家康 弱者の戦略/磯田道史/文春新書/文藝春秋ーーーーーーーーーーーー↓ 家康の誤算 「神君の仕組み」の創造と崩壊/磯田道史/PHP新書/PHP研究所ーーーーーーーーーーーー↓ 磯田道史と日本史を語ろう/磯田道史/文春新書/文藝春秋
2024.05.24
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最近、海外駐在員の手続きについて外務省に行ったのですが、「ゴルゴ13x外務省 中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル【増補2版】/さいとうたかを」を頂きました。読んでみると、色々と参考になることが書いてありました。ゴルゴ13シリーズはよく読んでいました。知り合いにも全巻コミックスを持っている人がいました。私が今持っている本は、「THE ゴルゴ学 オフィシャル・ブック/ビッグコミック特別編集プロジェクト/小学館」です。ゴルゴ13について詳しく紹介されています。ーーーーーーーーーーーーー「ゴルゴ13x外務省 中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル【増補2版】/さいとうたかを」ーーーーーーーーーーーーー私が今持っている「THE ゴルゴ学 オフィシャル・ブック/ビッグコミック特別編集プロジェクト/小学館」。
2024.05.23
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2024年2月から2024年4月までに買って読んだ本・雑誌です。去年から視野に黒い影が見える病気になり、当初原因と考えられた病気が落ち着いたにもかかわらず、ずっと影が見えています。毎週末に検査のため病院に行くのですが、原因が分かりません。目に負担がかかる事や、定年が近くなりダウンサイジングの生活に慣れるため、購入する本・雑誌の量を減らしています。ーーーーーーーーーーーーーー↓ ベースボールマガジン 別冊新緑号 2024年5月号 1969-1986 山本浩二と広島東洋カープ/ベースボールマガジン社↓ ウルトラセブン・クロニクル 誕生55周年記念ムック/双葉社↓ 月刊星ナビ 2024年4月号 ポン・ブルックス彗星の物理と観測/アストロアーツ↓ 昭和40年男 2024年4月号 昭和の旅、俺たちの旅路。/HEITAGE↓ 週刊ポスト 2024年4月26日号 小学館↓ プリニウスⅫ ヤマザキマリ/とり・みき/新潮社↓ 疲れない 太らない ボケない 60代からの鎌田式ズボラ筋トレ/鎌田實/エクスナレッジ↓ 甲子園球場100年史/工藤隆一/KAWADE夢新書/夢の設計社↓ 1970年大阪万博の時代を歩く/橋爪紳也/洋泉社↓ 宇宙はなぜ美しいのか/カラー新書/村山斉/幻冬舎新書/幻冬舎↓ なぜ世界を知るべきなのか/池上彰/小学館Youth Books/小学館↓ 世界と闘う「読書術」思想を鍛える1000冊/佐高信・佐藤優/集英社新書/集英社↓ カラー写真と地図でたどる 太平洋戦争 日本の軌跡/太平洋戦争研究会/SBビジュアル新書/SBクリエイティブ↓荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論/荒木飛呂彦/集英社新書/集英社↓ ウルトラマン「正義の哲学」/神谷和宏/朝日文庫/朝日新聞出版↓「笑っていいとも!」とその時代/太田省一/集英社新書/集英社↓ 定年後の幸福論 最高の「第二の人生」を迎えるために/保坂隆・本郷陽二/経済界新書/経済界↓ 定年クリエイティブ/中島正雄/ワニブックス「PLUS」新書/ワニブックス↓ 日経ビジネス 2024年2月5日号↓ 日経ビジネス 2024年2月19日号↓ 日経ビジネス 2024年3月18日号↓ 日経ビジネス 2024年4月8日号↓ 日経ビジネス 2024年4月15日号↓ The Japan times alpha2024年2月2日、2月9日、2月16日、2月23日号↓ The Japan times alpha2024年3月1日、3月8日、3月15日、3月22日号↓ The Japan times alpha2024年3月29日、4月5日、4月12日、4月19日号↓ The Japan times alpha2024年4月26日号
2024.05.01
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私と妻はシンガポールで生活をしていましたが、1996年4月26日に帰国しました。最近、住んでいるマンションの台所をリフォームしたのですが、整理をするとき、新聞に包まれた食器がでてきました。新聞は、シンガポールで読んでいた1996年4月2日付の朝日新聞で、WDという記号が印刷されているので、日本から衛星によりシンガポールに新聞データが送られ、シンガポール内で新聞が印刷されていたと思います。あらためて1996年4月2日の朝日新聞、そして最近の朝日新聞を比較すると、字のサイズに大きな差があります。昔は字が小さかったのですが、今は大きくなりました。記事も「遺品のシンガポール写真、日の目みた /明治・大正期に日本人医師撮影 /長女保管、現地の写真展に」など、興味を引く記事が多くありました。また、「サンキュ!」(ベネッセ)本日創刊という広告があります。「サンキュ!」は1996年4月2日に創刊され、今年で28年目を迎えた雑誌になります。ーーーーーーーーーーー私が1996年4月26日に、シンガポール勤務から広島空港に帰国した時のスタンプ。↓ (左)1996年4月2日朝日新聞、(右)2024年4月20日朝日新聞 比較。↓ 二つの新聞だが、文字の大きさが違う。今の方が文字が大きい。↑ 1996年4月2日 朝日新聞「遺品のシンガポール写真、日の目みた /明治・大正期に日本人医師撮影 /長女保管、現地の写真展に」。熊本県天草市出身の佐藤有太医師は、明治42年(1909年)英国領だったシンガポールに渡って開業した。医師のかたわら、日本人学校を新設するため私財を投じ、大正元年(1912年)に新嘉坡日本人小学校(現・シンガポール日本人学校i)を開設したが、大正7年に49歳の若さで早世した。佐藤医師は、趣味の写真を残していた。長女の松田光恵さん(83)=熊本県本渡市=が父の残したアルバム1冊を大切に保管していたのだ。写真は明治末から大正初期にかけての8年間に写したものだった。アマチュアとはいえ、写真を撮る人が少なかった時代だけに、シンガポールの生活ぶりは、今では貴重な歴史の記録だ。アルバムの写真をシンガポールの国立公文書館で調べたところ、今日では隣国マレーシア領になっているものが多かった。建国31年の若い国シンガポールには、歴史を記録した写真が多いとはいえない。資料の充実に努めている同公文書館は、佐藤医師が撮影した写真に注目し、残された写真144枚を新しい資料写真として収蔵することにした。写真は「佐藤有太コレクション」として保存、活用される。これを機会に同公文書館から仲介役の朝日新聞社に百数十枚の歴史資料写真が提供され「シンがポール百年」展が開催されるようになった。(「シンガポール百年」展が1996年4月3日から6日間、シンガポールの中心オーチャードロードにあるシンガポール高島屋で開催される)↓ 朝日新聞 WD。 日本から衛星を使用して、新聞データをシンガポールに送り、印刷したと思う。↓ 週刊朝日 広告。↓「サンキュ!」【ベネッセ)本日創刊。
2024.04.20
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昔読んだ本に「快読100万語!ペーパーバックへの道/酒井邦秀/ちくま学芸文庫/筑摩書房」があります。やさしい本を沢山読んでいけば、読書量が100万語に届くころには、英語の本が楽しめる力が付くと書いてあります。すぐに始めれば良かったのですが、何もやらない間に歳を取ってしまいました。2023年1月から、少しずつ読んでいきたいと思います。ーーーーーーーーーーーーーーー快読100万語!ペーパーバックへの道/酒井邦秀/ちくま学芸文庫/筑摩書房
2024.02.03
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俳優で司会者の児玉清さんは、2011年5月に77歳で亡くなられました。「パネルクイズアタック25」で長く司会をされていて、とても人気のある方でした。英語の原書を沢山読まれており、「寝ても覚めても本の虫/児玉清/新潮文庫/新潮社」を読むと、その読書量と本への愛のすごさに驚かされます。英語の本を読んでいくにあたり、参考になることが多く書いてあります。同本の印象的な部分を、一部紹介します。「寝ても覚めても本の虫/児玉清/新潮文庫/新潮社」(p354)結婚して3年、まだ売れっ子とはいえず、東宝の専属俳優を辞めてフリーになったばかりの僕は、漸く勃興してきたテレビ界からの単発ドラマの出演依頼を受けてなんとか生活を支えていたときだった。この本の金額はほぼ3か月分のわが家の家計費に相当すうもので、月賦だからと説明しても彼女の顔は曇ったままであった。「事前に相談もしてくれないで」とさらに言葉を継ごうとする家内に向って、僕は思わず口を滑らした。「こういう本は女房を質に入れても買うべき本なのだ」と。僕の言葉を聞いた瞬間の家内の表情は今でも脳裏にこびりついている。「ああ、そうなの」という何とも複雑な乾いた表情で、これは「やばい!!」と思った僕は、「今のはたとえばの冗談」と慌てて取り繕ったのだが、その言葉は完全に無視され、彼女は拍子抜けするくらい靜かに部屋を出ていった。(p355~356)一般的に考えてみれば、僕の本への愛着は並外れているといえるのだろう。世間には一度読んでしまった本はもうどうでもよくて、他人に只(ただ)であげるか、棄ててしまうという人がいるようだけれど、僕には到底理解できない。生来、あまり物欲がなくて、着るものにしろ、身につけるものにしろ、とにかく取り敢えずあればいいという方の僕なのだが、こと本の話となると自分でもおかしいと思うぐらいの執着心が湧く。読むことも大好きだが、本そのものが大好きなのだ。だから本を買ったときの喜びは格別なものがあり、特に欲しかった本を手に入れたときなどは何度も手にとっては、矯(た)めつ眇(すが)めつ手すると、その本に触りを愉しむことになる。僕にとって最高の幸せは、書斎で本棚にぎっしりと詰まった本を眺めることなのだ。周囲を見回すと、書架にはいろいろな思い出の詰った本が背表紙を光らせて並んでいる。気の向くままに一冊ずつ取り出しては、表紙をやさしく撫で、裏表紙を確かめる。そしておもむろに頁(ページ)をめくってみる。すると、その本にまつわる思い出がどっと蘇ってくる。だから本を棄てたり売ってしまったりすることなど、僕にはとうてい考えられないことなのだ。(p362~363)ところで、僕が最初に手にした原書は、D・フランシスの『TWICE SHY』(邦題「配当」ハヤカワ・みミステリ文庫)だった。記念すべき一冊ということで、今でも本棚の一番目立つところに置いてある。この本を皮切りとして、好きな外国作家の作品はすべて、新刊のハードカバーで読むことを心掛けている。「原書で読んでいる」などというと面映(おもは)ゆいが、僕の英語力がどれほどのものなのかとなると、これはもう甚だ心許なくて、もし正規の試験を受けたりしたら、恐らくひどい成績になると思う。しかし、原書を読むのにさほど支障がなく、面白く読んでいるのだから、これはこれでいいと思っている。外国語は、格好なよくなくても最終的に通じ合えばそれでいいのだ、というのが僕の基本的姿勢である。振り返ってみれば、これまで根を詰めて勉強したという意識は僕にはまったくなくて、何冊も何冊も原書を読んでいるうちに、いつの間には次第に直観のようなものが研ぎ澄まされてきたというのが実感だ。ーーーーーーーーーーーー「寝ても覚めても本の虫/児玉清/新潮文庫/新潮社」ーーーーーーーーーーーー(目次)
2024.02.02
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2023年11月から2024年1月末までに買って読んだ本を紹介します。本を買って読むのが楽しみでしたが、2024年に59歳になるので、本の購入を見直すことにしました。私は約20年前から人事部の仕事をしています。仕事の中の一つに、60歳を迎える先輩達に対して、半年前には個別に再雇用制度の説明をするというのがあります。会社の再雇用規則、賃金、賞与、健康保険・厚生年金・雇用保険など社会保険、部分年金、在職老齢年金、加給年金、高年齢雇用継続給付金、失業保険、退職金、企業年金、一時金と年金の税の違い、所得税、住民税、年金の確定申告、64歳末月の誕生日2日前自己都合退職すると失業保険が150日貰えるケースなど説明していきます。長年説明してきましたが、先輩の皆さんの一番の不満は、同じ仕事をするのに再雇用になるだけで、なぜこんなにも年収が減額されるのかというものです。また、60歳になって給料が大幅に下がるのに、住民税は時間差があるので当分高いままの額を払う必要があるというと、本当に嫌な顔をされます。再雇用になった先輩達からも、時々相談を受けますが、生活が急に苦しくなって困っているという話が多いです。原則副業禁止なので所得は増やせず、生活のダウンサイジングをして下さいとお願いするしかありません。今までは先輩に対して人ごとのように説明してきたのですが、自分がいざ59歳を迎えるとなると、自分のダウンサイジングをしないといけないと考えました。妻とも相談しましたが、再雇用になると小遣いの額を見直すかもと言われたので、覚悟を決めました。本当に残念ですが、2024年1月から本や雑誌の購入量を大幅に少なくすることにしました。何度も考えて、絶対に欲しい本、雑誌だけ購入するようにしてみます。その代わり、英語の本を読む時間を作ることにしました。ーーーーーーーーーーーーーー2023年11月から2024年1月末までに買って読んだ本。↓ TAOMAN CHONICLE /タローマン・クロニクル/オフィシャルガイドブック/著者:藤井亮(豪勢スタジオ)、NHK「TAOMAN」制作班/玄光社↓ ウルトラマン大怪獣図鑑/監修・協力:円谷プロダクション 怪獣解説監修:中沢健/双葉社↓ ウルトラセブン侵略者図鑑/監修・協力:円谷プロダクション 怪獣解説監修:中沢健/双葉社↓ 帰ってきたウルトラマン大怪獣図鑑/監修・協力:円谷プロダクション 怪獣解説監修:中沢健/双葉社↓ マジンガーZ機械獣激闘録 全92話に登場する機械獣を完全収録/双葉社↓ 昭和40年男 2023年12月号/俺たちのゴジラ 第二次怪獣ブーム世代の逆襲/ヘリテージ↓ 昭和40年男 2024年2月号/アナログで再生する俺たちの音楽/ヘリテージ↓ 仮面ライダーカード/堤哲哉・編/日本文芸社↓ 改訂新版 林哲司のポップス作曲法/林哲司/リットーミュージック↓ 大林宣彦、全自作を語る/大林宣彦/立東舎↓ 大林宣彦 ぼくの映画人生/大林宣彦/実業之日本社文庫/実業之日本社↓ 私鉄特急追憶乗車記/南正時/旅鉄BOOKS/天夢人↓ 昆虫カメラマン、秘境食を味わう 人は何を食べて来たか/山口進/インターナショナル新書/集英社インターナショナル↓ 古本大全/岡崎武志/ちくま文庫/筑摩書房↓ 東海道パノラマ散歩 100年前の鳥瞰図で見る/荻原魚雷 他/ビジュアルだいわ文庫/大和書房↓ 新田次郎 山の歳時記/新田次郎/ヤマケイ文庫/山と渓谷社↓ 歴史探偵 忘れ残りの記/半藤一利/文春新書/文藝春秋↓ イザベラ・バード『日本奥地紀行』を歩く/金沢正脩/JTBパブリッシング↓ 「奥の細道」物語/岡本勝/東京堂出版↓ 「奥の細道」を歩く事典/久富哲雄/三省堂↓ 中山道を歩く/児玉幸多/中公文庫/中央公論社↓ 江戸の紀行文 泰平の世の旅人たち/板坂輝子著/中公新書/中央公論新社↓ 馬琴一家の江戸暮らし/高牧實著/中公新書/中央公論新社↓ 信長と消えた家臣たち 失脚・粛清・謀反/谷口克広著/中公新書/中央公論新社↓ 昭和恋々 あのころ、こんな暮らしがあった/山本夏彦 久世光彦/文春文庫/文藝春秋↓ 『大地の子』と私/山崎豊子/文春文庫/文藝春秋↓ ジーヴスの事件簿 才知縦横の巻/P・G・ウッドハウス/岩永正勝・小山太一【編訳】/文春文庫/文藝春秋↓ ジーヴスの事件簿 大胆不敵の巻/P・G・ウッドハウス/岩永正勝・小山太一【編訳】/文春文庫/文藝春秋↓ ジーヴスと婚礼の鐘/セバスチャン・フォークス/村山美雪訳/竹書房文庫/竹書房↓ ぐうたら生活入門/遠藤周作/角川文庫/角川書店ーーーーーーーーーーーーーーーー↓ 天文ガイド 2023年12月号/誠文堂新光社↓ 月刊星ナビ 2023年12月号↓ 天文ガイド 2024年1月号/誠文堂新光社↓ 月刊星ナビ 2024年1月号ーーーーーーーーーーーーーー↓ 日経ビジネス 2023年11月14日号↓ 日経ビジネス 2023年11月20日号↓ 日経ビジネス 2023年12月11日号ーーーーーーーーーーーーthe Japan times alpha2023年11月3日号、11月10日号、11月17日号、11月24日号2023年12月1日号、12月8日号、12月15日号、12月22日号2024年1月12日号、1月19日号、1月26日号
