since 04/9/17

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管理人のぶから皆様へ



 パニック障害って知ってますか?
 パニック障害は、ある日突然、めまい、痛みをともなった動悸、呼吸困難といったいろいろな症状とともに激しい不安が発作的に起こる、やっかいな病気です。

 ボクは大学4年の卒業論文の期限をあと1週間後に控えた時期にパニック障害を発症しました。それは平成2年2月のことでした。

 人はさりげない日常の中で愛し(男女の愛だけでなく、友情など幅広い愛情)、傷つき傷つけ、少しずつ成長するものです。たわいものないことが大きな溝を作ったり、誤解を生んで大きな痛みをともなう感情のすれ違いを生んでしまうこともあります。

 わたしがどれだけ成長したかは分かりませんが、パニック障害という病気に怯え、死の恐怖のために前向きでいられなかった悲惨な状況からは、徐々にではありますが脱出して、自分らしさを取り戻して来ました。

 独りで抱え込んで悩んでいた時期もありましたが、結婚し妻の支えを受け、子供たちの笑顔や成長を見守る中で徐々に症状が和らいできています。もちろん、病気のことを知っている一部の上司や先輩の協力、友人の励ましがあったことも忘れてはなりません。

 最近ネットの中で自分と同じように病気で苦しい毎日を過ごしている人たちが大勢いることを知り、自分だけが辛いのではないと思えるようになって、今では随分と病気との付き合い方や考え方が変わったように感じています。

 何となくブログをはじめ、この中で普段心の中に溜めていることや、今までの自分を振り返って公開したり、心の中にあった消えることのない蟠りを吐き出すことができればと思っています。

 もちろん、ボクの周りの家族を中心としたすばらしい人たちとの交流も書いていこうと思います。

 このページを読んでくださる方は、ボクが「悲劇の主人公だと思いこんでいないか」とか「自分だけが不幸だと思ってる」とかいろいろと批判的にボクのことを捉える方々もいらっしゃるかと思います。それはそれで結構です。

 ボクはまだまだ闘病中の身。だから、自分の心の中のいろいろな思いをいろんな形で吐き出します。その為、お読みになって気分を害す方もおられるかも。ただボクは、同情してもらいたくてこのHPを開設したのではなく、心の中に溜めることしかできなかった思いをここで吐き出し、同じように心の病で苦しんでいる方などに「こんなバカもいるのか・・・」くらいに思っていただければと思っています。

 そして、皆様もボクのように心の中に溜めてしまっている思いをここで私と一緒に吐き出して、少しでも心が軽くなってくれることを願っております。

 さて、これからこのHPがどう成長していくのか?乞うご期待。


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