愛しのにゃんころりんプラスわん

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2014年11月27日
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カテゴリ: ふく
私はふくと出会うまでずっとみいちゃんという猫と暮らして来ました。

猫は生涯みいちゃん1匹だけと決めていたので、猫を2匹も3匹も増やすつもりは毛頭ありませんでした。

ところがどうしても見過ごすことの出来ない状況でふくと出会い、結局我が家の2匹目の猫として迎え入れることになりました。

あれからもう10年近くが経ちました。

数年前にみいちゃんが亡くなってしまったので、現在我が家に居る猫たちの中ではふっくんが一番昔から居る猫です。




そんな我が家のふっくん。

1012.JPG

ふくは生後1ヶ月ぐらいのときに我が家に来たのですが、酷い猫風邪をひいていたし片方の目は飛び出しそうに腫れて真っ赤だったし、お腹が紫色に腫れていて元気に育ってくれるかどうか心配でしたが、猫風邪の影響で慢性鼻炎の症状は残ったものの、これまで元気にすくすくと育ってくれました。

ただここ最近慢性鼻炎の症状が悪化してしまい、うっかりすると鼻の穴が鼻水で塞がってしまいとても苦しそうでした。

慢性鼻炎は完治しないことは知っていますが、少しでも呼吸が楽にならないとふっくんが可哀想なので、病院に連れて行くことにしました。





ふっくんはもともと骨格自体が大きい子なのですが、ここ最近やはり年齢のせいか全体的にほっそりしてきたなーと思っていました。

それでもいつもと変わらず私に甘えたり妹分のメイの毛繕いをしてあげたり、みーみのことを追い掛け回したりして元気に過ごしていました。

ところが、少し前からどうもふっくんのお腹がぽっこりしてきたのです。

単純に太ってしまって脂肪でお腹がぽっこりしているのならいいのですが、これも心配なので念のため診察してもらうことにしました。



病院に到着してまずは慢性鼻炎の相談をして、症状を軽くするための抗生剤を出してもらうことになりました。

それから最近少しお腹がぽっこりしてきたことを相談し、エコーをとってもらいました。

ふっくんはいつも通り元気だし、何の問題もない、ただ食べ過ぎて脂肪がついてきただけ、そう思い込みたくて必死でしたが、頭の片隅では「もしお腹に水がたまっていたらどうしよう、大きな病気だったらどうしよう」と心配でたまりませんでした。



先生から「ただの脂肪ですね」と言われることを期待していた私に、先生はエコーを見ながらこう言いました。

「脾臓が腫れてます」

脾臓?脾臓が腫れてるって何?どういうこと???

今まで長い間猫と暮らしてきて色んな病気の猫と出会ったり、話を聞いたりしてきましたが、脾臓が悪いという猫に出会ったことは一度もありませんでした。



それから先生から色々と説明を受けました。

脾臓とはどいう臓器かとか、脾臓が腫れる理由とか、治療についてとか。

でも結局のところ恥ずかしながら良く分かりませんでした。

ただひとつ分かったことは、脾臓がとても大切な臓器であり(もちろん他の臓器も大切な臓器です)、脾臓が腫れているからといって手術するとか摘出するとか、そんな簡単なものでは無いという事でした。

はっきりとした原因を突き止めるには、一度開腹して脾臓の組織をとって検査しなければならないとのこと。





毎日毎晩鼻が詰まって苦しそうに呼吸しているふっくんが辛そうで病院に行ったのに、帰りの車の中では鼻炎のことよりも「ふっくんの脾臓」のことで頭がいっぱいでした。

そしてすぐにネットなどで猫の脾臓について調べてみたのですが、やはり良く分かりません><

どんな治療法があるのか、原因はなんなのか、これからどうなるのか。。。



ふっくんの最初の通院から2週間、抗生剤のおかげで鼻炎の症状は軽くなり呼吸は大分楽になったようですが、ふっくんのお腹は少しずつ大きく腫れていきました。

再びエコー。

脾臓も相変わらず腫れていますが、脾臓のまわりに腹水がたまっていました。。。

分からない分からない。

いろんな原因がある、調べないと分からない、それは分かってる、じゃあすぐに開腹してみるか、どうしよう。。。

悩んで悩んでその日は更に詳しい血液検査とレントゲン検査をしました。

脾臓は他の臓器が悪くても影響を受けたりするらしいのですが、今のところ腎臓肝臓その他の血液検査の数値は正常で、レントゲンでも腫瘍らしきものは見つかりませんでした。

けれど、ふくは初めて病院でエコーやレントゲンを撮ったり、その上唯一頼っている私から毎日嫌がる薬を飲まされ、精神的なダメージも今は相当あるみたいです。

今まで甘えて来ていたのに、私の顔を見ると押し入れに閉じこもってしまいます。

脾臓肥大や腹水の影響か、それともストレスなのか、ふっくんは食欲も落ちて来てしまいました。

お腹は膨れているのに背中を撫でるとゴツゴツと背骨の感触が伝わってきます。

他の猫の背中を撫でると違いがはっきり分かります。

みんな背骨の上にうっすらと肉が付いていて背骨のゴツゴツした感じはありません。

ふっくんが明らかに痩せて来ているということです。




これまで猫の脾臓について私なりに調べて分かったことは

*脾臓は簡単に摘出しないほうがよい
*脾臓を摘出すると免疫力が大幅に下がり他の病気を発症しやすくなる
*脾臓肥大は脾臓自体の問題ではなく他の臓器の問題が影響している場合がある

などです。



もしこのブログを見ている方の中で、猫の脾臓肥大にはこういう治療が良いとか、こんなフード、サプリが良いとか、実際に脾臓肥大の猫ちゃんと暮らしていてこれで元気になったとか、そういうことを知っている方が居たら是非是非どうか教えていただきたいです。

ちなみに今服用している薬は

*バイトリル50
*ラシックス40
*プレドニゾロン5

です。

利尿剤を使って腹水が減るかどうか効果を見るそうです。

019.JPG

私の可愛いふく。



猫の脾臓肥大について良い治療法などの情報をお持ちの方、どうかコメントをください。

よろしくお願いいたします。








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最終更新日  2014年11月28日 04時54分12秒
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