わたしのブログ

2018.12.13
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カテゴリ: 時事
2017年6月5日に発生した交通事故…判決を前に様々なメディアに取り上げられていますが、その多くで「 あおり運転 」という言葉が接頭辞のようについています…確かにあおり運転は危険ですし、被告はこの事故の前にあおり運転をしていたようですが、最も問題となるべき行為は「高速道路の、しかも追い越し車線に自動車を故意に停車させた」(※)ということで、これは「あおり運転」とは少し違うのではないでしょうか…?
…と、そのような言葉の問題はさておき、よくもまあ、(※)のような危険なことをしたものだ…と私は思いますし、そう思う方は多いと思います…自分自身も追い越し車線に停車したわけで、どうしてそんな怖いことができるのか…とても不思議です…。
私なりにいろいろと考えてみたのですが「現在の状況から想定されるリスクが想像できない」ということが根本的な問題なのではないかと思うに至りました。「赤信号を無視して自動車が横断歩道を通過しようとすると、歩行者をはねてしまう可能性がある」というような直接的な因果関係であれば事前に想像できるものの「前の自動車が停車したらば後続の自動車も停車するのは当たり前」というところで思考が停止すると「止めたら安全」と考えてしまい、「衝突する時点では前の自動車が停車していたとしても、それ以前に自動車が停車していることが想定されない状況下であれば、自動車が停車していることを把握してから停車動作に入ったとしても衝突を免れ得ないことがある」(多重衝突のようなケースがある)…というところまでは思いが至らないのではないか、と考える次第です。
そのような想像ができないがゆえに、被告は「追い越し車線に停車する」という自らの行為により「後続車が突っ込んでくる可能性(リスク)がある」ことを理解できず、トラックが突っ込んできたときに「自分は自動車を停車させた。停車している状態は安全な状態だから自分に落ち度があるわけはない。悪いのは停車している自動車に後ろから突っ込んだトラックである」という理屈になっている…のではないでしょうか…?
もし、これが合っているとすると、悲しいかな、被告は何を反省すべきか、わかっていないことになります…。それでも「(何故にそのようなことが決まっているのか、理屈はよくわからないけれども)ルールは守らないといけない」という心構えさえあればよかったのですが、そのような発想はほとんどなさそうなので…同じことを繰り返す可能性は否定できず…求刑の刑期が長くなったのかなぁ…と法律の知識が希薄な私は思う次第です…本当のところ、刑期はどのようにして決めるべきものなのか…もっと勉強しないとわかりません…というか、勉強したらわかるものなのかどうかも…わかりません…。
そもそも、こういうリスクから自分をどう守ればよいのか…そちらをもっと考えておかないといけませんね…。

[補足]
トラックの言い分は「そんなところに自動車が停車しているとは想定できず、前を走る(別の)トラックのため、停車している自動車が直前まで見えなかった(前を走っていたトラックは車線変更して危機回避)、だから停車している自動車に突っ込んでしまった」ということ…と思われます。





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最終更新日  2018.12.13 00:00:29
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