感性の変化は日々し続けるもの。
社会人になり、その変化は顕著に出始めた。
まずは、休みの日、働く日がはっきりとしたことで、趣味に費やす集中力が格段に増した。また、金銭的な余裕もできた。
気がつけば父からのお下がり一眼レフでは物足りなくなり、自分で購入。
さらに写真仲間にも恵まれたことで、加速につぐ加速となった。
昔は、写真に対して意味を持っていなかったように思う。
自分の撮りたいものを撮るというスタンスで、そこに構図もなく自分の意志が埋め込まれてはいなかった。
好きな時に撮り、いい写真が撮れていたらそれで良かった。
たまたまな写真にただただ喜んでいたに過ぎなかった。
写真仲間に恵まれ、教えてくださる人も出来た中で、自分の中で写真に対する考え方が劇的に変わった。
そして、ファインダーを通して切り取る構図も劇的に変化を遂げた気がする。
見た物を切り取る。
これが今、自分の最大の楽しみになっている。
通勤路、居酒屋、電車の中、トイレ、気がつけばいつもそこら中のものを切り取ってはイメージしている。
今までの自分にはなかったこと。
そして、それが究極に楽しい。
それを語り合える仲間いることも励みになる。
この感性の変化が次はどういったことにつながるのか。
今はまだわからないけど、いい方向につながる気がする。
最後に。
好きなことをするのに対価を求めていない。
だから楽しいのかもしれない。
対価を求めた時、楽しみは大きく変化するだろう。
※今日の一枚(時代祭)