2024.02.01
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2023年7月~10月に買って読んだ本、雑誌です。8月に目が悪くなり、左目の左半分に黒雲がかかった状態になってしまいました。文字が良く見えず、疲れてしまうため、今後は購入する本・雑誌の数を減らすかもしれません。これら以外にも、朝日新聞を購読しており、毎朝読んでいます。日経新聞も長年読んでいましたが、複数の新聞を読む時間が取れなくなり、止めました。面白そうな見出しがあれば、スポーツ新聞をキオスクで買います。スマホやパソコンに出てくるニュースも読みますが、あくまでも速報性という点で見ています。詳しいことが知りたいときは、やはり新聞、雑誌、本などを買って読みます。値段が高くなり、ネットニュースがあるので、本、雑誌、新聞の売り上げがどんどん落ちているとのことで、将来どうなるのかとても不安に思っています。私の小遣いはほとんど書籍代に消えますが、私としては、本、雑誌、新聞代は、その情報量を考えると安すぎると思います。知りたい事があるとき、手元に資料が無ければ、ネットや古本屋を見たり、複数の図書館に行きます。それでも無い時は、国会図書館に行って資料請求をしています。興味ある書籍が自由に読めるのは、とても幸せな事です。ーーーーーーーーーー↓ This is 江口寿史!!/江口寿史/芸術新潮編集部編/とんぼの本/新潮社↓ step2 Egchi Hisashi Illustration Book II/江口寿史 最新賀集/江口寿史/河出書房新社↓ ストップ!!ひばりくん! COMPLETE EDITION Vol.3/加筆・修正された最終話を収録/江口寿史/小学館クリエイティブ/小学館↓ Dr.マシリト最強漫画術/鳥嶋和彦/執筆・構成協力:霜月たかなか/鳥山明/集英社↓ 生誕100年 司馬遼太郎の現在地/朝日新聞出版↓ 世界を救うmRNAワクチンの開発者カタリン・カリコ/増田ユリヤ/ポプラ新書/ポプラ社↓ コロナ後の未来/ユヴァル・ノア・ハラリ カタリン・カリコ ポール・ナース リンダ・グラットン リチャード・フロリダ スコット・ギャロウェイ イアン・ブレマー 大野和基(編)/文春新書/文藝春秋↓ いとうせいこう「国境なき医師団」をもっと見に行く ガザ、西岸地区、アンマン、南スーダン、日本/いとうせいこう/講談社新書/講談社↓ 養老先生と虫 役立たずでいいじゃない/養老孟司/山と渓谷社↓ 日本百名虫 フォトジェニックな虫たち/坂爪真吾/文春新書/文藝春秋↓ 日本百名虫 ドラマティックな虫たち/坂爪真吾/文春新書/文藝春秋↓ メガトン級「大失敗」の世界史/トム・フィリップス/河出文庫/河出書房新社↓ 命のビザ、遥かなる旅路/北出明/交通新聞社新書/交通新聞社↓ 今尾恵介の地図読み練習帳100問/今尾恵介/平凡社↓ るろうにほん 熊本へ/佐藤健/NHK出版↓ ヨーロッパ国際列車追跡乗車記/南正時/山と渓谷社 ↓ カラー版 もっと奇妙な線路大研究 東京・首都圏編/竹内正浩/実業之日本社↓ 新幹線全史 「政治」と「地形」で解き明かす/竹内正浩/NHK出版新書↓ リニア・鉄道館 SCMAGLEV and Railway Park OFFICIAL GUIDEBOOK/交通新聞社↓ リニア・鉄道館 公式鉄道ジオラマガイド OFFICIAL RAILWAY DIORAMA GUIDEBOOK/丹青社、ヤマネ↓ 新幹線から見える日本の名城/加唐亜紀/ウェッジ↓ 新幹線開発物語/角本良平著/中央文庫BIBLIO20世紀/中央公論新社↓ 絶後の記録 広島原子爆弾の手記/小倉豊文著/中央文庫BIBLIO20世紀/中央公論新社↓ 大河原邦夫 プロフェッショナルの50年/ 大河原邦夫/KADOKAWA↓ 地球の歩き方 ジョジョの奇妙な冒険/GAKKEN↓ 「ウルトラセブン」の帰還/白石雅彦/双葉社↓ 「ウルトラマンA」の葛藤/白石雅彦/双葉社↓ 「ウルトラマンタロウ」の青春/白石雅彦/双葉社↓ 1990年のCBS・ソニー/稲垣博司/MⅾN新書↓ 別冊宝島 100万人のアイドルポップス 青春復刻!ときめきアイドルポップス150/宝島社↓ TV時代に夢をつれてきた日本の歌手”50+1”人/伊藤強/日本テレビ放送網↓ A面に恋をして 名曲誕生ストーリー/谷口由記/リットーミュージック↓ 芸能界一発屋伝説/宝泉薫 編・著/彩流社↓ 陰謀の日本近現代史 戦争と大事件 隠された真相/保坂正康/朝日新書/朝日新聞出版↓ 昭和史の10大事件/宮部みゆきX半藤一利/文春文庫/文藝春秋↓ 古城秘話/南條範夫/ちくま文庫/筑摩書房↓ 稲生物怪録/京極夏彦訳/東雅夫編/角川ソフィア文庫/KADOKAWA↓ 帝都妖怪新聞/湯本豪一編/角川ソフィア文庫/KADOKAWA↓ 周防大島昔話集/宮本常一/河出文庫/河出書房新社↓ 山に生きる人びと/宮本常一/河出文庫/河出書房新社↓ 音街レコード B面 ”毛塚了一郎 作品集”/毛塚了一郎/KADOKAWA↓ 音盤紀行 2/毛塚了一郎/KADOKAWA↓ 定額制夫のこづかい万歳 ~月額2万千円の金欠ライフ~ VOL.6/吉本浩二/講談社↓ 水木しげる伝(上)戦前編/水木しげる/講談社漫画文庫/講談社↓ 水木しげる伝(中)戦中編/水木しげる/講談社漫画文庫/講談社↓ 水木しげる伝(下)戦後編/水木しげる/講談社漫画文庫/講談社↓ 昭和40年男 2023年8月号 Vol.80 俺たちの読書史 活字をめぐる冒険/ヘリテージ↓ 東京人 2016年8月 no.374 特集 特撮と東京「1960年代」/都市出版↓ 東京人 2023年4月 no.464 特集 特撮と東京 vol.2 「ミニチュア特撮」の世界/都市出版↓ 月刊天文ガイド 2023年8月号/誠文堂新光社↓ 月刊星ナビ 2023年8月号/アストロアーツ↓ 月刊天文ガイド 2023年9月号/誠文堂新光社↓ 月刊星ナビ 2023年9月号/アストロアーツ↓ 月刊天文ガイド 2023年10月号/誠文堂新光社↓ 月刊星ナビ 2023年10月号/アストロアーツ↓ 月刊天文ガイド 2023年11月号/誠文堂新光社↓ 月刊星ナビ 2023年11月号/アストロアーツ↓ 山と渓谷 2023年8月号 北アルプス山小屋物語/山と渓谷社↓ 山と渓谷 2023年8月号 別冊付録 日本アルプス山小屋名鑑2023/山と渓谷社↓ 山と渓谷 2023年9月号 八ヶ岳 山と山小屋/山と渓谷社↓ 山と渓谷 2023年10月号 やさしい読図/山と渓谷社↓ 山と渓谷 2023年11月号 全国絶景低山/山と渓谷社↓ 山と渓谷 2023年11月号 別冊付録 登山バス時刻表2023、24/山と渓谷社↓ 日経ビジネス 2023年6月26日/2023年7月3日↓ 日経ビジネス 2023年7月10日/2023年7月17日↓ 日経ビジネス 2023年7月24日/2023年7月31日↓ 日経ビジネス 2023年8月7日/2023年8月14日↓ 日経ビジネス 2023年8月21日/2023年8月28日↓ 日経ビジネス 2023年9月4日/2023年9月18日↓ 日経ビジネス 2023年9月25日/2023年10月2日↓ 日経ビジネス 2023年10月9日/2023年10月16日↓ 日経ビジネス 2023年10月23日/2023年10月30日↓ the Japan times alpha /2023年7月14日/2023年7月21日/2023年7月28日/2023年8月4日↓ the Japan times alpha /2023年8月11日/2023年8月18日/2023年8月25日/2023年9月1日↓ the Japan times alpha /2023年9月8日/2023年9月22日/2023年9月29日/2023年10月6日↓ the Japan times alpha /2023年10月13日/2023年10月20日/2023年10月27日
2023.10.31
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東京神保町にある、三省堂書店 神保町本店(東京都千代田区神田神保町1-1)ですが、2022年5月8日に営業を終了し、ビルの建て替え工事が始まりました。2022年6月1日からは、ヴィクトリアゴルフ御茶ノ水店があったビル(東京都神田小川町2-5)で、仮店舗として営業されています。2023年8月8日、明治大学駿河台キャンパス・リバティタワー食堂から景色を眺めていると、三省堂書店神保町本店ビルが解体されて、更地になっているのが見えました。新しいビルが建てられる予定です。休みの日は、用が無ければ神保町、秋葉原を巡って、本を探しています。個人的には東京で一番楽しいエリアです。ーーーーーーーーーーーーー三省堂神保町本店の動きを紹介します。1)2022年3月5日。三省堂書店 神保町本店。ーーーーーーーーーーーーーーー2)2022年5月30日。三省堂書店 神保町本店。「いったん、しおりを挟みます」/建て替えのため一時閉店致します。ーーーーーーーーーー3)2022年7月9日。閉店後の三省堂書店 神保町本店。道路に面した部分は、フェンスが設置されている。ーーーーーーーーーーーーーーーーーー4)2023年8月8日。明治大学駿河台キャンパス、リバティタワー食堂に行く。↓ 明治大学駿河台キャンパス、リバティタワー。↓ 明治大学駿河台キャンパス、リバティタワー食堂から神保町を見る。↓ 三省堂書店 神保町本店が解体され、更地になっている。↓ 工事現場。↓ 建築計画のお知らせ。地上13階、地下0階。完了予定:令和8年1月31日。↓ 三省堂書店 神保町本店(小川町仮店舗)のご案内。ーーーーーーーーーーーーーーーー5)2022年7月9日。三省堂神保町本店の仮店舗。(東京都神田小川町2-5)たてか
2023.09.08
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101年の歴史がある「週刊朝日」が、2023年6月9月号で休刊となりました。表紙は「昭和の『週刊朝日』編集部」がテーマです。昔電車に付いていた中吊り広告も編集部に飾ってあります。岡田有希子さんの笑顔が表紙にある週刊朝日が写っており、とても懐かしかったです。↓ 週刊朝日 2023年6月9日号。「101年間、ご愛読ありがとうございました」↓ 写真家の浅田政志さんが撮影した「昭和の『週刊朝日』編集部」33人のスタッフ全員の動きを撮影。片観音表紙3面で展開したのは、合成一切なしの一枚写真。ーーーーーーーーーーーーー週刊誌風雲録/髙橋呉郎/文藝春秋/文春新書「週刊朝日」の有名な編集長「扇谷正造氏」の話が面白い。p18昭和22(1947)年6月末、朝日新聞東京本社で人事異動があった。整理部デスクの扇谷正造は編集局長から「『週刊朝日』の副編集長になってくれないか」と内示を受けた。このささやかな人事異動が、週刊誌時代の扉を開いたといっても過言ではない。p19 扇谷の異動が決まると、早くも「週刊朝日」編集部には、「こんど凄いやつがくるらしい」という噂が伝わってきた。初登場の模様は、こんな具合だった。「君ッ、君はなにをしているッ。」新人記者Aの背中に、後方から扇谷の声が飛んだ。「新聞を読んでます。」「ナニッ、新聞記者が社へ出てきて新聞を読むとはナニゴトだ。家を出る前に全部に目を通してくるんだッ。」p20~21手はじめに新人には短いコラムの原稿を書かせた。原稿を読んだ扇谷から、こんな罵声が飛ぶ。「足は弱いし、頭は悪いし、のろまだし、記事は書けねェし・・・使いものにならねェや」(『巷説出版界』)取材の足りない部分を指摘し、さらに書き出し、語句のつかい方、句読点の打ち方に至るまで、罵詈雑言まじりの説教が延々とつづく。途中で泣き出す部員もいた。ダメを出された原稿は、再取材して、書き直す。ある新人は、600字足らずの「火葬場」というコラムを書くのに、5日間、火葬場に通った。連日、黒板の行先に「火葬場」と書かれているので、隣の部署のデスクが訝って「こんどの新人は、家に不幸があるのかい」と訊きにきた。扇谷の新人教育は、当時の流行でいえば「洗脳」だった。それまで、部員が自分なりに考えていた記事の書き方を、すべて捨てさせる。が、この扇谷洗脳に、もし、取柄があったとしたら、それは、依怙贔屓なしに、全員に行きわたったということだろう。しかも、新人教育だけでは終わらなかった。一人前と認めてからも、記事のできしだいでは、容赦なく罵詈雑言を浴びせた。私が編集者になったとき、すでに扇谷は「週刊朝日」編集長を勇退して、出版局次長に昇格していたが、扇谷の説教の凄まじさは伝説のごとくに伝わってきた。編集部員が一週間に最低ひとりは、説教中に貧血を起こして倒れたという。p70「週刊朝日」は昭和32年(1957年)に黄金期を迎える。昭和33年(1958年)の新年号は150万部を発行した。日本の週刊誌界で、この数字は、いまだに破られていない。扇谷は読者層の大きな部分に家庭の主婦を意識した。その編集方針は「週刊朝日」が家庭で読まれる雑誌であることを前提にしている。扇谷自身は「ホーム・ジャーナル」という言葉をつかっていないけれど、ホーム・ジャーナルの王国を築いた。週刊誌風雲録 目次部分 /髙橋呉郎/文藝春秋/文春新書ーーーーーーーーーーーーーーーーー週刊朝日 2023年5月5日、5月12日合併号。休刊まであと5号。↓ 「週刊朝日」をにぎわせた文芸企画たち 第1回/重松清。『新・平家物語』から『ブラック・アングル』まで。週刊朝日 2023年5月19号。休刊まであと4号!。↓ 「週刊朝日」をにぎわせた文芸企画たち 第2回/重松清。作家、書斎を出る 開高健と司馬遼太郎。週刊朝日 2023年5月26号。休刊まであと3号!。↓ 「週刊朝日」をにぎわせた文芸企画たち 第3回/重松清。知性と毒と笑い 読者を巻き込む投稿企画。↓ 週刊誌と週刊朝日の100年 第1回 編集部のいちばん長い日/安田浩一」101年の歴史に幕を下ろす「週刊朝日」。週刊誌というメディアがこの社会にもたらしたものは何だったのか。そして週刊誌の未来はー。短期連載の第1回は、販売の最前線、そして苦闘する週刊誌の現場から。週刊朝日 2023年6月2号。休刊まであと2号!。↓ 週刊朝日イラスト大集合!名物連載「ブラック・アングル」が、ついに表紙に登場。「週刊朝日」の紙面を彩った数々のマンガのキャラクターやイラストと共に復活しました。最初で最後の表紙をとくとご堪能あれ!↓ 週刊誌と週刊朝日の100年 第2回 それは大阪から始まった/安田浩一」大阪・中之島に忽然と現れた「大阪朝日新聞」。”スクープ第一主義”を掲げる「週刊誌の鬼」。部数を急増させる出版社系週刊誌に対抗して打ち出した新機軸ー。「週刊朝日」がたどってきた道を探る。週刊朝日 2023年6月9号。101年間、ご愛読ありがとうございました。↓ 週刊朝日1980年1月25日表紙 宮崎美子 熊本大学/俳優・タレント1980年1月。公募モデルが表紙を飾った。篠山紀信氏が撮影した熊本大生のはにかんだ笑顔は、日本中で話題に。本紙名物・女子大生表紙はこうして始まった。↓ 週刊朝日とわたし。いまは、さよならを、するけれど・・・。↓ 週刊誌と週刊朝日の100年 第3回 この長い下り坂の先に/安田浩一」歴史の目撃者として、事件の野次馬として、大衆とともにあり続けた週刊誌。ネット時代の幕開けとともに始まった長い下り坂。この先には、いったい何があるのかー。ーーーーーーーーーーーーーーーー↓ サンデー毎日 2023年6月11日号。『週刊朝日』休刊に捧げる!サヨナラ・・・101年の同志でライバル。↓ 『週刊朝日』休刊に捧げる雑誌文化論(前編)/作家・音楽プロデューサー 松尾潔本紙(サンデー毎日)にとっては101年にわたるライバルにして同志、そして本音を言えば「目の上のタンコブ」でもあり続けた『週刊朝日』が休刊を迎える。週刊誌文化の一大転換期とも思えるこの事態を、「週朝」愛読者歴なんと50年、本紙執筆者でもある松尾潔氏が、渡部薫編集長(週刊朝日)に本音で迫りながら、前・後編で徹底解析する。↓ サンデー毎日 2023年6月18日号。『週刊朝日』休刊に捧げる(後編)↓ 『週刊朝日』休刊に捧げる雑誌文化論(後編)/作家・音楽プロデューサー 松尾潔ついに『主観朝日』は101年にわたる歴史を閉じたが、その最終号はかつてない話題を呼んでいる。土壇場で旋風を巻き起こした週刊誌の、いまだに尽きない魅力とは何か?休刊を迎えた渡部編集長(週刊朝日)の本音とは?「週朝」愛読者歴50年の松尾潔氏による必読の現代雑誌文化論。週刊誌は紙で読み飛ばせる貴重な文化。ーーーーーーーーーーーーーーーーー日経ビジネス 2023年6月26日号↓p56~57週刊朝日、101年の歴史に幕。渡部薫氏(週刊朝日編集長)日本初の総合週刊誌として1922年に創刊した「週刊朝日」が5月末に休刊となった。最盛期の発行部数は154万部。「デキゴトロジー」や「恨ミシュラン」といった人気連載も多く生んだ。ネットの無料記事に押される形で退場するが、読者と共に作り上げた「週刊朝日スピリット」は忘れない。↓ 週刊朝日は2023年5月末をもって休刊しました。長い間、支えていただいた読者の皆さまに心から感謝するとともに、深くおわび申し上げます。近年は、ネットにあふれる無料の記事に押される形の雑誌不況と新型コロナウイルス禍の影響によって発行部数を減らしていました。部数減は広告出稿数の減少につながります。刷れば刷るほど赤字という構図に耐え切れず、101年の歴史に幕を下ろすに至りました。
