わたしのブログ

2011.05.29
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カテゴリ: 競馬
・東京優駿(日本ダービー)
<序>
競馬のレースの中で最も重視されるダービー。馬券としては他のレースとまったく同じですが、やはり一番当てたいレースです。今年こそは…。(もう20年以上も競馬を続けているので、もちろん、当たったことはあります。あれは、え~っと…いつだったかな?)

<モハメド殿下>
H.H.シェイク・モハメド アラブ首長国連邦副大統領兼首相・ドバイ首長国首長(モハメド殿下)が観戦するという今年のダービー。ダービー・デーだけ騎乗するランフランコ・デットーリ騎手(短期免許は土日の2日間の交付ですが、土曜日は騎乗なし。日曜日だけ8鞍騎乗予定。)が騎乗することもあり、その持ち馬であるデボネアの勝負気配が濃厚か…と思いましたが、前回来日の1983年JCでは持ち馬のハイホークは1番人気で13着。モハメド殿下は、ドバイWCの創設者だそうなので、今年そのレースをヴィクトワールピサが優勝したこと、そして大震災があったことから来日した、ということかもしれません。(もしくは、持ち馬がダービーに出走する際には必ず各国に行くことにしている、とか…。)デボネア自身、1勝馬ですし、いくらデットーリ騎手でも勝つことは難しいでしょう。…というわけで無印にします。

<父>
今年のダービー出走馬の父はすべてJRA所属だった馬。私が競馬を始めた頃は種牡馬ノーザンテーストの全盛期でした。父内国産限定レースが当たり前のようにあり、アンバーシャダイらわずか数頭の内国産種牡馬が頑張っている、といった状況でしたので、隔世の感があります。

<新聞広告>
土曜日の朝刊を開くとそこには日本ダービーの広告がありました。夏目漱石とアーネスト・ヘミングウェイ。土曜日の金鯱賞はアーネストリーかな…と思いましたが、結果は3着。サダムパテックの母は「サマー」(「夏」)ナイトシティ。3着候補でしょうか…。


今年はなんと言っても台風接近による降雨の影響が懸念されます。まだ芝の馬場状態は稍重のようですが、台風接近に伴い、前線の活動が活発になるとも言われており、ダービーのスタート時には不良になっている可能性も十分にあります。しかし、今年のダービー出走18頭中、良以外(稍重~不良)の馬場を経験した馬は7頭しかいません。この7頭、1回ずつしか経験がなく、しかもほとんどが勝っています。

新馬戦: オルフェーヴル(重・1着)、ペルシャザール(重・1着)、フェイトフルウォー(重・1着)、ショウナンパルフェ(重・2着、1着はオルフェーヴル)
未勝利戦: ナカヤマナイト(稍重・1着)
1勝クラス特別: クレスコグランド(重・1着)
オープン特別: トーセンレーヴ(稍重・1着)

これら以外の馬の中にも経験がないだけで、重が上手な馬がいると思いますので、これらの馬については重馬場の際の減点の可能性がより低い、とだけ考えたいと思います。

<調教>
私がJRA HPの調教映像を見て、良いと思ったのは、オルフェーヴル フェイトフルウォー ショウナンパルフェ トーセンラー トーセンレーヴの5頭でした。ナカヤマナイトやエーシンジャッカルはその次でしょうか。デボネアの調教には華がありませんが、堅実に走りそうなそうな調教でした。一方、サダムパテックは私にはあまり調教が良く見えませんでした。

<展開>
これといった逃げ馬がいないため、天皇賞(春)のような極端なスローペースとなる可能性もあります。また重馬場によって差し脚が鈍るため、逃げ・先行馬が有利な展開になると思われます。
先週のオークスを逃げて2着だった柴田(善)騎手がダービーで騎乗する予定のナカヤマナイトは最近のレース振りから差し馬ですが、昨年冬のベゴニア賞では逃げて、コティリオンを抑えて勝利しています。人気がある分自由がきかないと思いますが、臨機応変な対応に期待したいところです。

皐月賞ではかかって先行して結果11着に沈んだベルシャザールは、安藤(勝)騎手から後藤騎手に乗り替わったので、こちらも皐月賞のエイシンオスマンのように逃げる可能性が否定できません。
青葉賞でショウナンパルフェは先行していい味を出しましたが、当時騎乗した蛯名騎手はトーセンラーを選びました。乗り替わりとなった三浦騎手はあまり逃げないのではないかと思います。
オークスはダイワエルシエーロで逃げて勝ったこともある福永騎手ですがダービーではキングヘイローの思い出があるので、逃げないと思います。
その他ではすみれSを逃げて勝ったロッカヴェラーノですが、こちらも「押し出されて逃げ」でしたので、本質的には逃げ馬ではなく、しかもデビューから4戦すべて騎手が違う上、今回も乗り替わり(テン乗りの武(豊)騎手)ですので、こちらもあまり期待できないと思います。
重馬場になると荒れていない馬場の中央から外寄りに行く馬も出てくるので、後ろの馬も馬群を捌きやすくなりますが、馬場が悪い分差し脚が鈍るので、より自在性が求められると思われます。皐月賞を見る限り、サダムパテックはあまり起用ではなさそうなので、内枠が災いしそうに思います。


スプリングSと皐月賞を勝った馬のダービーでの成績を調べてみると、以下の通り、なかなかの良いことに気づきます。
コダマ(1着) メイズイ(1着) シンザン(1着) マーチス(4着) ワイルドモア(不出走) タニノムーティエ(1着) ハイセイコー(3着) キタノカチドキ(3着) ミホシンザン(不出走) ミホノブルボン(1着) ナリタブライアン(1着) ネオユニヴァース(1着) メイショウサムソン(1着) アンライバルド(12着)。
ちなみに、スプリングSを弥生賞にしても以下のように好成績となります。
ワイルドモア(不出走) タニノムーティエ(1着) ハイセイコー(3着) カブラヤオー(1着) ファンタスト(10着) ハワイアンイメージ(14着) ミスターシービー(1着) シンボリルドルフ(1着) サクラスターオー(不出走) アグネスタキオン(不出走) ディープインパクト(1着) ヴィクトワールピサ(3着)
母の父がメジロマックイーンで、少し垢抜けない感じがする(失礼!)のですが、オルフェーヴルは結構なお馬さんなのかもしれません。ちなみに、JRA HPの重賞ガイドでは調教師や調教助手ではなく、池添騎手のインタビューが紹介されていました。「皐月賞よりも良い感じ」だそうです。

<結論>
オルフェーヴルにマイナスがないので、皐月賞に続き本命にします。相手は調教からショウナンパルフェ、フェイトフルウォー、トーセンラー、トーセンレーヴ。大穴狙いでエーシンジャッカルを追加します。
サダムパテックの実力はオルフェーヴルを凌ぐと思うのですが、どうも調教がよく見えなかったので、無印にします。

本命 オルフェーヴル
相手 ショウナンパルフェ フェイトフルウォー トーセンラー トーセンレーヴ エーシンジャッカル
自分の買いたい目は以下の通り。
ワイド 5-14 5-8 5-15 5-16 5-12

・WIN5
京都10R(東大路S):サンライズクォリア→ディアビリーヴ(6)
東京10R(むらさき賞):リリエンタール(9)
新潟10R(ルミエールS):ナイアード→トウカイミステリー(8)
京都11R(鞍馬S):マルカベスト(9)
東京11R(東京優駿):オルフェーヴル(5)
※ "→"の前後は私が予想を変えたところです。





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最終更新日  2011.05.29 02:47:34
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