酒と旅とグチのつれづれ日記byのぶりん

酒と旅とグチのつれづれ日記byのぶりん

2024年11月05日
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11月に入ってすぐ、 京都 へ行ってきました。
大学の同窓会 です。
専攻の同級生、まあクラスメイトみたいなもんですが、 12年ぶり、2回目の開催 です。

3連休の二日目なので、早めに電車の予約はしておきました。
昼前に家を出て、乗り継ぎ乗り継ぎして京都に着いたのは3時半ごろ。
(ちなみに、カミさんはケンちゃんたちが静岡の甥っ子けいちゃんのアパートに行くのに一緒についていきました。案の定、ケンちゃんが眠気を発症?して帰れなくなり、結局、けいちゃんアパートに、ケンちゃん夫婦とうちのカミさんの3人、泊めてもらったそうです。狭かっただろうなあ。)

京都市営地下鉄の丸太町駅から歩いて会場のホテルに向かいます。
2か所、神社に立ち寄り参拝しました。 もちろん御朱印目当てです。
最初に立ち寄ったのが 「菅原院天満宮」

こじんまりした境内ですが、 菅原道真の生家だった場所 なんだそうです。知らなかったので、ちょっとびっくりびっくり

そして、次に寄ったのが 「護王神社」
平安京創建に力を尽くした貴族、 和気清麻呂 を祀っています。清麻呂が都から九州に向かった際にイノシシの群れに道案内され、無事に目的地にたどり着いたという故事から、のちに崇敬者が狛犬の代わりに狛猪を寄進したところから 「いのしし神社」 とも言われているそうです。
また、清麻呂がイノシシの群れに出会ってから持病の足腰の病が治ったことから、足腰の健康維持や病気の回復にご利益があるそうです。高齢者やスポーツ選手の参拝も多いとか。
亥年生まれで腰に不安を抱える私ですから、参らないわけにはいきませんね。ぽっ

狛犬ならぬ ​狛猪​
亥年生まれの人は、申し出れば記念品 をもらえるとのことだったので、もちろん申し出ました。


5月に葵祭を見物した場所にほど近いところに同窓会場の 「京都ガーデンパレス」 はありました。
受付に行くと懐かしい顔ぶれがそろってました。

ここに宿泊するので、部屋に荷物を置きに行ってから、 5時宴会スタート。
​参加したのは23人(うち女性7人)​ です。
返事のなかった人や消息不明の人、亡くなった人も1人いましたが、卒業後40数年たって、これだけの人数が集まったのはなかなかのことかもしれません。
九州から関東まで全国に散らばっています。前日は季節外れの大雨で新幹線も止まっていたので、あぶないところでした。

円卓がいくつかあるパーティー形式、料理は和洋折衷です。




あとは飲んで語って・・ぺろり大笑い一人ひとり近況報告もしました。
元合唱サークルの奴は、いきなり歌いだしました(笑)
やはり、大病を患ったとか、大けがをしていまだに障害が残っているとか、介護がたいへんとか、そういう話が多かったですね。
でも、まだ非常勤で教師を続けているとか、地域ボランティアとか、街づくり団体の理事とか、不登校児童の支援活動をしているとか、地元の軽音サークルや合唱団で活躍しているとか、大学サッカー部の顧問をしているとか、趣味の藍染めで藍を育てることから始めているとか、メキシコレストランのオーナーとか、 みなさん、それぞれ充実したシニアライフを送っているようです。

ほとんど学生時代と雰囲気や容貌が変わってない連中や、わたしのように?体型が変わって髪も薄くなったけれど面影は残っている人、昔の姿かたちや雰囲気を残したまま、いい感じのじいさんばあさんになった人たち・・・ウィンク
でも、どうしても学生の頃と結びつかないのが一人いました。
卒業以来の参加で、学生時代はひょろっと痩せてニヒルなイケメンだったのが一転、貫禄がついて、偉いさんオーラを漂わせていました。参加者の中に学生時代に彼とつきあっていた女性がいたんですが、彼女も「最初はわからんかった(笑)」と言ってました。
いまや年商130億の染料メーカーの社長さんなんだそうです。今回の 同窓会のびっくり第一位びっくり です。

最後に みんなで集合写真 を撮ってお開き。
家へ帰る人や違うところに宿をとった人が抜けて、結局、このホテルで泊まるメンバーは9人。
その9人で、 部屋に場所を移して2次会。
ここでも、当時の学園生活の話や、ふだん真剣に考えることもなくなった世界情勢や政治、歴史についての議論などなど、時間も忘れて話し込みました。なかなか話についていくのが大変で、もう、頭の中がクラクラ・・・
さすがに、 寄る年波で疲れてきたので、二次会も解散。

それぞれの部屋に散りました。 時間はすでに午前1時過ぎ。
わたしは4人部屋。例の社長さんと枕を並べました。彼はものの3分もたたないうちにいびきをかき始め・・・
難しい話をいっぱい聞いて興奮しているせいか、なかなか寝付けませんでしたが、いつのまにか寝てしまったようです。