2023.07.09
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2023年5月から6月末までに、購入して読んだ本、雑誌です。週刊朝日が101年目で休刊となりました。人気のあった「似顔絵塾」コーナーは、同じく創刊101年目のサンデー毎日に引き継がれるそうです。雑誌が売れなくなり、どんどん消えていくのは淋しい限りです。↓ アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル/JUNZO/日本実業出版社↓ ロシア語だけの青春/黒田龍之介/筑摩書房/ちくま文庫↓ 私のイラストレーション史 1960-1980/南伸坊/筑摩書房/ちくま文庫↓ ひとりぼっちの日本百名山/佐古清隆/山と渓谷社/ヤマケイ文庫↓ 道楽もの雑記帳/大塚康生/編集・構成 叶精二/玄光社↓ 親の就活 夫婦の老後 インフレに負けない「安心家計術」/井戸美枝/朝日新聞出版社/朝日新書↓ 40歳で何者にもなれなかったぼくらはどう生きるかー中年以降のキャリア論/河合薫/ワニブックス/ワニブックスPLUS新書↓ スタジオジブリ物語/鈴木敏夫 責任編集/集英社/集英社新書↓ 忘れられない鉄道の本 活字を力に変えた珠玉の読書歴集/『鉄道ダイヤ情報』編集部/交通新聞社/交通新聞社新書↓ 歴史のダイヤグラム<2号車> 鉄路に刻まれた、この国のドラマ/原武史/朝日新聞出版/朝日新書↓ 写真が語る銃後のくらし/太平洋戦争研究会/筑摩書房/筑摩新書↓ マッチング・アプリ症候群 婚活沼に棲む人々/速水由紀子/朝日新聞出版/朝日新書↓ ChatGPTエフェクト 破壊と創造のすべて/日経ビジネス 日経クロステック 日経クロストレンド編/日経BP↓ 事実はどこにあるのか 民主主義を運営するためのニュースの見方/澤康臣/幻冬舎/幻冬舎新書↓ 名作ミステリで学ぶ英文読解/越前敏弥/早川書房/ハヤカワ新書↓ 鈴木伸一 アニメと漫画と楽しい仲間/鈴木伸一/玄光社↓ うつ病になってマンガが描けなくなりました 発病編/相原コージ/双葉社↓ うつ病になってマンガが描けなくなりました 入院編/相原コージ/双葉社↓ 失踪日記/吾妻ひでお/イースト・プレス(昔読んで、古本屋に売ったのだが、また読みたくなって再び買った)↓ 英語日記BOY 海外で夢を叶える英語勉強法/新井リオ/左右社↓ 大名倒産 上 /浅田次郎/文藝春秋/文春文庫↓ 大名倒産 下 /浅田次郎/文藝春秋/文春文庫↓ TIME MAY22/MAY29,2023↓ 天文ガイド 2023年6月号/誠文堂新光社↓ 月刊星ナビ 2023年6月号/アストロアーツ↓ 天文ガイド 2023年7月号/誠文堂新光社↓ 月刊星ナビ 2023年7月号/アストロアーツ↓ 山と渓谷 2023年6月号/山と渓谷社↓ 山と渓谷 2023年7月号/山と渓谷社↓ 週刊東洋経済 2023年5月27日号/東洋経済新報社↓ 日経ビジネス 2023年5月1日、8日合併号/日経ビジネス 2023年5月15日号↓ 日経ビジネス 2023年5月22日号/日経ビジネス 2023年5月29日号↓ 日経ビジネス 2023年6月5日号/日経ビジネス 2023年6月12日号↓ 日経ビジネス 2023年6月19日号↓ the Japan times alpha2023年5月5日号、2023年5月12日号、2023年5月19日号、2023年5月26日号↓ the Japan times alpha2023年6月2日号、2023年6月9日号、2023年6月16日号、2023年6月23日号↓ the Japan times alpha2023年6月30日、7月7日号↓ 週刊朝日 2023年5月5日、12日合併号 「休刊まであと5号」/朝日新聞出版↓ 週刊朝日 2023年5月19日号 「休刊まであと4号」/朝日新聞出版↓ 週刊朝日 2023年5月26日号 「休刊まであと3号」/朝日新聞出版↓ 週刊朝日 2023年6月2日号 「休刊まであと2号!」/朝日新聞出版↓ 週刊朝日 2023年6月9日号 「101年間、ご愛読ありがとうございました。」/朝日新聞出版↓ サンデー毎日 2023年6月11日号 創刊101周年/毎日新聞出版『週刊朝日』休刊に捧げる! サヨナラ・・・・101年の同志でライバル↓ サンデー毎日 2023年6月18日号 創刊101周年/毎日新聞出版
2023.07.08
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2023年2月から4月までに、購入して読んだ本です。備忘として残します。↓ シティ・ポップとラジカセ 70~80年代のカセットテープ・カルチャーを振り返る/徳間書店↓ 80年代アイドル総選挙! ザ☆ベスト100 総選挙結果発表/1980-1989 アイドルこころのベストテン/HERITAGE↓ 江戸の女子旅 旅はみじかし歩けよ乙女/谷釜尋徳著/晃洋書房↓ イギリス花粉学者の科学捜査ファイル 自然が明かす犯罪の真相/パトリシア・ウィルトシャー/訳・西田美緒子/白揚社↓ 2016年の週刊文春/柳澤健/光文社未来ライブラリー↓ 週刊誌風雲録/髙橋呉郎/文春新書/文藝春秋↓ 誰もしらないジブリアニメの世界/岡田斗司夫/SB新書/SB Creative↓ グループサウンズ/近田春夫/文春新書/文藝春秋↓ 詞と曲に隠された物語 昭和歌謡の謎/合田道人/祥伝社新書/祥伝社↓ 「シティポップの基本」がこの100枚でわかる!/栗本斉/星海社新書↓ ビートルズ/北中正和/新潮新書/新潮社↓ 松本隆 言葉の教室/延江浩/マガジンハウス↓ アメリカの大学生が学んでいる本物の教養/斉藤淳/SB新書/SB Creative↓ 牧野富太郎の植物愛/大場秀章/朝日新書/朝日新聞出版↓ ポテトチップスと日本人 人生に寄り添う国民食の誕生/稲田豊史/朝日新書/朝日新聞出版↓ シベリア鎮魂歌 香月泰男の世界/立花隆/文春学藝ライブラリー/文藝春秋↓ 地理学者、発見と出会いを求めて世界を行く!/水野一晴/ちくま文庫/筑摩書房↓ 菅江真澄 図会の旅/菅江真澄/編・解説 石井正己/角川ソフィア文庫/KADOKAWA↓ 誰が日本のテレビを創ったのか 放送作家ほぼ全史/太田省一/星海社新書/星海社↓ ドリフターズとその時代/笹山敬輔/文春新書/文藝春秋↓ 私が愛した映画たち/吉永小百合/取材・構成 立花珠樹/集英社新書/集英社↓ 「仮面」に魅せられた男たち/牧村康正/協力・山田哲久/講談社↓ シン・仮面ライダー 映画パンフレット。↓真・英文法大全/関正生/KADOKAWA ↓ 激走!日本アルプス大縦断 密着、トランスジャパン アルプスレース 富山~静岡415㎞/NHKスペシャル取材班(著)/集英社文庫/集英社↓ 日本アルプス再訪/ウォルター・ウェストン/水野勉訳/平凡社ライブラリー/平凡社↓ 萩原編集長の山塾 実践!登山入門/萩原浩司/山と渓谷社↓ マンガでわかる 新しいランニング入門/中野ジェームス修一/マンガ 梓川ななぎ・サイドランチ/池田書店↓ 戦争案内 ぼくは二十歳だった/戸井昌造/平凡社ライブラリー/平凡社↓ 哀しいドイツ歴史物語 歴史の闇に消えた九人の男たち/菊池良生/ちくま文庫/筑摩書房↓ 昭和史の一級史料を読む/保坂正康/広瀬順晧/平凡社新書/平凡社↓ 艶本紀行 東海道五十三次/林美一/河出文庫/河出書房新社↓ 名城をゆく① 熊本城/小学館「名城をゆく」編集部・編/小学館101ビジュアル新書/小学館↓ 河童の対談おしゃべりを食べる/妹尾河童/文春文庫/文藝春秋↓ 河童のタクアンかじり歩き/妹尾河童/文春文庫/文藝春秋↓ 河童が語る舞台裏おもて/妹尾河童/文春文庫/文藝春秋↓ 週刊朝日 ’23.5.5 - 12 合併号。↓ 山と渓谷 2023年3月号/山と遭難 生きて帰るためのケーススタディ/山と渓谷社↓ 山と渓谷 2023年4月号/山岳装備大全2023/山と渓谷社↓ 山と渓谷 2023年4月号付録/登山者のための膝痛解決BOOK/山と渓谷社↓ 山と渓谷 2023年5月号/上高地案内/山と渓谷社↓ 捨てなくても大丈夫 愛するモノの囲まれて生きていく/宝島社↓ サライ 2023年5月号/地図でニッポン再発見/小学館↓ 葛飾北斎「東海道名所一覧」/サライ付録/絵堂から京都の全宿場を一望する鳥瞰図の傑作。↓ マンガと鉄道 鉄道が舞台のマンガを一挙紹介! 追悼 松本零士/旅と鉄道 増刊5月号/天夢人↓ 月刊天文ガイド 2023年3月号/誠文堂新光社↓ 月刊星ナビ 2023年3月号/アストロアーツ↓ 月刊天文ガイド 2023年4月号/誠文堂新光社↓ 月刊星ナビ 2023年4月号/アストロアーツ↓ 月刊天文ガイド 2023年5月号/誠文堂新光社↓ 月刊星ナビ 2023年5月号/アストロアーツ↓ 東京異景散歩 昭和20~30年年代の東京の闇を歩く!/辰巳出版↓ 幕末維新・明治・大正美人帖 愛蔵版/ポーラ文化研究所編/新人物往来社↓ 日経ビジネス 2023年2月6日号、2023年2月13日号/日経BP↓ 日経ビジネス 2023年2月20日号、2023年2月27日号/日経BP↓ 日経ビジネス 2023年3月6日号、2023年3月13日号/日経BP↓ 日経ビジネス 2023年3月20日号、2023年3月27日号/日経BP↓ 日経ビジネス 2023年4月3日号、2023年4月10日号/日経BP↓ 日経ビジネス 2023年4月17日号、2023年4月24日号/日経BP↓ the Japan teimes alpha / Feb 3, 2023, Feb 10, 2023 Feb 17, 2023, Feb 24, 2023↓ the Japan teimes alpha / Mar 3, 2023, Mar 10, 2023Mar 17, 2023, Mar 24, 2023↓ the Japan teimes alpha / Mar 31, 2023, Apr 7, 2023Apr 14, 2023, Apr 21, 2023↓ the Japan teimes alpha / Apr 28, 2023
2023.04.28
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2022年11月から2023年1月末までに、購入して読んだ本です。↓ ひねもすのたり日記①/ちばてつや/小学館↓ ひねもすのたり日記②/ちばてつや/小学館↓ ひねもすのたり日記③/ちばてつや/小学館↓ ひねもすのたり日記④/ちばてつや/小学館↓ ひねもすのたり日記⑤/ちばてつや/小学館↓ ちばてつや追想短編集/ちばてつや/小学館↓ 1978年のまんが虫/細野不二彦/小学館↓ 音盤紀行/毛塚了一郎/KADOKAWA↓ 音街レコード A面/毛塚了一郎/KADOKAWA↓ 田中圭一のペンと箸 ~漫画家の好物~/田中圭一/小学館↓ 江戸マンガ② 人魚なめ/監修 棚橋正博/小学館↓ 藤井旭の天文年間 スターウォッチング完全ガイド2023年版/誠文堂新光社↓ 幻の近代アイドル史 明治・大正・昭和の大衆芸能盛衰記/笹山敬輔/彩流社↓ 天気図からよみとく奥の細道 名句に込められた季節感の謎/村山貢司/星海社↓ 読解力をきたえる英語名文30/行方昭夫/岩波ジュニア新書/岩波書店↓ 日本のアニメ監督はいかにして世界へ打って出たのか?/数土直志/星海社↓ ひとはなぜ戦争をするのか/A・アインシュタイン/S・フロイト/浅見昇吾訳/講談社学術文庫/講談社↓ 東海道新幹線沿線の不思議と謎/栗原景/実業之日本社↓ 【図解】戦国名合戦 時々刻々/小和田哲男/メディアファクトリー↓ これが本当の「忠臣蔵」赤穂浪士討ち入り事件の真相/山本博文/江戸検新書/小学館↓ ル・パスタン/池波正太郎/文春文庫 ↓ 旅する力 沢木耕太郎 深夜特急ノート/沢木耕太郎/新潮文庫↓ 特撮ヒーローの常識 70年代編/双葉社↓ BRUTUS 特別編集 増補改訂版 山下達郎のBrutus Songbook ラジオ番組「山下達郎のサンデー・ソングブック」30周年記念/マガジンハウス↓ 昭和40年男 2023年2月号 俺たちを育んだブラウン管の中の奇跡【特集】テレビまんがまつり/クレタパブリッシング↓ NHK 趣味どきっ! 2022年12月~2023年1月 読書の森へ 本の道しるべ/NHK出版↓ 月刊天文ガイド 2023年1月号/誠文堂新光社↓ 月刊天文ガイド 特別付録 2023年アストロカレンダー↓ 月刊星ナビ 2023年1月号/アストロアーツ↓ 月刊天文ガイド 2023年2月号/誠文堂新光社↓ 月刊星ナビ 2023年2月号/アストロアーツ↓ 山と渓谷 2023年1月 新年特別号 日本百名山最新案内/山と渓谷社↓ 山と渓谷社 付録 日本百名山地図帳2023↓ 山と渓谷社 付録 山の便利帳2023↓ 山と渓谷 2023年2月 単独行の基本 いざ!山城へ/山と渓谷社↓ 旅と鉄道 2023年3月号 鉄道旅事典2023/天夢人↓ 旅と鉄道 2023年3月号 付録 カレンダー↓ 週刊ポスト 2023年1月20日号/小学館↓ 週刊文春 2022年12月15日号/文藝春秋↓ 日経ビジネス 2022年12月5日号、2022年12月12日号/日経BP↓ 日経ビジネス 2022年12月19日号、2022年12月26・2023年1月2日号/日経BP↓ 日経ビジネス 総力特集 徹底予測2023、2023年1月9日号/日経BP↓ 日経ビジネス 2023年1月16日、2023年1月23日号/日経BP↓ 日経ビジネス 2023年1月30日、2023年2月6日号/日経BP↓ the Japan teimes alpha 2022年12月2日、2022年12月9日↓ the Japan teimes alpha 2022年12月16日、2022年12月23日↓ the Japan teimes alpha 2022年12月30日、2023年1月6日↓ the Japan teimes alpha 2023年1月13日、2023年1月20日↓ the Japan teimes alpha 2023年1月27日
2023.02.07
