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おかげさまをもちまして
コレといって大きな事故もなく
第三回佐世保シーサイドフェスティバル を無事終える事が出来ました。
相も変わらずバタバタとあっち行き
こっち行きしていました。
集客動員数も両日合わせて
約24万人!
だいたい佐世保の人口分は来場された計算になります。
打ちあがった花火も
観覧に来られたお客さんの話を訊く限り
相当凄かったらしいです!(私は警備にまわり全然見えない場所にいました)
じつは この花火
本当は・・・ ひょっとしたら開催できなかったかもしれなかったのです!
この第三回佐世保シーサイドフェスティバル実行委員会が立ち上がったのが
今年の一月でした。
第一回、第二回も当然の事ながら花火は打ちあがったのですが
ともにこの地域ではなじみのない花火業者さんでした。
と申しますのがこのあたりでは昔からK煙火という業者が仕切っておりました。
打ちあがる花火のパターンさえも
「あぁ~K煙火らしいな~」
と思わせる内容でした。
そうした中でも以前からある流れからしてこのK煙火さんばっかりだったのです。
そういう流れを変えたのが当時の実行委員長でした。(今のYEG会長)
完全なプレゼン方式に切り替え
見積り金額、プレゼン内容を十分に吟味した上
今までのK煙火さんから他社へ花火は変わっていったのでした。
たしかに今までの花火のパターンとは違い斬新な花火のパターンだった事を
覚えております。
二年連続シーフェス(佐世保シーサイドフェスティバル)の花火が取れないK煙火・・・
三年目を迎える今回 花火の担当責任者を任せられたKくん(以下もやごん)
実行委員会が動き出してすぐに彼からの泣きが入ったのでした。

(この人がもやごんホントようがんばったばい!)
「nodaichiさん!どこの花火業者に問い合わせても断られるんです・・」
えぇ~~~~~???そんな事あるとや~~~???
あり得ん!今すぐ他あたってみてん!
もやごんは九州一円の業者を調べ上げ片っ端から連絡をするのですが
どこからも「うちでは出来ません」という返答しか帰ってこなかったのでした。
さぁ~!どうする??もやごん!
その後 わかった事なのですが
こういう業界では 縄張り意識が結構強いそうなんですね~
過去2回も地元に近いなじみのK煙火が仕事が取れない
その事実は業界内でも波紋を広げていたそうです。
そういった意味においても各花火業者が口をそろえて言うのが
「相見積りやプレゼンなど行わずうちだけでやってくれるのであれば考えてもいい」という
そんな言葉でした。
これじゃラチがあかん!
そういって現YEG会長が立ち上がり
YEG側のシーフェス委員会副会長、委員長、花火担当者と共に
K煙火を商工会議所に呼び出し話をしたのでした。
詳しい内容については私は把握していないのですが
お互いに腹を割った話し合いのもとK煙火で本年はGOが出たのでした。
それから何回、何十回という協議につぐ協議を重ねシーフェス当日を迎えたのでした。
8月5日が本番の花火なのですが
8月4日に準備運動といった意味で10分ほど花火を打ち上げました。
観覧に来られたお客さんには
「5分くらいの簡単な花火です」
と説明していたのですが、蓋を開けてみると
4日の花火だけでも観覧に来られたお客さんは充分に感動されて帰られました。
「準備運動でこんなにすごい??K煙火大丈夫か?」
と思わず思ってしまうほど充分見ごたえのある花火だったんです。
後日訊いた話なのですが このK煙火
「8月4日にあげる花火は第一回のシーフェスで打ち上げられたT花火さん(別の業者)の花火をうちが仕入れて打ち上げます!8月5日は私どもの花火を打ち上げます!どうぞ見比べてみてください!」 とおっしゃったそうです。
そして花火担当者もやごんの話しによれば
「九州では二尺球といわれる花火は九州の花火大会全部あわせても 5~7発 そのうちの二つを 佐世保で打ち上げるってことは・・・そうとうすごい事です!」
という・・・・。
そして8月5日・・・・・
時間は午後8時
佐世保の夜空に一発目から二尺玉の大きな爆音が響き渡りました!
それはそれは大きな・・今までにない大きな花火の音でした!
それはK煙火の想い!心意気!そういう想いがギュっと詰まった
そんな花火でした。
8時に始まり45分間
ひとつひとつの花火にK煙火の心意気を感じさせる
それは観覧に来られた皆さまが一番感じられたんではないでしょうか!
ひとこと・・スゴイ!
今年の夏
一番の思い出を作ってくれた物語でした。
ふうぅぅ~~~~
やっと一つ目の山を越えました(笑)
あと二つの山が待ってます。
すべての山をクリアして
みんなと最高の思い出を作っていきたい!
そう思うこの頃です。

PS こんな潜水艦や、護衛艦なんかも間近で見れる船に乗れたんですよ!
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