不埒な虎に昇竜拳@雅没徒表本家12

不埒な虎に昇竜拳@雅没徒表本家12

2002年 AYAYAN あややめっちゃライブ四日市公演


あのときは30列あるうちの27列とかなり後方だったけど
今回は7列というかなり近い席を入手できた
(平日の地方公演はいい席に当たる確率が高い)

名古屋から近鉄の急行で四日市へ向かったが
なぜかまだ16時くらいなのに車内は満員で通勤ラッシュのようだ
なぜこの時間にサラリーマンがいっぱいいるのか不思議だが
もしかすると外回りから会社に戻る時間なのだろうか?

で 近鉄四日市の駅を降り外に出て 何か食べよう と思ったのだが
駅前なのに飲食店が見当たらない
いろんな都市へ行ったことがあるがこんなところは初めて
ライブをやるくらいだからそこそこに人口はあるんだろうけど
不思議なことに目に付くのはマンションやアパートと田んぼばかり
要するに駅前なのに 郊外 としか思えない風景が広がっている
それにしてもマンションがあるんだから人は住んでいるはず
四日市の人は外食をしないんだろうか?

こうしてまず夕食にありつくための長い長い旅がはじまったのだった

食べ物屋を探すあてのない旅は続いた
とにかくやたら田んぼばかりが目につく

社会科で学習した記憶によると
四日市は工業都市 ということだったが
そのような気配は微塵も感じられない

三重県最大の都市 かどうかは自信がないが
人口はかなり多いはず なのに・・・

浜松は夜が早いことには閉口したが
駅前はずっと賑やかだったし 大都会 の風格だけはあった
大阪も長野も豊田も もっと駅前にはビルがあり店が並んでいた

だがここはビルはマンションばかり
ひたすら田んぼの中の道路を車が走っている
たまに店を見るとコンビニくらい

そしてようやく1件の中華料理店を発見したのだが
すでに17時を過ぎているというのに
準備中 という信じられない文字

こんなところで遭難したらシャレにもならんぞ

そういえば県境の鈴鹿山脈の稜線まで四日市市なのを思い出した
むしろ山岳都市 いや都市というのは適当でないのかもしれない

さすが三重県 と感心している場合ではない
とにかく見つけなければ・・・

果てしなく続く田んぼの中で
どうやらリングワンデルンをおこしたようだった
ここはさっき通った・・・・
そう あの中華料理店だ

違うのは 準備中 が 営業中 になっていたこと
どうやら17時30分から営業 の店らしい

ということで無事食糧を補給
ついでに血中アルコール濃度を少しだけ上げておく
こうすうと羞恥心が消えるので心置きなく跳んだり叫んだりできるはずである

HPとMPが回復したところで文化会館へ向かう
そんなに大きい会場ではないので長野や豊田のようなことはない
まもなく ととやさんとあっしーさんを発見
少し話をした後 開演時間が近くなってきたので中に入った
あやや魂だけにサイリウムは桃色のを買って
座席は き列42番 要するに7列目の右端近く
10列目くらいまでは傾斜がないので
11−15列の10番台から20番台のほうが見やすいかもしれないけれど
7列目なので近いことは近い
娘。魂だと人数が多いのでおいしいけれど
あやや はソロなので 基本的に中央で前を向いて歌うからちょっと寂しいかな
あ でもメロンも出るし あやや もこっちへきてくれることがあるはず
などと考えながら開演を待つ
すぐ前の列は子供とカップルなので薄いかわりに余計な動きをしないから見やすいかも
そして左側は とっても濃いメロンヲタ(斎藤派)なので安心して騒げる
さらに右側は空席 と好条件が揃った

さてここから先はネタばれになるので
まだライブに行ってない人はそのつもりで
ま あちこちに曲目リストは出てるけど・・・

一瞬 妙な空気が流れて あややー の叫びが聞こえたが まだまだ
いったん静かになって数分
今度は本当に開演

1曲目はやはり本日発売(といってもフラゲしてる人が多いだろうけど)の
”THE 美学”
ファンサイトでは評価が分かれているものの曲のクオリティは高い
まだ出たばかりの割にはカケ声も振りも不思議なほど揃っているのは連戦組が多いのか

ともかくすぐ近くで あやや が歌っている
これから1時間以上この状態が続くのだから・・・・

あややのライブは春に浜松に参戦したけれど
そのときも全体の構成がうまく考えられていて
前半は比較的静かな曲を集めていた
4月の浜松の序盤の曲順は

1:桃色片想い
2:オシャレ!
3:待ち合わせ
4:私のすごい方法
5:そう言えば
6:S君

となっていて 前半は静かに聴き ゲストのメロン登場から俄然盛り上がって
後半に突入 という感じだった

だから2曲目は静かな曲かな? と思ったら
なんと ”トロピカール 恋してーる” だった
これまた序盤から好牌を切ってきましたね
当然 あーやや となりますね

3曲目は一転して ”つまんないよ”
これは めっちゃホリディ のc/wで静かな曲なんですが
あややヲタは騒ぐ曲と聴く曲のメリハリがついていて静かにあります
クラシックでいえば緩徐楽章にはいったというところでしょうか
ただ 最後の つまんないよ ってセリフを
アドリブで ありがとう(だったかな?)とかに変えてました