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2022年12月10日、タワーレコード新宿店10階のレコード売り場で、レコードの日(2022年11月3日&12月3日)のポスターが貼ってありました。ポスターの絵を描かれている毛塚了一郎さんの漫画「音盤紀行①/毛塚了一郎/KADOKAWA」が売られていました。漫画の帯には、「レコードにまつわる5つの物語 100年前も1000年後も人の心を震わすのは音楽の力だ。火のように熱く、風のように自由な力。新漫画誌『青騎士』が放つ新たな才能」と書いてあります。また、6話の紹介文が帯に記載されており、読むと興味が出たので、早速購入して読みました。ーーーーーーーーーー(01)現代日本祖父の残したレコードをきっかけの始まる自らのルーツを辿る少女たちの旅行記「追想レコード」。(02)70年代東欧ポップミュージックの禁じられた国で西側の音楽を密かに探し求める少女の奮闘「密盤屋の夜」。(03)70年代、フィリピン世界ツアー中のビートバンドが、現地のギター少女とセッションをする「The Staggs Invasion」。(04)、(05)70年代北海国の認めた音楽しか流さない国営ラジオに抵抗して公海上から自由に音楽を発信する海賊ラジオの冒険「電信航路に舵をとれ!」(06)近未来、アメリカ田舎町のダイナーで古びたジュークボックスと共に働くアンドロイドと人間の関係を描く「アシュリーズ・ダイナー」ーーーーーーーーーーー読者アンケートのはがきが本にはさんであり、とてもいいデザインなので、紹介します。↓「音盤紀行①/毛塚了一郎/KADOKAWA」↓ 音盤紀行① 読者アンケートはがき。ーーーーーーーーーータワーレコード新宿店10階レコードの日 11月3日&12月3日 ポスター。↓ タワーレコード新宿店10階。レコードの日ポスターが貼ってある。↓ 河合奈保子さんの新発売レコード2枚(2022年12月3日発売)①「河合奈保子 COLLECTION 1980~1984」②「河合奈保子 COLLECTION 1985~1993」タワーレコード新宿店10階 河合奈保子さんの新レコード。↓ 右側に河合奈保子さんのレコードが見える。
2022.12.12
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2022年10月中旬から11月末までに、購入して読んだ本、雑誌です。寝る時間を削りながら、本のページをめくっていきますが、本当に至福の時間です。ーーーーーーーーー↓ 日本代表企画満載!! カタール・ワールドカップ出場32カ国「最新選手名鑑」ワールドサッカーダイジェスト 2022年12月20日号増刊/日本スポーツ企画出版社。↓ 辞書編集、三十七年/神永暁/草思社文庫/草思社。↓ 崩壊学/パブロ・セルヴィーニュ、ラファエル・スティーヴンス/草思社文庫/草思社。↓ 忘れる読書/落合陽一/PHP新書/PHP研究所。↓ 日本の伸びしろ 悲観を成長に変える思考力/出口治明/文春新書/文藝春秋。↓ 語学の天才まで1億光年/高野秀行/集英社インターナショナル/集英社。↓ タツノコプロを創った男 アニメの神様 吉田竜夫の全仕事/監修:タツノコプロ/宝島社。↓ 日本特撮トンデモ事件簿/桜井顔一、満月照子/鉄人社。↓ 「すずめの戸締まり」劇場用映画パンフレット/東宝。↓ちびまるこちゃん 18巻/原作・脚本:さくらももこ/作画:さくらプロダクション 小萩ぼたん。↓ TVガイド The COVERS 1962-1981 表紙全記録第1弾/東京ニュース通信社。TVガイド The COVERS 1982-2001 表紙全記録第2弾/東京ニュース通信社。↓ ブラタモリ 12 別府、神戸、奄美/監修:NHK「ブラタモリ」制作班/角川書店。↓ ブラタモリ 6 松山、道後温泉、沖縄、熊本/監修:NHK「ブラタモリ」制作班/角川書店。↓ 多眼思考 モノゴトの見方を変える300の言葉!/ちきりん/大和書房。↓ 未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる/ちきりん/文藝春秋。↓ 101人の画家 生きていることが101倍楽しくなる/視覚デザイン研究所↓ 通も知らない驚きのネタ! 鉄道の雑学大全/監修者:櫻田純/青春出版社。↓星野リゾートの教科書 サービスと利益 両立の法則/中沢康彦著 日経トップリーダー編/日経BP↓ ONE to ONE マーケティング -顧客リレーションシップ戦略ー/著者:ドン・ペパーズ、マーサ・ロジャーズ/翻訳者:井関利明/ダイヤモンド社。↓ ビジョナリーカンパニー 時代を超える生存の原則/ジェームズ・C・コリンズ/ジェリー・I・ポラス/山岡羊一訳/日経BP出版センター。↓ ビジョナリー・ピープル/ジェリー・ポラス、スチュワート・エメリー、マーク・トンプソン/宮本喜一訳/英治出版。↓ 昭和40年男 総集編 おもちゃ&プラモ大全集/2022年10月17日発行/クレタパブリッシング。↓ 昭和40年男 2022年12月号 俺たちニューミュージック世代 /2022年11月11日発行/クレタパブリッシング。↓ 月刊天文ガイド 2022年12月号/誠文堂新光社。↓ 月刊星ナビ 2022年12月号/アストロアーツ。↓ 山と渓谷 2022年11月号/山と渓谷社。 ↓ 山と渓谷 2022年12月号/山と渓谷社。 ↓ 日経ビジネス 2022年10月17日号、 2022年10月24日号。↓ 日経ビジネス 2022年10月31日号、 2022年11月7日号。↓ 日経ビジネス 2022年11月14日号、 2022年11月21日号。↓ 日経ビジネス 2022年11月28日号。↓ the Japan times afpha Oct 21, 2022, Oct 28, 2022.↓ the Japan times afpha Nov 4, 2022, Nov 11, 2022.↓ the Japan times afpha Nov 18, 2022, Nov 25, 2022.
2022.12.01
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2022年11月26日(土)14時、JR千葉駅のペリエにある「くまざわ書店ペリエ千葉本店」で、『語学の天才まで1億光年』を刊行された作家・高野秀行さんのサイン会に参加しました。高野秀行さんは早稲田大学で探検部に入り、初めてのインド旅行中にマザー・テレサに会ったり、パスポート、財布を盗まれたりなどの経験を皮切りに、アフリカなど色々な国を訪れながら、その国の言葉を習得されていきます。私はその勉強法に興味があり、「語学の天才まで1億光年」を購入して読みました。当日は本を持参し、サインをしていただきました。高野さんはとても気さくな感じの方でした。ーーーーーーーーーーーーーー↓ 2022年11月26日(土)JR千葉駅のペリエにある「くまざわ書店ペリエ千葉本店」。『語学の天才まで1億光年』刊行記念高野秀行さんサイン会。↓ くまざわ書店。↓ 高野秀行さんの作品が棚に並ぶ。↓ 作家の高野秀行さんが会場に来られた。↓ 高野秀行さん。↓ 『語学の天才まで1億光年』にサインをしていただいた後、記念撮影。↓ 「語学の天才まで1億光年/高野秀行/集英社インターナショナル」↓ 高野秀行さんにサインしていただいた。↓ サイン会会場風景。
2022.11.26
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日本経済新聞(夕刊)人間発見(2022年10月31日~2022年11月4日)に、雑誌「昭和40年男」編集長・北村明広さんのインタビュー記事「俺たちの夢で変える」(担当:矢野賢一氏)が掲載されており、興味深く拝見しました。私は昭和40年生まれなので、2009年に雑誌「昭和40年男」が本屋に並んだ時、そのタイトルにびっくりしました。面白そうなタイトルの時だけ購入していますが、今になってみると、定期的に全てを購入して保存しておけば良かったと後悔しています。雑誌「昭和40年男」の編集長・北村明広さんの略歴が新聞に記されていたので紹介します。「1965年東京都荒川区生まれ。中学で始めたバンドがメジャーデビュー寸前で解散。クレタパブリッシングを設立し、バイク雑誌などを出版した。2009年『昭和40年男』創刊。イベント開催やセミナーに取り組む」ーーーーーーーーーーーーーー日本経済新聞(夕刊)人間発見(2022年10月31日~2022年11月4日)雑誌「昭和40年男」編集長・北村明広さんのインタビュー記事「俺たちの夢で変える」(担当:矢野賢一氏)① 2022年10月31日 異例の年齢限定誌・25年には武道館で還暦式を② 2022年11月1日 家電店継ぐのは「ダメ」・バンドデビュー唐突の中止③ 2022年11月2日 雑誌ジャンキー魂に火・結界が市場生む④ 2022年11月4日 藤沢市の地域作りと交流・「情緒」が社会の影 駆逐ーーーーーーー気になった部分を一部紹介します。番号は、新聞記事の番号です。① 《雑誌「昭和40年男」はその名の通り、昭和40年(1965年)生まれの男性がターゲットの隔月刊誌。彼らがくぐり抜けてきた時代のヒト・モノ・コトの特集が人気だ。前代未聞、異例の年齢限定雑誌の創刊編集長が北村明広さん(57)。自身も昭和40年生まれだ》同世代が元気になって夢を見られる。そんな本を作りたいと2009年に創刊しました。~ 多感な10代、20代の時期を、日本が上り調子のゴールデンエイジに過ごさせてもらった世代ですから、社会の閉塞感が強まっているいま、恩返しをしなければ。俺たちはそのために元気になろう、前を向こうという気持ちが一貫しています。創刊して13年、かつて40代半ばの働き盛りだった読者層は変化しています。職場では役職定年を迎え、それぞれ仕事人生の先は見えてきました。引退後をどう生きようかと考える時期に差しかかり、ぎんぎらしなくなってきています。~夢を語って、飲んで。しんどいことの方が多くなってくる年代ですが、だからこそ夢くらい描きたい。目いっぱい「ガハハ」と笑い、きょうも遊ぼうぜという気持ちです。僕自身は中学生の頃から雑誌ジャンキーですが、紙だけにこだわっているわけではありません。年齢を限定することで生まれるコンテンツは人と人をつなぐハブになると考えています。~少し前、自治体で生涯学習を担当する部署からの依頼を受け、セミナーの講師を引き受けました。彼らの狙いはリタイヤを控えた50代同士をつなぐこと。将来の地域コミュニティを担う柱として、我々の世代が期待されているからだと思います。~昭和40年生まれが還暦を迎える2025年は「昭和100年」です。この年に向けていろいろイベントを考えています。還暦式を日本武道館で開催したいし、昭和の元気が手に入るイベントを横浜赤レンガ倉庫で開きたい。どこまでできるかはわかりませんが、還暦上等です。振り返って懐かしむのは早い。明日の活力を呼び起こすのです。価値観を変えてみせます。ーーーーーー③ 中学1年で「ミュージック・ライフ」に出会ってから、むさぼるように雑誌を読んできました。お金が無くても宝島、アエラ、週刊文春、ギター・マガジンなどを毎月買う生活。そんな雑誌ジャンキー魂に火が付きました。自分の会社で編集業務を請け負うようになりましたが、どうせなら自社で発行までしたい。雑誌出版に必要なコードを取得するため、休眠していたある出版社を買い取りました。これが「昭和40年男」などの版元、クレタパブリッシングになります。~当時、ものをつくる人たちは子供を本気で喜ばせようとしていました。テレビも映画もおもちゃもそう。自分たちが貧しかったから、子供らにはつらい思いをさせたくない。そんな社会の意思だったのでしょう。その恩恵を享受して僕らはおおらかに育ちました。ーーーーーーー④ いま社会に影を落とすネガティブな状況を駆逐するのに必要なのは「情緒」だと思っています。情報に振り回されるのではなく、情緒を追求する。アナログ時代を知っている。ファストフードに対する和食の良さを知っている。親世代から戦争体験も聞かされている。そんな昭和40年生まれの力で、日本のゴールデンエイジに受けた恩恵を返していきたいです。ーーーーーーーー↓ 最近購入した雑誌「昭和40年代男」1)昭和40年男 総集編(興奮のおもちゃ&プラモ大全集)/クレタパブリッシング/2022年10月17日発売2))昭和40年男 俺たちニューミュージック世代/クレタパブリッシング/2022年11月11日発売↓日本経済新聞(夕刊)人間発見(2022年10月31日~2022年11月4日)雑誌「昭和40年男」編集長・北村明広さんのインタビュー記事「俺たちの夢で変える」(担当:矢野賢一氏)
2022.11.15
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2022年8月下旬から10月中旬まで、買って読んだ本です。面白そうな本はとにかく購入して、ひたすら読んでいます。仕事とブログ書き以外は全て読書という毎日で、至福の時間です。ーーーーーーーーーー↓ 日本3百名山ひと筆書き 田中陽希日記/田中陽希/平凡社。「日本三百名山 301座を人力のみでつないだ 総移動距離約2万キロ、1310日間の記録」↓ プロガイドの新提案 バテない登山技術/野中径隆/山と渓谷社。↓ 山と高原地図 日光 白根山・男体山/旺文社。↓ カラー版 昆虫学者、奇跡の図鑑を作る/丸山宗利/幻冬舎新書。↓ 学研の図鑑 LIVE 昆虫/学研プラス/2022年7月5日 第一刷発行。↓ 旅と鉄道 2022年11月号 ニッポンの鉄道を応援する方法100/天夢人。↓ 観光列車図鑑/旅と鉄道2022年11月号付録/天夢人。↓ カラー版 妙な線路大研究 東北・北海道・上越・北陸新幹線編/竹内正浩/実業之日本社。↓ カラー版 妙な線路大研究 首都圏編/竹内正浩/実業之日本社↓懐かしの児童書コレクション/監修:前田尋之/ジーウォーク。 ↓ 人生はそれでも続く/読売新聞社会部「あれから」取材班/新潮社。↓ 週刊誌がなくなる日 「紙」が消える時代のダマされない情報術/小倉健一/ワニブックス「PLUS」新書/ワニ・プラス。↓ 芸能界誕生/戸部田誠(てれびのスキマ)/新潮新書/新潮社↓ 中森明菜の真実/渡邉裕二/エムディエヌコーポレーション。↓ 「週刊少年マガジン」はどのようにマンガの歴史を築き上げてきたのか? 1959-2009/伊藤和弘/星海社新書/講談社。↓ 「週刊文春」編集長の仕事術/新谷学/ダイヤモンド社↓ [新装版]成功への情熱/稲盛和夫/PHP研究所。↓ 生き方 人間として一番大切なこと/稲盛和夫/サンマーク出版。↓ シャーロック・ホームズの建築/文:北原尚彦/絵・図:村山隆司/エクスナレッジ。↓ コピー1枚とれなかったぼくの評価を1年で激変させた7つの仕事術/Shin/ダイヤモンド社。↓ 東大教授が教える独学勉強法/柳川範之/草思社。↓ 東大教授が教える知的に考える練習/柳川範之/草思社。↓ ほんとうの定年後 「小さな仕事」が日本社会を救う/坂本貴志/講談社現代新書/講談社」↓ 英語の読み方 ニュース、SNSから小説まで/北村一真/中央新書/中央公論新社。↓ サバイバル英文読解 最短で読める! 21のルール/関正生/NHK出版新書/NHK出版。↓「FMステーション」とエアチェックの80年代 僕らの音楽青春期/恩蔵茂/河出文庫/河出書房新社。↓ オックスフォード&ケンブリッジ大学 世界一「考えさせられる」入試問題 「あなたは自分を利口だと思いますか?/ジョン・ファーンドン/小田島恒志・小田島則子訳/河出文庫/河出書房新社。↓ 途中下車で訪れる駅前の銅像/川口素生/交通新聞社新書/交通新聞社。↓ 天守閣に観覧車が!? 城郭が野球場に!? 「その後」の廃城/監修:今泉慎一/じっぴコンパクト新書/実業之日本社。↓ ドイツ謎解き散歩/関田淳子/中経の文庫。↓ 珍奇絶倫 小沢大写真館/小沢昭一/ちくま文庫/筑摩書房。↓ 私の本棚/新潮社編/新潮文庫/新潮社。↓ THE ゴルゴ学オフィシャルブック/ビッグコミック特別編集プロジェクト/小学館。↓ アラマタ人物伝/監修:荒俣宏/講談社。↓ はだしのゲン わたしの遺書/中沢啓治/朝日学生新聞社。↓ 図説 歴史の街道・幕末維新/写真・文:榊原和夫/河出書房新書。↓ 司馬遼太郎が愛した「風景」/芸術新潮編集部編/新潮社。↓ 通訳ガイドの醍醐味 訪日観光客を案内して/高橋文子/展望社。↓ 死ぬときに後悔する事25/大津秀一/新潮文庫/新潮社。↓ ビートルズ/北中正和/新潮新書/新潮社。↓ サザンオールスターズ 1978-1985/スージー鈴木/新潮新書/新潮社。↓ 満州鉄道まぼろし旅行/川村湊/文春文庫/文藝春秋。↓ 「自分メディア」はこう作る!/ちきりん/文春文庫/文藝春秋。↓ 返品のない月曜日 ボクの取次日記/井狩春男/ちくま文庫/筑摩書房。↓ 質問力 話し上手はここがちがう/齋藤孝/ちくま文庫/筑摩書房。↓ アイドル楽曲ディスクガイド/ピロスエ/精興社。(河合奈保子さんの記載:p119)↓ お宝アイドル発掘カタログ/双葉社。 (河合奈保子さんの記載:p58~59)↓ 山と渓谷 全国紅葉名山 2022年10月号/山と渓谷社。 ↓ 月刊天文ガイド 2022年10月号/誠文堂新光社。↓ 月刊星ナビ 2022年10月号/アストロアーツ。↓ 月刊天文ガイド 2022年11月号/誠文堂新光社。↓ 月刊星ナビ 2022年11月号/アストロアーツ。↓ 日経ビジネス 2022年8月22日号、8月29日号。↓ 日経ビジネス 2022年9月5日号、9月12日号。↓ 日経ビジネス 2022年9月19日号、9月26日号。↓ 日経ビジネス 2022年10月3日号、10月10日号。↓ 定額制夫のこづかい万歳 ~月額2万千円の金欠ライフ~ 1、2、3、4巻/吉本浩二/講談社。↓ 山を渡るー三多摩大岳部録ー 1、2、3、4巻/空木哲生/KADOKAWA。↓ the Japan teimes 2022年8月19日、8月26日、9月2日、9月9日。↓ the Japan teimes 2022年9月16日、9月23日、9月30日、10月7日。↓ the Japan teimes 2022年10月14日。
