2006/05/30
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カテゴリ: *TOKYO*




竹中工務店の新社屋への移転に伴って空いたそのビルには、しばらく住友不動産の販売物件の垂れ幕がかかっていたので、「いつかは住友がリフォームして新たに貸し出すのだろう」と思っていましたが、なんとこのビルが解体され始めたのでした。(現在ではかなり解体が進んでいます)

調べてみると、この「菱進浜離宮ビルヂング」は、大成建設が設立した「汐留浜離宮特定目的会社」が取得していて、「1万坪を超えるオフィスを主用途とするビルに建て替える計画」なのだそうです。

1974年竣工のビルはなかなかに立派で、耐用年数もまだ十分にありそうでしたが、それでも解体費用を投資してでも新たに建て替えた方が、高い収益性が望めるということでしょうか。
確かに中央区銀座8丁目に位置し、汐留シオサイトに隣接した高いポテンシャルを持つ立地だから、建て替えによってバリューアップを図るには絶好の場所なのでしょう。
どこかの記事で読んだ記憶では、確かこのプロジェクトは住友不動産が手がけるとか。至近距離には三井不動産のビルが林立していたりして、今後どう展開するか興味が尽きなかったりします。

しかし、収益性だけを重視して建物をスクラップ&ビルドすることは、エコな観点から見るとなかなか解せない点ではあります。リサイクルが主流の時代、最近では既存の物件を残したまま価値を上げる「リノベーション」も数多く見られます。文化財に指定されていない普通のビルでも、建築的に優れた建物は数多く現存するので、それらが安易に壊されることなく、新たな息吹が吹き込まれる姿を多く見ていきたいものです。

不動産の価値をより向上させること・・・バブル崩壊後に浸透し始めた「バリューアップ」という経済活動が、眠った建物を目覚めさせ、それが東京の街を生まれ変わらせているように思います。同時にこれが、東京の都市の価値を上げることになるのかもしれませんね。

Copyright (c) nyanzo 2006

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Last updated  2006/05/31 01:24:05 AM
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