やっと書く気になりました。
ま、不定期更新とはいっても、不定期すぎるだろと反省しております。
最近再認識したけど、やっぱり文章書くのって難しいですな。
小説家とか、コラムニストとか・・・「やっぱりすごいな~」って思いますね。
今回は、これをつたない文章で書くことにします。
【殴られる男】
ボクの高校時代の部活の友人K田くんは、よくトラブルに巻き込まれます。
割と大勢ででいるときなんかも
まあ、よく殴られる。
で、それはなぜなんだろう、と考えてみたときに、そこにはやっぱり理由がありました。
それを、お話しする前に、K田くんの人物像について。
まず、彼は背がとても小さい。
多分「前へならえ」の時には、いつも腰に手を当てていたことが想像されます。
その割りに、気が強く、無類の負けず嫌いでもあります。
藤子不二夫をこよなく愛し、ドラえもんなど、キャラクターの絵が大得意。
そして典型的な・・・・
「やらなくてもいいことをやって、ケガをするタイプ」
なんです。
みなさんのまわりにも、こういう人っていませんか?
自転車で、舗装されている道があるのにわざわざ悪路を通って、転んで大ケガをしてしまうようなヤツです。
彼は、小学校のときも一緒だったんですが、その後父親の転勤でどっかに行って、ボクとは別の中学校に戻ってきたんですな。
その小学生(低学年)時代のはなし。
家の前の空き地で、友達数人とフェンスの向こう側に石を投げて遊んでいたところ、
次第に「誰が一番大きい石を投げれるか」という遊び方に変化して行き、それがエスカレート。
その中のひとりが、かなり大きい石を投げることに成功しました。
ここで・・・
元来、負けず嫌いなK田くんの闘争本能に火が付いてしまいます。
彼が逆転勝利を賭けて持ち出してきたのは、
頭ほどもある大きな石。
いいか!見てろおまえら!!とばかりに放り投げた石は、意味反して、というか当然、空高くは舞い上がらず・・・
瞬速で頭上に落下、流血。
そういえば、スキー場でもなんか余計なことしてた気がします。忘れちゃいましたが。
行動や、言動もイマイチよく分からないんです、彼。
高校生のとき、彼には部活内に好きな女子がいたのですが、その子もどうやらK田くんのことが好きだったらしく・・・
ついにその子から、人生初となる「ラブレター」をゲットするに至りました!!
これは、非常に喜ばしいことなんですが、彼はここで・・・
完全に思考回路が停止。
返事を書こうにも、全く書けない。
レターセットも・・・ない。
これにより・・・・
更にパニック状態に。
全く着地点の見えなくなったK田くんは、とりあえず文房具屋に走ります。
そこで、なぜかデッカイ模造紙を1枚購入。
「この模造紙にすべてを託す。」
彼は、心にそう誓ったのでしょう。
そして、彼が心をこめて、時間をかけて書いたものは・・・
大きな
(メッセージなし)
で、これを握りしめて・・・
女の子の家に届けに行きやがった(笑)
ま、とりあえず・・・・
意味がわからねぇ。
受け取った女の子、困ってたぞ!ウケてたけど。
ラブレターの返事がドラえもんの絵、というやり取りは、世界でただ一例しかないとボクは思ったりするんですが、なんだかんだでこのふたりは付き合うことになりました。
数日後に、初デートの約束を取り付けたK田くん。
前日に下見がしたいということだったので、急遽、「K田くんのデートプランをみんなで一緒に考えよう!」作戦が、深夜のファミレスで開催されました。
みんなの意見を、「ふんふん」とうなずきながら聞いていたK田くん。
ところが、あるデートスポットだけは、拒否反応を示しました。
そのときの会話。
友人M「じゃあさ、あそこ行けば?○○動物園。」
K田「え!ヤだよ~、あそこは。」
友人M「なんでだよ?」
K田「だってあそこさ~・・・・
サル投げるウンコがいるんだぜ~!」
おい!K田!!
逆、逆(笑)
ま、確かにこれは行きたくない。
いや、違うな。
そんなことが実際に起こるんなら、むしろ行け。
リアルタイムでも、すっげー笑ったんですが、ボクこれ、いまだに面白くて・・・
檻の前の案内板に 「ウンコ」
っていう表示があって、
中にウンコがいるだけでも充分笑えるのに、更にそれが・・・
サルを投げてくる。
想像すると、おかしくてたまりません。
もう疲れたので、あとは次回。まだ殴られてないけど。
bohnamという男。Vol.2 2007.05.04 コメント(4)
bohnamという男。Vol.1 2007.04.23 コメント(4)
チーフ・・・(-_-;) 2007.04.08 コメント(10)
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