2022.10.10
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「昆虫学者、奇跡の図鑑を作る/丸山宗利/幻冬舎新書」を購入して読みました。丸山博士が1年という短い期間に、全国の昆虫愛好家と一緒に白バック撮影を行い、「学研の図鑑 LIVE 昆虫(新版)」を制作しました。本にはその大変な苦労が詳しく記されており、大変面白かったです。どのような図鑑なのか興味が湧き、早速本屋で「学研の図鑑 LIVE 昆虫(新版)/学研プラス/2022年7月5日 第1刷発行」を買って、新書で紹介されていた虫を見ていきました。私が好きな昆虫は、「オオスカシバ」と「ホシホウジャク」です。スズメガの仲間で、昔はこの虫の写真を撮るために、森、公園に朝から夕方まで入り浸っていました。写真を整理して、いつかブログに紹介したいと思います。丸山博士の本ですが、以前「昆虫はすごい/丸山宗利/光文社新書」を読んだことがあります。それから、私の本棚に昆虫関係の本があるので、紹介します。ーーーーーーーーーーーーーーーー↓「昆虫学者、奇跡の図鑑を作る/丸山宗利/幻冬舎新書」↑ 期限1年、全種生きた虫、撮影は素人の虫好き。7000種を採って、撮った365日。昆虫図鑑の舞台裏全てを見せます。ーーーーーーーーーーー↓「学研の図鑑 LIVE 昆虫(新版)/学研プラス/2022年7月5日 第1刷発行」カブトムシがクワガタムシを持ち上げた瞬間の、素晴らしい表紙の写真。↓ 帯付き。新版登場! 収録種数No.1 約2800種。すべての昆虫を生きたまま撮影!↓ 図鑑p193。私が好きな「オオスカシバ」と「ホシホウジャク」が載っている。↓「昆虫はすごい/丸山宗利/光文社新書」ーーーーーーーーーーーーーー↓ 私の本棚にある、昆虫関係の本。
2022.10.09
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「山と渓谷 2022年6月号」では、空木哲生(うつぎてつお)さんの山岳マンガ「山を渡る」が表紙を飾っていました。そしてp72~77には、「山を渡る」について空木さんのインタビューを含めた記事が掲載されていました。マンガの舞台となる三多摩大学山岳部は、部員が2年生3人しかおらず、新入生が入らなければ廃部になるところでした。運動音痴の女子3人が入部し、登山の楽しさに目覚めていく話です。P72では、「今後、マンガではどのような展開を考えられていますか」という質問があり、著者の空木哲生さんが「大学山岳部の活動をベースに、春夏秋冬の山の世界をオールラウンドに描こうと思っています。各キャラクターの性格や特徴を通じて文学や自然科学、山の歴史文化なども表現したいですね。若い学生の感受性に山の自然や文化が加わるさまが、描いていていちばん楽しい部分です」とコメントされていました。近くの本屋に1~4巻があったので、まとめて買って読みました。山岳部と登山の楽しさが描かれており、とても羨ましかったです。私も学生時代にこのような活動をしていたら、人生がかなり変わっていたかもと思いました。ーーーーーーーーーーー↓「山と渓谷 2022年6月号」表紙の一部。空木哲生さんのマンガ「山を渡る」のメンバー。↓「山と渓谷 2022年6月号」ーーーーーーーーーーーーー↓ 購入して読んだ「山を渡る 三多摩大岳部録 ①、②、③、④/空木哲生/KADOKAWA」↓ 山を渡る 三多摩大岳部録 ① /空木哲生/KADOKAWA↓ 山を渡る 三多摩大岳部録 ② /空木哲生/KADOKAWA↓ 山を渡る 三多摩大岳部録 ③ /空木哲生/KADOKAWA↓ 山を渡る 三多摩大岳部録 ④ /空木哲生/KADOKAWA
2022.10.08
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2022年8月30日、午後8時から妻と一緒に日テレ「踊るさんま御殿」を見ていると、漫画家の吉本浩二さんが番組に出演されていました。「貯める派VS使う派 金銭感覚どうかしてる芸能人SP」というテーマで、「定額制夫のこづかい万歳」という漫画が人気になっている漫画家の吉本浩二さんが、ご自身の小遣いの話をされていました。吉本さんは、もともと小遣いが3万円/月だったのに、子供が生まれて費用が掛かるという理由で、7割の2万1千円に減らされました。小遣いのやりくりの苦労や、奥さんが買って隠していたカルピスを見つけては、こっそり飲むと美味しいという話をされていました。この漫画の存在は知っていたのですが、買っていなかったので、翌日に近所の本屋にいって、「定額制夫のこづかい万歳 月額2万千円の金欠ライフ/吉本浩二/講談社/モーニングKC」①、②、③、④を購入して読みました。吉本浩二さんの毎月のお小遣い2万1千円の内訳ですが、半分の1万円はお菓子代です。子供おもちゃは2千円、映画・漫画・本は5千円、古レコードは2千円、服・くつは2千円となっていました。お菓子代が1万円というのは驚きでした。吉本さんは煙草を吸わず、お酒も飲まないので、お菓子を食べることが楽しみだそうです。私もお小遣い制です。以前は3万円/月でしたが、長男が社会人になった時期に4万円/月にあげてもらいました。小遣いの内訳ですが、約8割が本・雑誌代で、残りは病院・薬代、お菓子代、交通代です。私が持っている吉本浩二さんの漫画は、下記になります。1)「定額制夫のこづかい万歳 月額2万千円の金欠ライフ/吉本浩二/講談社/モーニングKC」①、②、③、④2)「ブラック・ジャック創作秘話~手塚治虫の仕事場から~/原作:宮﨑克、漫画:吉本浩二/秋田書店」①、②、③、④、⑤3)「さんてつ 日本鉄道旅行地図帳 三陸鉄道 大震災の記録/吉本浩二/新潮社」4)「淋しいのはアンタだけじゃない/吉本浩二/小学館/ビックコミックス」①、②、③ーーーーーーーーーーーーーーー「定額制夫のこづかい万歳 月額2万千円の金欠ライフ/吉本浩二/講談社/モーニングKC」①、②、③、④↓ 漫画家 吉本浩二さんの、21,000円の小遣い内訳。①、②③、④ーーーーー↓ 2022年8月30日、朝日新聞朝刊。↓ 2022年8月30日、午後8時から妻と一緒に日テレ「踊るさんま御殿」を見た。ーーーーーーーーーーーーーーー「ブラック・ジャック創作秘話~手塚治虫の仕事場から~/原作:宮﨑克、漫画:吉本浩二/秋田書店」①、②、③、④、⑤↓ ①、②↓ ③、④.↓ ⑤ーーーーーーーーーーーーー↓「さんてつ 日本鉄道旅行地図帳 三陸鉄道 大震災の記録/吉本浩二/新潮社」ーーーーーーーーーーーーーーー↓「淋しいのはアンタだけじゃない/吉本浩二/小学館/ビックコミックス」①、②、③
2022.08.31
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2022年6月下旬から8月お盆まで、買って読んだ本です。仕事、ブログ更新、本・雑誌を読む事で一日が終わる生活が続きます。今年のお盆は、南アルプスの北岳に行こうと計画していましたが、台風がお盆に関東直撃という予報がでたため、残念ながら取りやめました。その代わり、丹沢の塔ノ岳、鍋割山を日帰りで登ってきました。↑ Newton 別冊 最新車両から時速600キロのリニアまで 世界の高速鉄道/ニュートンプレス↑ レコード・コレクターズ 2022年9月 シティ・ポップの再定義 海外からの再評価も含めてその魅力を深堀りする↑ 別冊太陽 地図と写真でみる 半藤一利 昭和史 戦後篇1945-1989/地理情報開発/平凡社↑ 苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」/森岡毅/ダイヤモンド社↑ 地球の歩き方 旅の読み物 S02 週末だけで70ヵ国159都市を旅したリーマントラベラーが教える自分の時間の作り方/東松寛文/地球の歩き方↑ 地図で読む松本清張/北川清、徳山加陽、帝国書院編集部/帝国書院↑ 特別付録が付いている。↑ オリビア・ニュートン・ジョン自伝 信じることをやめないで/オリビア・ニュートン・ジョン/翻訳:中川泉/シンコーミュージック・エンタテインメント↑ 岡田斗司夫ゼミのサイコパス人生相談/岡田斗司夫/インプレス↑ 岡田斗司夫さんのサイン付(右側)。↑ 歴史の予兆を読む/池上彰、保阪正康/朝日新書/朝日新聞出版↑ NHKスペシャル取材班、「デジタルハンター」になる/NHKミャンマープロジェクト/講談社現代新書/講談社↑ スーパーアニソン作曲家 渡辺宙明大全 世界が熱狂するアニメ・特撮音楽の神様/辰巳出版↑ 松田聖子の誕生/若松宗雄/新潮新書/新潮社↑ 桑田佳祐論/スージー鈴木/新潮新書/新潮社↑ 火星の歩き方/臼井寛裕、野口里奈、庄司大悟/光文社新書/光文社↑ ウルトラ音楽術/冬木透、青山通/インターナショナル新書/集英社↑ 失われたTOKYOを求めて/高橋源一郎/インターナショナル新書/集英社↑ 聞く力 心をひらく35のヒント/阿川佐和子/文春新書/文藝春秋↑ 役所は教えてくれない 定年前後の「お金」の裏ワザ/荻原博子/SB新書/SBクリエイティブ↑ ものごとに動じない人の習慣術 冷静でしなやか、タフな心をつくる秘訣/菅原圭/KAWADE夢新書/河出書房新社↑ 『週刊文春』と『週刊新潮』 闘うメディナの全内幕/花田紀凱、門田隆将/PHP新書/PHP研究所↑ マンガの論点 21世紀日本の深層を読む/中条省平/幻冬舎新書/幻冬舎↑ 想いの軌跡 1975-2013/塩野七生/新潮文庫/新潮社↑ 死体は語る/上野正彦/文春文庫/文藝春秋 死体は語る2/上野正彦/文春文庫/文藝春秋↑ 「夢の超特急」、走る 新幹線を作った男たち/碇義朗/文春文庫/文藝春秋↑ まんが アフリカ少年が日本で育った結果 ファミリー編/星野ルネ/毎日新聞出版↑ ニュースじゃぽん フランス人に大ウケの日本のいま/しゃんぽーる西/中経出版↑ 東京藝大ものがたり/あららぎ菜名/飛鳥新社↑ 北欧女子オーサが見つけた日本の不思議3/オーサ・イェークストロム/KADOKAWA↑ 日本酒に恋して/作:千葉麻里絵、絵:目白花子/主婦と生活社↑ 漫画家本VOL.14 高橋留美子本/高橋留美子/小学館ーーーーーーーーーーー↑ 山と渓谷 2022年6月号 全国絶景テント泊ベストルート/山と渓谷社↑ 山と渓谷 2022年7月号 北アルプス三大岩稜帯/山と渓谷社↑ 山と渓谷 2022年8月号 巨大山塊南アルプス/山と渓谷社↑ 山と渓谷 2022年9月号 読図の基本/山と渓谷社↑ PEAKS 2022年8月号 槍ヶ岳と剱岳/ピークス↑ 山と高原地図42 北岳・甲斐駒 南アルプス 2022/昭文社↑ 週刊文春エンタプラス 特集機動戦士ガンダム/文春ムック/文藝春秋↑ 月刊天文ガイド 2022年8月号/誠文堂新光社↑ 月刊星ナビ 2022年8月号/アストロアーツ↑ 月刊天文ガイド 2022年9月号/誠文堂新光社↑ 月刊星ナビ 2022年9月号/アストロアーツーーーーーー日経ビジネス/日経BP↑ 日経ビジネス 2022年6月13日号、2022年6月20日号↑ 日経ビジネス 2022年6月27日号、2022年7月4日号↑ 日経ビジネス 2022年7月11日号、2022年7月18日号↑ 日経ビジネス 2022年7月25日号、2022年8月1日号↑ 日経ビジネス 2022年8月8日号、2022年8月15日号ーーーーーーーーーthe Japan times alpha↑ 2022年6月17日号、2022年6月24日号↑ 2022年7月1日号、2022年7月8日号↑ 2022年7月15日号、2022年7月22日号↑ 2022年7月29日&8月5日号、2022年8月12日号
2022.08.13
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2022年2月~3月は、ロシアとウクライナに関する本を読んでいましたが、4月以降はメタバース、量子コンピューターを中心に本を読みました。最近話題になっているテーマなので、興味が出て本を読むと、私がいかに無知で、世の中は遥か先を進んでいることを知り、愕然としました。量子コンピューターについては、どのような理論に基づいて計算するのか、何度読んでも途中から分からなくなります。しかし、多くの国家、企業、研究団体が激しく性能を競争していることは理解しました。毎日スマホ画面に表示されるニュースを読んで、十分な気になっていましたが、以前よりも記事を読む機会が極端に減っている実感があり、全国紙2社の新聞を読む事にしました。毎朝、新聞紙をめくっていき、全ページの見出しを見ます。面白そうな記事や広告は、時間を掛けてチェックします。紙で読むのは古いと言われるかもしれませんが、新聞、本、雑誌も、どんどん紙をめくって、内容を短時間で把握できるところがメリットです。知らない分野の記事も、読めば興味が出てきます。ーーーーーーー↑ メタバースとは何か ネット上の「もう一つの世界」/岡嶋裕史/光文社新書↑ メタバースとWeb3/國光宏尚/エムディエヌコーポレーション↑ 60分でわかる! メタバース超入門/武井勇樹/技術評論社↑ メタバース進化論 - 仮想現実の荒野に芽吹く「解放」と「創造」の新世界/バーチャル美少女ねむ/技術評論社↑ メタバースがGAFA帝国の世界支配を破壊する/深田萌絵/宝島社↑ Newton別冊 常識をくつがえすミクロの世界の物理学 量子論のすべて 改訂第2版/編集人:木村直之/ニュートンプレス↑ 東京大学の先生伝授 文系のためのめっちゃやさしい量子論/木村直之/ニュートンプレス↑ 決定版 量子論のすべてがわかる本/科学雑誌研究倶楽部編/ワン・パブリッシング↑ ブルーバックス 量子コンピュータ 超並列計算のからくり/竹内繁樹/講談社↑ 岩波科学ライブラリー289 驚異の量子コンピュータ 宇宙最強マシンへの挑戦/藤井啓祐/岩波書店↑ 図解入門 よくわかる最新量子コンピュータの基本と仕組み/長橋賢吾/秀和システム↑ 図解入門 よくわかる最新量子技術の基本と仕組み/若狭直道/秀和システム↑ ブルーバックス 佐藤文隆先生の量子論 干渉実験・量子もつれ・解釈問題/佐藤文隆/講談社↑ シュレーディンガーの猫、量子コンピュータになる。/ジョン・グリビン/松浦俊輔訳/青土社↑ 仕事の教科書 きびしい世界を生き抜く自分のつくりかた/北野唯我/日本図書センター↑ 宇宙兄弟とFFS理論が教えてくれる あなたの知らないあなたの強み/古野俊幸/日経BP↑ 博報堂スピーチライターが教える 5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」」がなくなる本/ひきたよしあき/大和出版↑ 知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ/苅谷剛彦/講談社+α文庫↑ 子どもは40000回質問する あなたの人生を創る「好奇心」の驚くべき力/イアン・レズリー/訳者・須川綾子/光文社↑ 20ヵ国語ペラペラ 私の外国語学習法/種田輝豊/ちくま文庫/筑摩書房↑ 機動戦士ガンダム ジオン軍事技術の系譜 ジオン軍の失敗ーU.C.0079ー/岡島裕史/KADOKAWA↑ 大人の教養として知りたい すごすぎる日本のアニメ/岡田斗司夫/KADOKAWA↑ 評価と贈与の経済学/内田樹/岡田斗司夫 FREEex/徳間書店↑ 完全保存版 まんが道大解剖/住吉暢彦/三栄↑ サンエイムック 時空旅人別冊 「ピーターラビット™と絵本の世界」/末松敏樹/三栄↑ BRUTUS 2022年3月15日号 #全世代に捧げる歌謡曲特集/マガジンハウス↑ ビリー・ジョエル詩集/CBSソニー出版↑ 江戸の街道を歩くーヴィジュアル版/黒田涼/祥伝社新書/祥伝社↑ 江戸の旅行の裏事情 大名・将軍・庶民それぞれのお楽しみ/安藤優一郎/朝日新書↑ カラー版 妙な線路大研究 東海道・三陽・九州新幹線編/竹内正浩/実業之日本社↑ おとなの青春旅行/下川裕治・室橋裕和/講談社現代新書/講談社↑ マラッカ海峡物語 ペナン島に見る多民族共生の歴史/重松伸司/集英社新書/集英社↑ 江戸のオランダ人 カピタンの江戸参府/片桐一男/中央新書↑ 日本航空一期生/中丸美繪/中公文庫/中央公論新社↑ 世界から感謝の手紙が届く会社 中村ブレイスの挑戦/千葉望/新潮文庫/新潮社↑ 歩く江戸の旅人たち スポーツ史から見た「お伊勢参り」/谷釜尋徳/晃洋書房↑ PEAKS 2022年5月号/ピークス↑ 「定年」前後の手続きと生活プラン2022/日本実業出版社↑ SKY & TELESCOPE JULY 2022.ーーーーーーーーーー【天文ガイド:誠文堂新光社 /星ナビ:アストロアーツ】↑ 2022年4月号↑ 2022年5月号↑ 2022年6月号↑ 2022年7月号ーーーーーーーーーーーーーーーー【日経ビジネス】 ーーーーーーーー【日本経済新聞】【朝日新聞】ーーーーーーーーー【the Japan times alpha】↑ 2022年4月↑ 2022年5月↑ 2022年6月