年寄りは朝が早い。6時過ぎには同室の連中はごそごそ 起き始めました。
部屋から拝んだ朝日、緑深いのは京都御所です。


朝食はホテルのレストランで洋定食。
泊まり組の連中とはここで再会を期してお別れです。

チェックアウトして、一人になりました。
このまま帰るのはもったいないけど、大混雑の観光スポットに行く気も起こらず。

母校に行ってみることにしました。
その前に、学校からほど近い、かつて 下宿 (死語ですね)していたところへ足を伸ばしました。
金閣寺の北、衣笠山という小高い山の麓にある住宅街なので、けっこうな坂道です。
下宿させてもらっていたお宅はまだありましたが、下宿生の居住スペースだった別棟は倉庫みたいになってました。
学生の頃は、行きは自転車をこがずに学校までたどりつきましたが、帰りは自転車をひいてゼーゼー言いながら坂を登っていたことを思い出しました。

下った先の森は、 金閣寺 です。

キャンパスに入れるか心配でしたが、フリーパスでした。
休日ですが、学生や教員らしき人や、近所の住民らしき親子連れとかもけっこう歩いていました。

わたしらがいた頃にはなかった建物もいっぱい建ってましたし、上の写真の芝生広場は当時はグラウンドでした。


わたしらが学んだ校舎。外観はあまり変わってなかったです。

最後に、学校のすぐ近くにあるお寺に参拝。

足利氏の菩提寺である 「等持院」 です。
しばし、庭や仏像、室町幕府歴代将軍の木像などを眺めながら、歩き疲れた体を癒しました。


市バスで京都駅まで戻りました。
駅ビルの 伊勢丹レストラン街で遅めの昼食。
行列が比較的少なかったので、少々お高そうな店でしたが 天ぷら割烹 のカウンターで面前で揚げてもらった天ぷらを肴に昼飲みです。
天ぷらも京都の地酒も美味しかったあ。 エビや鱧も良かったけれど、特に安納芋の天ぷらは、これまでに食べたことのあるサツマイモの天ぷらの中で一番のおいしさ。ホクホクと甘くて絶品でした。ぺろり
(撮影可でしたが撮った写真はSNSにあげるなと書いてあったので写真はありません)

お土産を買ってから、 大混雑の京都駅をあとにしました。


家には7時前に帰着。
いやあ、同窓生っていいものですね。一気にあの頃の思い出がよみがえりました。
ちなみに、帰ってきた翌日もグループラインで何時間も、学園祭でやった演劇やら夜店やらの思い出のやり取りで盛り上がりました。





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最終更新日  2024年11月07日 14時48分21秒
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いいですね同窓会  
Whippers さん
私の方は全く無いので、、そういう集まりがあるのは羨ましいです。
みんなでワイワイ弾む会話と笑顔が見えてきます。(知らない人達なのに)

御所の近くに母校があり、金閣寺の近くに住まいがあったなんて素敵な環境にいらっしゃったたんですね。
時が過ぎると何でも変わっていきます。寂しいし残念ですけど、それが時代ですものね。
大学って意外と一般人は入れるんですよね。学食とかも自由に出入りできるし。記事を読んでいるこちらまで懐かしい気持ちになります。

夜寝付けなかったのは歳のせいじゃありませんよ。会話が弾んでドーパミンが出るからです。楽しかった証です。
私のカラオケと一緒(笑)。

(2024年11月08日 10時13分12秒)

Whippersさんへ  
次回は5年後ね、っていう話も出てましたが、参加人数が減らないことを願います。何より、自分が元気に参加できますように。

自分なんかは、ふだんしゃべったり考えたりするのは、地元話のほかは、ドラマの内容や大谷くんの話題、カミさんから聞く職場の愚痴、あと、せいぜい、毎日のように出る振り込め詐欺の話題がせいぜいで、あとは、その時々の大きなニュースをテレビや新聞見ながら無責任なコメントをしているくらいなので、同窓会の時のアカデミックなディスカッションや政治的な議論に、すっかり古ぼけてさび付いてしまった脳みそがついていけずに過熱してました(笑)、時々フリーズしながら・・・
ドーパミンとかが出てたのかなあ。でも、同室の連中は、ふだんからドーパミンの作用に慣れてるのかも。早いヤツで3分、おそくとも10分以内にはみんないびきをかいていたので(笑)

警備員が学校のあちこちの入り口に立っていたので、「入っていいですか?」と聞くと「どうぞどうぞ」って感じだったので、ふだんから近隣住民や観光客にも門を開いているんだと思います。もちろん、自動車やバイクの進入は厳しくチェックしているようでした。
学食とかは一般の人も食べれるようですが、校舎は「関係者以外の立ち入りご遠慮ください」、かもしれません。それに夜間は門も閉めているかもですね、防犯上。

あと、話の位置関係があっちこっちしていて、わかりにくかったかもしれませんが、同窓会の会場は御所の近くのホテルでしたが、母校は下宿と同じく金閣寺の近くです。母校からほんのちょっと足を延ばすと竜安寺や仁和寺もあって観光エリアになってます。 (2024年11月08日 15時29分30秒)

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