わたしのブログ

2013.09.13
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カテゴリ: ラーメン
カレーの辛さは30倍、これに辛さ15倍相当の「辛さ増強ソース(2g)」を追加すると辛さ45倍になるというシロモノ、当然45倍に挑戦しました。
「スコーピオンという名を持つ激辛唐辛子、トリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラーを辛さ増強ソースにブレンド」とあるので「トリニダード」「スコーピオン」「ブッチ」「テイラー」という4種類の辛い唐辛子が混ざっているのかと思いきや、「 トリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラー 」でひとつのものでした。 スコヴィル値 (英語では"Scoville heat unit")の定義から計算上「辛さ増強ソース」(2g 辛さ15倍)はカレー(200g 辛さ30倍)の50倍((15/2)/(30/200))辛いことになります。
「※辛さ増強ソース中、トリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラーを1.0%配合」とあるのでその量は 0.02g、カレーの 5,000倍辛いことになります。そのスコヴィル値は 1,463,700 だそうなので、その定義からこのカレーのスコヴィル値は 292.74、ウィキペディアによると一応ペペロンチーノの範疇(スコヴィル値 100-500)に入っていることになります。ペペロンチーノはシンプルな味なので辛くてもいいのですが、カレーはいろいろな味が絡み合った味なので辛さが前面にたってしまうともったいないように思われます。
ちなみにスコヴィル値は「辛さの密度」のようなものなので、たとえスコヴィル値が高いものでも単位体積、もしくは単位重量あたりの量が少なければ、すなわち、薄ければ辛くないことになります。つまり、いくら「世界で一番辛い唐辛子」が入っていてもその量が少なければ普通の唐辛子がたくさん入っているものよりも辛くないわけで…と思ったのですがこのトリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラーのスコヴィル値はタバスコ・ソース(スコヴィル値 2,500-5,000)の約300-600倍、すなわち、同じ辛さにするためにはタバスコ・ソースが 6-12 gも必要なわけで…そんなにかける気はしませんね…失礼いたしました。
…と長々と書きましたが、正直に申しますとここまで辛いと味は楽しめません。やはり味を楽しむためには辛さ控えめがよいと思います。このレベルの辛さのものを食べる時にはあくまでも辛さを楽しむことにしないと…。
2013年版ビーフカレーLEE 辛さX30倍(江崎グリコ).jpg
2013年版『ビーフカレーLEE 辛さX30倍』(江崎グリコ)





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最終更新日  2013.09.13 01:16:22
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