2022.06.08
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最近、映画「トップ・ガン マーヴェリック」と「オードリー・ヘプバーン」を見に行きました。定期購読しているthe Japan times alphaにも、これらの映画に関する話題が書かれていたので、少し紹介します。ーーーーーーーーーーーー【the Japan times alpha / June 3rd, 2022 / Life & Culture】最新作「トップ・ガン マーヴェリック」上映のため、主演のトム・クルーズが30年ぶりにカンヌ国際映画祭に姿を見せた。↑ 「トップ・ガン マーヴェリック」は、日本では東和ピクチャーズの配給で、5月27日に封切られた。↑ カンヌ国際映画祭で受賞した「名誉パルムドール」を手にしてポーズをとるトム・クルーズ。↓ the Japan times alpha / June 3rd, 2022 / Life & Culture p12~13.カンヌ国際映画祭でインタビューアーのディディア・アローチが「なぜ自分自身で(戦闘機操縦)のスタントを行うリスクを取るのか」と突っ込んだ質問をすると、トム・クルーズは「ダンサーのジーン・ケリーに、なぜダンスをするのかと質問する人は誰もいないよ」と答えた。↓ the Japan times alpha / June 3rd, 2022ーーーーーーーーーーーーーーーー【the Japan times alpha / Apr 22, 2022 / Life & Culture】シネマ倶楽部 岡山徹(翻訳家)「Audorey : オードリー・ヘプバーン」あらすじ『ローマの休日』(1953)、『ディファニーで朝食を』(1961)、『マイ・フェア・レディ』(1964)など数々の名作を遺し、ファッションでも全世界の憧れの的だったオードリー・ヘプバーン。1993年に63歳の若さで急逝した彼女は、晩年は俳優業を引退し、ユニセフの親善大使として大活躍した篤志家でもあった。その知られざる「全」人生をたどる出色かつ必見の、「彼女はまだ生きていると実感できる」ドキュメンタリー。the Japan times alpha / Apr 22, 2022 / Life & Culture p10~11.オードリー・ヘプバーンが第二次世界大戦中、オランダで大変な思いをした本人の証言が、映画の中で肉声で流れた。「オランダは最悪でした。軍だけじゃなくてナチスの親衛隊に直接支配されていましたから。誰もがただ口をつぐみ、地下に潜っていました。自由におしゃべりすることもラジオを聴くこともできませんで。私はみんな牢屋に入れられた囚人なんだって思いながら過ごしていました」「おじたちは家を追われて銃殺され、兄の一人はドイツの収容所送りになり、もう一人はずっと行方をくらましていました。おじたちはオランダで最初に銃殺された捕虜です。あれは大きな転機になりました。それを機に、地下組織が結成されたんです」the Japan times alpha / Apr 22, 2022
2022.06.06
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2022年5月7日、神保町にある三省堂本店で、「タワー積み」を見ました。作家・逢坂冬馬さんの「同志少女よ敵を撃て」が美しくタワー積みされています。「タワー積み縁起」として次の紹介文がありました。「2002年9月、村上春樹さんの8年ぶりの大長編の刊行となった『海辺のカフカ』発売に際し、お客様にとにかく強くアピールし、かつ店頭での陳列冊数を大きくするための陳列技法として編み出されました。考案者は当時の文芸書担当者。小柄な女性で、積まれたタワーの高さは彼女の背丈をはるかに超えたと言われています。それから三省堂書店神保町本店として特に強くおすすめしていきた特別なタイトルを高く積み上げてきました。その後、タワー積みの技法は文芸担当者が引継ぎを受ける際に相伝されて来ました。途中、特に技術的に秀でた担当者が現れ、高く積むだけにのどまらず、渦巻きを表現したり、複数の塔を出現したりと複雑な形状が編み出されましたが、残念ながら現在ではその技術は失われています」三省堂神保町本店は、建物の建て替えを行うため、2022年5月8日に一時閉店となります。ーーーーーーーー↓ 三省堂神保町本店名物 改装前最後 タワー積み。↓ 作家・逢坂冬馬さんの「同志少女よ敵を撃て」。↓ 逢坂冬馬さんの色紙。↓ 色々な形のタワー積み。↓ 三省堂書店神保町本店 一番読まれた本。外山滋比古さんの「思考の整理学」ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー↓ 三省堂神保町本店。
2022.05.29
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三省堂書店神保町本店が2022年5月8日まで営業し、その後は建て替え工事が始まります。工事中は、2022年6月1日から、千代田区神田小川町2-5のビルで仮店舗営業をするそうです。2022年4月30日に行くと、ビルの正面に「いったん、しおりを挟みます」という垂れ幕が掛けてありました。休日、時間があると、まずは住んでいる場所の駅近くにある図書館と行きつけの本屋に行き、その後電車で新御茶ノ水駅に移動します。ブックオフ秋葉原店やヨドバシカメラを巡り、神保町へ歩きます。途中の古本屋、書泉グランデなどで本をチェックしながら、最後には必ず三省堂本店に入ります。一番上の階から順番に降りていき、面白そうな本を見つけたら、すぐに買うようにしています。三省堂は本の配置が分かりやすく、とても気に入っていました。私が最初に使い始めた国語辞典は、三省堂の「新明解国語辞典 第二版 13刷/編集 金田一京助、金田一春彦、見坊豪紀、柴田武、山田忠雄/株式会社三省堂/昭和49年(1974年11月10日 第2版発行」です。ずっと手元に置き、いまだに使っています。ーーーーーーーーーーー↓ 2022年4月30日、三省堂書店 神保町本店 (東京都千代田区神田神保町1-1)↑「いったん、しおりを挟みます。 三省堂書店」神保町本店は、第二章へ。建て替えのため、一時閉店いたします。↑ 「辞書は三省堂」↑ 1881年創業。↑ 神保町本店 仮店舗のご案内。東京都千代田区神田小川町2-5。↑ 神田神保町は、2022年5月8日まで営業致します。ーーーーーーーーーーー2022年3月5日の写真。ーーーーーーーーーーーーーーー手元にある三省堂の「新明解国語辞典 第二版 13刷/編集 金田一京助、金田一春彦、見坊豪紀、柴田武、山田忠雄/株式会社三省堂/昭和49年(1974年11月10日 第2版発行」。
2022.05.01
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前回のブログで「ツチノコ」の事を書いたので、今回は「ヒバゴン」について書きます。私が小学生の頃、広島県比婆郡西条町(今は庄原市)付近で目撃された「ヒバゴン」が大ブームになりました。比婆郡(ひばぐん)の未確認生物ということで、「ヒバゴン」と呼ばれるようになりました。ヒバゴンは猿人で、黒い体毛に覆われ、顔は逆三角形をしており、目がギョロリとしていたそうです。当時、雑誌を買うとヒバゴンの絵が掲載されたことがあり、それを見るのが怖かった記憶があります。その時の記憶を紙に描いてみました。また、中国新聞を毎日読んでいましたが、ある日、ヒバゴンを撮影した写真が新聞に掲載されており、ビックリした記憶があります。私の記憶ではその写真は、森の木、枝、葉っぱの後ろにヒバゴンが写っている写真でした。、ヒバゴンの姿がはっきり分かる写真ではないものの、写真の横に、イラストでヒバゴンの姿はこれですと、体のラインが描かれておりました。ヒバゴンの顔の部分は、葉っぱで隠れているイラストでした。私は広島市内に住んでいました。夏の林間学校は中国山地に行って行われます。寝泊まりしている時に、ヒバゴンが襲って来ないかどうか、皆で本当に心配していました。ーーーーーーーーーーーー↓ 当時、新聞や雑誌に、ヒバゴンの絵やイラストが掲載されていた。私の記憶の中のヒバゴンを紙に描いたのが下の絵。↓ 中国新聞に掲載されたヒバゴンの写真は、こんな感じだったと思う。木の枝の葉っぱにヒバゴンが隠れ、何となく体の輪郭が分かるような写真だった。ーーーーーーーー↓「山の怪異大事典/朝里樹/宝島社」↓p303「ヒバゴン」の紹介。
2022.03.29
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山口の田舎の父から、「ツチノコ?」という題のメール写真が送られてきました。最寄りの神社の境内で撮影したそうです。ツチノコというと、1960~70年代にブームになりました。ヘビのような形ですが、胴の部分がビール瓶のように膨らんでいるという不思議な生き物です。手元の本で、「日本珍スポット100景/五十嵐麻理/ぴあ」を持っています。p20~21には、岐阜県加茂郡東白河村神土426-1にある「つちのこ館」が紹介されています。「ツチノコ。茶褐色でビール瓶ほどの胴に三角形の頭を持つ不思議なUⅯA(未確認動物)。そんな幻のヘビの博物館『つちのこ館』が岐阜県東白川村にあります。全国各地にツチノコ伝承はあるのですが、東白川村は目撃側が多いことで有名」別の本ですが、「山の怪異大事典/朝里樹/宝島社」p248~250に「ツチノコ」が紹介されています。「1960年代、大ブームを巻き起こした未確認動物、ツチノコ。その姿は大きさは体長30~80センチ程の短い蛇で、三角形の頭が太く短い体に繋がっており、その間には蛇にもかかわらずくびれが存在するように描かれていることが多い。尾は短く細いとされ、ここもまた他の蛇とは異なる特徴である。ビール瓶に似ていると形容されることもある」本には、ツチノコのイメージが全国的に統一されるきっかけとなった出来事は、山本素石さんとツチノコとの遭遇だったと書いてあります。山本さんは昭和34年(1959年)、京都府北山の栗夜叉谷において賀茂川の渓流沿いで釣りをしている時、不思議な蛇を発見しました。それが「ツチノコ」と呼ばれる存在であると教えてもらった山本さんは、釣り仲間のグループと一緒に日本全国に目撃談を追い求めます。1963年には同クラブの手により「ツチノコの手配書」が作られ、後に西武百貨店が通報先として定められて最高三億円の賞金がかけられました。また、1972年には山本さんをモデルにした田辺聖子の小説「すべってころんで」が朝日新聞に連載され、全国的にツチノコの名前が知られることになったそうです。ーーーーーーーーー↓「ツチノコ?」 山口県の田舎に住む、私の父が送ってきた写真。ーーーーーーーーー↓「日本珍スポット100景/五十嵐麻理/ぴあ」↓ p20~21。岐阜県加茂郡東白河村神土426-1にある「つちのこ館」。ーーーーーーーーーーー↓「山の怪異大事典/朝里樹/宝島社」↓p248~250。「ツチノコ」の説明。
2022.03.28
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ロシアのウクライナ侵攻が始まり、テレビのニュースやワイドショーで状況や経緯の説明があるのですが、プーチン大統領の戦争の目的がよく分からず、軽々しく核兵器の使用を口にする恐ろしさを感じています。ウクライナは以前、核兵器の大量保有国でしたが、核兵器を放棄して非核国になりました。ところが今度は核を持つロシアから、核攻撃をするとの脅しを受けています。ーーーーーー大学時代に授業の課題があり、ロシアの作家・ドストエフスキーの「罪と罰」、「カラマーゾフの兄弟」などを図書館で読みました。岸恵子さんの「ベラルーシの林檎」も読んだことがあります。記憶に残っているのは、ワルシャワからベラルーシに行く列車の中で、おばあさんがスプーンを使い、リンゴの皮は残しながら、中の実の部分を上手に食べていくという話です。それから、列車のトイレが非常に汚く、便器さえないという話や、ポーランドとベラルーシの鉄道の軌道幅が違うので、途中の駅で車両が機械で持ち上げられ、広軌道用の台車に交換されるという話が書いてあったと思います。会社の取引先の若い営業担当者が、時々商談で来社されました。雑談中、私がオランダで生活したり、米原万里さんの本を読んでいた話をすると、その人から、米原万里さんと同じ大学のロシア語学科を卒業し、大学時代、留学中、会社員の有給休暇を利用して、旧ソビエトの主要な都市を巡った話を聞きました。極東から西側まで、8割以上の街を訪れたとの事でした。毎回、色々な街の様子や、大変な目に遭った話などをお聞きするのが楽しかったです。ウクライナ、ベラルーシの事も教えてもらいました。ウクライナのキーウ、オデーサ、マリウポリの旅行話も聞きました。その後その人は会社を辞められたそうで、残念ながら接点が無くなりました。ロシアのウクライナへの侵攻で、マリウポリやキーウの街が無残な姿になり、ウクライナ人が死体回収をされている姿をテレビで見ると、胸が締め付けられるような気がします。ーーーーー私の部屋の本棚には、ロシア・ウクライナ・ベラルーシに関する本があるので、紹介します。最近本屋のウクライナコーナーで紹介されてあった本も購入しています。新聞はウクライナの記事がある部分を切って保存し、読み直しています。↑「いまさらですがソ連邦/速水螺旋人、津久田重吾/三才ブックス」↑「ウクライナを知るための65章/編著:服部倫卓、原田義也/明石書店」「ベラルーシを知るための50章/編著:服部倫卓、越野剛/明石書店」↑「現代ロシアを知るための60章【第2版】/編著:下斗米伸夫、島田博/明石書店」「ロシアの歴史/粟生沢猛夫/ふくろうの本/河出書房新社」↑「ロシアとソ連邦/外川継男/講談社学術文庫」↑「物語 ウクライナの歴史 ヨーロッパ最後の大国/黒川祐次/中公新書」↑「ロシアを知る。/池上彰x佐藤優/東京堂出版」「読書の技法/佐藤優/東洋経済新報社」↑「インテリジェンス人間論/佐藤優/新潮文庫」「「人物で読み解く世界史365人/監修:佐藤優/新星出版社」↑「ロシア 闇と魂の国家/亀山郁夫+佐藤優/文春新書」「現代ロシアの軍事戦略/小泉悠/ちくま新書」↑「ハイブリット戦争 ロシアの新しい国家戦略/廣瀬陽子/講談社現代新書」「核兵器について、本音で話そう/太田昌克、兼原信克、高見澤蔣林、番匠幸一郎/新潮新書」↑「プーチン幻想 『ロシアの正体』と日本の危機/グレンコ・アンドリー/PHP新書」↑「ロシア・ロマノフ王朝の大地/土肥恒之/講談社学術文庫」「名画で読み解くロマノフ家12の物語/中野京子/光文社新書」↑「La muse 世界の美術館15 エルミタージュ美術館」↑「チャイコフスキーコンクール ピアニストが聴く現代/中村紘子/中公文庫」「おろしや国酔夢譚/井上靖/文春文庫」↑「カラシニコフ自伝 世界一有名な銃を創った男/エレナ・ジョリー(聞き書き)/訳:山本知子/朝日新書」↑「『罪と罰』を読まない/岸本佐知子、吉田篤弘、三浦しをん、吉田浩美/文春文庫」「ドストエフスキー 謎とちから/亀山郁夫/文藝新書」↑「チェルノブイリーアメリカ人医師の体験ー(上)/R.P.