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2014.05.27

馬券と税金 - 上告

カテゴリ：時事

かつて「これで判決が確定するのではないかと思っています」と観測をお伝えしましたが…すみません、間違っていました。
「ハズレ馬券購入金額は経費」とした大阪高等裁判所の判決を不服として検察側が上告してしまいました(5/23)。確かに勝てば脱税額は 5,200万円→5億7千万円と 5億円以上も増えますが、これは「利益」の 4倍だそうなので被告が払いきれず、結果として税収が増えるわけではないように思われます。一方、これで負けたらば上告審にかかった費用は単なる税金の無駄遣いとなってしまいますし、検察の目的は何か…わかりません。
「今後馬券で生計を立てようなんて考える人がでないような判決」が必要なのか、被告の手元に「利益」が残るのが気に入らないのか、はたまたやるだけのことはやった、という形が必要なのか…。株式投資も銘柄を闇雲に選んでいたらばギャンブルだと思いますし、競馬もやり方さえ整っていれば投資とみなしてよいと思うのですが…その「やり方」を整えることが必要なのでしょうか?
「外れ馬券は経費」の大阪高裁判決に不服大阪高検が最高裁上告(産経新聞)

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