そしてここでメロンと稲葉が登場して
太陽とシスコムーンの名曲
”ガタメキラ” を6人で歌ったんです
これは意外性もあってなかなか聞きものでしたよ
意表をついた ガタメキラ の後は
再びあややで ”100回のKiss”
7曲あるシングルの中では比較的おとなしい曲
続いて ”オシャレ” アルバムの3曲目にあって評判のいい曲
このへんは渋い曲が続くわけだけど
次はしばらくなんなのかわからなかったけど
歌詞で思い出した そう ”女子高生の主張”だ(これはなんかのc/wだった)
こうして7曲歌った後 稲葉が登場して
貴子の部屋(徹子の部屋のパロディ?)が始まった
そんなに面白いとは思わなかったけど結構ウケてましたね

そしていよいよスケルツォ楽章ともいえる
ゲスト?のメロン記念日による
”夏の夜はデインジャー”
これで会場は一気に盛り上がります
もうメロンは単独でライブをやる力は充分にありますね
続いて ”さあ恋人になろう”
あちこちから4人のコールが聞こえます
隣のメロンヲタもパワー全開で叫びまくってます
残念ながらメロンは2曲で終わり
(This is 運命 も聴きたかったな)

再び あやや で ”私のすごい方法”
これも評判の良いアルバム曲

そして 次に歌い出した曲は
聴いたことのない曲だった
なのに会場のほとんどはピッタリ息が揃っている
これはいったい・・・・

はじめて聴く曲なのに会場の息は不思議なほどあっていた
あやや のこれまでのシングルとアルバムの曲は全部知っているはずなので
考えられるのは最新シングル The 美学 のc/wしかありえない
そうなら きのうフラゲするのがやっとだから
おそらく連戦組がリードしているのだろう
さいわい単純な振りなので曲の後半には何とか合わせることができるようになった
歌詞は 愛の 愛の・・・ 聞こえた

あとでわかったのだが この曲はやはり
The 美学 のc/wで I Know という曲らしい

そして次の曲のイントロが流れると会場の雰囲気が一変する
みんな良く知っているわけだが アルバムの最後にあった ”初めて唇を重ねた夜”
これはかなり歌唱力がないと歌えないだろう
あらためて あやや の歌唱力の高さがわかる気がする
スローテンポでゆっくりと振られるサイリウムは別の意味でクライマックスだった

そしてこのあとメロンが出てきて短いMCがあり
(柴田の南極ギャグの連発など) 
いよいよ怒涛の最終楽章へ進んでいくのである

1分以上にわたって会場を凍りつかせた
柴田ギャグのブリザードがおさまると
あややライブは怒涛の終楽章へ突入する

”桃色片想い ”
”絶対解ける問題X=(ハート) ”
”LOVE涙色 ”

の3連発であるから会場のテンションは最高潮に達した
とくに 絶対・・・ は叫ぶところにごていねいにしっかりでかい字幕が出る

そうして アンコール前の最後の曲
”Yeah!めっちゃホリディ ”
(ってことは メールと笑顔がアンコールだな)
このときの衣装もスゴかったです(秘)

そしてアンコール
袴姿で登場したのでやはり 笑顔 か・・・

その前に もちろん
”ドッキドキ!LOVEメール ”
なんだけど さっきの3連発で疲れたのか
あややコールの勢いが・・・・

そしてやっぱり お約束 となった
ラストナンバー
”笑顔に涙〜THANK YOU! DEAR MY FRIENDS〜 ”
を歌い終わると拍手の嵐
ほとんどの人が感激してたでしょうね

深い感動の中で あやや めっちゃライブ は終演した。
総時間 1時間40分
裕ちゃんのライブが 1時間30分
娘。ライブが 1時間20分 だったから
時間的にも長いし 内容も充実していた
席も7列目で1番近かったのも良かったが
何よりも観客のマナーが良いのが気持ちいい

外に出て ととやさん あっしーさん と合流して
一緒に車に乗せていってもらうことになった
出待ち?の列があったが
もうとっくに移動してる可能性も高いし
帰りの時間なども考えて出発
23号線には食事のできるところがなさそうなので1号線を東に向かう
車内では ととやさん制作の ライブの曲順に編集したCDを聞きながら
今日のライブの感想や曲のことをいろいろと語りあった
途中にあったサイゼリアで食事をしたあと
地下鉄の高畑まで送ってもらい 午後11時30分
人はほとんどなかったが地下鉄は動いていた
静かな夜の電車 は名古屋までで
突然怒涛のような人の大群が乗り込んできて
たちまちラッシュ時と変わらぬ状況に
タイムマシンが現代に戻ったような気分だった


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