ゲイル、T.ハウザー著/吉本晋一郎訳/岩波新書」「「チェルノブイリーアメリカ人医師の体験ー(下)/R.P.ゲイル、T.ハウザー著/吉本晋一郎訳/岩波新書」↑「ゴルバチョフの2500日/秋野豊/講談社現代新書」「環バルト海 地域協力のゆくえ/百瀬宏、志摩園子、大島美穂著/岩波新書」↑「宇宙よ(上巻)/立花隆、秋山豊寛/文春文庫」「宇宙よ(下巻)/立花隆、秋山豊寛/文春文庫」↑「国際宇宙ステーションとはなにか 仕組みと宇宙飛行士の仕事/若田光一/講談社BLUE BACKS」↑ P184に、宇宙飛行士候補者に選ばれると、基礎訓練の1600時間のうち、英語とロシア語に200時間ずつ割いている事が書いてある。P186~187「ジョークは1年も経てばいろいろ言えるようになる。だいたい、語学は1つマスターすれば2つ目以降、つまりロシア語は多少楽に感じた。基本的な単語を理解して、だいたい600から700の基本文型を話せれば、通常の会話は多少回りくどくても成立する。そこまで行けば、後は専門用語のマスターだ」↑「女一匹 シベリア鉄道の旅/織田博子/イースト・プレス」「女一匹 冬のシベリア鉄道の旅/織田博子/イースト・プレス」 ーーーーーーーーーー【司馬遼太郎さんのロシア関係本】↑「ロシアについて 北方の原形/司馬遼太郎/文春文庫」↑「菜の花の沖(1~6)/司馬遼太郎/文春文庫」(高田屋嘉兵衛とロシアの話)↑「坂の上の雲(1~8)/司馬遼太郎/文春文庫」(日露戦争:バルチック艦隊との日本海海戦)↑「街道をゆく(1~43)/司馬遼太郎/朝日文庫)↑「『司馬遼太郎・街道をゆく』エッセンス&インデックス/朝日新聞社編/朝日新聞社」この本は、キーワードが「街道をゆく」のどこにあるか、すぐに検索ができる。↑ ロシア(ソ連):モンゴル紀行⑤↑ 「街道をゆく 5 モンゴル紀行/司馬遼太郎/朝日文庫」↑ 「ロシア」の索引。↑ キエフ(キーウ)の索引。(街道をゆく 33 P126参照)↑「街道をゆく 33 白河・会津のみち・赤坂散歩/司馬遼太郎/朝日文庫」↑P126 「キエフ(キーウ)の記載部分」「ロシアという広大な地域に、ほどんど点のような規模でキエフ国家ができるのは、やっと9世紀になってからである。そこに入ったのは、東方のギリシャ正教で、もしそれがローマ・カトリックだったとすれば世界史はべつな方向にすすんだろう。11世紀のキエフに、ロシア最古の聖堂である聖ソフィア寺院がつくられる。ネギ坊主の塔をあげたビザンティン様式の寺院で、この宗旨の特徴の一つといえる聖像画(イコン)がすでに用いられてた。その後、不幸な時代がくる。13世紀、モンゴル帝国の版図が西方にのび、キエフを含めてロシアはキプチャク汗国としてモンゴル人の支配下に入るのである。そのことも、ロシアをいっそう特異(ユニーク)にした。”韃靼児(タタール)のくびき”といわれたこの時代が、なんと259年もつづく。ロシアが、モンゴル人によって支配されているあいだに、西洋は現代への支度をすべてととのえてしまうのである」ーーーーーーーーーーー朝日新聞の記事(ロシア(ソ連)の記事)↓ 朝日新聞 ロシアのウクライナ侵攻について、記事を切ってまとめている。必要な時に読み直す。ーーーーーーーーー↓ the Japan times alpha. 毎週購読している。ロシアとウクライナの戦争記事あり。ーーーーーーーーーーーーー↓ The Economist プーチンの記事。ーーーーーーーーーー【米原万里さんの本】前回のブログで米原万里さんの本を紹介した。有名なロシア語通訳者であり、本も多く出された。残念ながら米原さんは逝去されているが、もし生きておられたら、今回の戦争をどのように思われるだろうかと考える。↓ 私が持っている米原万里さんの本。↑「打ちのめされるようなすごい本/米原万里/文藝春秋」「姉・米原万里 思い出は食欲と共に/井上ユリ/文藝春秋」 ↑「米原万里、そしてロシア/伊藤玄二郎・編/かまくら春秋社」「米原万里を語る/編著:井上ユリ・小森陽一/執筆:井上ひさし・吉岡忍・金平茂紀/かもがわ出版」↑「ガセネッタ&シモネッタ/米原万里/文春文庫」「旅行者の朝食/米原万里/春秋文庫」↑「終生ヒトのオスは飼わず/米原万里/文春文庫」「ヒトのオスは飼わないの?/米原万里/文春文庫」↑「発明マニア/米原万里/文春文庫」↑「言葉を育てる/米原万里対談集/米原万里/ちくま文庫」「パンツの面目 ふんどしの沽券/米原万里/ちくま文庫」↑「嘘つきアーニャの真っ赤な真実/米原万里/角川文庫」「不実な美女か貞淑な醜女か/米原万里/新潮文庫」↑「ロシアは今日も荒れ模様/米原万里/講談社文庫」「マイナス50℃の世界/米原万里/角川ソフィア文庫」↑「わたしの外国語学習法/ロンブ・ガトー/米原万里/ちくま学芸文庫」↑「オリガ・モリソヴナの反語法/米原万里/集英社文庫」「魔女の1ダース ~正義と常識に冷や水を浴びせる13章/米原万里/新潮文庫」↑「他諺の空似 ことわざ人類学/米原万里/中公文庫」「真昼の星空/米原万里/中公文庫」↑「真夜中の太陽/米原万里/中公文庫」「心臓に毛が生えている理由/米原万里/角川文庫」↑「必笑小咄のテクニック/米原万里/集英社新書」「米原万里の『愛の法則』/米原万里/集英社新書」
2022.03.26
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米原万里(よねはらまり)さんは、ロシア語会議通訳者、エッセイスト、作家です。米原さんは、小・中学校時代にチェコ・プラハのソビエト学校でロシア語を学びました。帰国して高校を出られた後、東京外国語大学ロシア語学科を卒業し、東京大学大学院露語露文学専攻修士課程を修了されました。私は米原万里さんの本が好きで、少しずつ読んできました。ロシア、ソビエトの事が書いてあり、勉強になります。特にお気に入りの本は「打ちのめされるようなすごい本/米原万里/文藝春秋」です。ソビエト学校でのロシア語の勉強と、日本の学校での国語の授業の違いが書いてあるところが、とても面白かったので紹介します。(p439)国語の教科書に名作がダイジェストされたりリライトされた形で掲載される日本の教科書とは違って、ソビエト学校では国語の授業と宿題で、19世紀古典偏重ではあったが、徹底的に実作品を多数読まされていた。学校の図書館で本を借りると、返す時に司書が本の感想ではなく、内容を尋ねる。本を読んでいない人に理解できるように内容を客観的に手短かに伝える訓練がされる。また、読んでいる最中も、読み終わったらあのおばさんに話して聞かせなくてはという心がけで活字を追うので、受け身ではない、かなり積極的攻撃的な読書になる。(p441)まず日本の文学作品を読破しようと思った。プラハのソビエト学校でも、『文学こそ民族の精神史の記録、であり、粋である』と常々教えられ、実際そうだと思ってもいた。手はじめに高校受験用に暗記すべきと言われた文学史に載っている作品を全部読んだ。『今昔物語』や『出雲風土記』から与謝野晶子訳の『源氏物語』、滝沢馬琴の『南総里見八犬伝』を経て川端康成の『伊豆の踊子』まで、順を追って読んで行った。ある日、国語の時間に教師が、「井原西鶴の『好色一代男』を読んだ人」とたずねた。手を挙げて周囲を見回すと私一人だった。「では、田山花袋の『蒲団』は?」またしても私一人。級友たちは謙虚すぎるのかと思ったら、本当に読んでいなかった。なのに、作者の名前と本のタイトルと発表年とは読んだ私より正確に覚えている。これは打ちのめされるような大ショックだった。読書そのものの感動を体験せずに、そんなデータだけ覚えて得した気になるなんて、何と味気なく退屈な人生なのだ、と。(p442)現在、曲がりなりにも私が母語の日本語と第一外国語のロシア語を使いこなし、両者のあいだを行き来する通訳という仕事で口を糊することができるのは、ふたつの言葉で多読乱読してきたおかげだと思っている。新しい言葉を身に付けるためにも、維持するためにも、読書は最も苦痛の少ない、しかも最も有効な手段である。だから、「通訳になるにはどのくらいの語学力が必要なのでしょうか」と尋ねられるたびに、私は自信満々に答えている。小説を楽しめるぐらいの語学力ですね、と。そして、さらにつけ加える。外国語だけでなく、日本語でも、と。私も高校時代、テスト対策として、国語の教科書にある文学史年表の作品名、作家名、発表された年を、一生懸命覚えた記憶があります。上記の米原万里さんの文章を読んで、名前だけ知っていた古典も、少しずつ読むようになりました。ーーーーーーーーーーー私の本棚にある、米原万里さんの本。↓「打ちのめされるようなすごい本/米原万里/文藝春秋」↓ p442。↑「打ちのめされるようなすごい本/米原万里/文藝春秋」「姉・米原万里 思い出は食欲と共に/井上ユリ/文藝春秋」↑「米原万里、そしてロシア/伊藤玄ニ郎・編/かまくら春秋社」「米原万里を語る/編著:井上ユリ・小森陽一/執筆:井上ひさし・吉岡忍・金平茂紀/かもがわ出版」↑「ガセネッタ&シモネッタ/米原万里/春秋文庫」「旅行者の朝食/米原万里/春秋文庫」↑「終生ヒトのオスは飼わず/米原万里/文春文庫」「ヒトのオスは飼わないの?/米原万里/文春文庫」↑「発明マニア/米原万里/文春文庫」↑「言葉を育てる/米原万里対談集/米原万里/ちくま文庫」「パンツの面目 ふんどしの沽券/米原万里/ちくま文庫」↑「嘘つきアーニャの真っ赤な真実/米原万里/角川文庫」「不実な美女か貞淑な醜女か/米原万里/新潮文庫」↑「ロシアは今日も荒れ模様/米原万里/講談社文庫」「マイナス50℃の世界/米原万里/角川ソフィア文庫」↑「わたしの外国語学習法/ロンブ・ガトー/米原万里/ちくま学芸文庫」↑「オリガ・モリソヴナの反語法/米原万里/集英社文庫」「魔女の1ダース ~正義と常識に冷や水を浴びせる13章/米原万里/新潮文庫」↑「他諺の空似 ことわざ人類学/米原万里/中公文庫」「真昼の星空/米原万里/中公文庫」↑「真夜中の太陽/米原万里/中公文庫」↑「心臓に毛が生えている理由/米原万里/角川文庫」↑「必笑小咄のテクニック/米原万里/集英社新書」「米原万里の『愛の法則』/米原万里/集英社新書」
2022.03.25
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2022年2月23日、東京国立博物館・平成館でポンペイ展を見ました。家に帰り、ポンペイの資料を見ようと思い、本棚にあるイタリア関係の本を出してみました。塩野七生さんの「ローマ人の物語」など一連の本はどれも面白いのですが、私が一番好きな話は「海の都の物語 ヴェネツィア共和国の一千年」です。ヴェネツィアがいかにアドリア海、地中海に版図を広げていったかが分かり、驚きの連続でした。須賀敦子さんの「ミラノ 霧の風景」を読んだとき、文章の美しさに引き付けられました。その後少しずつ文庫本を読んできました。全集が出た時に、買おうかどうか迷ってしまいましたが、まだ買っていません。田丸公美子さんはイタリア語通訳者です。通訳にまつわる沢山のエピソード、子育ての話が入っており面白いです。ヤマザキマリさん、とり・みきさんの漫画「プリニウス」を読むと、古代ローマの世界が視覚的に入ってくるし、ストーリーに引き込まれます。ヤマザキマリさんの漫画「テルマエ・ロマエ」も持っていましたが、古本屋に売ったので、今は手元にありません。2012年、2014年の映画「テルマエ・ロマエ」は見ました。永沢まことさんの絵が好きで、イタリアの画集を買っては眺めていました。描かれた景色、人物が生き生きとしており、絵を見ると風やにおいまで感じる気がします。見ていると、イタリアの海岸の町を巡ってみたくなります。ーーーーーーーーーーーーーー【塩野七生さんの本】ーーーーーーーー【イタリアの古典】ーーーーーーー【イタリアの新書など】ーーーーーーーーーーー【須賀敦子さんの本】ーーーーーーーーー【田丸公美子さんの本】ーーーーーーーー【ヤマサキマリさんの本】ーーーーーーーーーーーーー【イタリアの資料本】ーーーーーーーーーーー【永沢まことさんの本】
2022.03.11
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「昭和40年男総集編 2022年4月号増刊 俺たちが愛した昭和ヒーロー/クレタパブリッシング」を購入しました。表紙は仮面ライダー1号、2号が飾り、「永久保存版・巻末スペシャル 仮面ライダーカード全552枚 原寸一挙掲載」として、全カードの表裏が紹介されていました。p92「仮面ライダーカードコレクション 全552枚 表面原寸大 仮面ライダーカード編」には次の記載がありました。「スナックの廃棄など、社会問題にまで発展したカードはそれほどまでに俺たちを夢中にさせた。小遣いを握りしめてでかけた駄菓子屋で、お目当てのカードだったり、すでに持っているのとダブったりと一喜一憂した日々を思い出す。そんな俺たち世代だが、すべてをそろえた者はほぼおるまい。表面は原寸大で掲載したから、あの日の夢の実現だ」552枚のカードについて、表裏をじっくり見るのはとても楽しく、懐かしかったです。小学校の時、社会見学をしてレポートし、それをクラスで発表するという授業がありました。当時私は、クラスの友達の親がマツダに勤務しているという事で、広島市南区仁保にあるマツダの工場ラインを見学しました。授業では、カルビー工場を見学したという友達がおり、見学の後にポテトチップスなど、沢山のお土産をもらったとの話を聞いて、少し羨ましく思いました。雑誌「昭和40年男」ですが、2018年12月に「昭和40年男 総集編 2019年1月号増刊 俺たちを育てたモノ大全」でも、仮面ライダーカード552枚を一挙掲載していますが、カードの表だけが紹介されています。今回の2022年4月号増刊は、カードの表裏が両方紹介されており、画期的です。ーーーーーーーーーーーーーーー「昭和40年男総集編 2022年4月号増刊 俺たちが愛した昭和ヒーロー/クレタパブリッシング」↑ 広島市宇品(うじな)御幸のカルビー製菓ライダー係。↑ 全552枚のカードの表裏が両方紹介されている。ーーーーーーーーーーーーー「昭和40年男 総集編 2019年1月号増刊 俺たちを育てたモノ大全/クレタパブリッシング」↑ 仮面ライダーカード552枚一挙掲載。
2022.02.20
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「週刊朝日 創刊100周年! 2022年2月25日増大号 『100年間、ご愛読ありがとうございます。』」を購入しました。今までの表紙の紹介があり、「1922.7.23 愛新覚羅溥儀」には驚きました。「篠山紀信氏が撮り下ろしたスターの素顔」では、山口百恵さん、宮崎美子さん、松田聖子さん、中森明菜さん、岡田有希子さんなどが掲載されていました。p92~95では、「司馬さんと『週刊朝日』」の記事がありました。リードの部分は下記の通りです。「『週刊朝日』の歴史のなかで、司馬遼太郎さんの連載『街道をゆく』の存在は大きい。1971(昭和46)年から96(平成8)年まで25年続き、週刊朝日のバックボーンとなった。『街道』の担当者として、司馬さんと週刊朝日の縁をあらためて振り返る」そして、次のように書かれていました。「四半世紀続いた『街道をゆく』は連載1147回、400字詰め原稿用紙で約1万8千枚、文庫本で43冊にもなる。連載の担当編集者は合計5人で、私が最後のひとりとなった。(本紙・村井重俊氏)」私は、司馬遼太郎さんの「街道をゆく」の文庫本43冊を持っており、全部読みました。旅に出るときは、その地域の事が書いてある文庫本を選んで、持参します。旅先の歴史や地理が良く分かりますし、宿泊所で寝る前に地酒を飲みながら読むのが、とても楽しいです。ーーーーーーーーーーーーーーーーー「週刊朝日 創刊100周年! 2022年2月25日増大号 『100年間、ご愛読ありがとうございます。』」↑ p92 司馬さんと「週刊朝日」。ーーーーーーーーーーーーーー私が持っている「街道をゆく 1~43/司馬遼太郎/朝日文庫」
2022.02.19
