わたしのブログ

2011.09.23
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カテゴリ: イベント
先日、今月3日にオープンしたばかりの川崎市藤子・F・不二雄博ミュージアムに行ってきました。
登戸駅からミュージアム特別仕様シャトルバス(川崎市バス)で約10分。館内にはドラえもんやパーマン、オバケのQ太郎といった漫画の原画や再現された先生の部屋(館内では藤子・F・不二雄氏を一貫して「先生」と呼んでいます)に続いて、いろいろな漫画を読める「まんがコーナー」やオリジナルの映像(10分程度のミニ映画という感じでした)を見ることができるシアター(ミュージアム入館毎に1回のみ視聴可)等があります。
「みなさまにゆっくりご覧いただけるよう」入場は1日に4回、10時から16時まで2時間おきに設定(制限)されていますが、各回の上限人数は同じ(500人)で、次の入場者が入る2時間後に退場させられるわけではありませんから、前の時間帯の入場者が2時間以上滞在すれば、それ以降の時間帯がより混雑することになります。実際に入場者の館内滞留時間はミュージアム側の予想よりも長く、事前予約制の効果が十分ではなかったようで、シアターやカフェ、ショップはとても混雑していました(ミュージアムのHPにも、「特に、最終16時の回にご入場いただいたお客様からは、…混雑について大変厳しいご意見をいただきました。誠に申し訳ございません。」とあるくらいです)。したがって、早い時間帯の方がお得だと思いました(私達は最終回となる16時にしてしまったので、最初から2時間限定でした…)。
今月30日に11月分の入場券の販売が開始されます(インターネット限定のプレリクエスト抽選先行は21~25日)が、時間帯や人数等に変更はなく、この事態を解決するための対策はまだ打たれていないようです。すぐに思いつく対応策としては、1回当たりの入場者数を減らすことですが、ミュージアムの収支に直結するので入場料の値上げとセットでなければ難しいと思われます。ミュージアム側も「しばらくすれば混雑も緩和される(入場者数も減ってくる)だろう」(憶測ですが、裏を返せば、オープン直後に入場者=収入を稼ぐ計画を立てている…?)という問題先送りの口実もあるので、なかなか実施に結び付けられないと推測されます(利用者としては是非にも改善していただきたいところではありますが…)。そこで、1日の入場上限人数はそのままにして、時間帯によってこれを変える(早い時間帯の人数を増やし、後の時間帯の人数を減らす)というのがよいと考えています。この場合、ネックになる可能性があるのは、事前予約とチケット販売を独占的に行っているローソンのシステムです(通常コンサート等では施設、主に座席数によって入場可能な人数(上限値)が決まっており、時間毎にこれを設定する必要がないので、そのような機能が用意されれていない可能性もあると推測されます)。このシステム、独占的に当ミュージアムの事前予約&チケット販売を手がけている割には脆弱で、私自身、インターネット経由で予約しようとしたところ、サーバーにつながらず、仕方なく電話に切り替えて二度手間になってしまう、といった不便を被りました。しかも、チケット購入にはローソンまで足を運ばねばなりませんので、当ミュージアムに行くためにはローソンに行かなければならない、という摩訶不思議な仕掛けになっています。いまどき、インターネットで決済までの手続きがすべて終わる(インターネットで手続きをしたらば、後はそこに行くだけでよい)ことも珍しくないことから、ローソンのシステムでは敢えてこれができないようにしているとも考えられます。つまり、当ミュージアムはわざわざ顧客に必要のない不便をかけて、ローソンの集客に協力している、という構造になっているので、急いで改善したほうがよい(他の事前予約&販売ルートも用意した方がよい)と思うのですが、おそらく、ローソン側も(ある意味顧客の利便性を無視した)契約での取り決めによってこれを制限していると推測されますので、これを変えることはなかなか難しいことが懸念されます。こんなところでミュージアムが足を引っ張られなければよいのですが…。
ちなみに、当ミュージアムの館内はそれ程広くなく、屋外には写真撮影にはピッタりのドラえもんのオブジェが複数ありますが、リピートすることはあまりないとは思います(唯一、リピートを誘うツールとなるのがシアターですが、HPでその内容が公開されているわけでもなく、その更新頻度等は不明のため、現時点ではこれをテコにしたリピートは期待できません…)。ただ、ドラえもん好きの私の長男には大変に楽しい思い出になったようですし、子供の頃、先生(ミュージアムに倣って…)の作品に夢中になった方も多く、入館料(大人1,000円/人、高校生・中学生700円/人・4歳~小学生500円/人、3歳以下無料)もそれ程高くはないと思われますので、一度は行って損はないと思いました。
なお、川崎市バスと同様、小田急電鉄も「小田急F-Train」という藤子・F・不二雄氏のキャラクターを描いた特別電車を運行していますが、なんとこれが「東京都屋外広告物条例」に抵触しているとの指摘を受け、当初は8月3日から1年程度を予定していた当電車の運行を今月末で打ち切ることになってしまったそうです。都バスの車体も広告だらけなのにどうも妙なところで規制にひっかかるものです。意趣返しに神奈川県内だけで運行するようにしてはいかがでしょうか(登戸⇔柿生(現実的には新百合ヶ丘まで、もしくは多摩線に入ってはるひ野まで、というえらく短い区間になってしまいますが…)?まず無理だとは思いますが…。





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最終更新日  2011.09.24 18:00:02
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