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本は基本的に私の部屋に置いていますが、サイズの大きいマンガ本の一部は、居間の隠し棚に入れています。海外や日本の事が色々な視点で描かれており、参考になることがあります。一部を紹介します。ーーーーーーーーーーーーーーーーー【じゃんぽ~る西さんのマンガ】・パリあいしてるぜ~/じゃんぽ~る西/飛鳥新社・かかってこいパリ/じゃんぽ~る西/飛鳥新社・パリが呼んでいる/じゃんぽ~る西/飛鳥新社・モンプチ 嫁はフランス人/じゃんぽ~る西/祥伝社・モンプチ 嫁はフランス人②/じゃんぽ~る西/祥伝社・モンプチ 嫁はフランス人③/じゃんぽ~る西/祥伝社・私はカレン、日本に恋したフランス人/じゃんぽ~る西/祥伝社・フランス語っぽい日々/じゃんぽ~る西/カリン西村/白水社・おとうさん、いっしょに遊ぼ/じゃんぽ~る西/祥伝社ーーーーーーーーーーーーーー【鈴木ともこさんのマンガ】・山登りはじめました めざせ!富士山編/鈴木ともこ/メディアファクトリー・山登りはじめました 2 いくぞ!屋久島編/鈴木ともこ/メディアファクトリーーーーーーーーーーーーーー【オーサ・イェークストロムさんのマンガ】・北欧女子オーサが見つけた日本の不思議/オーサ・イェークストロム/メディアファクトリー・北欧女子オーサが見つけた日本の不思議 ② /オーサ・イェークストロム/メディアファクトリーーーーーーーーーーーーーーー【井上純一さんのマンガ】・中国嫁日記 一 /井上純一/エンターブレイン・中国嫁日記 ニ /井上純一/エンターブレイン・中国嫁日記 三 /井上純一/エンターブレインーーーーーーーーーーーーー【ヤマザキマリさんのマンガ】↑ モーレツ!イタリア家族/ヤマザキマリ/講談社ーーーーーーーーーーー【フー・スウィ・チンさんのマンガ】・シンガポールのオタク漫画家、日本をめざす/フー・スウィ・チン/KADOKAWAーーーーーーーーーーー【星野ルネさんのマンガ】↑ まんが アフリカ少年が日本で育った結果/星野ルネ/毎日新聞出版ーーーーーーーーーー【上野うねさんのマンガ】↑ 香港に引っ越しました/上野うね/ぶんか社ーーーーーーーーーーーー【やくみつるさんのマンガ】・やくみつるの秘境漫遊記/やくみつる/文藝春秋ーーーーーーーーーーーーーー【犬養ヒロさんのマンガ】・カラス飼っちゃいました/犬養ヒロ/ぶんか社ーーーーーーーーーーー【蛇蔵&海野凪子さんのマンガ】・日本人なら知っておきたい日本文学 ヤマトタケルから兼好まで、人物で読む古典/蛇蔵&海野凪子/幻冬舎ーーーーーーーーー【蛇蔵&海野凪子さんのマンガ】・日本人の知らない日本語/蛇蔵&海野凪子/メディアファクトリー・日本人の知らない日本語 2 /蛇蔵&海野凪子/メディアファクトリー・日本人の知らない日本語 3 /蛇蔵&海野凪子/メディアファクトリー・日本人の知らない日本語 4 /蛇蔵&海野凪子/メディアファクトリーーーーーーーーーーーーーー【デイビット・セインさん・中野きゆ美さんのマンガ】・爆笑!英語コミックエッセイ 日本人のちょっとヘンな英語/デイビッド・セイン/中野きゆ美/アスコムーーーーーーーーーーー【さくらももこさんの雑誌】・さくらももこ編集長 富士山 第①号/さくらももこ/新潮社・さくらももこ編集長 富士山 第②号/さくらももこ/新潮社・さくらももこ編集長 富士山 第③号/さくらももこ/新潮社・さくらももこ編集長 富士山 第④号/さくらももこ/新潮社・さくらももこ編集長 富士山 第⑤号/さくらももこ/新潮社・さくらももこ編集長 おめでとう/さくらももこ/集英社ーーーーーーーー【さくらももこさんの雑誌】・神のちからっ子新聞 ① /さくらももこ/小学館・神のちからっ子新聞 ② /さくらももこ/小学館・神のちからっ子新聞 ③ /さくらももこ/小学館・神のちからっ子新聞 ④ /さくらももこ/小学館・ももこタイムス/さくらももこ/集英社ーーーーーーーーーーーー【たかぎなおこさんのマンガ】・おまつり万歳! 日本全国、四季のまつりとご当地ごはん/たかぎなおこ/文藝春秋・はらぺこ万歳! 家ごはん、外ごはん、ときどき旅ごはん/たかぎなおこ/文藝春秋・良いかげんごはん/たかぎなおこ/オレンジページ・へなちょこ手づくり生活/たかぎなおこ/白泉社・ひとりたび1年生/たかぎなおこ/メディアファクトリー・ひとりたび2年生/たかぎなおこ/メディアファクトリー・愛しのローカルごはん旅/たかぎなおこ/メディアファクトリー・愛しのローカルごはん旅 もう一杯!/たかぎなおこ/メディアファクトリー・ローカル線で温泉ひとり旅/たかぎなおこ/メディアファクトリー・まんぷく ローカルマラソン旅/たかぎなおこ/メディアファクトリー・海外マラソンRunRun旅/たかぎなおこ/メディアファクトリー・ひとり暮らしな日々/たかぎなおこ/主婦と生活社・浮き草デイズ/たかぎなおこ/文藝春秋・浮き草デイズ ② /たかぎなおこ/文藝春秋・ひとりぐらしも何年め?/たかぎなおこ/KADOKAWAーーーーーーーーーーーー【小栗左多里さん&トニー・ラズロさんのマンガ】・ダーリンは外国人/小栗左多里&トニー・ラズロ/メディアファクトリー・ダーリンは外国人 2 /小栗左多里&トニー・ラズロ/メディアファクトリー・ダーリンは外国人 with BABY/小栗左多里&トニー・ラズロ/メディアファクトリー・ダーリンの頭ン中 英語と語学/小栗左多里&トニー・ラズロ/メディアファクトリー・ダーリンの頭ン中 2 /小栗左多里&トニー・ラズロ/メディアファクトリー・ダーリンは外国人 ベルリンにお引越し/小栗左多里&トニー・ラズロ/メディアファクトリー・ダーリンは外国人 まるっとベルリン3年め/小栗左多里&トニー・ラズロ/KADOKAWA・さおり&トニーの冒険紀行 フランスで大の字/小栗左多里&トニー・ラズロ/ヴィレッジブックス・さおり&トニーの冒険紀行 イタリアで大の字/小栗左多里&トニー・ラズロ/ヴィレッジブックス・さおり&トニーの冒険紀行 オーストラリアで大の字/小栗左多里&トニー・ラズロ/ヴィレッジブックス・さおり&トニーの冒険紀行 ハワイで大の字/小栗左多里&トニー・ラズロ/ヴィレッジブックス・ダーリンの東京散歩 歩く世界/小栗左多里&トニー・ラズロ/小学館・めづめづ和文化研究所 京都/小栗左多里&トニー・ラズロ/情報センター出版局
2022.02.07
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2022年2月5日、飯田橋のフランス語書籍専門店「欧明社本店」に行きました。2022年2月末で閉店との事で、多くの人々が店を訪れ、フランス語の本を購入していました。店内には、サン=テグジュペリの「星の王子さま」のパネルがあります。私は学生時代にサン=テグジュぺリの「星の王子さま」、「人間の土地」、「夜間飛行」を読んだことがあり、とても懐かしい感じがしました。「サドから『星の王子さま』へ フランス小説と日本人/稲垣直樹/丸善ライブラリー」を持っていますが、p145~180「第5章 サン=テグジュペリ 『星の王子さま(1943)』、『夜間飛行(1931)』について紹介されています。p150では「『星の王子さま』誕生秘話』として、作品がどのように生まれたかが書かれています。p150「『星の王子さま』はサン=テグジュペリの作品のなかで唯一、作者自身が挿し絵を描いたものだ。 ~ 『星の王子さま』と挿し絵がこんなにも一体になっているのも実は当然と言えば当然で、この作品はもとはといえば、挿し絵から生まれたものなのである」p151「サン=テグジュペリは喫茶店とか、汽車のなかとか、散歩中とかに浮かんだアイディアを、すぐにその場で、絵や文章で紙片に書きとめる癖があった。そんな紙片で彼のポケットはいつもいっぱいだった」「こうした絵のなかにときどき顔を出す、不思議な少年がいた。喫茶店で雑談をしているときや、レストランで食事を終えたあとなどに、ふと、なんの気なしにメニューやナプキンにサン=テグジュペリが描いた少年の絵」p152「サン=テグジュペリの本の出版を一手に引きうけていた出版社の取締役はカーティス・ヒチコックといったが、カーティス・ヒチコックがこうした少年の絵を初めてサン=テグジュペリに見せられたときの様子を、妻のペギー・ヒチコックが文章に残している。彼女の回想によると、それは、画家で彼らの共通の友人であるベルナール・ラモットのマンションでのことだった。ヒチコック夫妻とラモットとサン=テグジュペリはロースターをベランダに持ち出して、闇市で仕入れた牛肉で豪華なステーキを焼きながら食事をしていた。そんなとき、サン=テグジュペリがみんなに披露したのが、「髪はぼさぼさで、スカーフを風になびかせた」(航空雑誌『イカロス』1978年春季号収載、ペギー・ヒチコック「著者と出版社の間柄」)少年の絵だった。「その後、カーティス・ヒチコックは機会をとらえてサン=テグジュペリにこんな提案をした。『どうだろうか、この少年を主人公にして童話を書いてみては?』『えっ、このぼくが・・・・・・』と、童話を一編も書いたことのないサン=テグジュペリは最初は面食らったが、そのうちにしだいにこの提案に魅力を感じて、ついに仕事に取りかかったという」p154「シンプルななかに、やるせない哀愁を漂わせ、限りないやさしさで読者を包みこむ挿し絵。そうした約50葉の挿絵が全編にちりばめられた、あの、私たちになじみの『星の王子さま』はこうして生まれ、年が明けて、1943年3月(4月とも言われている)に英語版とフランス語版が同時にニューヨークで出版の運びとなったのだ。p161からは、「原題は『星の王子さま』ではない」という興味深い記載があります。p162「この作品の邦訳者である内藤濯(ないとうあろう)が、ほとんど天才的ともいえるタイトルの付け方をしたためだ。内藤濯はこの作品刊行当時70歳、翻訳家として功成り名遂げたベテランだった。この作品のフランス語原題は Le Petit Prince (『かわいい王子』程度の意味)なのだが、それに内藤濯は単独で「星の」という語句をつけ加えたのだ。『星の王子さま』とは、なんと純粋で、上昇への憧れを秘めた美しい名前だろうか!」ーーーーーーーーー話は変わるのですが、私は八神純子さんの「夜間飛行」をよく聴いていました。サン=テグジュペリの作品「夜間飛行」も読んだことがあり、「夜間飛行」と聞くと、両方を思い出します。ーーーーーーーーー↑ 「星の王子さま」 サン=テグジュペリの挿し絵。↑ 「星の王子さま」 サン=テグジュペリの挿し絵。ーーーーーーーーーーーーーー「サドから『星の王子さま』へ フランス小説と日本人/稲垣直樹/丸善ライブラリー」ーーーーーーーーーーーーーー↑ 八神純子さんCD「素顔の私」。↑ 八神純子さん「夜間飛行」。
2022.02.06
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毎月、最寄りの図書館の雑誌棚で、白水社の雑誌「ふらんす」を見ています。漫画家ジャンポール西さんの「フランス語っぽい日々」という連載漫画を楽しみにしていました。最近は、鶴岡彩香さんのドーデ「最後の授業」の対訳と解説が連載されています。今尾恵介さんの「地図で読むフランス」も興味深いです。「ふらんす 2022年2月号」では、欧明社の紹介記事がありました。仏語書籍専門店「欧明社」は創業75年の老舗です。「欧明社本店」、「リヴ・ゴーシュ(左岸)店」、「アテネ・フランセ店」がありました。しかし、2021年10月末に東京・飯田橋のフランス語学校「アンスティチュ・フランセ東京(旧東京日仏学院)」内にあった「リヴ・ゴーシュ(左岸)店」と、東京・神田駿河台にある仏語学校「アテネ・フランセ」内にあった「アテネ・フランセ店」が閉店となりました。残る東京千代田区富士見町の本店は、2022年2月末に閉店となります。詳しく雑誌を読みたいと思い、本屋で白水社の「ふらんす 2022年2月号」を購入して読み直した後、2022年2月5日に、大手町から歩いて、飯田橋の欧明社を訪れました。店内はフランス語の本を買い求める人々でいっぱいでした。店の外でも、皆さんが記念写真を撮っていました。本屋が無くなるのは淋しい気持ちです。↑ フランス語書籍専門店「欧明社」本店の看板。↑ 欧明社本社の外観。↑ サン=ジェルマン=デ=プレ地区。↑ 画面右に「欧明社」本社がある。↑ 店の入り口。↑ 店の中。「SOLDES (ソルド:バーゲン)」↑ 白水社「ふらんす 2022年2月号」 欧明社の紹介記事。↑ 店内の紹介。↑ 星の王子さま。↑ とても印象に残ったフィギュア。ーーーーーーーーーーーーーーーーーー白水社 「ふらんす 2022年2月号」↑ 【特集】 欧明社の本棚からー原書にチャレンジ!↑ 戦後すぐ、東大仏文科の教授らの勧めで創業されたフランス語書籍専門店「欧明社」。フランス語学習者、フランス文化愛好家たちを支え続けてきた、創業75年を誇る老舗書店の本棚からお届けします。↑ 白水社「ふらんす 2022年2月号」「フランス語っぽい日々 107回 じゃんぽ~る西」毎回、この漫画が楽しみで「ふらんす」を見ている。
2022.02.05
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2022年1月に買って読んだ本です。興味ある本を買っては、ひたすらページをめくっています。知らない話や、思いがけない記述に接すると、とてもワクワクします。最近は本の回転が速いので、気になる本はすぐに買わないと、いつのまにか無くなってしまいます。本を読む時間を確保するため、ブログを書く時間がなかなかありません。↑ 新版 未知の星を求めて/関勉/高知新聞社/2021年12月4日発行。↑ 立花隆 最後に語り伝えたいこと 大江健三郎との対話と長崎大学の講演/立花隆/中央公論新社/2021年8月10日初版発行。↑ まんが訳 酒呑童子絵巻/大塚英志監修/山本忠宏編/ちくま新書/2020年5月10日第一刷発行。↑ 英語独習法/今井むつみ/岩波新書/2021年2月25日第5刷発行。↑ 社長兼編集社兼作家の購書術 本には買い方があった!/中川右介/小学館/2015年2月7日 初版第一刷発行。↑ 最新版 日本酒完全バイブル/八田信江監修/ナツメ社/2021年11月1日初版発行。↑ ウルトラマンの伝言 日本人の守るべき神話/倉山満/PHP新書/2021年11月30日第一版第一刷。↑ 私はカレン、日本に恋したフランス人/じゃんぽ~る西/祥伝社/2019年12月15日初版第1刷発行。↑ フランス語っぽい日々/じゃんぽ~る西/カリン西村/白水社/2020年10月30日第2刷発行。↑ おとうさん.いっしょに遊ぼ/じゃんぽ~る西/祥伝社/2021年10月15日初版第1刷発行。ーーーーーーーーーーー↑ うみべのまち 佐々木マキのマンガ 1967~81/佐々木マキ/太田出版/2015年5月25日第7刷発行。BRUTUS (ブルータス)949号 2021年10月15日発売/村上春樹特集。村上春樹さんの私的読書案内 51冊紹介部分で、P43に「うみべのまち 佐々木マキのマンガ 1967~81/佐々木マキ」の紹介があったので、購入した。↑ 長女が小さい頃に買った「くまの木/佐々木マキ/福音館書店/2003年11月1日第5刷」。 長男が小さい頃には「こどものとも」で、佐々木マキさんの「まじょのかんずめ」、「まじょのすいぞくかん」などを読み聞かせしていた。ーーーーーーーーーーーーーー↑ 月刊天文ガイド 2022年2月号/誠文堂新光社/2022年1月5日発行。↑ 月刊星ナビ 2022年2月号/アストロアーツ/2022年1月5日発行。↑ ふらんす 2022年2月号/白水社↑ the Japan times afpha. 12月31日&1月7日、1月21日、1月28日号。↑ 日経ビジネス。12月27日&1月3日、1月10日、1月17日、1月24日号。ーーーーーーーーーーーーーーーーー【古本屋で買った本】↑ ハヤカワ文庫SF総解説2000/早川書房編集部/早川書房/2015年11月25日発行。↑ 日本SF誕生 空想と科学の作家たち/勉誠出版/豊田有恒/2019年8月5日初版発行。↑ ウルトラマン青春記 ~フジ隊員の929日~/桜井浩子/小学館/2003年9月1日初版第3刷発行。↑ 別冊宝島 僕たちの好きなサンダーバート 全エピソード完全ガイド/2007年2月25日第2刷発行。
2022.02.04
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